1941. 素晴らしき哉、人生!(1946)
生きているだけで素晴らしいんだ!というメッセージが伝わってきて、観終えた後も生きていることの有り難味がじんわりと体感できる作品。 だけど、アメリカ映画ならではのくだらない演出方法がハナにつき、観ている最中は不快で仕方なかった。 題材はいいだけに勿体無い。 [DVD(字幕)] 5点(2009-07-25 10:39:52) |
1942. 激突!<TVM>
アメリカの田舎道で繰り広げられる、巻き込まれ型サスペンス。 序盤の恐怖を盛り上げていく演出が秀逸。 何てことのない日常から、ふって湧いたトラブル。 最初はなんてことなさそうだったのに、相手が悪かったのか、どんどんその火種は大きくなり、最後は・・・ 緊迫感があり、興味をひく序盤は良かったが、後半になるにつれどんどんダレていったのが残念。 特に、相手が殺意をむき出しにして襲いかかってくる頃には、緊迫感もへったくれもなく、単なるアクション映画へといつの間にか移行していた。 この系統の作品って、序盤のサスペンス仕込みの部分が肝だと思うが、ラストへのもっていきかたとオチが難しい。 あたかも、その失敗の典型をみたような作品だが、それになりに楽しめるところはさすがアメリカ映画だ。 [DVD(字幕)] 6点(2009-07-22 00:12:26) |
1943. 霧の中の風景
《ネタバレ》 テオ・アンゲロプロスという監督とは、とことん相性が悪くて、今までに観たこの監督の作品はことごとく合わなかったという経緯がある。 しかし本作は私が最も好きとも言えるジャンル“ロードムービー”なので、少しは期待して観てみることに・・・ 前半からなかなかの良い雰囲気。 幼い子供二人が父親の面影を追い求め、旅を始める。 旅先で出会ったバイク青年との絡みはなかなか味わい深く、期待は増していったが、後半になるにつれ、いつものテオ節が炸裂!。 あえなく撃沈しそうになった。 そして、これまたテオ作品に多い、突然のハプニング。 終始、静かにゆっくり話が進んでいくと思いきや、突然、嵐が巻き起こる。 それがテオ作品。 今回は、少女への強姦事件。 描かれ方がとても地味であるため、余計にリアリティが増し、後味の悪さが残った。 この強姦シーンについては、個人的に不要と感じた。 別にこんな悲惨なエピソード盛り込まなくたって、二人の子供が静かにゆっくり旅をする・・・でいい様に思うんだが。 やっぱり、この監督とは相性が悪いらしい。 [ビデオ(字幕)] 4点(2009-07-20 23:46:20)(良:1票) |
1944. スピオーネ(1928)
サイレントで150分近いとなると、かなりシンドイ。 それでもサイレントならではの何かがあれば耐えられるが、退屈なスパイもの以外の何物でもなかった。 それと、悪役が決まりきっているのも難点。 あの近未来的なデスク装置に電動車椅子は、さすがフリッツ・ラングという感じではあったが。 [CS・衛星(字幕)] 1点(2009-07-20 11:57:37)(笑:1票) |
1945. 石中先生行状記(1950)
オムニバス作品ということで、無難に楽しめた反面、少し物足りない印象も受けた。 しかし、三船敏郎が出たパートはとても良かった。 何と言っても三船敏郎がカッコよい。 さすがアラン・ドロンに「三船敏郎さんはカッコいい」と言わしめた俳優だ。 体格もガッチリしていて、風格もあり、だけどシャイで、心も優しい。 そして時折見せるあどけない表情。 これはおそらく女心を揺さぶるに違いない。 パっと見怖いんだけど、こういう可愛らしい表情も出せる。 三船敏郎という俳優は、決して大根役者なんかではなく、演技に幅の広さと深みを持つ偉大な俳優だということが、本作を通しても理解できる。 それにしても杉葉子キュートだなぁ~。。 最近ハマりつつある今日この頃。 [映画館(邦画)] 7点(2009-07-19 23:57:17) |
