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イチェルコさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 70
性別
自己紹介 点数での評価は苦手なので大分適当です。

w_sns(at)yahoo.co.jp

以下自分用メモ*
だめんずコップ/スタンドアップ/僕はラジオ/ファーゴ/スチュアート・リトル /プリシラ/奇跡の人/シークレット・ウィンドウ/ ペイチェック/ツイステッド/スーパーサイズ・ミー/ショーンオブザデッド/ドーン~/リクルート/ワンダーボーイズ/シャークボーイ~/ジャーヘッド/アサルト30/レッドブロンクス/アナコンダ2/嫌われ松子の一生/パニック・ルーム /ブルー・レクイエム/ケーブルガイ/ごんぎつね/ベイビートーク2.3/ディスクロージャー/コヨーテ・アグリー/ルート225/ロシアン・ドールズ/ダニー・ザ・ドッグ/SAW/奥様は魔女/ステルス/フィラデルフィア/デュークス・オブ・ハザード/パプリカ/階段通りの人々/ミザリー/蝋人形の館 /ブレス・ザ・チャイルド/テルマ&ルイーズ/わるわる探犬隊/ボーイズ・オン・ザ・サイド/がんばれ!ベアーズ/アンジェラ/チャーリーとチョコレート工場/バタフライ・エフェクト/勇気ある追跡/キャプテン・ウルフ/アンダルシア/コーラス

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1.  天空の城ラピュタ
もう今更私なんかがわざわざここでコメントする様なこと何もない気がするんですが。やっぱり傑作だと思います。これはずっと残りますよね。もう本当何度見たか解りません。最近では余りの無駄の無さに可愛げが無くすら感じます。 ていうかここの評価だけでも半数近い人が10点付けてるんですよね、何だか恐くなってきました。もしかすると私達多少なりとも洗脳されている部分が無いことはないかも知れません。良い意味で。子供の頃に沢山の人がこれを見て沢山の人が思い思いに感動して物語を話し合って台詞を真似し合ってお互い盛り上げ合って評価を高め合って、それがまた繰り返しTV放送をさせまた循環し続けているのかもしれません(もちろんそれだけの力が作品にあっての話)。そう考えるともうこれはちょっとした奇跡であり、歴史ですね。と少し話大袈裟にしてみましたよ。 しかし今でこそ宮崎アニメは映画のジャンルの様になってるけど、ラピュタやナウシカを公開当時劇場で観ていたらどんな感動の仕方をしていたのだろう。体験してみたかったな。
[地上波(字幕)] 10点(2006-02-06 17:47:50)(良:1票)
2.  愛しのジェニファー 《ネタバレ》 
素晴らしかった。ダリオ・アルジェント監督作品はサスペリア、デス・サイトと見た時には特に感じるものが私には無かったのですが、これを見て改めて見直してみようかと思いました。話は現代版の怖い童話といった感じの作りで、子供の声で歌われている楽曲が印象的。冒頭の蠅を追う、絵に描いた様な日常に溢れるどうでも良い光景(このシーン好き)から、どう見てもただ事でない感じの男が少女を引きずって行く姿を目にし、雰囲気が一変する。主人公の悲劇はそこに始まり、巧みなストーリーテリングはそのまま見る者を引き込み離さない。役者が巧いのと、それ以上に監督の撮り方、演技指導が巧みなのだと思うが、ジェニファーの一挙一動が実に表現力豊かで、時に愛らしく、時に妖艶に、男の母性本能から性まで本能を見事にくすぐる。あのジェニファーのほとんどが黒目の大きな瞳は、犬や小動物を思わせる。サーカスのおっさんに仕事を頼んで来た後に、家に戻り中を探索するシーンはすごく緊張感があった。階段を落ちる子供の玩具をカメラが追うシーン、結局何でも無かったがすごいドキドキしたし、綺麗なシーンだった。(ただ何日か経って帰って来たという事が解りにくかった)遠くで無邪気にはしゃぐジェニファーを見て、イラつきながら団長の死体を庭にベンベン埋めているシーンは妙に笑えた。ラストが余りにまんまで、最後の数分がただの消化作業になってしまったのだけが少し残念だが、最後の男の手を擦るシーンは最も印象的だった。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2007-10-19 00:02:08)(良:1票)
3.  サイレントヒル 《ネタバレ》 
