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あっかっかさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 300
性別 女性
自己紹介 観た映画は皆レビューするのを目標にこつこつ投稿してます。レビューするほど覚えてないものも沢山あるけど。海外暮らしなので近年観てるものは字幕なし、又は英語+英語字幕が主な鑑賞環境です。ケーブルでまたWOWOW配信してくれないかなあ。

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161.  羅生門(1950) 《ネタバレ》 
私は「昔の邦画」(モノクロの頃)がちょっと苦手である。どんなに名画といわれても、あの棒読み(特に女優)がめちゃくちゃ気になってしまい、中々ストーリーにのめり込めないのだ。経緯あってソフトが手許に来たのだが、羅生門か・・・評価の高い作品だよなあ・・・と思いつつ気が引けるところがあった。そんなわけで恐る恐る?鑑賞したのだが、この作品は、ストーリーにちゃんと入っていけた。演技はまあ、やはりあの頃特有の下手さだが(でも若い三船敏郎のバカ笑いは結構よい)。思えば事件の4つのバリエーションはほとんど同じなのに、微妙に各語り手が自分を擁護したエゴになっている、この描写は上手い。原作の「藪の中」は未読なんだけどね。最後にこれも人間のエゴイズムを書いた「羅生門」の一部を追加しているのが面白く、エゴは人間の自然である、しかし情もまた人間の自然であるという救いある結末にしたところに、作り手の人間的良心を感じる。
[DVD(邦画)] 7点(2009-02-24 19:07:05)
162.  インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア 《ネタバレ》 
大好きな映画です。世界観がきっちり描かれていて、女性作家の作品らしく程よい耽美さがあるのに、吸血表現など意外にリアルだったり。今では考えられない豪華キャストの競演と言われてますが、私のイチオシは何といってもクローディアを演じたキルスティン・ダンストですね。バンパイヤになった瞬間の、上目遣いにI want some more.と血を更に求めるところに始まり、見境なく吸血して殺しまくったり、大人と激しく口論したり・・・12歳でこれだけ迫力のある演技が出来るのは大したもの。レスタトの首を掻っ切るシーンは特にゾクッときました。ルイとの絆の描き方にも無理がなく、日光に晒され灰と化したクローディアをルイが見つけるシーンは、一緒に泣いてしまいました。ブラピもトムもバンデラスもスレーターもいいんですけど、私としてはこの映画はキルスティンの映画です。
[ビデオ(字幕)] 9点(2009-02-24 18:57:23)
163.  魔法にかけられて
あらま、平均点高っ。まあ素直に観れば面白いのかな?でも、シュレックの後に見てしまうとどうしても、「おちょくってくれるけどさ、私たちだって解ってベタな作品作ってるんだから。でもそれが受けてるんだから文句ないでしょう?」と肩肘張ってセルフ・パロディで対抗しました、ってな作品に見えちゃうんだなあ。なんか無理してるっていうか・・・。まあ笑えたところもあったし、明るさ全開のヒロインには好感が持てるんだけどね。ただ他の役者(主役の男性や子役含め)は魅力に欠ける。王子様も頑張ってるんだけど空回りの感じで・・・。とにかく私には、ディズニーが「ディズニー的ベタさへの嘲笑に対して、必死に弁明している」映画に感じられてしまったので、この点で。
[CS・衛星(字幕なし「原語」)] 4点(2009-02-24 13:55:01)
164.  ラストエンペラー