1946. 山猫令嬢
《ネタバレ》 戦前の作品の雰囲気だなぁ・・・と思ったら、ギリギリ戦後の作品だったようだ。 テーマ自体は戦前を思わせる古臭い内容で、やや苦手なものだったが、テンポがなかなかに良く、意外にも最後までサラリと観ることができた。 実は学校の先生が父親だったと明かされた時、正直ビックリしてしまった。 これにはやられた。 これがいいスパイスになって、後半もそれなりにだが楽しむことができた。 ただし、ラスト付近のお涙頂戴的な母娘の抱きしめ合いと、テンポが良すぎるまとめ方に多少の違和感を感じた。 1940年代の日本映画っぽさというか、1950年代以降の様な成熟しきった感じのない、荒削りな印象を受けた。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2009-07-16 00:11:50) |
1947. 私の夜はあなたの昼より美しい
《ネタバレ》 解りにくそうでいて案外単純な内容なのだが、そういったことより何より、「面白くない!」の一言。 主演の男女二人は、それぞれ幼少期にトラウマになるような体験をしている。 そんな二人がある日、運命の出会いを果たす。 互いは共通の苦しい過去を持つことから、反発し合いながらも、互いを深く理解し、愛し合っていく。 お互いの苦しみを理解しているからこそ、ラストの海での入水心中へとつながっていくのだ。 これで愛し合う二人は全てから解放されるのだ、と。 まあ、こんな解釈しかできないが、いずれにしても、だからって別に感銘を受けることもないし、まして感情移入もできない。 それでいて、哲学的なセリフの垂れ流しが最初から最後までしつこく、ただ単に疲れるだけだった。 「フランス映画は理屈っぽくて小難しい」 そんな、一般のフランス映画に対するイメージを助長するような作品。 [DVD(字幕)] 4点(2009-07-14 00:10:08) |
1948. シャッフル(1981)
後年の石井聰亙作品である「DEAD AND RUN」の原型ともいえる内容の作品。 走る、走る、走る! 手持ちカメラでブレまくりでひたすら追う、そして逃げる! とにかく走る映画。 そこに石井聰亙監督ならではのテイストが加わり、ハイテンションな仕上がりをみせている。 まさに“疾走感”という名に合致する内容で、石井聰亙の世界を十分に堪能できる異色短編である。 [DVD(邦画)] 6点(2009-07-13 18:34:01) |
1949. ワンナイト イン モンコック
《ネタバレ》 香港の夜の雰囲気が良く出ていて楽しめた。 しかも、全編にわたって現地ロケに徹しているのが良い。 新宿とか香港とかを題名に銘打っていても、ちょろちょろっと街頭の風景だけ撮ってみせて、あとはその街らしさのかけらも出てこない、なんて作品が多い中、本作はその部分で既に秀でている。 ただし、変に凝った映像と演出には少し問題がアリかと。 前半はサスペンス色を出そうと頑張ったせいか、とても解りにくい。 そして、映像も臨場感を出そうと頑張ったせいか、とても見づらい。 時間軸をずらす手法も、必然性がいまいちだ。 そして何より、後味がよろしくない。 主人公が死ななければならない理由が見えてこないのだ。 それに、あの若い警官が撃たれて死ななければならない運命的なものも感じない。 惨殺と呼べるほどの衝撃的な死に方をさせたその意図が分からないというか、関連付けが感じられないのが致命傷ではある。 ただし、最初から最後まで飽きずに観られたという娯楽性の面においてはそれなりのレベルに達している。 香港を舞台にしたクライムサスペンスとして単純に楽しめばよいのかもしれない。 [DVD(字幕)] 5点(2009-07-12 23:39:25) |
