161. ライアー ライアー
《ネタバレ》 青ペンを「これは赤ペンだ」と言う軽いウソすらつけず、文章にもできない。それでもなんとかウソを書こうと自分の右手と格闘するシーンは爆笑しました。ジム・キャリーの演技はもちろん、顔芸も最高です。エンデングで流れるNG集(アドリブ集?)が実は一番笑ったかも? [DVD(字幕)] 8点(2012-04-27 18:41:55) |
162. パッセンジャーズ
詳しく説明するとつまらなくなってしまうのではっきりいえませんが、いや~これはいい映画だ。正直この手の映画はだいぶ免疫がついていたので、途中までは自分の予想通りの展開だったのですが…う~んこれはいいね。細かく突き詰めるとアラが目立ちますが、それが気にならないくらい見終わった後の幸福な余韻にどっぷりと浸れる映画です。アン・ハサウェイの演技もgood! [DVD(字幕)] 8点(2012-04-27 18:41:03)(良:1票) |
163. バタリアン リターンズ
《ネタバレ》 人気ホラーシリーズ「バタリアン」の第3弾。バイク事故で同乗していた恋人を失った青年は、軍が極秘開発していた屍体を蘇らせる薬品を盗み出し恋人を蘇生させる。 「バタリアン」シリーズといえば、どこか笑える要素もあるイメージなのですが、これは全編通してシリアスです。そしてある意味ラブストーリーでもあります。見終わったらちょっと感動している自分がいました。蘇った彼女が徐々に人間の脳みそを欲してくるようになる展開は、怖いというよりとても可哀相に思えました。その状態でゾンビになるのかよっ!!っていう姿のゾンビも見所。やっぱ笑えるなぁ [DVD(字幕)] 7点(2012-04-27 18:37:35) |
164. サンゲリア
《ネタバレ》 ゾンビ映画ファンの間では絶大な支持を得ているイタリアンゾンビ最高傑作。最近になってやっと見たのですが、なるほど…面白い。サメ(本物)と戦うゾンビ、なぜかTバック一丁でスキューバダイビングする女性など、おバカシーン満載。しかし、ゾンビが黙々と人間の内臓を取り出し食べる姿には戦慄が走りました。低予算でも一生懸命作っているのが伝わってきました。 [DVD(字幕)] 6点(2012-04-27 18:32:13) |
165. クライモリ(2003)
《ネタバレ》 森の奥をさまよっていたらそこに棲んでる食人鬼一家に襲われる話です。突っ込み所もありますが、色々と恐怖の煽り方がうまくて楽しめました。例えば、主人公達が留守中の食人鬼一家に侵入→食人鬼一家帰ってくる→ベットの下に隠れる→仲間の死体が目の前にドサッ→血がコッチに流れくる→さらに…という展開は緊張感が伝わってきて怖かったです。 [DVD(字幕)] 6点(2012-04-27 18:30:56)(良:1票) |
166. ハロウィン(2007)
本来、殺人鬼の正体は分からないモノですが、これは最初から分かっています。大人になったマイケルの殺人鬼ぶりも怖かったのですが、少年時代のマイケルのマスクを被っている姿が一番怖かったです。わざわざ残酷な殺し方をしたり、一応お色気もあったりなど、最後まで飽きることなく楽しめました。それにしてもマイケルは一体何をしたかったんだろうか… [DVD(邦画)] 7点(2012-04-27 18:27:11)(良:1票) |
167. REC:レック/ザ・クアランティン
《ネタバレ》 P.O.V.(ポイント・オブ・ビュー/主観撮影)による臨場感がスゴイです。内容はほとんどオリジナルと一緒ですが、カメラをつかって感染者を殴り殺したり、感染した犬が出てきたりするなど、オリジナルには無かった展開もあって楽しめました。オリジナルと比べるとややインパクトはありませんが、それでも十分すぎる程の恐怖を堪能できます。相変わらずラストは怖い…。 [DVD(邦画)] 7点(2012-04-27 18:25:15)(良:1票) |
168. 運命じゃない人
彼女にふられたサラリーマンが、親友である探偵にレストランに呼び出され、婚約を破棄されたばかりの見知らぬ女性と意気投合。その裏では、ヤクザの組長が絡む、もうひとつの事件が進行していた。脚本が素晴らしいです。5人の登場人物の物語を、時間軸を戻したり、進めたりしながら、意外な真相を明かしていく。こういう手法の映画はよくありますが、これは良くできています。最後まで無駄のない構成にびっくりです。低予算でもこんなにいい映画は作れるんですね。この映画以外では主役を務めるのは難しい(?)中村靖日さんのいい人っぷりが笑えます。 [DVD(邦画)] 8点(2012-04-27 18:23:24) |
