1941. ほしをつぐもの
《ネタバレ》 前半は昭和一ケタの生まれの人生の悲哀と洞口依子のバカっぽいレポーターの対比で結構面白いのだが、タケシの登場あたりからややダレル。もう少し、現代のシーンを挿入してもよかったのでは。最後の「みんなどうしてる?」は哀愁漂う名台詞だと思う。 5点(2004-04-29 19:12:18) |
1942. 氷の接吻
次のボンド候補にもなっているユアンだが、一応最後までバレずに、がんばって諜報活動している??? 5点(2004-04-28 04:46:23) |
1943. ティン・カップ
作品は「ナイス・パー」を狙っていると思われる。 5点(2004-04-24 02:35:44) |
1944. ナイルの宝石
冒険と通じて惹かれあった男女は、常に冒険してないと関係維持できない?非日常を日常化するのは大変だよなあ。 5点(2004-04-22 23:01:01) |
1945. 逃がれの街
北方謙三原作のハードボイルド。水谷豊と言えば、小学校低学年の時に観た「熱中時代」という世代の私ですが、本作品も彼の魅力は出ていると思います。ただし、普通の市民がふとした事から犯罪を重ねてしまうというという展開の中で、人間の狂気がどのように表出してくるのか?という主人公の心理描写を期待していたのですが、ちょっと弱いです。 5点(2004-04-20 22:02:21) |
1946. チャドルと生きる
生まれる国や人種・性別は選べない。それを宿命として人生を歩むしかない。本国イランでの上映が禁止される問題作で、海外向けの作品のようだが、他国の文化を理解するのはやはり難しい。私にイスラム関係の予備知識がないのに加え、リレー形式で中心人物がどんどん変わっていく展開にはついていけない。各場面場面でメッセージがあるとは思うのだが、話がぶつ切りになってしまうので、イラン女性の不自由さがどうもストレートには伝わってこないし、わかりにくい。製作者の意図に政治的なものがあったのかどうかわからないが、1人の女性に焦点をあてた物語形式を通じて、メッセージを伝えた方がよかったのではないか?と個人的には思うが、1人の女優に政治的圧力がかかるリスクを避けたのだろうか? 5点(2004-04-20 15:52:22) |
1947. セブン
つまらなくは無いんだけど、難点を言うと、図書館の貸し出し履歴で身元をわられてしまう犯人は頭悪い。私なら偽名で借りるか、古本屋かどこかで買うよ。あと凶器の領収書残しておくのもなあ。途中で方針変更したと言っているし、逮捕を前提だったとも思えないし。インテリぶった計画的な知能殺人を装ってる割には非常にお粗末。これで犯人に対し「怖いなあ」より「馬鹿だなあ」という感情が上回ってしまうので、作品がシリアスさに欠け、恐怖心も盛り上がらない。要は犯人が馬鹿なのでサスペンスにならない。また、犯人の目的は「罪を犯した人間が死の恐怖で罪を悔いる」事にあるので、犯人が嫉妬により殺されるが、死の恐怖で罪を悔いているとは思えない点は譲ったとしても、ブラピが憤怒で殺人犯しても、ブラピが死刑にでもならないことには(その可能性は低い)犯人は目的を達成した事にはならないのでは?(ブラピは生きながら憤怒の罪を悔いるのか?)よってこの辺もちょっと犯人は思慮が足りないというか、浅はかだなあと。(だからブラピは犯人に負けてはいない。)奥さんの首が届いたり、ブラピが私刑することに感じるところはあるものの、オチとしては弱いかなあと。蛇足ながら、この手の作品のレンタルする時は、近所で猟奇殺人が発生した場合、自分のレンタル履歴・個人情報が警察に渡るのを覚悟すべきと思います。 5点(2004-04-19 16:42:47)(笑:1票) |
1948. ワイアット・アープ(1994)
人物伝はどこかにフォーカスしないとこうなってしまう(全体は長いが、個々のストーリーは短くぶつ切り)は仕方がないのかも。ジーンハックマンの「何かを失っていくのが人生だ。それでも皆生きていく」というセリフが心に残った。 5点(2004-04-18 23:07:08) |
1949. ジャングル大帝(1997)
義理堅いなあレオ。悪くは無いのだが、ちょっと話が重い。 5点(2004-04-18 23:02:55) |
1950. ジャングル・ジョージ
ブレンダンの肉体はCG? 5点(2004-04-18 01:37:33)(笑:1票) |
