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1.  或る女(1954) 《ネタバレ》 
羅生門で京マチ子に魅力を感じて主演の本作品を観たんだけどこの映画でもそれは感じられた。作品の中身は確かに或る女の男にまつわる波乱の人生を描いててこの時代にして凄い生き様。ただ旦那と決別~ラストの砂浜で偶然ある男に再会するまでの中間が一人一人の男との逸話に若干魅力が乏しく記録映画を観ている感覚すら覚えてきて若干不満足だった。
4点(2004-09-24 00:09:37)
2.  パンと恋と嫉妬
前作で出来あがった幸せの下地が其々の嫉妬と田舎町の噂によって壊れていく。今回の署長は若干はしゃぎすぎて空回りしていた。自分の中では前作のハッピーエンドで終わらせときたい様なストーリーだった。
4点(2004-09-15 13:14:13)
3.  パンと恋と夢
非常にわかり易い2組の男女がカップリングしていく過程が面白い。4人其々のキャラクターもまたわかり易く期待に違わない展開だった。エンディングの署長のアップに惹かれて続編も観てしまった。
7点(2004-09-15 12:58:34)
4.  羅生門(1950)
欲望を感じさせない、3人・他の思惑が飽きさせない侍風味のメロドラマ。90分の時間配分に無駄が無い。
8点(2004-09-15 12:14:48)
5.  十二人の怒れる男(1957)
評決の行方を先に観てたのでひたすら続く密室のディスカッションに真新しさは感じれなかった。リメイク版とは出演者以外全て同じ、討論の内容から陪審員の座り位置、雨の降るタイミングまで。リメイクより良かったのが12人のチョイスが脚本の時代背景にマッチしている、誕生日席のヤンキース好き男の所詮他人事っていう感じが良く出てる等。3番陪審員が説き伏せられた後はこっちのほうが少しリアル。8番陪審員はジャック・レモンの方が説得力があり良かった。製作順に観るのが正解。 
8点(2004-04-29 04:06:01)
6.  北北西に進路を取れ
そんな大きな問題だったとは。徐々に誰も信用できなくなっていくケイリー・グラントの心情とミステリアスなエヴァ・M・セイントホントはどうで何で何者かがとってもサスペンスで楽しかった。最後2人でラシュモア山を逃走するとこは愛嬌があって好きな場面。きび畑の農道を疾走するケイリー・グラントもいいがトレーラーに農薬散布機が突っこんだのは突飛であっけに取られた、これもヒッチコック劇場。 
9点(2004-04-29 03:41:15)
7.  老人と海(1958)
たった一人大海原で戦う老人。海の男であり続けた老人の孤独な戦いと孤独な語り。船上での単調な画の中で老人の感情、気持ちが目いっぱい表現されていた。ところで松方○樹はいつ世界を釣るのかね?もうギブアップしたのかね?彼主演でリメイクして欲しい、これの吹替えでもいんだけど。かなりのお笑いになりそうで。
8点(2004-03-01 22:09:23)
8.  グレン・ミラー物語
グレンとヘレンが時間、距離を越えてお互いを求め合う姿がコミカルに描かれてて良かった。夫を影で支える、へそくりで授業料をジャストに貯めてたとこなんて古き良き良妻賢母で泣かせる。ヘレンが支えるグレンとその楽団のサクセスストーリー、そして・・・。寂しい、寒い雰囲気の漂いそうな場面も温かいジャズが効果的だった。
8点(2004-03-01 21:50:24)
9.  ジャイアンツ
ビッグな俳優達がビッグな大地でビッグな人生を演じている。エリザベス・テイラーは前中半、ロック・ハドソンは前後半、ジェームズ・ディーンは中後半がジャイアンツ。愛する女性レスリイの愛を得たビックとそうでないジェットの人生が良く描かれている。結果としてジェームズ・ディーンの映画人生最後になったカットをなんとかしてほしかった。一つ確実なのは老け行く3人のメイクがわざとらしい事。
8点(2004-03-01 21:34:14)
10.  巨象の道
1・2・3ショットで背景が大自然のカットはことごとく合成。巨象達が家で暴れてる中、エリザベス・テイラーが逃げ回るちょっとしたアクションは笑えた。この映画観切るのに1ヶ月強かけて延べ5日かかったけど、内容にインパクトがあったので巻き戻さずに観れた。
5点(2004-01-23 22:02:34)
11.  眼下の敵
最後艦長2人でタバコふかしてノーサイドですか・・・綺麗過ぎ、米・西独とも沈んで両者優勝みたいな。ロバート・ミッチャムの硬さがこれでも目に付いた。救援部隊も飛行機も出てこないし、名艦長同士の頭脳戦にしても、もう少し泥臭さが欲しい。Uボートの後に観たからかも知れないけど。
6点(2004-01-23 21:37:05)
12.  夜と霧
面白いか否かというのは違うのでとりあえずこの点。頭の無い身体、身体の無い頭、薪と死体が交互に組んで焼く、大量の死体をブルドーザーで穴に押し込む。収容所に強制連行されたユダヤ人達がどんな気持ちで殺されるまでの日々を過ごしたのか考えると、悲惨だなんて言葉で表現もできない。あれだけの残虐非道な行為を実行したカボ達、上の命令だからしょうがないと言ってのける後半でちらりと出てくる罪悪感の無い表情が一番気分悪かった。当時の映像と写真、現在の映像、ナレーションの組み合わせ。
9点(2004-01-20 23:34:15)
13.  モンキー・ビジネス
予想どうりの展開に予想どうりの笑いだった。ケイリー・グラントが子供とインディアンごっこした末にヒュー・マーロウの髪型を変えてイメチェン、あれはやばい。あんな笑いを撮ったのもやっぱりハワード・ホークスでした。
8点(2004-01-15 22:08:32)
14.  やさしく愛して
エルