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プロフィール
コメント数 530
性別 男性
ホームページ http://blog.goo.ne.jp/fw14b_2005/
自己紹介 すっかり放置プレイ続行中でございます。
そこそこ映画見てはいるんですけどね・・・。
Review書いていない作品も貯まったしなぁ・・・。

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1.  ダンボ(1941)
あはは,私も「1941」で将軍が涙流して感動して,「映画館を守れ。何故かって?決まっているだろう。感動する映画をやっているからだ。」のシーンで爆笑したもんです(何のReviewじゃ・・)。個人的には,前半の母親象さんとのやりとりが好きで,いつもほろりとさせられ,何とも優しい気持ちにさせられます(そん時だけだとしても・・)。息子が3歳の頃見せたらえらく気に入って,その結果ディズニーランドでは回転効率の極めて悪い「ダンボ」に乗るため,長時間待つハメになってしまいました(因みに未だ乗っていません)。長編アニメーションの草分けとして,当時エポックメーキングな作品であったかということと,何よりも開戦の年に敵国でこのような作品を作っていたことに驚きを禁じません。すべてのアニメーションの原点はここにあったのです。「白雪姫」の項でも書いたけど,これを見ずしてディズニーとアニメを語るべからず。
10点(2002-11-03 22:09:21)(良:1票)
2.  羊たちの沈黙
この手のジャンルは個人的に全く興味はないが,敢えて見たのは,とにかくアンソニー・ホプキンスが出ていたからだ。「日の名残」にしても「マスク・オブ・ゾロ」にしても,圧倒的な存在感を誇る"サー"だけに,どんなもんだろ?と半信半疑で見たが,只々納得としか言いようがない。主役二人の演技,ストーリーの構成と,尋常ならざる緊張感と恐怖の持続,一瞬たりともダルな瞬間が無く,有無を言わさず視聴者の感覚を引きつけて離さない,という圧倒的な求心力を持つ希有な作品と言うべきだろう。それにしても(私も,これ癖です),ここでも"サー"の圧倒的な存在感は顕在だ。ヒーロー,執事,只の爺様から猟奇犯までこなすその実力に只々脱帽の思い。真の名優とは,こういうものなのだろう。あと,ジョディ・フォスターの知的な実習生も良かったけれども,ちょっと老けてるかな・・って,気がした。尤も,じゃ誰が?と聞かれても返事に窮してしまうが・・。続編の「ハンニバル」に起用されなかったのは,10年たって一層老けてしまったからなのか・・。(確かに「アンナと王様」じゃ母親役が堂に入っていたから・・。でも「ハンニバル」って評判悪いんだよな・・。私も期待しないで見よう・・・。)
10点(2002-08-09 17:51:33)
3.  ベン・ハー(1959)
初めて見たのは,もう20年以上も前だろうか。日曜洋画劇場で前後編2回に分けての放映だったが,翌週の後編が待ちきれなかった思い出がある。15分(違ったか?)の撮影に数ヶ月を要し,死人まで出たという曰く付きの戦車競争の場面の凄まじさ(スター・ウォーズ-エピソード1のポッド・レースは,音楽も含めて明らかにこのシーンへのオマージュでしょう),当時としては精一杯の特撮だったであろうガレー船の戦闘シーン。死の谷(?)での癩病に犯された母妹との再会,そして,一杯の水が伏線となるキリストのゴルゴダの丘への場面と衝撃のラストシーンへ。「私の手は,剣をとるのを止めた」(字幕版では異なる訳でした)の科白と,続くエンドクレジットの壮大な頌歌に身震いするような感動と興奮を味わったことは今も生々しく記憶している。今となっては,と思われるかもしれないが,「十戒」「アラビアのロレンス」とともに,私にとってかけがえのない作品の一つであり,今後も語り継がれるであろう,否,語り継がれるべき不朽の名作。重複するが,ユダヤの古い聖歌をモチーフにしたミクロス・ローザの壮大なスコアも,まさに畢生の大作に相応しい品格と熱を感じさせる見事なもの。こうした,心を震わせるような一大スペクタクル史劇は,もう見ることはできないのだろうか。ここには,近年の大作では到底見ることのできない「真実」や「格調」が充溢していた・・・。(また長くて済みません。いくら褒めても褒め足りないや・・)