1951. ブレイク・ダウン<TVM>
アクションはまあまあなんだが、女1男3の陳腐な恋愛感情が作品を安っぽくしているのが残念。 5点(2004-04-17 16:22:52) |
1952. ノーバディーズ・フール
全体的な雰囲気は悪くないのですが、展開に物語性を感じられず、やや退屈な印象を受けた。 <追記>19年ぶりに再見。それなりに年は取ったが印象は変わらず。マイペースな主人公は成長・変化しないのに、都合よく物事が解決してしまっている。もうちょっと主人公に反省や改心みたいなものがあってもよかったのではないか。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2004-04-16 22:15:28) |
1953. 真田風雲録
これは微妙だなあ。当然、錦之助が幸村で大活躍!と思ったら超能力者の猿飛佐助だし。コメディータッチなんだが、豊臣崩壊が背景にあるため全体的なトーンが暗いし。幸村の死に様はちょっとふざけすぎ。錦之助の持ち味もあまり出ていない感じ。 5点(2004-04-16 14:43:38) |
1954. 宮廷料理人ヴァテール
ヴァテールが才能のある人で、マネジメントもしながらプロジェクトを成功させようとする様は中々面白い。ただし、ヴァテール自身コンデ公に仕えているわけで、コンデ公の上位にあたる国王及び関係者への頑なな態度はちょっと問題あり。彼らをないがしろにする事はコンデ公の立場を危うくするという考えはないのか?でもコンデ公もヴァテールを賭けの材料にしてしまうあたりも仕える人間への優しさに欠ける。2人の関係の理解に苦しむ。 5点(2004-04-16 01:14:13) |
1955. 十二人の怒れる男(1957)
本作品に限りませんが、皆が良いという作品に低い点数をつける時は、Hフォンダの心境になります。誰だかわからない匿名サイトですらそうですから、顔の見える場面で、異を唱えるのかなりの負担でしょう。但し、この陪審員達の場合は、たまたま集まった連中で、互いの素性もよく判らない、終われば別々の後腐れの無い間柄。だからこそ、思った事を素直に言える状況にあり、意見を変えるのも心理的負担はなく、比較的たやすい。しかも自己の利益は絡まない為、論理性が比較的通りやすい状況下にあり、人間の心理云々を言うにはちょっと特殊な設定に思えます。よって感情的に有罪を主張していた連中が論理的に説得されて無罪に転じていくというオセロをひっくりかえずような理路整然した展開には、さほど驚きも感動もないです。一方普段の社会生活の中での意見の対立は、私利私欲やその後の付き合い等々の打算も働くため、論理と感情が入り乱れた一筋縄ではいかない複雑さが潜んでいると思います。そのような状況下でも何らかの意思決定はされるし、時には善悪を無視した非常に危うい決定もあるかと思うと憂鬱になります。 5点(2004-04-15 01:30:33)(良:2票) |
1956. 落穂拾い
《ネタバレ》 規格外の物・古くなった物・壊れた物・賞味期限切れの物・タマタマ収穫されなかった物、いろんな落穂があり、それを拾う者がいる。但し、この世の最大の落穂は人間だ。「物」を「者」に置き換えた時、それら拾う者はいるだろうか?最後の文盲達(教育システムからの落穂)へのボランティア活動する人はその1人なのだろう。 5点(2004-04-12 04:12:17) |
1957. 微笑みをもう一度
ワイドショーや女性週刊誌が何故売れるかっていうと他人の不幸が面白いから。じゃあ何故他人の不幸が面白いのかというと自分の不幸を相対化できるから。田舎の住みにくさと専業主婦のリスクについて教えてくれる作品。 5点(2004-04-11 05:07:13) |
1958. 荒野の決闘
単純明快な「決闘」を期待したので、やや拍子抜け。 5点(2004-04-10 02:23:30) |
1959. スラップ・ショット
《ネタバレ》 エロは暴力より強し? 5点(2004-04-09 23:54:36) |
1960. 夢の降る街
気楽に見れる普通の恋愛映画。前半は精神科医と予知能力者の対決みたいになっていて言動の対比が面白い。その後の展開はありきたりだけど。1組が同性愛者になっちゃうけど、同性愛者も貝合わせの説に当てはまるのだろうか??? 5点(2004-04-07 04:24:50) |