1950. つきせぬ想い
《ネタバレ》 香港恋愛映画の傑作。 飾り気のないシンプルなストーリーに、ベタな展開。 だけど、ツボはしっかりおさえている。 イー・トンシン監督の確かな手腕を感じ取れる素晴らしいラブ・ストーリーだ。 ラストは悲劇として幕を閉じる。 が、しかし、それは決して後味の悪いものではない。 愛する者同士は、いくら愛し合っても、いつかは死によって別離せざるを得ない。 そんな二人にとって一番大事なことは、どれだけ純粋に、そして真剣に相手を愛することができたか?ではないだろうか。 その点において、本作の二人は互いを真剣に愛していた。 別れるには早過ぎたかもしれないが、一瞬一瞬がとても輝き、幸せに満ち溢れていた。 あの無邪気にはしゃぐ二人の笑顔が忘れられない。 短い時間でも二人が一緒に居られ、互いを真剣に愛することができたならば、二人の心の中にはきっと美しい思い出が残るに違いない。 それよりむしろ、この取り残された男からすれば、彼女が死ぬ前に彼女と出会えたことが幸せだったと考えることもできるのではないだろうか。 そして、この女性は、独りで死ぬことなく、死ぬ前に自分を本当に愛してくれる彼と出会えて良かったんじゃないだろうか。 そういう風に別の角度から二人の人生を考えてみると、単純に悲劇なだけのお話だとは言えないんじゃないだろうか。 男と女にとって何が本当に幸せか? それを観る者に鋭く訴えてくる含蓄のあるラブストーリー。 香港恋愛映画の奥深さを垣間見ることができた作品であった。 [ビデオ(字幕)] 8点(2009-07-12 17:13:50) |
1951. 長距離ランナーの孤独
《ネタバレ》 屈折した少年の生き様を飾り気なく描いた作品だ。 非行に明け暮れた少年が、感化院に入るハメになったのは当然の成り行きだったが、そこで彼の長距離ランナーとしての隠れた才能が開花し、彼の人生に最大のチャンスが訪れる。 しかし、彼はクロスカントリーの大会で、ゴール直前で失速。 この失速が、意図的なのか、それとも単にバテただけなのか。 そういった疑問を観る者に提起するが、やはり意図的だったと解釈するのが妥当だろうか。 彼の脳裏に過去の様々なシーンが浮かび上がり、それにうなされるようにして失速していったが、これは彼の中での“優等生になることへの抵抗”のようなものが原因である。 優勝すれば、優等生として周囲の期待に応えることができる。 しかし、その反面、彼は自分を裏切ってしまうことになる。 反逆精神の塊で生きてきた彼が優等生になるということは、すなわち自分をごまかし裏切ることになるのだ。 そんな葛藤がレース終盤で彼を襲い、失速してしまった。 いや、自ら失速したのだ。 あらゆる面で恵まれない環境で育った少年が、その根底に持っているであろう反骨精神を、見事に描いた良作である。 [ビデオ(字幕)] 7点(2009-07-10 02:06:43) |
1952. プラットホーム
この作品を観終えた時、想起したものといえば、ホウ・シャオシェンであり、テオ・アンゲロプロスだ。 素朴でポップなナンバーが頻繁に流れ、外見のイケてない若者が無邪気に自然の中を駆け回る。 そういった面で見ればホウ・シャオシェンの空気を感じる。 一方で、遠景のロングショットが多く、しかも尺も長く、叙事詩的な趣きがあるという面からいえばテオ・アンゲロプロスの作品にも似ているような気がする。 いずれにしても本作から受けた印象としては、もう一度観たらもっと味が出るだろうなぁ、ということだ。 ある村を舞台に繰り広げられる若者たちの群像劇。 そこには筋書きのない現実的な日々が映し出されているにすぎないが、かといって即興的演出でもって撮られたわけではなく、作為性も感じられる。 そういう意味で、ジャ・ジャンクー監督ならではの独自の感性が感じられる作品であった。 [ビデオ(字幕)] 6点(2009-07-06 00:19:31) |