原作ゲームのファンで、シリーズは全部やっていてサントラもよく聞いています。ので冷静なレビューができない事は予め記しておきます。とりあえず妥協を知らない再現ぶりにもう終始ずっとにやにや、うっとりしっぱなしでした。使われている音楽はほぼ全てがゲームの原曲そのままで、世界観も本っ当に細かいディテールまで完璧に再現されています。既存のゲーム原作映画と違い、監督の原作に対する単純なゲームファンとしてではない一表現者としての眼差し、世界観やビジュアルに対する深い愛情を感じるので、原作未経験者でも相性さえ合えば雰囲気や映像で楽しめない事もないかと思います。登場人物やクリーチャーのデザインもダリア以外ほぼ皆良かったし(アリス・クリーグは見事でした)、CGもそれ自体が目的にはならず見事な仕事をしていると思えたし、要所要所のテンポもとても良かったです(特にベネット捜査官の関連シーンはどこもかっこよかった)。あとはやっぱり映像に力有りでした(繊細な美しさが目立つ原作よりは良くも悪くも大分表現が力技になっている部分もありましたが)。とりあえずファン無視でタイトルだけ借りて有名女優にただ暴れさせている様な映画にはなっていなくて安心しました。のでもう大アマで9点。エンディングの「You'Re Not Here」に乗せた映像も最高にかっこ良かった。ストーリー展開にはちょっとお粗末な要素もありありですが、その辺の指摘は皆さんにおまかせしますー。
[映画館(字幕)] 9点(2006-08-02 17:37:36)(良:1票)
4.  オリバー・ツイスト(2005) 《ネタバレ》 
フェイギンにとってあの生活を続けて行く中で本当の宝物、宝石達はいつしか子供達自身になっていたのでしょう。私欲と最後まで戦いながらもその事に最期に自分でも気付いたのではないでしょうか。ベン・キングスレー巧いなー、ラスト本当に泣きそうになって嗚咽が出かかりました。オリバー少年は本当に宝石の様でキラキラしていて、終始眩しかったです。真の純粋さとはこうも美しく残酷で尊いものなのだと感じずにはいられません。
[映画館(字幕)] 9点(2006-02-06 14:35:28)
5.  スクリーム(1996) 《ネタバレ》 
ホラー映画ファンによる、ファンの為の遊び心いっぱいの映画。敢えて設定されたベタなティーンズホラーの枠組みの中で、何処にも属さない独自の世界観を創り上げた傑作だと思ってます。ホラーとコメディが、こうも調和するものなんですね。キャラクターもみんな素敵。主役にネーヴ・キャンベルを持ってきたのは素晴らしい。癖の無いただのブロンド美少女とかだったら、同じ内容でもかなり安っぽくなってたかも。ランディもストゥも好きですが、個人的にデューイがどツボでした。コートニー・コックスは、メイクの所為か終盤のフレンズよりも老けて見えたな。そしてやっぱり、犯人像が素敵。不気味なんだけどどこか軽いノリのあのマスクは、この映画の世界観の核として完璧なイメージだと思います。ドアにぶち当てられたり、ビンを投げつけられたりして結構やられてる人間味溢れる様にも、返って妙な生々しさみたいのを感じられました。ただこの映画、真犯人探しはあんましても報われないかも。一応小さな複線は張ってあったりするものの、制作陣に当てさせる気はさらさら無いように思えます。どう見ても危ない目をしているビリーに確信持ってたから、単独犯じゃないなってとこまでは解ったんだけどなーあ。でもやっぱ、グループ犯ってオチはちょっと逃げだよね。トリックも糞も無いものね。 でもいーや、スクリームだから許しちゃう。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2005-06-06 21:46:27)(良:2票)
6.  アメリ
とっても優しくて、可愛くて、テンションが高い様で実は繊細な映画です。そこに存在する全てが宝物の様で愛おしく、ちょっぴり影のある登場人物は皆余りにもキュートなのです。ある意味センスの塊の様な映画なので、そこで感覚が合致しない人、ビジュアルで受け付けられない人は無理かも知れません。そして何よりまずアメリを愛せないと始まらない映画かも知れないですね。
[映画館(字幕)] 9点(2003-08-21 04:33:00)
7.  赤い風船 《ネタバレ》 
映像の美しさも、脚本の純粋さも、撮影技術もこんなに素晴らしい力を持った映画はそうないですよね。霧掛かった様な淡い色合いで統一された綺麗なパリの町並みに映えるあの赤色の美しさには、何度見ても本当に息を飲みます。紐の先まで行き届いた風船のあの演技も、本当に生きているとしか思えません。本当どーやってるのかしら。最後の果てるまでのシーンはあまりに素晴らしすぎてグーの音もでないです。何というかこれは見る以前に感じる映画の様にも思っています。 とても大切にしたい映画です。
[ビデオ(字幕)] 9点(2003-08-21 01:03:19)(良:1票)
8.  ミクロコスモス 《ネタバレ》 
