1. グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
《ネタバレ》 これは大好きな映画です。主人公のウィル(マット・デイモン)は名門MIT大学で用務員として働くが、そこの学生達では手も足も出ない超難問も簡単に解いてみせる程の数学の天才。頭脳は明晰だが孤児として辛い幼少時代を送った心の傷は深く、なかなか心を開こうとはしない。しかし、いきさつあって出会った精神分析医ショーン(ロビン・ウィリアムズ)に少しづつ心を開いていく。単純なストーリーだがウィリアムスとの心のぶつかり合い、親友との触れ合い、女子学生とのほろ苦い恋を実に丁寧に描いている。ラストはこちらが望んでいる結末に。心が温かくなる名作です。 10点(2004-02-23 17:52:23)(良:1票) |
2. ショーシャンクの空に
う~ん、90年代の映画の中でショーシャンク以上のものを挙げろと言われても思いつかない。悔しい(笑)。最高のラストシーンに持っていくまでのエピソード、伏線の張り方も文句なし。恐らく監督・脚本のフランク・ダラボンはこのデビュー作が「生涯最高の作品」となるだろう。 10点(2003-09-14 07:55:44) |
3. タイムトラベラー/きのうから来た恋人
35年間核シェルターの中で育った青年アダム(ブレンダン・フレイザー)が初めて訪れた地上で恋をして。。。。発想の勝利ですかね。地上の女・イブ(アリシア・シルバーストーン)が「キモイ」青年に徐々に惹かれていく女心が何とも気持ちよく描かれている。特にアダムが子供の頃から核シェルターの中で練習した見事なダンスを披露して、イブが驚きと嫉妬の念を抱くクラブのシーンは最高。両親役のウォーケンとスペイシクの掛け合いもイイ味出してる。カルチャーギャップ型アダムとイブの物語。 8点(2003-09-12 22:58:30) |
4. フル・モンティ
失業中の冴えないオッサン達が、ストリップショーでヒト稼ぎを画策するという物語。ガズ(R・カーライル)とその仲間達6名が、自分らの惨めさに時には自暴自棄になりながらも何とか「ダンス」を披露するラスト・シーンはなかなか感動的。何とも清清しい作品だが、欲を言えば仲間割れを繰り返していた彼らの友情が徐々に深まっていく過程をもう少しキチンと描いて欲しかった。 7点(2003-09-12 22:29:30) |
5. アウト・オブ・サイト
映画のプログラムを整理していたら出てきた。ん?こんな映画観たっけか?で、ストーリーやら評論やらを読んでみたがほとんど覚えてない(主役の二人が押し込められた車のトランクの中で会話をするシーンだけはオボロゲながら蘇った)。映画館まで足を運んだにも拘らずこれほど記憶から消えてしまっている映画も珍しい。まぁ、自分の記憶力の無さを棚に上げて評価するのは忍びないので5点くらいにしておこう(笑)。 5点(2003-09-11 21:08:29) |
6. タイタニック(1997)
駄作とは云わないがアカデミーショー独占ってほどの映画とは思えない。制作費を膨大にかければイイってモンじゃない。パニック映画として観ればなかなかの臨場感だと思うが、恋愛叙事詩としてはもう一息という感じ。テレビでしか観てないので、大スクリーンで観れば船が沈むシーンなどは相当迫力あるとは思いますが。。。。 5点(2003-09-11 21:01:11) |
7. 靴をなくした天使
イイっ!!あまりヒットはしなかったけど心に残る佳作です。ダスティン・ホフマンもアンディ・ガルシアもジーナ・デイビスもいい仕事してます。予算をやたらとかけた大作だけが良い映画じゃないですね。最近こういう映画が少なくなったなぁ。 8点(2003-09-10 18:54:38) |