1. 学校
《ネタバレ》 先日見たドキュメンタリー番組のゲストで山田洋次が出ていて、元々はリストラされた中高年の職業訓練学校の番組を見て本作の着想を得たと言っていた。「学び」によって生まれ変わるという点では似てはいるが、本作は個々の生徒の思い出話でブツ切りになってしまって、学生同士の横の連携が薄かった。他方、互いに助け合って這い上がろうとする職業訓練学校の番組は考えさせられる点が多かった。そういう意味ではドキュメンタリーに負けてしまっていると言えるが、最後の「幸福とは何か」というのは難しい問題だが、その答えが「それを追究ために学び続ける」というのはキレイなまとめ方で、あらためて「学び」の重要性に気づかされた。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2025-01-04 00:34:15) |
2. スペシャリスト(1994)
シャロン・ストーンは美人でいいんだけどね。で、猫は結局無事だったんだろうか・・・。 [地上波(吹替)] 4点(2023-10-08 16:46:15) |
3. つぐみ
一時期こういう「露悪的」な女の子が流行ったような。松崎の街並みもいい雰囲気だし、牧瀬里穂は魅力的なんだけどね。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2023-09-25 12:26:15) |
4. 宮澤賢治 -その愛-
宮澤賢治と言えば国柱会というイメージなのだが、冒頭にちょっと出てきただけで日蓮宗の影響は殆ど描かれず、結局は無難な偉人伝になってしまったのが残念。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2023-09-22 23:07:21) |
5. ラリー・フリント
表現の自由の問題と夫婦愛?の物語が同時進行していくが、前者については大変興味深いテーマであるものの、後者の方にはあまり見応えはなかったので、前者にもっとフォーカスして政治色を強く出して欲しかった。とは言え、昨今のネット社会における誹謗中傷問題等を鑑みると、当時よりもさらに非常に重要になりつつ問題を扱っている作品ではあるので、もっと多くの人々が見るべきだと思うが、内容的に取り上げにくいのが難点か。作り方次第でもっと面白くできるハズなのでリメイクに期待したいところだが。 [地上波(字幕)] 7点(2023-07-17 11:37:24) |
6. セント・オブ・ウーマン/夢の香り
《ネタバレ》 アルパチーノがまるでソクラテスのように「魂への配慮」を説く一方で、アルパチーノ自身が「腐った社会」に嫌気がさし死のうとしている。それに対してチャーリーは「踊ればよい」と諭す。中高年が若者に対し「大人になれ」と言ってみたり「善く生きろ」と言ってみたりしてアレコレ説教垂れるのは仕方のないとしても、自分自身は「魂への配慮」をしているのか?という問い。最後は中高年が若者を救った格好だが、他方で校長のような中高年もいるという「腐った社会」の現実があることも忘れてはならない。若者にも中高年にも各々に生きることの難しさがあることを教えられる。腐った社会で絶望せずに生きていくため、大人になりつつも魂への配慮を忘れず、かつ踊る事ができれば言う事ないんだろが・・・。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2023-07-12 13:57:55) |
7. ボーイズ・ライフ
自伝なので物語的には盛り上がりはなく、役者の演技を楽しむ作品。見る前はどんだけDVがヒドイ父親なのかと構えていたんだが、実際はそれほどでもなく、この時代ならこの程度の人はいるだろうという印象。母息子にも問題がないわけじゃないし。義妹が良い子に育っているのが奇跡的ではあるが。それでも、抑圧された家庭環境というのはやはりよくないね。ただし、父親が酷かったからこそ、ここから抜け出そうとチャレンジできたわけで、平凡な父親だったら今でいうマイルドヤンキーとして田舎暮らしで一生終えてたかもしれないと考えると、人生とは不思議なものだなとも思う。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-06-29 13:03:54) |
8. メイド・イン・アメリカ(1993)
《ネタバレ》 娘に白人の血が混ざっているようには見えないので「実は父親ではない」というのは始めからわかるのが難点。最後はキレイにまとまってはいるので、異人種間恋愛ものとして見ればそれなりのデキなのかもしれないが。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2023-06-25 16:30:03) |
9. ダブル・ジョパディー