よく、敦煌や蒼き狼で日本語喋ってて全然だめ!という意見があるが、中途半端なのがもっとダメ。映画もお芝居なんだから、この映画の世界では英語が中国語なの!って、舞台劇風の割り切りをするならするで徹底させないと。フィガロの結婚を英訳までしてオペラシーンを作ったアマデウスを見習いなさい。中国語で作れないのに、下手に中国語を混ぜてるからおかしくなる。それなら頑張って中国語で作れって。まあ、この点は-1。 さて、そこには目をつぶって作品を見る。これは歴史ものだが、どこまでが実話でどこからがフィクションなのか私には詳しくは判らない。満州生まれの母は大きな関心をもって観ていた。母は子供の頃、まわりの日本人とふぎ・ふけつだってぇ、きったねぇ名前ー、なんて言ってたとか。日本人にとって、子供も大人も自分たちが支配者であり「満人」は皇族でさえ蔑みの対象だった。そんな傀儡政権であることは百も承知で飛びついた溥儀。幼時に滅びた清朝最後の皇帝であった彼に、「皇位」はかくも魅力的だったのだが、それが解る観客に優しいストーリー運びになっている。詳しい事実が解らないので強くは言い切れないが、歴史上の人物の一代記としては要所要所を見せ、上手に刈り込んでるのではないか。皇后の末路は一番痛々しかった。二次大戦時の日本軍の描き方が類型的な気がするが、このあたりはヨーロッパ映画だから仕方ないのかな。歴史の荒波に晒され続けた溥儀が、庭師となる余生には心から安堵。ジョン・ローンの老け方が上手い。文革時代には軽くしか触れらておらず、もっと色々あったんちゃう?と思うものの、これ以上の描き方をするとテーマが散逸して中途半端になるので、映画としてはこれで正解だろう。今度観る時はウィキレベルの知識は叩き込んでおこうっと。にしても教授の音楽は流石だ~本当に素晴らしい。まあ甘粕大尉は俳優にやらせた方がよかったんじゃないかと思うが…
[映画館(字幕)] 7点(2009-02-24 13:52:26)
165.  ワルキューレ
わーい新作初めての一番乗り♪住んでいる某国(アメリカでもドイツでもないです)で、一足先に観てまいりました。実は映画館4つ入ったモールの無料チケットがあって、これで観れるのはこの2作品だけですね、どっちにしますか?とBride warと本作のポスターを見せられ選びました。よって映画の予備知識皆無。ついでに言うと実話(歴史)・・・ヒトラー暗殺計画についてもほとんど知識なしで観ました。という状況だったので、へえ、こんなことあったんだーという歴史の知識獲得的な意味においては面白かったです。不謹慎な言い方ですが、ナチの軍服ってのは惚れ惚れするくらいかっこいいので、作品もスタイリッシュな感じになってますね(反ナチ映画なので、もちろん美化しているわけではありませんが)。後からヒトラー暗殺未遂事件やそれに絡めてのワルキューレ計画の利用、シュタウフェンベルグのことを調べました(といってもWikiですが)が、かなり事実に忠実に作ってるようです(英語映画なのはともかく)。演出・脚色悪くありませんが、何と言ってもトム・クルーズの演技がいかにも硬いのが難。良心と信仰に従い、反乱を決意する生真面目なドイツ軍人、というのを意識しすぎたようにみえます。あれでは感情希薄に見え、こちらが感情移入できず、カリスマ性も感じられないため、軍の反逆者の中で、シュタウフェンベルグが特に英雄視されていることの説得性がありません。真面目に作られた歴史映画と思いますが、トム・クルーズを呼び物にしたのは失敗かもなぁ・・・。
[映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2009-02-24 13:08:37)
166.  ミステリー・ツアー 《ネタバレ》 
あれ、評価めちゃ低いですね。B級ホラー・コメディとしてそんなに悪くないと思うんですが、笑えなかった人が多いんでしょうか?私は邦題を後から知り、推理ものと思ってなかったせいか、それなりに楽しめたけど・・・「周りとコンタクトを遮断されたレジャー島」で、スタッフのみが狙われるという設定ですが、お客に殺人が起こってることがばれない様おバカ怪談に講じたり、みょうちくりんなエクセサイズ(カニ体操?)をしたりするところや、指圧師にくにゃくにゃにさせられるところなど結構笑いました。お約束のエロシーンもバカっぽい。でも殺人シーンは意外に残酷。また、出演者唯一のビッグネームであるビル・パクストン(よく出たなあ、とは思うけど)、面白い使い方をされています。彼の演ずる“ココナッツ・ピート”の歌う、殺人の鍵にもなっている変な歌がおかしいです。確かにミステリーとしてはお粗末で、真犯人が「お前誰だよ」状態(事前での影が薄すぎ)、動機も説明不足。最後の不死身ジェイソン状態はご愛嬌かな?
[DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2009-02-23 13:34:56)(良:1票)
167.  チャイルド・プレイ2
チャイルド・プレイ・シリーズで観ているのは本作のみ。なのでチャッキーの由来とかは知らなかったんですが、中々面白かったです。死に顔コピーとか、目に人形の目が・・・とか、グロさの工夫はハイレベル。心理的に怖いかというとあれなんですが、ドキドキはします。カイルがチャッキーを脇に抱えて施設にきて、アンディと目で会話するところなんか緊張感あっていいですね。そして一番の見所は、やはりラストの人形工場内のバトル!まあ、ホラーというよりアクション映画のノリですが、結構手に汗握ります。あんなに沢山のグッド・ガイ人形誰が買うの?とそっちが怖かったりします(笑)。チャッキー、不死身すぎるんですが、でもなんかなあ、最後かわいそうになっちゃっいました・・・。シリーズでこれが一番評価が高く、続編は観なくていいみたいですね。でも1作目は押さえておきたいかな~。
[CS・衛星(字幕なし「原語」)] 6点(2009-02-23 13:16:35)
168.  時をかける少女(1983)
私は「ものすごく下手な俳優」が出てる映画は基本的にはダメである。そればかりに耳がいってしまい、ストーリーが良かろうが、絵が良かろうが、中々集中できないからだ。だから邦画のモノクロ名画(どいつもこいつもあの台詞回し・・・)は苦手だし、Shall we ダンス?や野菊の墓のように評価の高い映画も、やはり鑑賞時に集中できず、評価が低くなってしまう。本作も「原田知世、まだ15歳だったんだからさあ」と好意的に鑑賞したが、集中を欠いたことは否めない。SFとしてのストーリーもプロットは悪くないのだが、深町君に全部1人語りで謎解きをさせるなど、芸がなさ過ぎ。でも何故か印象に残ってるんだよね。やっぱり尾道、セピア色の郷愁。よく見るとどこにでもいそうで、しかも演技は超棒読みの知世が何故か魅力的。これが大林マジックなんだろうか。「角川のアイドル映画」かつ「大林監督の尾道三部作の一本」であることはなんか色んな意味で微妙だ。大人は名優を使っていてスムーズに観れ、また大根のティーンエイジャーの中で、尾美としのりが一人気を吐いていたのは良かった。
[地上波(邦画)] 6点(2009-02-23 13:14:07)
169.  プラトーン
負けた戦争において良い反戦映画が生み出されるのは、ある意味必然なのかもしれない。当たり前のことだが、反戦映画は戦争の反省に基づくものである。勝った戦争において「反省」はしにくいのだろう。これがアメリカの戦争映画で二次大戦を描いたものとベトナム戦争を描いたものを比べると、如実に現れている。 本作では単に戦争の悲惨さを描いて「戦争はいけない」とするのではなく、ベトナム戦争における軍隊内の対立を丹念に描き、戦場のドサクサに紛れて仲間内で殺しあう結末を通し、見るものに訴える。バーンズの村での行動は決して許されるものではないが、あの場で軍法会議に訴えようとするエリアスが正しかったのか・・・結果的にはエリアスのこの行動が組織の分断を決定付けてしまい、また彼自身の命をも奪うことになる。正義とは何か、非常に考えさせられた。 このような実際にあった戦争を題材とした作品では、音楽やスローモーションといった映画としての演出が過剰なのは考えものだが、やはりバーバーのアダージョをバックにエリアスが死ぬところは胸にぐっときた(ただこれ以降バーバーのアダージョ=プラトーンになってしまっていることはちょっとクラシックをかじった身としては複雑なのだが)。 いずれにせよ配役も素晴らしく(特にデフォー)、地に足の着いた反戦映画の名作である。
[映画館(字幕)] 9点(2009-02-19 13:08:41)
170.  リング0 バースデイ
小説のリング三部作は読んでいるが、本作の原作は未読のまま鑑賞。小説リングじゃ、井戸にはおとっつあんに落とされたんじゃなかったよなあ…まあ、原作はいずれ読むとして。 この映画は貞子の青春秘話と井戸に落とされた経緯、ということでシリーズの種明かし的位置づけになるようなんだが、ふーむ。貞子が2つに分かれたってのがよく解らないし(何で分かれたの?時々2つに分かれるの?それともずっと分かれているの?説明がない!)、かわいい方の貞子も劇団員にリンチで殺された後生き返りーの、おとっつあんに頭をかち割られた後井戸の中で生き返りーの、ジェイソン的不死身状態になっているのはどういうこと??種明かしになっとらん。仲間由紀恵はかわいいけど大根だしさ。 