10点(2002-05-15 22:43:24)(良:2票)
4.  ローマの休日
これを見ずしてどうして映画を語れようか。皆さんが贈られた賛辞のすべてが私を代弁してくださっています。今更ここで私の拙劣な駄文を掲載することもないでしょう。これを見ずして某「タイ○○ッ○」や某「トッ○ガ○」を最高とかカッコイイ,と思っている人に是非お薦めしたい。あと,フランス6人組の一人,ジョルジュ・オーリックのノーブル極まりない曲も◎。
10点(2002-01-11 21:33:27)
5.  ピンク・パンサー3
同シリーズの前作をさらにパワーアップしたおバカさで,腹を抱えて笑い転げること必至である。クルーゾーがノートルダム寺院の上まですっ飛んでいく場面や,お城の橋の場面,ドレフェス署長が・・・!(見てのお楽しみ,騙されたと思ってぜひ見てください)のラストシーン。とにかく濃縮されたお笑いおバカ映画のエッセンスが,これでもかとばかり波状攻撃をかけてくる。ま,手っ取り早いのは,数々の名作のテーマをパロったタイトルバックを見ることか。「サウンド・オブ・ミュージック」と「雨に唄えば」以外がわかった方は結構マニア?さぁ,みんなでレンタルショップに走って,本シリーズを見て,ここで賛否両論交わし合いましょう。来週以降楽しみにしています。
10点(2001-11-21 19:57:36)(良:1票)
6.  スター・ウォーズ
制作後24年。CG等の撮影技術の進歩はめざましいものの,未だにこれを越えるSF作品が現れていないのが現状である。若かった日々,胸踊らせて何度も見た思い出が,鮮やかな色彩を伴って甦ってくる。エピソード1を機会に特別版も見たけれども,ま,翼を開く場面のXウィングファイターの数が増えていた,といった細部の違いだけで,特に大きな相違は感じられなかった。それにしても,デススター編は,今見ても本当に血沸き肉踊る興奮が健在だ。ルーカスにとってもJ・ウィリアムスにとっても一期一会の作品だったのかもしれない。
10点(2001-10-07 00:20:13)(良:1票)
7.  サウンド・オブ・ミュージック
今から数年前,偶然この映画の最初の舞台であるザルツブルグからウィーンへ訪れたことがあった。途中,文人墨客が多く訪れた避暑地,ザルツカンマーグートを通る。景勝地として知られる湖沼地帯だが,その中の一つモント湖畔の町モントゼーにはマリアとトラップ大佐が結婚式を挙げたあの教会があった。心地よい避暑地の夏風が湖からそよぎ,瀟洒な野外カフェなどもあり,観光客もまばらで,映画の一シーンを省察するにまたとない環境であった。周囲の緑なす山々と青々と水を湛える湖。この不朽の名作の最大の美術効果は何と言ってもこの雄大な大自然に他ならない。なればこそ,最後に高らかに歌われる「すべての山に登れ」が一層感動的に盛り上がるのだろう。唯一気にかかったのは,名曲の数々は飽くまでもアメリカ的であり,中欧風ではないことぐらいだ。それにしたとて,私がたまたま感じただけで全く問題になるまい。(蛇足ついでに,クリストファー・プラマーって「ピンクパンサー2」と「空軍大戦略」に出ていました。)
10点(2001-09-24 17:38:47)
8.  ウエスト・サイド物語(1961)
