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コメント数 594
性別 男性

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1.  ブレージングサドル 《ネタバレ》 
「これはメル・ブルックスの映画だぞ!」と言って他の映画のセットに乱入した登場人物たちが、その映画の役者を殴り飛ばす。あぁ…もう好き放題やりまくってるんだな~、と呆然。ある意味ここまで自分の思い通り(だと思うんですけど)に映画を作れるのは羨ましい。今で言えば“Scary Movie”(「最終絶叫計画」シリーズ)なんかと同レベルだと思うんですけど、当時はまだこういう形式の映画も珍しかったんでしょうかね。ちゃっかりオスカーに三部門ノミネートされているところも流石です。所謂お馬鹿映画というジャンルを確立させた(してしまった)メル・ブルックスに敬意を表して7点、事実笑わなかったと言ったら嘘になるし。
[地上波(字幕)] 7点(2006-03-17 18:06:01)
2.  歌うつぐみがおりました 《ネタバレ》 
「月曜日に乾杯!」や「素敵な歌と舟はゆく」の監督オタール・イオセリアーニのデビュー当時の作品はどんなものだったんだろう?と思ったので観てみました。ある特定の人物を基盤にして様々な人間ドラマが描かれていくというのは前述した二作品と同じですが、こちらはモノクロであるせいか作品全体の空気からややスリラーめいた印象を受けました。一応ジャンルはコメディとのことですが。何処へ行っても邪魔者扱いされる主人公、幾度となく危険な目に遭う彼の姿を見て遠い記憶の中で昔観た「鬼火」の主人公の面影がチラ付きます。街の風景を荒々しく切り取ったヌーベルバーグ調の撮り方もセンスの良さを感じさせ、最後の展開は衝撃的且つ運命的でした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-03-03 18:17:11)
3.  ピンク・パンサー3
このシリーズは初めて観たのですが、いや~ナンセンスですなぁ。てっきり主人公のピーター・セラーズがピンク・パンサーかと思いきや、当の本人は登場しないというユニークさ。と言うか「ピンク・パンサー」って元々映画から生まれたキャラクターなんですね、初めて知りました!個人的にマルクス兄弟やモンティ・パイソンなんかも好きなので、この馬鹿馬鹿しさはなかなか楽しめました。少なくとも007よりかはずっと好きです(笑)
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-01-24 16:27:46)
4.  刑事コロンボ/構想の死角<TVM>
原作者のリチャード・レビンソン、ウィリアム・リンクを始め、脚本のスティーブン・ボチコなど製作スタッフが全シリーズの中でも最も気に入っているエピソードがこの作品らしいですが、そういう事実を踏まえた上で観たら以前より面白かったです。実質上コロンボの第一作目でもある本作は、監督の若き日のスティーブン・スピルバーグがその才能の片鱗を見せ付けます。ヒッチコックを意識した緊迫感ある犯行シーン、丁寧な描写。そして犯人役のジャック・キャシディの如何にも楽しそうな、ある種応援さえもしたくなる軽快な悪役ぶり。新鮮さに満ちたアイディアから、まさしく傑作と呼ぶに相応しい一本だと思いますが、こういう予備知識を仕込んだ上での鑑賞はやはり正当ではないと思うので、元のままの点数で採点させて頂きます。
[地上波(吹替)] 7点(2005-12-30 15:47:34)
5.  クイーン・コング 《ネタバレ》 
「ヤリはやりすぎよ!」から嫌な予感はしていたのですが…。しかしまあ、ジャクソン版『キング・コング』公開日にこれを放送するとはテレ東も良い度胸してるぜ(笑)。そしてその出来は雲泥の差(当然だけど)。もう最初から真面目にやる気ゼロなんですね。だからと言って開き直れば面白いかと言うとそうでもなく、どこをどう楽しめば良いのやらサッパリ。これならまだ『ジュラシック・ボーイ』の方がマシです。主人公とコングが結ばれるハッピーエンド版(偽)『キング・コング』を観たい方はどうぞ。個人的にはこんな映画を作る金がどこから湧き出てくるのかマジで不思議なんですけど…。
[地上波(吹替)] 2点(2005-12-19 15:06:37)(笑:1票)
6.  男はつらいよ 寅次郎相合い傘 《ネタバレ》 