[CS・衛星(邦画)] 3点(2009-02-19 13:06:30)
171.  南極物語(2006) 《ネタバレ》 
なんとなくつけていたディズニーチャンネルでやっていた。南極物語がリメイクされていたとは知らず、驚いたが・・・。まあ、映画は一言で言うと、犬の可愛さと達者な演技を楽しむ作品。頭を空っぽにしてみるのが正解。“お涙頂戴感動映画”を作らない(感動を狙っても“ホロッ”とさせる程度)、悲劇を悲劇にしないのは良くも悪くもディズニーである。 かつて、タロ・ジロ生存の事実は日本中を感動に巻き込んだ。同時に、繋がれたまま死んでいた、あるいは行方不明になった13頭の悲劇が人間の身勝手さの結果として浮き彫りになった。この実話から日本の大衆受けを狙って作った映画が本作のオリジナルとなる「南極物語」。私はあの作品のフィクション部分がいかにもお涙頂戴に脚色されているのが嫌で、好きになれなかった。その観点から言うと本作は「それよりはまし」である。 まあ、一応実話に基づくとうたってる以上(冒頭にその旨、テロップが出る)、あの悲劇からこんな脳天気な映画を作ったらいけないだろう、とも言えるとは思う。私もあの日本映画がなく、実話から直接この映画が作られていたら、怒ったかもしれない。しかし、あのオリジナルとの比較ということで+2点献上したい。かわいそうだからと死ぬ犬の数をぐんと減らし、丸々したハスキーが南極の厳しさなんかまるで感じさせないでチームワークを発揮して順応し、怪獣もどきアザラシのCGで驚かせ、女性隊員を投入し恋愛要素まで入れちゃったディズニーが何故か許せたのは、オリジナルへの反感のおかげである。
[CS・衛星(字幕なし「原語」)] 6点(2009-02-18 13:54:34)
172.  南極物語(1983)
ディズニーチャンネルをぼけっと見ていたらEight Belowなる映画をやっていて、あれえ、これもしかしてと思ってあとで調べるとやはり本作のリメイクであった(海外暮らしなので疎い)。そちらの感想はそちらに書くが、せっかくなので記憶を掘り起こして本作もレビューする。 あまり好きになれなかった映画だ。やはり実話ものとなると脚色された部分に目がいく。実話は1年後、犬15頭を置き去りにした基地に着くとタロ・ジロが生存しており、繋がれたまま死んだ犬7頭を発見、残り6頭は行方不明、それだけだからあとは想像するしかない。確かにタロ・ジロを含めた首輪抜けした犬たちが群れで暮らしてたこと、6頭は南極の厳しい自然の中で命を落としていったことは想像に難くない。想像部分をフィクションで作ること自体は構わないのだが・・・行方不明の犬たちの「死に様」をいちいちバリエーションをつけて演出した上、○○享年○歳てなテロップまでつけるのは、あざといというか。これをさも事実のように思わせて、涙を誘うというのは気にいらなかった。かえってほとんどの犬を生還させた、能天気なディズニー・リメイクの方がましという意見もうなずけてしまうんだな。人間ドラマの方でも、健さんの設定がいかにもって感じ。実話の犬係は当時大学院生でモデルではないようだし。フィクションでもいいけど、飼い主を気遣い、職を辞して謝罪の旅なんて、あまりにもわざとらしい。ヴァンゲリスの音楽、それに乗せたオーロラなどの南極描写は秀逸でした。
[地上波(邦画)] 4点(2009-02-18 13:49:00)
173.  ハンテッド(1995)
HBOだったかCinemaxだったか忘れたが、米系の映画チャンネルで何度も本作が放映されてた時期があった。一目見ただけでクソ映画であることは判ったが、ある日チャンネルを回すと冒頭部だった。で、「日本曲解Z級映画」ってのも後学(なんの後学なんだか)のために観てみるかと、全編鑑賞することにしたわけである。期待を裏切らず(笑)、設定のみならず展開も破綻しまくっていた。それにしてもああいったNINJAの概念をアメリカに持ち込んだのは、一体誰なんだろうね?ランバートとローンには同情もするが、日本人俳優陣は何のつもりで出演したんだか、よく解らん。名古屋人の恨みを買うんじゃないだろうか。まあ、大勢でわいわいツッコミながら観るには楽しい映画かも。
[CS・衛星(字幕なし「原語」)] 2点(2009-02-18 13:46:02)
174.  おしゃれキャット
