1. 男たちの挽歌
アクションは古さを隠せませんが、ホーの、「より良い明日」を求めてもがく姿に感動です。ラストのサン兄弟の仲直りも、熱いしカッコイイ!云う事なしですわ。 にしてもナンだ、料亭へのカチコミの場面でいったい誰が扉をうわぁナニをするやめPAMPAM! 10点(2004-08-17 11:29:19) |
2. レザボア・ドッグス
時に第三者的なカメラワーク。音楽はオーディオからしか流さない。気に入ったわ。サントラ買おっと。 10点(2003-10-24 10:26:23) |
3. ワイルドバンチ
《ネタバレ》 全てが終わった後、デークがパイクのホルスタに収まったピースメイカー(西部劇の代名詞的拳銃)を見つけるシーンがこの映画の全てを物語っていると思う。「さらば拳銃、さらば熱き男たち」てな感じで。時代の遺物となったオッサンたちの、古臭くても泥臭くても誇り高い生き様!オッサンたちの豪快な笑いには、観ているこっちもつられて笑ってしまう。登場人物といっしょに笑えた映画は、コメディを除けばこれが始めてだ。 10点(2003-08-19 12:32:48)(良:1票) |
4. フェイス/オフ
中1の時に学校の予餞会で観た当時は、ニコラス・ケイジがルックス的に好きになれなかった事も有って、キャスター・トロイを憎悪し、ショーン・アーチャーに感情移入しながら観てた。改めて観ると、トロイもなかなか格好良い、なんとゆうか「悪役の美学」みたいのを感じた。アーチャーがイブに真相を明かすシーンやトロイの涙には胸が詰まる。あの二人の演技上手過ぎだよ。ホンとに手術したみたいだよ。あと最近買ったDVD観て気づいたけど、冒頭でアーチャーはP226をダブルハンドで構えているが、その後、アーチャーになったトロイはP226をシングルハンドで、トロイになったアーチャーはV-12をダブルハンドで構えてる!キャラの違いで銃の使い方も分けているのだ!細かい所までの気遣いに脱帽です。兎にも角にも最高!これが好きな方には『男たちの挽歌』系も併せて鑑賞する事をお奨めします。 10点(2003-04-29 11:04:43) |
5. 男たちの挽歌II
《ネタバレ》 一言。「最高!」 『フェイス/オフ』でも魅せてくれたドラマ&銃撃戦、そしてセリフの素晴らしさにもうメロメロ。 「どうして、善人で居続ける事が出来ないのだろう」「敗北が厭なら、俺と戦え!」「キン、先に帰っていい」等等、名台詞だらけ、そしてそれらのセリフについて回るシーンも常にドラマチック。病院の前のシーンには確実にもらい泣き。 悠然と構える悪役=コー。コーの側近の、謎の拳銃使い。シン・フイ・オンも泥臭いキャラが結構印象つよかった。 クライマクッスの銃撃戦は、素晴らしいの一言。ウー老師の「白」の使い方の上手さに感心。血まみれで椅子に腰掛けて警官隊を迎える三人の「英雄」たちの姿に何故だか美しさを感じてしまった。 10点(2003-04-29 11:01:01) |
6. ゴジラ(1954)
《ネタバレ》 とりあえず軍ヲタ的には本物のM24チャーフィーを観れた時点で大満足。あとイージーエイトでも出してくれれば…てな冗談はさておき。これはなかなかイイ映画です。とにかく人間を前面に出してるのがいい。科学技術のマイナス面=人間の業の深さが描かれている。そして芹沢の死とはまさに、人間の業をすべて背負った死でありましょう。しっかしナンだ、コレに比べるとヲイラが真性消防の頃に嬉々として観に行ってた'90ゴジラは…怪獣の尊厳?ばかりに目を向けてその下で踏み潰され、死んでいく人々は無視ですかい…つーかあの辺て基本的に善悪対決だよな…アメリカ式戦争… 9点(2004-08-22 17:22:02) |
7. マトリックス リローデッド
DVDを購入して観たのですが、¥2530の価値は有りました。¥5000ぐらいは有ります。多少難解な部分が、何度も観る気にさせてくれる。アーキテクトの部屋のシーンなんか大好きですわ。んがっ!ネオが露骨にトリニティを求めすぎていけませんな。ザイオンでの集会のシーンもチト…ま、しかし、そのヘンも含めてもこの点数。あと、広場のシーンでスミスがその辺の建物かわらわらと出てくるシーンは、噴出しそうになった。 9点(2003-12-16 11:35:07) |
8. 太陽を盗んだ男
《ネタバレ》 おもしろいじゃん。アクションをもうちっと強化して音楽も変えれば現代にも通用する出来だよ。木戸が、自分の手に入れた力=核をもてあましてラジオに答えを求めるあたりが良い。放射線障害に体を蝕まれていく描写は哀しみがたっぷり。まぁ、突っ込み所も多数ですが。音楽の古さもあまり気にならなかったスね。予告編はさすがにイタかったですが。リメイクしましょうぜ。金城武と山崎努、監督はジョン・ウー老師で(爆)。 9点(2003-10-29 11:22:45) |
9. 天空の城ラピュタ
褒め方がわからん!それぐらい良い。ドーラ婆さんの若き日も観てみたい。『ブラック・ラグーン』みたくなりそうで。 9点(2003-10-15 13:28:53) |
10. シュリ