この作品だけBS2の放送で見逃してしまったので、DVDを借りてきての鑑賞です。まずオープニングから面白い、始まっていきなり「THE END」って(爆笑)。しかも観ている映画が『シンドバッド黄金の航海』というのがこれまた何とも…寅さんも通ですなぁ。今回のテーマは差し詰め「人は見かけによらず苦労している」というところでしょうか。冒頭のエリザベス女王のエピソードが早くも伏線になっていて、毎度ながら「男はつらいよ」に於ける山田洋次監督の演出力はこういうさり気ないところが上手いなあと感じさせられます。物語は前半は珍道中、後半はメロドラマ。そして何と言っても名シーンはリリーが寅さんを説教するところ!あそこは観ている誰もがスカッとしたことでしょう。相手が友達だからと言って、今回はいつものように寅さんの失恋姿を見ずに済むと油断していると思わぬ竹箆返しを食らう。これはもう「男はつらいよ」という枠組みを越えて、一つのラブストーリーとして高い完成度を誇っている作品だと思います。【余談】ところで今回DVDの特典で初めて「男はつらいよ」の予告編を観たのですが、こちらもよく出来ていますね。本編で使われなかったシーンが挿入されていたりと他のも観てみたくなりました。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-12-15 22:21:04)
7.  男はつらいよ 寅次郎純情詩集 《ネタバレ》 
冒頭の夢の世界がついに西洋へ…、寅さんって相変わらず変な夢ばっかり観るなぁ。物語は満男の学校の代理教師の家庭訪問から始まり、そこに寅さんが割り込んできて早くもとらやの面々と大喧嘩。その後いつぞやの旅の一座と再会を果たし無銭飲食によって警察に拘留。それを迎えに来たさくらが警察署を訪れると警官たちが「おい、寅さんはどこ行った?」「寅さんなら風呂に行ってます」とすっかり寅さんと打ち解けてしまっているのが面白い。そして後半はいよいよ京マチ子演じる代理教師の母親の登場。余命幾ばくも無いという設定だけに彼女が笑う度にいつそのまま倒れるのかとヒヤヒヤしたけど、とらやの居間で皆揃って和気藹々と話している光景は本当に微笑ましいです。「人はなぜ死ぬのか?」というテーマも含めて、今回はいつもよりペーソスの量が多めですが、前作「寅次郎夕焼け小焼け」に続き完成度の高い作品を観させて頂きました。感服!
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-12-02 15:50:18)
8.  男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け 《ネタバレ》 
オープニングが衝撃的(笑)、「ジョーズ」のパロディですか。真っ二つになった源ちゃんと足だけになったさくらが出てきます。それが予兆していたのか、物語後半はちょっと悲しい展開になります。寅さんは決してファンタジーではないので悪者がやっつけられて無事ハッピーエンドというわけには行きませんが、その分現実味があって生きる勇気が湧いてきます。中でも今回は宇野重吉演じる老画家の飄々としたキャラクターが良く、又出演時間は短いながらも岡田嘉子さんの台詞が非常に奥深いです。そう、あの時上手く行っていたからと言って必ずしも良い人生が送れていたとは限らない。後悔している暇があったら前へ進め!ラストシーンの素晴らしさからもシリーズ最高傑作の一つと言われている理由がよく分かります。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-11-13 00:25:04)(良:1票)
9.  野性の少年 《ネタバレ》 
観ていてアーサー・ペンの『奇跡の人』を思い出しました、あそこまで壮絶ではありませんが…。まるで少年を動物のように縄に繋いで見せて歩いたり、見世物として料金を取って利用したりと人間の浅ましさを垣間見せながらも、何とか少年を現代社会に順応させようと熱心に教育するイタール博士の姿に心を打たれました。トリュフォー監督って役者としても素晴らしいんですね。途中で幾度と無く挫けそうになる彼の姿を見て、思わず「先生、あんたは良くやってるよ!」と声を掛けてあげたくなりました。それから主演の男の子の演技も迫真に迫っていました。人間の優しさ溢れる佳作です。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-06 20:06:46)
10.  刑事コロンボ/もう一つの鍵<TVM> 《ネタバレ》 
執事と間違われるコロンボ、そしてやっぱり犬には舐められています。久しぶりにコロンボ警部の活躍を見たので個人的には大いに楽しめました。犯人の犯行シーンもなかなかスリリングで、尚且つ同情の余地無しの酷い奴だったので最後には我らが大将がやっつけてくれてスッキリしました。ただ事件の決め手となる証拠が驚きでも何でもなく、観ている人なら誰もが最初から気付いているような呆気無いものだったのが残念です。それからこれは私事ですが、本作品を以って見事旧シリーズ全45作を制覇しました。嬉しい!