キャラクター・グッズが溢れていて、キャラクターはよく知られているわりに、案外観られていない作品のようだ。まあ、この事実はいかにディズニーが商魂逞しいかを物語っているが…。私も最近になって初めて観た。で、どんなものかというと、実にオーソドックスで、子供に安心して見せられる健全なアニメである。だがひねた目で見ると、子連れで路頭に迷った金持ちの色っぽい後家さんが、陽気だが純真な独身男をたぶらかし、道案内がてら子守までさせて家に帰りつくお話だったりする(しかも家に着いた直後は用済みでポイされるのよ。結局、一緒になるんだけどね)。このダッチェスというママ猫は、他の猫に比べるとぐっと擬人化された動きが抑えられており(まあ踊ったりもするんだが)、まことに猫らしい、滑らかで艶っぽい動きをする。案外面白いキャラだ。なお、邦題がかなりダサいが、オープニングで判るとおり、タイトルのAristocatはAristocrat(貴族)のもじりでである。
[DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2009-02-17 13:13:34)
175.  デッド・カーム/戦慄の航海
キッドマンのハリウッド・デビュー作としてばかり注目されてる作品で、サスペンスとしては駄作のうちに入るとの評価が多いのですが、結構怖がらせるところはちゃんと怖がらせてると思います。ゼインのサイコな悪役が中々なので。まあ皆さん書かれているとおり、無駄な設定はあるし、犬は使い方を考えて欲しかったし、漂流船は謎のまんまだし、最後はあれだし、もっと上手く作れるんでない?と思ってしまいますけどね。あと誰も書いてないけど(泣)、サム・ニールがかっこいいです。私はオーメン3(これまた駄作とされる作品だな~)で彼に惚れて以来ファンなので、かっこいい彼が見れて嬉しかったこともあり、評価は甘め。でもキッドマンとは親子設定でもよかったかと(汗
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-02-17 13:09:52)
176.  ファンタジア2000
オリジナル未見での感想です。学オケに在籍していたので、もうたまらん作品ですね。やはりディズニーなので、子供も夢中になって観ていました。特にローマの松に乗せられた鯨のアニメはかなり気に入ったようです。 私が一番感心したのは「威風堂々」をバックに「ドナルド・ダック」が演じる「ノアの箱舟」を題材にした作品。この3つがコラボしてしまうとはスゴイ!そしてラプソディ・イン・ブルーはとてもお洒落。何気に失業問題なんか入れちゃって、ディズニーにもこんなこと出来るんだなあ・・・。ショスタコのピアノコンチェルトに乗せられて展開する「すずの兵隊」、ディズニー流のハッピーエンドな脚色には鼻で笑ってしまう方ですが、音楽に乗せられたセリフなしの短編にすると、こうもセンスが良くなるもんなのかと唸りました。ミッキーの「魔法使いの弟子」、これがオリジナルの復刻版とのことですが微ホラー(箒コワイんだもん!)で面白かったです。サン=サースのヨーヨー・フラミンゴはもう抜群のテンポで、この曲がかかってるとすぐに映像が頭に浮かんじゃうようになりました。「運命」の蝶の大群は大画面で見たかった。例外的に「火の鳥」だけは絵柄のせいか肌に合わなかったんですが、子供は気に入った様子で、いとこにみせながら得意げに解説していました。“企画もの”になるだろうので他と比べるのもなんですが、完成度が高くディズニーで一番好き。アイマックスシアターで観たかったなあ。あと、オリジナルも是非観てみたいですね。
[DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2009-02-16 13:25:50)
177.  E.T. 20周年アニバーサリー特別版
こっちに投稿するってことは、オリジナルとの差に触れないといけないのかな?申し訳ない、細かいとこは忘れちゃってたので、違いがわかんなかった。無線機が銃だった・・・そうだったっけか。とにかく子供に見せてあげたいと思い、入手したらこの版だったというだけなので。 いや~小2のわが子、本当に気に入ってくれた。子供向けとしては満点でしょう。 私は劇場公開時、既に生意気盛りの中学生になってたので、今観た方がかえって素直にじんときてしまった。まあ当時も面白くないことはなかったし、やはり自転車のシーンは鳥肌もんだったけどね。でも中坊ってのは、不思議な力を沢山持つETの設定や生き返るところなんかに、つい突っ込んじゃうからな。