アメリカの音楽史,否音楽史に残る不朽の名作の映画化である。世紀が変わっても脈々と生き続けるブロードウェイの伝統はこの作品に帰依することが大きいだろうし,現代のミュージカルは,すっかりポップスと化してしまったようだが,改めてミュージカルの原点はオペレッタにあることや近代音楽史に与えたジャズの影響の強大さを認識する。もっともバーンスタインのミュージカルのすべてが人々に受け入れられたかというわけではなく,やはり映画化された「踊る大紐育」は原作とは大きくかけ離れたものになってしまっというし,「キャンディード」は初演から全くの失敗。「波止場」?「タヒチ・トロット」?名前すら聞いたことのない方も多いだろう。つまり,ミュージカル作曲家バーンスタインの名声は,この一作のみで不朽のものとなったのである。そんなことを思いながらジョージ・チャキリスの鋭い踊りを見る。逝って11年,指揮台上でのレニーの激しいアクションを思い出した。
10点(2001-09-22 20:54:59)(良:1票)
9.  十戒(1956)
30年ほど前に2番館で見た。一緒に見た友だちが聖書を買おうとした。その10数年後再び別の洋画系の2番館で,最後は湾岸戦争終結記念(?91年2月だけどまさかね)にテレビでやっていた。思い出深いと同時に映画の楽しさ・素晴らしさ・難しさを教えてくれた印象深い作品である。監督のデミルという人はスペクタクルに絶対の自信を持っていたそうだが,今後そのような監督は果たして出てくるのだろうか。そして,壮大・壮麗な一大史劇はもう見られないのだろうか。
10点(2001-08-18 22:21:33)
10.  紅の豚
やたり気負いすぎの印象が際立ち何も残らなかった「もののけ姫」とは大違い。宮崎作品の最高傑作と思う。空と海の両方にロマンを抱える飛行艇乗り(ウィリアム・ホールデンの「トコリの橋」と思わずかぶった),豚を心から理解し愛す2人の女性,おバカなアメリカ野郎に空賊一味等々皆魅力的だ。フォラゴーレにエンジンを換装した真っ赤なモンツァレッドのサボイアの雄姿は感涙もの(カーチスにフェラーリというネーミングの安易さも笑える)。
10点(2001-07-29 10:52:37)
11.  アラビアのロレンス
母国の帝国主義と民族自立の板挟みになりながらも理想を追ったロレンスの苦悩がひしひしと伝わる。今となっては,と言われるかもしれないが,映画史に残る必見の大傑作と思う。因みにピーター・オトゥールはロレンスの遠縁らしい。オンドマルトノや打楽器を多用したジャールの音楽も抜群だが,タイトルバックにあるように指揮はエードリアン・ボールト(ホルスト「惑星」の初演者)が正しいようだ。(以前のサウンドトラック盤:英国パイ原盤では作曲者の自演となっていたが)
10点(2001-07-29 00:00:01)
12.  ブレイブハート
徹底的にリアリティを追求した映像処理ももちろん凄いが,英国史の一面を鋭い骨太な筆致で,書き殴ったような印象を受けた。どうしてワールドカップにはイングランドとスコットランドが出るのか,某F1ドライバーの国籍はGBでもヘルメットのデザインは青地に白のクロスなのか,帝国主義とナショナリズムとは何なのか等々,多くのことを考えさせてくれた。暴言を承知で一言,わが国のウォレスは藤原経清だ。それにしても不作不作と言われた95年のアカデミー賞だが,これと「アポロ13」の一騎打ちとは高レベルの年だったのではないか。曲はどっちもJ・ホーナーの感動的なスコアだし。
10点(2001-07-01 23:22:51)
13.  少林サッカー