1953. 神の子たち
世界の貧しい子供たちの悲惨さを映像で伝えるという観点でみれば、間違いなく成功している。 だけど、私はドキュメンタリー映画にそういったことは求めていない。 私は、娯楽性重視のフィクション映画はあまり好きではないが、ドキュメンタリー映画だけは例外で、娯楽性重視のドキュメンタリー映画が好きである。 そういう個人的な好みからみて、本作は少し真面目すぎる。 ドキュメンタリー映画『ゆきゆきて、神軍』を大好きな人は、本作を観ても楽しめないだろうし、逆に、本作を傑作ドキュメンタリーと感じた人は、『ゆきゆきて、神軍』にヘドが出るに違いない。 [DVD(字幕)] 6点(2009-07-05 03:35:34) |
1954. 仮面の米国
アメリカ映画の器用さが、良い方向に出た逸品。 ストーリーは適度に起伏があり、飽きさせない。 そしてメッセージ性も十分である。 主人公を演じたポール・ムニも、相変わらず存在感がある。 1930年代前半という年代を考えると、脱獄モノとしての、その出来の良さは傑出している。 [DVD(字幕)] 7点(2009-07-03 00:47:18) |
1955. 灯台守の恋
なんとなく観始めて、なんとくなく盛り上がって、最後はしょぼくおちた感のある内容。 [DVD(字幕)] 5点(2009-07-01 22:13:42) |
1956. 特別な一日
子供6人を抱える母親が、家事に追われ、刺激を求めたというソフィア・ローレンの心理は理解できたものの、同性愛とやらのマルチェロ・マストロヤンニが、ソフィア・ローレンを執拗に誘う心理がどうも理解できなかった。 反ファシズムの党員として、アパートメントから出立する前日の「特別な一日」にそういう行動に出たともとれるが、それにしてもシックリはこない。 前半から中盤にかけての、男性から誘われる側の女性の心理を緻密に描いた部分は良かったのだが、後半にかけていまいち乗りきれない作品だった。 ただし、淡々と描写される室内の登場人物達の動き、屋上での男女二人のやりとりなどは、とても印象に残るシーンだった。 [DVD(字幕)] 6点(2009-06-29 00:10:57) |
1957. 旅愁の都
《ネタバレ》 鈴木英夫作品で、これまた楽しめた作品となった。 宝田明がとにかくカッコよく、演技も巧い! まさにハンサムの代名詞的俳優である。 沖縄ロケに期待はしたものの、ちょっとだけ街風景が映されるだけで、あとは観光地ばかり。 本土返還前の生きた沖縄を観てみたかったので残念だった。 だって、「ひめゆりの塔」なんて、今も昔も見た目変わらないし。 それはそうと、ストーリーだが、これがダークな部分も含み、大人の味に仕上がっていて堪能することができた。 「本当に好きになった女性に、実は暗い過去があったとしたら、前と変わらずその女性を好きでいられるか?」 この問いかけをメインに話は進んでいくが、その暗い過去とやらがなかなかに深刻で、考えさせられた。 苦味のきいた、だけど味わいのある大人の話である。 個人的には女優陣に魅力を感じることができず、宝田明に感情移入できなかったのがネックといえばネックだった。 しかし、それでも十分に楽しめた作品であった。 本作にしてもそうだが、鈴木英夫監督の作品は、自然でいて、独特の乾いた都会的な映像感覚が発揮されており、特別な才能を感じる。 [映画館(邦画)] 7点(2009-06-27 19:34:24) |
1958. 戦国群盗伝
