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コメント数 58
性別 男性
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1.  太陽の少年
見ているうちに自分が十代に戻ったような気がしてくる。文革の中国って、軍事教練と社会主義のスローガンに満ちていたのかと思ったら、さにあらず。不良グループの乱闘はあるし、若い男は女のことしか頭に無い。そういった意味では軽い驚きを覚えたし、主人公が暮らしている街の風景とか、どこか懐かしく印象的な映像に満ちていた。一番好きなシーンは、少年が彼女を自転車に乗せて並木道を走るシーンかな。主人公が好きな女性を思う気持ちが痛いほど伝わってきた。自分の記憶が曖昧で、もしかしたら思い違いだったのかも知れない、なんてラストで告白するが、それはないでしょ、美しい記憶につき合わせておいて。「カバレリアルスティカーナ」はこっちの印象があまりにも強くなってしまい、聞くと未だにプールにぽっかり浮かんだ少年の映像が浮かんでしまう。やめて欲しかったなー。
[DVD(字幕)] 8点(2007-07-18 19:08:41)
2.  風の丘を越えて~西便制 《ネタバレ》 
とても美しいが地味な映画。公開当時、韓国では社会現象となるほど大ヒットしたことを記憶している。ラスト近く、家出した主人公の弟(配役にかなり無理が…)が野垂れ死にや悪の道に走ることなく、製薬会社に勤務し立派に暮らしていることがわかりホッとしたりする。盲目の姉と弟が再会しながら名も名乗らず別れるラスト。韓国人のほとんどがここで泣く。韓国人の恨の思想の象徴だと説明されたが、私には製作者も大衆も現実を超越してとことんメロドラマを希求しているとしか感じられない。そこがまた韓国的なのかも知れないが。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2007-07-13 23:30:27)
3.  イングリッシュ・ペイシェント
壮大で美しい映像だけでも圧巻だが、主人公の不倫関係がそこまでに至る経緯とともに丹念に描かれている。緊迫感があり、とてもエロティック。女優も美しい。良くできているのでそこに印象が強く残ってしまうが、それがこの映画のテーマでは無いだろう。むしろ、身勝手でニヒリスト、他人とのコミュニケーション能力の欠ける「ダメな男」が周囲の人々を不幸に巻き込み、自らも滅んで行く救いようの無い姿から、人の愚かさと悲しさを痛烈に語っている。彼を看護する善意に満ちた看護婦や、彼の命を付け狙いながらも彼を許す男は彼のアンチテーゼのような存在か。人を愛するということはどういう事なのか、改めて考えさせられる作品。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-07-09 00:29:56)
4.  12モンキーズ
同監督の作品では、唯一素直に良いと思える作品で、何度見ても感動する。映像が素晴らしいので、物語の世界にぐいぐいと引き込まれる。皮肉な運命を背負った孤独なヒーローを演じているブルース・ウィリスもとても良い。『12モンキーズ』という異様なタイトルの伏線は相変わらず肩透かしを食らわせられたが、それを補って余りある素晴らしいストーリー。音楽の使い方も最高。絶望と希望、ヒューマニズム、そして現代文明への警鐘に満ちたSF映画の傑作。
[ビデオ(字幕)] 9点(2006-02-21 23:36:28)
5.  青いパパイヤの香り
内容はともかく、何ともエキゾチックなタイトルに魅かれる作品。時代的にはベトナム戦争前のサイゴンが舞台。貧富の激しい国では、貧しい家に生まれた者は、子供の頃から金持ちの家の使用人として仕えると言うのは特に珍しい事ではない。ほとんどの場合、結婚するまで、運が悪ければ(未亡人になったり、離婚したりすれば)、一生、使用人として人生を終えることになる。教養を身につける余裕も無いし、またその必要も無い。それが当たり前の人生だから、別段自分を不幸だと思うことも無い。この映画の主人公の少女は、たまたま良い奉公先に恵まれ、器量が良く勤勉でもあったので、初恋の裕福な青年と結ばれることになる。一種のシンデレラストーリーと言えなくもないのだが、ストーリー性はほとんど無い。それよりも映像や雰囲気を感じる映画。「青いパパイヤの香り」と言う、タイトルもそうだが、ベトナムの庶民が見れば、この映画から郷愁や日常の記憶など、いろいろな面で心の琴線に触れることも多いのかも知れない。
[地上波(字幕)] 5点(2006-01-07 03:26:26)
6.  ご存知 ! ふんどし頭巾
役者くずれで、怪獣ショーのぬいぐるみに入っていた父親を持つ主人公。うだつのあがらない父親を見て育ち、いつか自分は本物のヒーローになるんだと思いながらも、小さな幸せにしがみつく平凡なサラリーマンになってしまった。会社でも家庭でも全く存在感のない生活。そんな彼が、ある夜、道端でチンピラに絡まれる女性を目撃。周囲の人々は見て見ぬフリをするだけ。その時、子供用のパンツを被った滑稽な男が現れて女性を救出。好奇の目でパンツ男を取り巻く野次馬に「あなた達は私を笑っているが、私はあなた達を笑ってやる。悪いことには悪いと言いましょう」と諭して去っていく。後に、この時のパンツ男が知り合いのサラリーマンで、人助けの最中に命を落としたことを知った主人公は、彼の遺志を継ぐことを決意する。父親の遺品のふんどしを握り締めて。 絶妙で観る者に勇気(?)を与えてくれる大人の童話。ただ難を言えば、ストーリーの中心が、会社の汚職事件になってしまい、こちらは引き気味になってしまう。会社の中のどうでも良いような事件をネタにするのではなく、主人公にもっと違う活躍の場所を与えて欲しかった。ハリウッドで映画化してくれないかしら?
[ビデオ(字幕)] 6点(2005-12-15 15:34:28)
7.  フィッシャー・キング
あまりにも非現実的なストーリー。「そりゃないだろう」と突っ込みを入れたくなるご都合主義的な展開。感動と言うにはイマイチだが、それでも映画に引き込まれてしまうのは、映画づくりのうまさでしょう。ジャックが人間として成長して行く姿には共感すら覚えてしまう。ニューヨークならこんな事もあるさ、とさりげなくニューヨーク賛歌に仕立ててあるのもお見事。セントラルパークに男二人が裸体で寝転ぶ姿は、少々異様ではあるが、この物語を象徴する印象的なシーン。
[ビデオ(字幕)] 6点(2005-09-14 06:22:55)
8.  最愛の夏
邦画青春映画のようなつもりで全く期待していなかったんですが、良かったですね。台湾映画の評価が変わりました。街の映像の切り取り方がどことなく小津作品のような雰囲気で、空気まで伝わって来るような感じ。登場人物の人間関係などを積極的に説明せずに、日常の場面が淡々と流れていく手法は少々観客の理解力を要しますが、作品的には成功していると思います。ラストも、まあ、愛嬌といいますか、主人公と観客を喪失感の中に放り出すだけにしない所にこの作品の優しさがあります。それにしても主人公大学生にしてはかなり幼く見えますね。
7点(2003-11-22 05:24:14)
9.  アメリカン・ビューティー
奥の深い、考えさせられる映画でした。表現方法は賛否両論ありますが、正常、異常とは何か?ほんとうの幸せとは何か?を観る人に痛烈に語りかけている映画だと思います。また、競争社会をマジメにがんばって生きている人には理解し難い感性の映画と映るかも知れませんが、本当はそういう人達にこそ観て貰いたいんでしょうね。主人公が死ぬ寸前に回想する日常の何気ない風景。泣かせます。
9点(2003-06-18 02:50:52)
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