いやー,これはもう見事としか言いようがありません。笑いのツボを見事に押さえているし,これ以上ないくらいおバカに徹しているのも潔くてOK。「こんなことあるわけね~」の連続ですが,おバカに徹した映画はそれでいいのです。私も「キャプテン翼」と「アストロ球団」(笑)を思い出してしまいました。(「アストロ球団」の実写版,もしできたら私ゃ真っ先に封切りに並ぶぞ!!)皆さんご指摘の通り,意外に多い暴力シーンに-1点。とにかく香港映画の勢いとヴァイタリティーをもろに感じさせてもらいました。一番笑ったのは,饅頭屋のおねいさんがつるっぱげになって試合に出てくる,という予想通りの展開の時の「火星人が云々」の会話と,目一杯緊張感を持たせておいて試合再開,という刹那のゴールポスト一発!!!もうひっくり返って腹抱えて笑いまくりました。蛇足ですが,前半のロケ地は上海(?)で,決勝のスタジアムは珠海でしょうか。街の様子を見て,表通りだけとは言え随分中国も西欧化したもんだ,と思ってしまいました。
9点(2003-01-19 11:58:40)
14.  初恋のきた道
いやはや,何と超ベタな純愛ものなのでしょう。山のような突っ込みどころと見え見えな展開,チープなエビソードの数々。世俗にまみれ堕落しきった私がこんなお伽話みたいな恋愛に感動するわきゃねーだろ,と思いつつ1時間半。いやー,爆涙・号泣・いい年こいた大の男が泣いた泣いた。現代人が,否現代の日本人がとおの昔に忘却の彼方へ置き去りにしてきた純粋な魂を,思わぬところで見つけてしまった感じ。こういうこと書くと誤解を招くか,ひとつ間違うとセクハラ扱いされかねないけど,チャン・ツィイーの余りに純粋な笑顔を見ていると,今こんなおねいさんいないだろーなー,なんて思ってしまったし(失礼),あの河北の寒村のような電気すら通っていないような場所も,おそらくほとんど今の日本にはないことでしょう(因みに,私の県には二カ所ある)。黄昏れる白樺の林を背にしたチャン・ツィイーの美しいこと!!もうそれだけでも感涙ものです。蛇足ながら10年程前,数年にわたって,県の突端の田舎町で一人暮らしをしていた私ですが,お祭りの日にお婆さんから赤飯をいただいたことはありましたが(笑),茸蒸し餃子をつくってくれるようなおねいさん自体が皆無の寒村でしたので・・。しかし,↓私と年齢的に近い(と思われる)男性は皆高評価ですね・・・(爆)
9点(2003-01-03 15:16:14)
15.  アタック・ナンバーハーフ
おかまが出てくる映画ってあんまり記憶にないけど,劇場版「クレヨンしんちゃん」ぐらいかな・・・(マカオとジョマとか,ニーナとサリーとか・・)。如何におかまやゲイへの社会的な認知度が低いって証しでしょうかね・・。それにしても,これって超ベタベタの展開ですよね。もろにストーリーが見えすぎるくらい見えるし・・・。でも,あれだけ集中力のない私を,ここまで釘付けにした映像ってそうそうありません。ストーリーがベタでも構成力があれば,作品として立派に成り立つ,ということを改めて私に教えてくれた印象に残る一作として,心にとめておきたいと思いました。最近の作とは思われないくらい映像の解像度が悪かったり,所々フィルムの痛みも散見されましたが,それこそ笑って許せる範囲でした。唯一のゲイだというあの俳優さん,あまりの美しさに我が目を疑いました。選手の服装が20年前の日本のようだし,出てくる本物の女の子(笑)も,何か自分の若い頃の好みにぴったしだし(涙・・),いろいろな意味で,興味深く感じました。エンドロールで本物が出てきたときは,もうとどめを刺された感じだったし,↓タイ語のBCRの「サタディ・ナイト」,私も新鮮でした。それにしても,如何にもB級っぽい安くさいオープニングと,ツボを押さえた展開。もうお見事としか言いようがありません・・。
9点(2003-01-02 22:54:46)
16.  スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