「SFというよりファンタジーだから、それは言わないお約束」と思えるのはかえって大人になってからなのね。 名シーンが多いというのも上質映画の証拠かと。私の好きなのは、「ガーディの悲鳴(ドリューちゃん立派!)」とか「エリオットの嘘泣き」とか笑える場面。コメディセンスも光っている。 “子供&異種の交流もの”というのは一つのパターンだと思うんだけど、原則をきっちり守りつつ、かつ退屈させない面白さを出すというのは実は大変なことなのだと思う(だから、奇をてらって原則を破り、破綻した失敗作になってしまうものも多い)。やっぱりスピルバーグは凄い。あとあのテーマ曲がめちゃめちゃ効果的!映画音楽の名曲になったのもうなずける。
[DVD(字幕)] 8点(2009-02-16 13:10:52)
178.  野性の証明
男はーだぁれーもみなあ~♪って主題歌もヒットしたなあ、ああ懐かしい。映画はテーマが散逸してしまったり、不自然に大げさになっていったりと角川の悪さがよく出てるな~という感じだが、俳優たちが役所をきっちりこなしているので、割に見れる。中でも特筆すべきはやはり薬師丸ひろ子で、「お父さん、こわいよう。皆でお父さんを殺しに来る。」「おとおさああああああん(ズキューーーン)」は名セリフ、名シーンですな。この後に角川が巨大アイドルに仕立ててしまったが、紆余曲折を経て現在、実力派女優として安定した地位を保ってるのは嬉しい。特にお勧めの映画でもないが、薬師丸のデビュー作という意味で一見の価値あり。
[地上波(邦画)] 5点(2009-02-13 13:09:22)
179.  ミノタウロス
やっぱり日本未公開だったか・・・大した映画ではないが(じゃ、登録要望するなよ!と突っ込まれそうだが)、アマゾンに2件ほど、ヤフー映画に4件ほどレビューがあったので、何かの縁で観てる人もいるんだなと思い、レビューしたい。私も何かの縁で観たのでw。 ギリシャ神話のミノタウロス退治を題材にした作品。ミノタウロスはミノス王妃と牡牛の間に生まれた半人半獣の怪物で、神話ではアテネの英雄テセウスが退治する。…なんだが、神話的な部分は期待せず、怪物のいる地下迷宮に放り込まれた若者たちを描く、正統派モンスター・パニック・ムービー、と思って観た方が良い。1人また1人やられていく展開はお約束。このジャンルの映画としてそこそこ及第点かとも思うが(そもそもモンスター映画という時点で大半がB級だし)、途中はひたすらやられる&逃げるで戦いらしいことをするのはラストだけ、アクション好きには物足りないかも。地下迷宮もややちゃっちい。ま、ミノタウロスを退治するのを、神話の英雄テセウスから、等身大の村の青年にしたのはちょっと面白いかな。俺が殺す!と鼻息荒い割にそんなに強くないし。それにしても怪物ミノタウロスのこの造形・・・半人半獣じゃないじゃんよ~。
[DVD(字幕なし「原語」)] 4点(2009-02-13 13:06:40)
180.  ロミオとジュリエット(1968)
【おばちゃん】さんのレビューにもあるが、当時としては解釈や手法が斬新過ぎるという声もあったと聞く。バルコニーを高低のあるデザインにし、動きをいれながら演技させて躍動感あるものにしたところなどがそれらしい。またそれまでは、要求される演技力の問題もあり、思春期の少年少女という配役がなかなか出来ず、ロミオもジュリエットも大人の役者がやっていたが、大胆に十代のハッセーとホワイティングを起用。これも相当話題を呼んだとか。 いや~それにしても!このハッセーのかわいさときたら!ただのかわいいではない、オーラというのか、思春期フェロモンというのか、少女から女性になる境界線の独特の魅力が爆発してますな。私の中のジュリエット像はもうがっちりこれで固定されてしまったものだ。対してロミオのホワイティングは(私的には)ただのハンサム君という感じなんだけど。とにかく私にとっての「ロミオとジュリエット」はこの作品そのもののイメージとなった。「でもこれって新解釈なんだよなあ、いつかは“正統派”のロミジュリも観たいなあ」などと思っていたが、月日は流れ、“画期的”ディカプリオ版が登場し、すっかりこの作品がロミジュリの正統派、ということになってしまった。結局、私は未だこれより以前に作られた作品は観たことがないんだけどね。とにかく名画であることは間違いなしです。
[地上波(吹替)] 8点(2009-02-12 13:35:12)
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