《ネタバレ》 評価分かれてますねぇ。僕的にはなかなかおもろい映画だと思いますよ。撃ち合いの迫力がタマランし。「ハリウッドを意識し過ぎ」とか言いますけどそれはアクションの話だと思うしアクション描写に限らずオリジナルなものはいきなり創れないからまずはマネでしょう。「北では同胞が飢えているのに、此処では喰い過ぎて吐くのに大忙しだ」「チーズやハンバーガー、コーラで育った奴には解るまい!」 9点(2003-08-12 11:45:12) |
11. インデペンデンス・デイ
みんな酷評しとるなぁ…僕は厨房の頃TVで診たんだけど少なくともその時分はかなり楽しんだし、今観ても楽しめるんじゃないかな。思い出ってのも有るけどさ。娯楽映画の鏡だと思う。それにしても今気付いたんだけど何で空軍のエリア51に海軍/海兵隊のF/A-18が有るんだろ。 9点(2003-07-07 14:20:36) |
12. ダイ・ハード
《ネタバレ》 中学生の時に『日曜洋画劇場』で観た。むっちゃハマった。テロ屋が実はコソドロっつー話とか、高層ビルを縦横無尽に頭使って動き回り撃ち合うスリルとか。「もう高いビルには登らねぇ。だれが何と言おうと登らねぇ。」…野沢那智の吹き替えにもハマりました。 9点(2003-06-26 12:49:13) |
13. マトリックス
面白いではないか。現実認識に関する哲学的な話も良い。ただ、あの世界に於いては「現実」に対しては意識が無く、従って搾取されてるとかゆう事を意識できる訳も無い訳で、マトリックスを現実として認識出来ていればそれで問題は無い。このバヤイ、「どれが現実か」ではなく「何を現実と認識するか」が問題な訳で、そうゆう訳で僕がネオの立場だったらあーゆう暗いみすぼらしい絶望的な世界を現実と認識させたモーフィアスを殴ってたと思う。こういった「現実認識の曖昧さ」に関してもっと哲学的に掘り下げて欲しかった気もするが…それやると映像でもフォローしきれんぐらい万人受けしなくなるだろな。 しかし攻殻の影響でかいねぇ。首のジャックとか。MPのSWATと撃ち合うシーンなんか思考戦車との撃ち合いまんまだし。文字(よく見ると片仮名の左右反転)が流れてくオープニングなんか攻殻のを縦にしただけだし。でかいスポーツバッグ引っ提げて殴りこみに行くシーンなんかで『男たちの挽歌Ⅱ』辺りを思い出したのは僕だけだろか。あと神出鬼没に現れてデザートイーグルぶっ放すエージェントがやはり印象的。 9点(2003-06-16 14:24:13) |
14. RONIN
リアルなスパイドラマっぽい内容を期待していたので、かなり楽しめた。ポリが現着する前にトンズラこく辺りもなかなか良い。そして音楽も良い。サントラ欲しい。 9点(2003-06-16 13:57:24) |
15. 狼/男たちの挽歌・最終章
皆臭い臭いと言っとるけど、あそこまで臭いと逆にファンタジーであるので気にならない。て云うか寧ろ良い。終盤付近でのシドニーの行動に涙。あとラストも。 9点(2003-05-30 10:06:01) |
16. スター・ウォーズ/ジェダイの復讐
このシリーズで一番好きだぞ、この映画。エンドアでのゲリラ戦も良いし、宇宙戦や殺陣の切れ味も最高。ストーリー的にもなかなか良い。 9点(2003-05-28 13:32:38) |
17. NYPD15分署
《ネタバレ》 伏線をバラすタイミングが良いですね(米版予告ではすでにバラしてた…駄目ぢゃん)。 ユンファは「男」をやらせたら最高です。ラスト、腐敗と戦ううちに自らも腐敗してしまった人なのだから、最後ぐらい正義の人として死なせてあげたい…泣かせます。 9点(2003-05-23 12:37:33) |
18. Avalon アヴァロン
好き嫌いの激しい映画とは聞いていた。で、僕は、と云うと、好き。ゆっくりとしたテンポも独特のドライな雰囲気を醸し出すのに一役で寧ろ良い。キャメロンやシャウオスキーの称賛もうなずける。押井が下手にハリウッド進出したりすると、ウー老師みたいにハリウッドシステムにがんじがらめにされて、無難なとこばっか使われるだけだろな。 9点(2003-05-12 14:15:57) |
19. GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊
原作が好きなので観た。原作とは違った雰囲気だがそこがまた良い。思考戦車との撃ち合いのシーンとかもね。ストーリーが難解なので、思い切って3時間ぐらいにして欲しかった、とも。エンドロールにドイツ在住の銃器専門家で月刊Gunのリポーターやってるの床井雅美さんの名前が出てきて、あー、やっぱ、話にゃ聞いてっけど、好きなんやね、押井監督も、とか思った。 9点(2003-05-07 11:37:10) |
20. ガメラ 大怪獣空中決戦
《ネタバレ》 もし怪獣が現れたらどうなるか、っつー事を丁寧にシミュレートした良作です。最初からガメラを正義の味方とは信じない、ギャオスはまずは研究対象、「こっちにも来たらおもれーのになー」なんて云ってるうちに電車ごと喰われちゃう哀れなにーちゃん、勝手には動けない自衛隊…ただ不満が有るとすれば、ガメラの犠牲者もしっかり描いて欲しかったスね。 8点(2004-08-22 17:37:17) |