女版『逃亡者』というテイストで、少々ご都合主義的なところもあるが、ヒロインが魅力的なので最後まで楽しめる。 [地上波(吹替)] 6点(2023-06-20 18:40:01) |
10. ネゴシエーター
これでオワリかと思うと犯人がシツコクて中々終わらない。息抜き程度に見る分にはそんなに悪くもない。 [地上波(吹替)] 5点(2023-06-20 00:44:58) |
11. ブロークダウン・パレス
当時は目新しかったのかもしれないが、この種の事件もだいぶポピュラーになってきて内容的な新鮮味ははなく、ドキュメンタリーの方がリアルで面白いのかなとは思う。まだ若いクレア・デインズが魅力的なので(現在再放送中『あまちゃん』の能年玲奈に雰囲気が似てるような)、最後まで飽きずに見られるものの、オチの付け方には少々疑問も感じる。 [地上波(吹替)] 5点(2023-06-19 16:32:05) |
12. 野獣教師
野獣教師なんていうからどんだけ暴れるのかと思ったら、イガイと紳士的な元傭兵の無敵教師だった。時折見せるトム・ベレンジャーの表情が中々よい。内容的には80年代テイストで96年製作にしては少々古臭いかな。それなりにヒットしたのかその後シリーズ化されたようだが、主役は交代した模様。 [地上波(吹替)] 5点(2023-05-21 17:25:43) |
13. ロボコップ3
《ネタバレ》 話がデカクなったというか政治的になってしまったせいか、「抵抗する市民が正義!」みたいになってしまい少々説教クサイ内容になってしまった。ロボコップは立場上葛藤はするんだが、結局プログラム変更により改心?してしまうし、オムニVS市民という構図にやや埋没していまい、活躍もイマイチ少ないのも残念。空飛ぶのはそんなに違和感はなかったが。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2023-05-08 00:04:38) |
14. チェイシング・エイミー
「タコツボ」を克服したい主人公の気持ちはわからないでもないが、ラストの提案にはびっくり。かなり痛々しい作品ではあるね。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2023-05-06 17:18:56) |
15. 生きたい
『姥捨て山』の展開とシンクロしているのだろうが、娘が急に心変わりするポイント・動機がよくわからなかった。20世紀の作品だし、その後時代も変化して現代の施設が「姥捨て山」に該当するのかどうかってのも疑問だが、そこに行きつくまでの親子関係が終末期には大きく影響してくるというのは普遍的なのかもしれない。この監督独特の表現手法に賛否はあるだろうが、作品としてそれなりのメッセージ性はある。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2023-04-27 11:57:09) |
16. イングリッシュ・ペイシェント
善良に生きたカップルには未来があり、不倫カップルは自業自得で地獄に落ちるという因果応報的な対比にはなっているが、その陰でマジメに生きている何の罪もない人々が不倫カップルによる影響を受けて不幸になっていったという点が蔑ろに描かれいるように思える。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2023-04-06 12:53:52) |
17. キャスパー
基本的に子供向けだが、ギリで大人も見られるかな。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2023-03-29 12:20:16) |
18. 僕らはみんな生きている
90年代に見た覚えはあるのだが、この度再見。実際にテロやクーデターがらみで人質になったり殺されたりという事件は度々起きているわけで、ちょっと笑うに笑えないというか、コメディ?のわりには説教クサイ部分もあったりと、アレコレ詰め込みすぎて中途半端になってしまった印象。こういう事態になれば、当然日本政府も関係してくるわけだが、その辺は皆無だし。どうせやるならブラックコメディに徹した方がよかったのではないのかと。山崎努を筆頭に役者陣は概ね頑張ってはいたけどね。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2023-01-06 14:08:09) |
19. エントラップメント
キャサリン・ゼタ・ジョーンズの魅力を楽しむ分には悪くはない。結婚直前だが、この頃がイチバンよかったのかも。 [地上波(吹替)] 5点(2022-12-08 13:04:45) |
20. 理想の結婚
茶番だね。人生なんてそんなものかもしれないが。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-12-03 11:41:52) |