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tottokoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2058
性別 女性
自己紹介 周りに映画好きな人があまりいない環境で、先日はメリル・ストリープって誰?と聞かれてしまったりなのでこのサイトはとても楽しいです。
映画の中身を深く読み解いている方のレビューには感嘆しています。ワタシのは単なる感想です。稚拙な文にはどうかご容赦を。  

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1881.  ノスフェラトゥ(1978)
疫病を恐れて静まり返った夜の街。石畳の上をマントを翻して走る吸血鬼の白い頭がぼうっと光ってなんともシュール。怖いような気もするんだけど、クラウス・キンスキーの白塗りがどうかすると『ひょうきん族』っぽく見えてしまったのが敗因で怖がれず。不真面目さがここで出た自分に立腹。
[地上波(字幕)] 6点(2011-12-20 00:14:02)
1882.  戦場のメリークリスマス
これを観た時の衝撃。それこそ頭をハンマーで殴られたようだった。何もかも美しくて切なくて呆然とした。まだ柔らかかった心に(笑)ざっくり突き刺さった、数々のシーン。脱走兵がボウイと知って一瞬怯む坂本。剣を捨てるボウイ。埋められて首だけ出ているボウイ。音楽。ラストシーンに至ってはたけしすら美しい。安易な涙すら出なかった。この映画を観た後、憑かれたようにこの曲を練習し、D・ボウイを追い求める日々が続いた。気恥ずかしいですが、これほど身も心も持ってかれた映画は後にも先にもこれだけです。
[映画館(邦画)] 9点(2011-12-14 00:06:34)
1883.  チェーン・リアクション(1996)
子供だましみたいに先走るご都合主義な脚本と、全く見て損した気分になるキアヌにがっかりした。
[地上波(字幕)] 3点(2011-12-13 12:13:42)
1884.  グッドモーニング,ベトナム
ベトナム戦争の一面をこんな風に切り取ることもできるんだあ、と斬新ではありました。実らなかったベトナム人との恋と友情って持って行き方がちとライトノベル風な甘さがあって、後引く感動と呼べるほどの余韻がなかったかな。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-12-12 18:21:22)
1885.  殺意の夏 《ネタバレ》 
アジャーニ若い!すぐキレたかと思うと、なついてきたりでしなやかな肢体と合わせて まるで猫のよう。なかよしの小母さんにプチ悪態ついてる姿も微笑ましい。話はどんどん陰惨な過去が明かされてうわ~となったとこで救いの無いラスト。9歳の女の子に戻ったアジャーニの演技がさすがで、あやっぱりこの人は狂っているとしっくりくるな、と失礼なことを思いました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-12-12 17:41:48)
1886.  ブレイブ ワン 《ネタバレ》 
エリカが私怨にとどまらず、直接には関係の無い殺人を次々犯してしまうとこが人それぞれ意見の分かれ目。コンビニでは正当防衛だし、冒頭の暴漢に復讐することについては異議を申し立てる人は少ないのではないかと思われる。映画作品としてのメッセージはわりと明確。タイトルはbrave oneで、エリカは生き残る。けれど、犬を取り返したとはいえ、「以前のようには戻れない」とも言わせてるわけで。殺人の代償をこれから払っていかなければならないエリカの後姿に復讐を遂げた達成感はまったく無かった。年齢を重ねても、きびきびと動きの良いジョディがスマート。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-12-12 00:58:40)
1887.  ドラゴン危機一発
初めてブルース・リーを鑑賞するのに、これはなかったな・・。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2011-12-12 00:31:49)
1888.  シティ・オブ・ジョイ
インド映画は熱量が半端じゃなくて、この映画でもインド熱にあてられて倒れそうになった。いかにも西欧的に自己の内面に悩む主人公も、圧倒的なインド人の生のパワーに押し流された格好。娘に美しいサリーを買ってやるためにチンピラ相手に血を流す父親。愚かだけど泣けてくる。良い台詞も多かった。「地面に這いつくばっていると、立てなくなるぞ」
[映画館(字幕)] 7点(2011-12-12 00:22:12)
1889.  リトルマン・テイト
子供にとって一番大切なことは何なのか、監督ジョディの主張は明確だ。ちょっぴり教養のたりない母親も、学者の先生も愛の形こそ違えど、この子を想っている。ジョディ・フォスターの、全人物への視線が優しい。最後のパーティーのシーンは、全てを包み込むように融和して、和やかで美しい。出来の悪いジェーンのケーキの方を選ぶなんてねえ。鼻の奥がつーん。
[映画館(字幕)] 8点(2011-12-12 00:07:15)(良:1票)
1890.  サンセット大通り
黒いビリー・ワイルダーという感じの女優残酷物語。黒くてもそこはビリー・ワイルダー、おどろおどろしさは控えめに、品のある描写だったと思います。とうとう最後に自らの狂気の中に閉じちゃうノーマは心胆寒からしめるものがありました。
[地上波(字幕)] 7点(2011-12-10 01:42:35)
1891.  男と女(1966)
夕陽に照らされた街並み 波打ち際に犬 男に駆け寄る女と子供 そして音楽とアヌーク・エーメ。麗しさに心をゆだねて観賞しましょう。話が凡庸とか男がけっこうちゃっかりしてるなーとか脇に置きましょう。66年当時で、このお洒落感。フランス文化の貫禄すら感じてしまった。アヌーク・エーメのコート素敵だなあ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-12-10 01:10:27)