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-11-01 21:36:13)
11.  男はつらいよ 私の寅さん
まさに芸術の秋にピッタリな内容ですね。今まで大分方向転換してきた内容を、かなり原型まで取り戻しているような気がします。前作までの流れから考えると確かにちょっと物足りないような感じもするけど、久しぶりに以前のシリーズの落ち着きを取り戻していて僕は好きです。今日もまた青い空の下で寅さんは地道に生きるのでした(それにしても今回は熊だの猿だのやたら動物ネタが多いですね)。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-11-01 21:27:39)(良:1票)
12.  ビッグ・ウェンズデー
前半の馬鹿馬鹿しい雰囲気とは打って変わり、後半は戦争が物語に暗い影を落とします。何と言ってもこの作品、単なるサーフィン映画に終わっていないところが良い!青春映画の全ての要素が詰まっています。特に最後の雄大な音楽と共に、三人がビッグ・ウェンズデーへと立ち向かって行く姿は本当にカッコ良かったです。どんなに辛く悲しいことがあっても、波が全てを洗い流してくれる。例えそれがサーフィンでなくとも、 自分も何かそういうものを見つけたいです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-10-28 18:16:27)
13.  バニシング・ポイント(1971)
オープニングとエンディングの見せ方が実に上手い!最後まで観たらまた最初から観直したくなりました。内容はと言うと、本当にただ車が爆走しているだけの映画なので「つまらない、退屈だ」と思われる方もいるでしょうが、途中で主人公の過去の映像が挿入されたりと、なかなか憎めない作りになっています。過ぎ去って行くセンターライン、どこまでも続く果てしない大自然と、ある種のトリップ感も味わえます。映像もなかなかの迫力で個人的には◎の映画でした。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-10-21 18:01:44)
14.  ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう
ピンチになった時はウディ・アレンの顔を思い浮かべよう!
[DVD(字幕)] 7点(2005-10-15 21:06:58)
15.  男はつらいよ 寅次郎夢枕 《ネタバレ》 
これは今まで観てきた寅さんシリーズの中ではワーストかもしれません…。何だかやけにしんみりとしているし、コメディ部分がちっとも笑えない(と言うかそもそも笑わせようとしていないのか)。大学助教授のキャラクターは不快以外の何者でもないし、寅さんも三枚目の座を完全に奪われてしまっています。とは言え今回は恋されたマドンナを逆に振ってしまうなど、今までの作品とはちょっと違い工夫されたところも有るので、また非常に感慨深くもあります。前作から元祖おいちゃん役の森川信が変わり違和感がアリアリだったけど、今回はもうすっかり場に溶け込んでいる雰囲気がありました。見事です。ところで冒頭で寅さんがキテレツな夢を見てから話が始まるというのは、もはやお馴染みのスタイルとして定着してしまったのでしょうか?
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-10-10 16:43:46)
16.  男はつらいよ 寅次郎恋歌 《ネタバレ》 
さすが葬式好きの寅さん、「ハイ、泣いて~」には笑いました。ここまで来るともはや過去のシリーズを見ていないと話が分からなくなってきますね。今回の目玉は何と言っても志村喬演じる博の父親の、第一話目以来の登場でしょうか。彼からリンドウの話を聞かされて、それをすぐに受け売りしているところが如何にも寅さんらしくて面白いです。また倍賞千恵子演じる妹さくらの気苦労がいつもに増して感じられるような気がします、喫茶店で兄寅次郎の財布に札を入れ替えるシーンは滑稽でありながらも切なかったです。そして今回の寅さんは本当にカッコ良い!何故なら今回は明らかに「フラれていない」んですもの。男は引き際が大事なんですね、寅さんの偉大さに敬服しながら明日も頑張って生きていこうと思います。おいちゃんよ、永遠に!