とりあえずこれだけの映像を撮った事は素直に賞賛に値する事だと思います。ここまで臨場感の有る虫目線を自分は今まで体感した事ありませんでした。ただ…、なんで彼らは徹底して人間の神経を逆撫でするようなデザインや質感をしているんだ!勘弁してくれ!しかもこれだけのどアップの画面いっぱいいっぱいで細かい動きを見せられていると、何だか彼らの仕草の一つ一つに相当な知性が垣間見える様な気すらしてきて、それがまた本当にたまらなく不気味で。蜘蛛の仕事の手際の良さとかもうほんと怖いよー、何なの。あんなんが巨大化したら人類は終わりだなー、とつい考えてしまうB級SF監督の気持ちが改めて良く解りました。しかしなめくじのシーンはもう本当に今まで見たどんな映画よりもホラーだった。あの音楽の使い方はないよ。というよりこの映画の音楽の使い方全体的に少し間違っているような気がしました。多少の遊び心は絶対に必要だと思うけど、もう少し虫の生活を素直に演出できる選曲の仕方があった様にも思えます。それとトンボの飛行を背後から追った一部のシーン等は、合成まで使って見せる必要のある演出だったのか疑問。ただ一番の疑問は何故虫が決して得意でない自分がこれを見てしまったか。最後まで見切った自分に8点ですよ。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-08-04 16:41:06)(良:1票)
9.  ナイト・オブ・ザ・コメット
心地よかった。久々に素晴らしい作品に出会えた気分です。色々な意味で総天然色な映画です。癒されました。妹可愛かった。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-02-09 02:47:25)
10.  シン・シティ 《ネタバレ》 
面白かったです、冒頭のシーンでガッツリ引き込まれました。漫画の世界観を徹底して追及し過ぎてアニメになっちゃった様な映画ですが、良いんじゃないでしょーか。従来のアメコミ原作映画って画面で表面的にコミック的な表現の味付けはしていても、演出ではあくまでリアルさの中での迫力を追及していた様に思います。それがこの映画では大男のただのパンチ一発で人が吹っ飛んだり、怒りの鉄拳で頭が跡形も無く粉砕したり、向かってくる車が今にもオノマトペが見えそうな激しい躍動した動きをしたり。容赦のないその演出はコミックを見ている時の興奮そのもで、面白かったです。あとナレーションの多様は、そういった世界観を少し客観的に見せ自然に作品に入り込むのに一役かったのかなとも思います。あと映像。白黒映画というのは映像が鮮明になればなる程コントラストが弱くなり絵がぼやけます。この映画も意識している所を除いてやはり全体的に薄墨の様なグレー色の印象が残りましたが、それがこの映画では不格好なものにはならず寧ろその中でのカラーがとても自然に際立って良い感じに色の印象が残りました。個人的なシン・シティの三原色「赤」「黄」「白」。この白が色として非常に効果的に主張していた様に感じました。ハーティガンのなびくネクタイやマーヴの顔のテープ、ケヴィンの眼鏡の白等とても印象に残っています。コートに付いた血や大量に流れ出る血を蛍光塗料の様な鮮やかな白色で表現したのは全体の退廃的などよーんなムードがよりスタイリッシュにまとまって良かったと思います。シルエットの白ヌキの挿入も華麗でした。後はもう各俳優さんの演じっぷりに感動。ブルース渋いし、ミッキー・ロークもニック・スタールも良かった。今回の目当てでもあったデルトロさんは出演者の中でも最も渋い役者だと思ってたんだけど、この役見事にハマッてましたね。すげー。でも今回イライジャが一番強烈でした。あのての演技って本当に実力と雰囲気持ってる人じゃないと寒い事になり兼ねなくないすか?何というか、見事だったと思います。とにかくトリッキーで熱い映画でした、面白かった。関係ないけどディック・トレイシー思い出しました。
[映画館(字幕)] 8点(2005-10-02 18:11:25)
11.  バスケットボール・ダイアリーズ
映像、演出が巧みなのか見入ってしまいました。ディカプはやっぱうまいな。彼は結局使う側次第ということなんじゃないでしょうか。まあ本当に巧い人ならどんな役でもこなせるのかも知れませんが。少なくともこの映画は、彼の演技が無ければ成り立たなかった様にも思えます。薬は実際手にしたことまではないのでその強烈な依存性や立ち直るまでの苦しみがどれ程のものなのかは想像できませんが、見てて感情移入してしまいどろどろになって落ちていきどうにもならない感じが見てて切なく、悲しくなってしまいました。落ちていくのを手助けしてしまうのも人、そこから救うのを手助けしてくれるのも人。でも人はやっぱり一人では生きていけないのねん。
[地上波(吹替)] 8点(2003-09-07 05:42:15)