いや~,やはり賛否両論ですね。ま,20数年来のファンとしては,エピソードⅣ~Ⅵまで見ていないと本作の魅力はわからない,なんてタカビーなことを言うつもりは全くないけど,見ておいた方が理解と楽しみは増えるかな~と思います。とにかく私もエピソードⅠが全く印象に残らなかっただけに,はて一体如何なることに・・とドキドキもんでした。しかし・・・。CG処理の是非はあるでしょうが,全編を通してこれほどテンションの高い作品もそうそうありません。やはり,並の映画じゃございません。アナキン役のヘイデン・クリステンセン(デンマーク等の北欧系なのでしょうか)よりオビ・ワンのユアン・マクレガー(「ムーラン・ルージュ」や「ブラス!」より数段良い)の方が数段かっこよかったり,エピソードⅣ~Ⅵよりも古い時代の筈なのに,特撮技術がここ20数年間で飛躍的に進歩したせいか,本作の風物の数々の方が未来的だったり,相変わらずメカのデザインが魅力的じゃなく,よくもまぁこんな格好悪いもんばっかりつくるもんだと思ったことなど(エピソードⅣの終盤,デススター攻撃に向かうXウィングファイターが突入に際し翼を開くシーンを越える場面は未だないと思います),突っ込みどころもありましたが,こんだけ楽しませてもらったし,なんでエピソードⅣで,オーウェンおじさんが惑星タトゥーインに いたのか,など符合する場面もあったのでめでたく合格点です。 しかし,関係ないけどアミダラの方が(娘の)レイアより数段美しいと思ったのは私だけかな・・。それにしても,あんな刺激的なかっこうして「理性を保って」も,ないもんだけど・・。あと,皆さんご指摘のように,確かに新三部作の中じゃ,本作はエピソードⅤ同様の位置付けなんでしょうね。しかし,あのラストシーン,アナキンはまだ暗黒面に陥っていないようだし,次作への期待を高めてくれますが,エピソードⅤ程の陰影は感じられませんでした。また2年後なんでしょうかね,Ⅲは。できればⅦ以降も作って欲しいけど,あれだけの特撮技術を駆使できるのならば・・・,映画史上に残るような戦争映画の大作でも撮ってもらえないもんでしょうかねぇ・・・・・。
9点(2002-12-29 20:19:41)
17.  ウィロー
いやー,この時点で平均4.7点か・・・。皆さん相当手厳しいですねぇ・・・。それとも私の見方が単に甘いだけなのか・・・。妙な脇役を狂言回しのように使ったところや,最後の剣戟シーンなどやはり「スタ・ウォーズ」を想起させるし,魔法使いの婆様同士のおっかない戦いはルークとベイダーの一騎打ちを思い出させてくれました。中世欧州風ファンタジーをSF風に味付けした感じで,見栄えがして,見応えがありました。相変わらずSFXの処理は見事だし,万人にお薦めできるファンタジーだと思うけどなぁ・・・。尤も,私が敢えてこの作品を見た理由は,たまたまフィルムスコアのCDに入っていたメインタイトルを聴いて,あまりの素晴らしさに感動したからです。皆さんご指摘の通り,ホーナーのスコアは完璧だと思います。演奏するロンドン・シンフォニーのブラスセクションがまた実にうまい(「カットスロート・アイランド」もそうだったけど・・)。ホーナーの作品としては「ロケッティア」や「アポロ13」と共に,最もドラマティックで聴き映えがするスコアだと思います。それにしても,ウィロー役の少年(当時18歳だったそうですが),Episode6じゃイウォークだったとは・・・。2時間一気に見せてくれたので合格点。+1点はホーナーに・・・。
9点(2002-12-23 22:53:06)
18.  オーロラの彼方へ
いやー,これは良かった。最初に見始めたときは,何十年ぶりかでニューヨークの空にオーロラが輝く夜に,最後にラジオの中から亡き父の声が聞こえてきて,感動的なラスト,なとど勝手に思っていたところ,何と前半でもう父の声が聞こえてくるではないですか。いったいどうやって話を収めるつもりだ,と思ったら,何とパニックサスペンス風の展開で,これ以上ないという大団円。設定の無理さ加減を全く感じさせず,むしろ清々しい印象を与えてくれたという点でも希有の作品と言えるかも知れません。もし今後「なんか面白い映画ねえが~」と聞かれた時は,これを薦めることにしましょう。前述のかなりの無理な設定は敢えて突っ込まなくてもOK。そんなことどうでも良くなる作品です。