169. オトシモノ
《ネタバレ》 “オトシモノ”の定期券を拾った人々が次々と行方不明になる事件が起こる。消えた妹を捜す女子高生・木村奈々は、クラスメイトの藤田香苗と共に謎の解明に乗り出すのだが…。 最初の沢尻エリカさんの演技を見た瞬間、この映画に不安がよぎりました。その不安は絶望に変わり、やがて笑いに変わりました。全体的に出演者の演技がぎこちなく、ストーリーもどんどん理解が出来なくなってきました。はっきり言って脚本が悪いです。呪い系の映画なのに、オチを見ると感動の友情映画になっています。これはおバカ映画と考えて見たほうが突っ込みどころ満載で楽しめると思います。 [DVD(邦画)] 3点(2012-04-27 18:20:38) |
170. ガチ☆ボーイ
《ネタバレ》 プロレス研究会の仲間達との出会い、必死に覚えたプロレス技も、次の日には全て忘れてしまう…。なんという絶望的なことだろう。それでも前を見て笑って過ごす主人公、支えてくれる家族や仲間の姿に胸が熱くなりました。「俺、なんでこんな大事なことメモしてなかったんだろう」のシーンは泣けます。そして最後の試合の盛り上がり方は尋常じゃないです。号泣してしまいました。 [DVD(邦画)] 9点(2012-04-27 18:17:21) |
171. タイヨウのうた
冒頭に流れる音楽からこの映画に引き込まれていきました。歌手であるYUIの初主演映画ですが、どこがぎこちない演技が雨音薫の魅力をより引き立てていました。懸命に生きようとする薫のまっすぐな気持ちに感動しました。あまりに感動して劇場で2回見ちゃいました。若かったなぁ…この頃は。 [DVD(邦画)] 10点(2012-04-27 18:15:44) |
172. 腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
《ネタバレ》 自己中心的な姉を演じる佐藤江梨子がハマリ役でした。他にも兄嫁演じる永作博美の怪演。なぜか姉には顔が上がらない兄演じる永瀬正敏。姉を観察して漫画にする妹役の佐津川愛美。共感できる人はいませんが、どれも面白いキャラです。どこかおかしな家族の狂った実態が判明していくにつれて、一体結末はどうなるんだとドキドキしっぱなしでした。姉の妹に対する非道。兄の兄嫁に対する非道。もはや笑えます。 [DVD(邦画)] 9点(2012-04-27 18:14:31) |
173. 僕の彼女はサイボーグ
《ネタバレ》 20歳の誕生日に理想の彼女と最高の時を過ごしたジロー。しかし、突然彼女は姿を消してしまう。1年後、ジローは彼女と再会する。似ているけど、どこか違う、“完璧”な彼女に─。オタクの妄想をそのまま映画にしたような映画です。設定としてはターミネーターをラブストーリーに仕上げたという感じでしょうか?というか登場シーンといいかなりパクッています。突っ込み所もあります。しかしそんなことはどうでもいいくらい面白かったです。ニヤニヤしながら見てました(キモイなぁ)。映画としては7点くらいなんですが、綾瀬はるかさんに+3点で。見れば分かります。 [DVD(邦画)] 10点(2012-04-27 18:11:27)(良:1票) |
174. イキガミ
《ネタバレ》 1/1000の確率で選ばれた若者の命を強制的に奪う“国家繁栄維持法”が施行された世界を舞台に、死亡予告証“イキガミ”を受け取った3人の若者を巡る最期の24時間を描く。面白かったです。見終わった後、原作の方も見たくなりました。人の生死を扱っているので、映画全体は暗く重苦しい感じです。そんな中、あと一日で死ぬと知ったさとしが、目の手術を控えた妹のさくらに自分の死を知らせない為、病院の人々と一緒に協力してだますシーンはちょっと和みました。松田翔太や山田孝之といった旬の役者がいい味を出しています。「ミチシルベ」も良かったです。 [DVD(字幕)] 8点(2012-04-27 18:07:11) |
175. ファニーゲーム U.S.A.