12.  I am Sam アイ・アム・サム 《ネタバレ》 
もっとベタベタでスカスカな映画だろうと先入観を持って見たので、かなり楽しめました。親子の愛しているが故の互いの苦悩にちょっとグニャッと。まだ幼い自分が「父親」という存在を越えてしまうのを恐れ、読める言葉も読めないと嘘をつき勉強を拒むルーシー。それを必死に読ませようとするサム。そして「パパも読めないのに」って言っちゃいけない事言っちゃうルーシー(でも言いたくもなるよね、今まで周りの普通の7歳児たちよりもずっといろんな苦悩を経験させられてきたんだろうし)。でも少し複雑な表情を残しながらも「読んでくれる事(皆の様に自分の頭脳を上回る事)は僕は幸せなんだ」って自分にも言い聞かすように父親として諭すサム。このシーンが印象的だったなー。でも一番グニャッときたのはミシェルファイファー演じる弁護士さんが弱音ぶちまけるとこ。彼女素敵よね。あと独特のカメラワークも世界観に合ってて好きでした。ただまあ子供なんでそこまで求めるべきでもないのかも知れませんが、ダコタちゃんの演技演技した演技がちょっぴり鼻に付く所もありました。それと障害者の描き方についてですが、中にはサム以外の障害者を笑いの対象としてしか写していないと批判を持つ方もいるようですが、彼らの個性を愛しく思い微笑む事は悪いこととは思いません。可哀想だ、失礼だという視線は彼らに対する無益な偏見だと自分は思うのです。
[DVD(字幕)] 8点(2003-08-09 20:55:23)
13.  es[エス](2001) 《ネタバレ》 
後半の軍人と女助手によって次々と檻の鍵が開けられていく囚人解放のシーンで、檻から出してもらったのになかなか口のテープを剥がそうともせず呆然と突っ立ている光景に、妙にリアリティを感じました。この実験で、看守の役割をふられた側だけでなく囚人の役割をふられた側もその役割に入っちゃうものなのかなあ、と。一個人の人格ってもろい。つか心理実験って怖いな。当然かなり脚色はしているんでしょうが、実話という事実はやっぱり重い。私たちも普段の生活の中で、日本人として、教育者として、男、女としてこうしなければと、ふられた様々な役割を無意識に演じる事で本来の自分の判断基準からずれた言動をしてしまっている事は少なからず誰にでもあると思います。私達はどれだけ自然体の自分を意識できているのでしょうか。今回の様に制服のある役割、言葉遣いに制限のある役割、責任の重い役割等は特に役に入り込む度合いは高くなる様に思います。またその役割に権力が付加していたりすると、人間の本来持っている支配欲とかサディズムが顔を出してしまうものなのかも知れません。かなり怖かったけど、色々考えさせられました。 正直粗も結構あったけど、映像は綺麗だったし所々に繊細な演出も見えたし何より見ていて引き込まれたので素直に面白いと思えました。
[ビデオ(字幕)] 8点(2003-08-09 05:35:08)
14.  虫おんな 《ネタバレ》 
良かったなーこれ。アイダのキャラクターが良く出来ていて、奥手のアイダと積極的なミスティのレズビアン2人の掛け合いが楽しい。前半はラブコメとしても普通に楽しめるかも。また後半はミスティ演じるエリン・ブラウンの、イカれた演技が小気味良い。そして虫おんなの造形がまた良い。久々にこのどチープで大迫力の感じを満喫できて大満足。監督の愛を感じた。ラストの台詞も最低に気味の悪い絵図らと、事が世界規模にも広がりそうな行く末を想像させてくれて◎。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-10-18 22:01:59)(良:1票)
15.  時をかける少女(2006) 《ネタバレ》 
とにかく絵が綺麗で、見ていて気持ちのいい映画でした。ただ主人公の真琴の描き方が、最初は天真爛漫で真っすぐで可愛い子だなーと思って見ていられたのですが、話が進むにつれ少し頭の回らなさが気になって来ます。カラオケの為には何度も力を使ったりする割には、女友達が消化器に当たってもそれ以上戻ろうとしないのも多少引っかかる所。制作者としては「力を使う事で他で良くない思いをする人間がいる」というのを主人公に噛み締めさせる為のシーンだったのかもしれないのだけれど、それならそれで主人公の性格を犠牲にしない演出をきちんと考えて欲しかった。それに緊張感のあるシーンもあった方が確かに作品にメリハリは付くとは思うけども恋愛が話の主軸である以上、親友とその彼女が自転車で線路に突っ込む様なシリアスなくだりが本当に必要だったのかは疑問。でも仲里依紗の声は良かった。やっぱりこなれたプロの声優さんには出せない味ってありますよね。今回の「時をかける少女」という映画においての「時」は「時空」という意味よりは、行ったり来たりはするものの「今という時」を全力でかけるという感じで、終始爽やかで良かったです。どうでも良い事も言えば、スカートの鉄壁ぷりもアニメならではで非常に良かった。とりあえず機会があれば今度ちゃんとDVDで通して見たいと思います。やっぱり地上波は酷いなあ。(その辺考慮して+1点)