1892.  プリティ・リーグ
大柄なジーナ・デイビスの頼もしいこと。トム・ハンクスの人間臭さ。野球を愛する女の子たちの健気さ。可愛らしい子たちもみんな見事にユニフォームを着こなしている。うそ臭さが無く、ちゃんと野球選手に見える。野球母国の力なんだろうか。ジーナが噛みたばこをぺっとやるシーンが大好き。姉さん、ずっとついてゆきます。
[映画館(字幕)] 8点(2011-12-06 15:27:24)
1893.  ダンシング・ヒーロー
色彩が派手派手だし女のひとたちはヒステリー寸前かと思うほどの賑々しさ。熱量の多さにやっと慣れた終盤、ポール登場から怒涛のダンスシーンへ。腰が抜けるほどかっちょ良かった。口を閉じるの忘れたんだな 観終わったら口中からからだった。
[映画館(字幕)] 8点(2011-12-06 14:55:32)
1894.  グラン・トリノ 《ネタバレ》 
参った。イーストウッドにやられた。口の悪い、とっつきづらいクソじじいか・・いるよなあこんなじいさん。丁寧だなあと思うのはウォルトの人生の背景ともいうべき日常がきちんと描かれていること。理容室やバーでの友人とのやりとり。ゴミ出しの日常。アメリカにしてはやや小規模な家構えや「初めてオーダーメイドで服を作ったよ」との台詞から、フォードを退職したあとの元軍人の年金ってどのくらいなのかなあとか、自然と彼の生活に関心が湧く。偏屈を振り回して身内に嫌われて、でもお隣のオバサンたちには結構モテてんじゃん。妙なアジアの風習をどっさり持ち込まれて困惑するウォルトじいさん。笑ってしまう。愛すべきクソじじい。なんてかっこ良い死に様なんだ。ちきしょお。涙が止まんないや。あんた凄いよ。前出の背広を何のためにあつらえたのか、鈍い私は観終わって数十分経ってから気付いた。滝のように涙が出た。くそおっ もっと長生きしてほしかったよ、じじいっ。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2011-12-05 23:49:07)(良:2票)
1895.  ティム・バートンのコープスブライド
暗くてしっとりした質感、奥行きのある暗い森。素敵でした。妙に明るい死者の世界にちょっと笑い、ラストはほろり、とイイ大人でも楽しめました。近所のレンタル屋さんではこの作品、子供向けに陳列されてましたがハム太郎とポケモンで育ったうちの子らには冒頭のエミリーが墓から追っかけてくるシーンでまず無理かと思われます。
[DVD(字幕)] 7点(2011-12-04 00:45:33)
1896.  イヤー・オブ・ザ・ドラゴン 《ネタバレ》 
ジョン・ローン!スクリーンの中で、欧米人と並んでも見劣りしないアジア人って当時すごく評判だったんですよ。映画館は満員で、立ち見でした。134分立ち通しで見ましたとも。腰痛を忘れさせる突っ走る展開。面白かった。マイケル・チミノ監督だったんですね。ずっとジョン・ウーかと脳内変換してしまってました。   懐かしく観なおしてみるとですね、ところどころ時代に流されてしまってました 残念ながら。J・ローン。今観てもさすがにしゅっとしていらっしゃる。しかし心なしかk-popの整形歌手に見えなくも無い21世紀なのだった。韓国余計なことしてくれたなあ。 M・ローク。泣きの演技は安定のけれん味、あの泣き顔に女性ファンはころりといったのです。私も含めて。 男同士の奇妙な“情”の交換ともいうべきラストシーンは、ジョンの後方から照らされるライティングややけくそな銃乱射も熱量が高く、今でも名シーンといっていいと思うんだ。 だけどなあ。足を引っ張るのは80年代のかっこよくない流行、風俗。中国人のチンピラは単なる不良の顔つき、女レポーターの肩張りコート、ありえないほどのアーティスティックなワンルームマンション。あんな風呂、部屋中湿気が上がって大変だ。今観ると「金にあかせた」感満載で、失笑してしまった。こんなんだったかなあ。参ったな。
[映画館(字幕)] 7点(2011-12-04 00:24:23)
1897.  サイコ(1960)
人が殺されるシーンは、そのものずばり目撃するよりも想像させられる方がずっと怖いのだ、と思い知らされた作品。外国の、カーテンのあるシャワー室はその後今でもちょっと恐怖感がある。
[ビデオ(字幕)] 8点(2011-12-04 00:01:23)
1898.  ピアノ・レッスン
いわゆる『女性映画』と冠がつくとあまり相性が良くないのだが、これもまた然り。同僚(女性)が泣かんばかりに「すごく良かったー」と言っていた。私は今ひとつH・ハンターに共感できず。女が自らの意志を開放しようとしたら、どうして必ずセックスが伴うんだろう。海辺のピアノ、この画だけで期待がものすごく高かったぶん、なんだかなあと思わされた。前出の同僚はピアノを弾く人なのだけど、それって何か感受性の違いに関係してきますかね?
[映画館(字幕)] 4点(2011-11-29 01:07:28)
1899.  シー・オブ・ラブ
元女房に愚痴ったり同僚に絡んだりちょっと情けないA・パチーノが味があって愛おしい。あーE・バーキンが羨ましい。彼女と変わりたい。
[映画館(字幕)] 7点(2011-11-27 16:48:03)
1900.  エイリアン
79年当時でこの映像技術・・、凄いなあ。初見の時「あ、宇宙船の中ってこんな風なんだ」と素朴に信じたくらい凄い。パイプが何本も交錯する機関室や船体爆破装置の重厚感に心奪われる。無駄を一切廃したスリリングな展開のシャープなこと。S・ウィーバーの男らしさに惚れ惚れ。猫の目を通して凄惨な場面を想像させたり、遠隔地のビーコンで恐怖を煽る手法も未だに新鮮で粋(?)。グロすら芸術の高みに昇華した、唯一無二の正に名作。
[映画館(字幕)] 10点(2011-11-27 16:33:50)(良:1票)
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