9点(2002-12-22 22:03:47)
19.  ハノーバー・ストリート/哀愁の街かど
≪ネタバレあります≫↓DVD出とりましたので,約20年ぶりに見ました。79年作品だから「スター・ウォーズ」の2年後にして「レイダース」の2年前か。ハリソン・フォードのえらく若くて細いことに驚嘆。そして何より英国紳士然としたクリストファー・プラマーにも頷くしかありませんでした。唐突に出会って,すぐにできちゃって,そのまま寝ちゃって,と随分手回しの良いこと,などと突っ込んでいるうちに,いよいよ後半へ。1943年冬ということは,Ddayの半年まえだから,当然制空権はドイツにある訳で.フランス上空で降下したら助かる訳ないだろ,まして,リヨンのゲシュタポ本部に潜入なんて・・などと思っていたら,書類奪回から抗独レジスタンスとの合流まで,緊迫感溢れる展開に思わず手に汗握ってしまいました。ま,恋愛モノとしても戦争映画としても中途半端,なんて声も聞こえてきそうですが,僅か2時間にぎっしりと凝縮された名画のエッセンスに,思わず合格点です。張りぼてっぽいけど滑走するB25,ツェンダップやBMWに似せたドイツの単車に側車。Sdkfz251とか同247(「遠すぎた橋」にも出ていた張りぼてでしょうが)とかキューベルワーゲンにヘッツァー駆逐戦車(もとい,マズルブレーキ付いていたのでスイス陸軍のG13,「コレリ大尉のマンドリン」のやつとは微妙に違っていた??もっとも43年にフランスにあったかどうか・・・)。などなどマニアの心をくすぐるこだわりや時代考証も十分。WWⅡを背景にした恋愛ものと言えば,古いところじゃ「哀愁」とか「地上より永遠に」,最近じゃ「パール・ハーバー」なんて作品が出てきますが,私としてはこれがトップです。ロンドンの街並みを忠実に再現したというオープンセットも,"シティ"のクラシカルな雰囲気を伝えて十全だし,当時っぽい車両もたくさん走っています。ジョン・バリーの音楽も少々甘党だけど聴き映え十分。これに比べると,「トップガン」だの「パール・ハーバー」なんて絵空ごとにしか思われません。これは,本当にお薦めです。女優さんがちょい老け顔で(失礼!!当時25だったそうです),タイプじゃなかったので-1点(こんなことで引くなよ,と言われそうですが・・)。
9点(2002-11-18 21:10:26)
20.  クマのプーさん(1965)
これ,正しくは「プーさんとはちみつ」ですね。「保存版」と銘打たれたVTRには,本作の他に「プーさんとおおあらし」「プーさんとティガー」の2本が収められています。その他,「プーさんの森の学校」「プーさんと遊ぼう」「新・クマのプーさん」等のTVシリーズ,最近の「クリストファー・ロビンを追え(探せ,だっけ?)」「ティガー・ムービー」まで,子どもと随分見ましたが,やはり元祖であり草分けでもある本作の魅力は,今でも色褪せていないと思います。特に,吹き替え版では,何と言っても八代駿さんのプーさんの声が,ほんわかとした心地よい気分にさせてくれます。先週の新聞に,プーさんが今若い女性に大人気であることが報じられており,特に女子高生は,プーさんのアイテムは必須だそうですが,皆癒しを求めているってことでしょうか・・・。そう言えば,先日ディズニー・ストアの前を通ったら,フロア全面に色とりどりのプーさんのぬいぐるみが溢れていました(青やピンクもあった)。大ブレイクは結構だけど,A.A.ミルンの原作の雰囲気を歪めないでもらいたいな・・・。
9点(2002-10-21 00:16:30)
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