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-10-10 16:34:10)
17.  がんばれ!ベアーズ 《ネタバレ》 
良く出来たスポコン映画の傑作です。ヘナチョコの弱小チームが皆で協力して、やがては大会の決勝戦にまで出場する。各メンバーの性格・個性もしっかりと描かれており、後半にはチーム内の葛藤もあって敵チームも単なる悪役に終わっていないところが良いです。ラストは決して優勝せず、未来への希望を持たせてそのまま終了する。これこそがスポコン物の真髄ではないでしょうか?(自分の中で)初めてウォルター・マッソーが輝いて見えた。男ばかりの中で紅一点の活躍を見せるテイタム・オニールも、アカデミー最年少女優の実力を見せ付けました。
[地上波(吹替)] 8点(2005-10-07 21:54:51)
18.  ストーカー(1979) 《ネタバレ》 
成る程、ほとんどの人が最後の部屋まで辿り着けないのは途中で眠くなってしまうからですか。と、冗談はさて置き、これほどしんどい映画もありませんでした…。恐らくはもう二度と観ないでしょう(とは断言できないものの)、本当にただ散歩しているだけの映画ですからね。↓【エスねこ】さんの仰る通りまさに命がけのピクニック。たまに横になってゴロゴロしたり、たかがトンネル如きでビクビクしてんじゃねえぞ!と思わず喝を入れてやりたくなりました。しかし物語前半の廃墟のイメージには思わず失神しそうになるぐらいの美しさ。ユーリ・ノルシュテインの『アオサギとツル』、もしくは『話の話』を彷彿とさせます。劇中にはハリウッド最先端のCGや超自然現象も無く、特別凄いセットが組まれているわけでもないのにそこには確かに"ゾーン"という聖域があり、その奥には何でも望みが叶う"部屋"が存在するという圧倒的なリアリティが備わっています。よくよく考えてみればこれほど馬鹿らしい話もありませんからね、大の大人三人が子供騙しのトラップゲームに参加する。それなのにここまで観客を自分の世界へと引きずり込んでしまうタルコフスキーってやっぱりヤバイ。最終的には自分もゾーンに魅せられてしまいました。
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-09-02 19:06:06)
19.  惑星ソラリス 《ネタバレ》 
てっきりあの乗組員全員ともがソラリスの創り出した幻で、最後に主人公が家に帰ってみるとそこには本物の自分が…などというオチを勝手に予測していたのですが、いやはや。一度嵌ってしまうと抜け出すことのできないソラリスの海、恐ろしいです。しかしキューブリックの「2001年~」と言い、どうしてこの手のSF映画は馬鹿みたいに退屈なのでしょうか?(褒め言葉として)そのどうしようもない気だるさが逆に心地良いのですが。やっぱり宇宙という広大さが念頭にあるからでしょうか。それから高速道路のシーンは何故に日本?確かに近未来っぽい雰囲気は出ていましたが。しかもこれ微妙に低予算っぽくB級臭さを感じさせます。本作に限らず映画というものは、どんな状況下においても面白い作品を作ることができるということを証明しているような気がします。尤もこんな神業みたいな作品を観せられた後では、撮る方も意欲が失せるでしょうが…ガックリ。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-09-02 18:47:08)
20.  男はつらいよ 奮闘篇 《ネタバレ》 
寅さんシリーズってたまにやたらシリアスな一面を垣間見せることがあるけど、本作もそんな一つ。まずマドンナからして今までのタイプとはちょっと違います、それでも寅さんの登場シーンには笑いました。母親・お菊のミヤコ蝶々の再登場が嬉しく、すっかり花子の保護者気取りになっている寅さんの姿は観ていて微笑ましかったです。最後には自殺疑惑まで持ち上がるけど、寅さんはきっと死ぬまで死なないのでしょう…。またしても寅さんの恋は桜の花びらと共に散ったのでありました。(それにしても寅さんって本当に字が下手!)
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-08-28 23:48:07)(良:1票)
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