[地上波(邦画)] 7点(2007-08-09 09:07:44)
16.  オータム・イン・ニューヨーク 《ネタバレ》 
この映画どちらつかずの視点で描かれているせいで、あくまで「物語」でそれ以上でもそれ以下にもなっていません。結果どちらにも感情移入しずらくて、どうも一緒に盛り上がる事ができなかったです。でもウィノが倒れるシーンは3度ともとても綺麗で、苦痛に歪む表情を一度も直接は見せない様に演出しているし、最終的に美しい見た目も全く崩れぬまま愛し愛されながら召されるので、有る意味徹底して綺麗な映画にまとまってはいるとは思います。 世の中こういう映画もたまには必要なんだす。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-02-07 19:40:18)
17.  バイバイ・ラブ(1995) 《ネタバレ》 
メッセージが明確で好感の持てる映画でした。ただやっぱり詰め込みすぎなのか多少ゴテゴテ感というか、落ち着かない感じが。もう少し笑いを過激にするか、感傷にひたれる静かな間を多くするか、どちらかにコントラストつけてくれた方が見易かったかも。でも何だかんだでかなり笑ったし、温まらせて貰いました。また年を重ねてから見たら感じるものが違うのだろうなと思います。とりあえず今度「子鹿物語」を見ようと思います。あとジャニーヌ・ギャロファロ、とても素敵でした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-02-07 18:52:12)
18.  ロング・キス・グッドナイト
娯楽大作映画として、正しいお金のかけ方をしている映画のひとつだと思う。サミュエルエルエルエルジャクソンはこの映画の役が一番ハマってるなー、今まで見た中では。
[地上波(吹替)] 7点(2006-02-02 11:02:36)
19.  レクイエム・フォー・ドリーム 《ネタバレ》 
エレン・バースティンやってくれました。観賞後あのお母さんの印象しか残らないぐらい他の俳優さん喰っちゃってました。演出は、全体を通してすごくぞぞっと来る様な気の利いた演出がいっぱいあってとても良かったんですが、逆にちょっと笑っちゃうような陳腐な演出も度々気になりました。ただジャンキーの脳内ならその陳腐さもむしろリアリティかとも思えるんで、まあ要するに設定が設定だけに何でも有りなんですよね。あとは色々とパターン化させたくどい演出も多少鼻に付きましたが、こう全体で繰り返されていくと見てる側がこの過剰な演出に中毒になってしまうというか、酔って麻痺してしまう感じで、気付けばプロモーションビデオでも見ているように曲と演出に乗せられ、これでもかという悲惨なストーリーにもむしろ痛快さすら感じ、ちゃっかり楽しめてしまいました(予め「ほんと救いが無いよ」って聞かされていたからってのもあるんですが)。ただ、この映画はガンガン落ちるとこまで落ちる様をノンストップで描いているのでインパクトは絶大ですが、一番怖いのはやはり強烈な依存性だと思うので、ドラッグから抜け出そうともがく様も少し演出してくれれば、より良い映画になったようにも思えます。あと最後に付け足すと、マリオンの役はもっと色気の無い女優さんの方が、終盤からラストにかけてのシーンでの哀しい感じやムゴイ感じがもっと上手く出たんではないかと思いました。自分ジェニファーだと色気が先行してしまって、折角お母さんがものすごい顔で頑張ってるのに、ジェニファーが映るたびに興奮しちゃいました。
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-28 20:29:37)
20.  不法侵入
自分もレイ・リオッタたんをこれで見て、少しファンになりました。彼の目、怖いです。この映画では某気流映画より彼の演技が活きてた気がする。
[地上波(吹替)] 7点(2003-09-12 00:32:58)
022.78%
134.17%
268.33%
379.72%
445.56%
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61419.44%
71115.28%
868.33%
968.33%
1011.39%

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