《ネタバレ》 脚本の「山中貞雄」色は感じられず、潤色の「黒澤明」色が著しく出てしまっている。 なので、山中貞雄の面影を感じたい人、つまりは、『人情紙風船』の凍りついた様な殺伐感、『百万両の壺』で感じたあの躍動感、『河内山宗俊』の粋な世界を期待して観ると、確実に裏切られる。 一方で、黒澤明好きならおそらく無難ながらも楽しめる時代劇だと思われる。 良い人・悪い人が明確に別れすぎた人物設定、強引で都合よすぎる展開、悪い人たちが簡単に死んでいく予定調和なラスト、とまさにハリウッド映画的な短絡さ。 これで娯楽作として素晴らしい出来なら、それなりに楽しめただろうに、残念ながら本作はそれほど娯楽性という観点においても突出してはいなかった。 三船敏郎に鶴田浩二、志村喬に千秋実、そして司葉子、と贅沢な布陣だけに、何とも勿体無い。 [映画館(邦画)] 2点(2009-06-27 01:39:19) |
1959. パリの灯は遠く
《ネタバレ》 淡々と進む展開は、いかにもフランス映画って感じでそれはいいんだけど、話があまりにつまらない。 アラン・ドロン演じる主人公のフランス人をどんどん追い詰めていく内容で、その狙いは分かるのだが、スリリングさもないし、謎かけもないし、工夫がない。 それでもアラン・ドロンの魅力でなんとか魅せるが、それ以外に見所がないのが、どうにも救い難い。 [ビデオ(字幕)] 3点(2009-06-27 00:30:57) |
1960. アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン
《ネタバレ》 『青いパパイヤの香り』『夏至』『シクロ』と、寡作ながら圧倒的な映像美を誇る傑作を放ち続けているトラン・アン・ユン監督の久々の新作。キムタクが出ているということで、賛否は両論だが、トラン・アン・ユン監督の作品なら、そんなの全然気にならず。しかも音楽を、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ作品で素晴らしい音楽を披露したグスターボ・サンタオラヤが担当。トラン・アン・ユン監督が放つ映像美とのコラボレーションに期待が膨らんだ。さてさて、内容だが、はっきり言って解りにくい。少なくとも一般受けしそうにないストーリー展開であった。又、最後も言いたいこと、結論めいたものは明確には伝わってこず、消化不良のまま映画館を去った人が多かったのではないだろうか。でも、私個人的には大満足とまではいかないまでも、楽しむことはできた。フィリピンや香港などのアジアの躍動感と神秘性が伝わってくる美しい映像、それに呼応するかのように“鳴り響く”グスターボ・サンタオラヤによる叙情的なBGM、アメリカ・フランス・韓国・日本のイケメン俳優による競演、そういった部分だけで十分に楽しめたのだ。特に映像センスに関しては、さすがはトラン・アン・ユンといった貫禄で、極端に言えば、ストーリーが何だっていいような気さえした。それだけ、トラン・アン・ユン印の映像美は素晴らしい。この作品の魅力はその一言に尽きるわけで、キムタクの演技や、イ・ビョンホンの存在価値の不明さや、ストーリーの意味不明などは、別に取るに足らないのではないだろうか。監督の奥さんでもあり、監督の全ての作品で重要な女性役を演じているトラン・ヌー・イェン・ケーだが、本作ではかつてのイメージを覆すような熱演を見せていた。さすがに歳を取った感は否めなかったものの、それでもスタイルはまだ美しいし、独特の雰囲気もまた良い。ダテ男揃いの俳優陣の中で、一際かっこよかったのが、韓国代表のイ・ビョンホン。特に、紫のシャツを着て、カチっとキマったグレーのスーツを着込んで颯爽と歩くシーンは、かっこよすぎる程かっこよかった。ほんと、男が惚れるほどのかっこよさだ。しかもそこにグスターボ・サンタオラヤの音楽が挿入されると、効果倍増!こんな雰囲気で最初から最後までひっぱってくれたら、傑作間違いなしだったのになぁ。 [映画館(字幕)] 7点(2009-06-25 02:34:04) |