《ネタバレ》 湖畔の別荘でバカンスを過ごす家族の前に現れたふたりの美青年。隣家の遣いと称し礼儀正しく振舞っていた彼らは、徐々に冷酷で残忍な本性を露にしていく。タイトルバックの出方からしてこの映画は観ていて不快にさせる作り方をしています。不条理極まりない青年達の行動は見ている途中でキツくなってきます。終盤のある仕掛けが出た時は、もうこの先は救いがないと思わされました。時折青年がコチラに話しかけたりしてくるので見ている側も一緒に暴力に荷担している気にさせられます。スゴイ映画なのですが、観賞後、嫌な気分にさせられるので5点で。しかし現実にこんな事件もあるんですよねきっと。 [DVD(字幕)] 5点(2012-04-27 18:05:26) |
176. ヒストリー・オブ・バイオレンス
《ネタバレ》 ヴィゴ・モーテンセン演じるトムの華麗な殺人テクニックが見所ですが、バイオレンスというより、全編と通すとサスペンス色の方が強い映画でした。トムは一体何者なのか?真実が明らかになるにつれて、家族との距離が離れていく様はせつないです。しかし、ラストの食卓のシーンの異常なリアルさに、感動しました。そんなに長くない映画なのでぜひ御覧あれ。 [DVD(字幕)] 8点(2012-04-25 19:36:38) |
177. トゥモロー・ワールド
《ネタバレ》 西暦2027年、人類に子どもが誕生しなくなり、世界は荒れ果てていた。ある日、エネルギー省官僚のセオは、元妻・ジュリアンが率いる地下組織に拉致される。彼らはセオを利用し、人類救済組織“ヒューマン・プロジェクト”に、ある秘密を持った一人の少女を届けようとしていたのだ…。簡単に言うと、18年間子供が生まれない世界に妊娠した少女が現れ、なりゆきでセオがその娘をボディガードしていくというもの。2027年だと、もうすでに3年前から子供が生まれなくなってしまったという事ですね。恐ろしい。近未来的な映像美、随所に見せる長回しのシーンは圧巻でした。特に終盤に出てくる戦場の長回しシーンの臨場感と高揚感は近年見た映画の中では一番だと思います。クライヴ・オーウェンが渋くてカッコイイです! [DVD(字幕)] 9点(2012-04-25 19:35:52) |
178. リベリオン
《ネタバレ》 感情を抑制する為に、本や美術品、音楽など感情が芽生えそうな物は一切禁止という少し変わった世界観が良いです。そして劇中に登場する「ガン=カタ」という銃を用いた武術が素晴らしい!!!カッコイイ音楽と共にカッコイイ人がカッコイイ「ガン=カタ」で敵をバッタバッタと倒していく様は爽快です。 [DVD(字幕)] 8点(2012-04-25 19:30:11) |
179. ブロークン(2008)
俗にいう「ドッペルゲンガー」にまつわる話だと思うんですが、なんというかこの映画、明確な表現があまりないので、「えっ?どういうこと?」と理解するのに苦労する場面がいくつもでてきます。が、逆にそれがじわりじわりと恐怖を感じされられました。最後のどんでん返しにはビックリ。 [DVD(字幕)] 7点(2012-04-25 19:29:15) |
180. クラッシュ(2004)
《ネタバレ》 様々な「人種差別」によって起こってしまう不条理な出来事を描いています。アメリカの社会情勢を知らないと、ちゃんと理解する事は出来ないと思いますが、人々の心情がリアルに描かれていてとても感動しました。特に「透明マント」の話が個人的に良かったです。エンディング曲も好きです。 [DVD(字幕)] 7点(2012-04-25 19:26:40) |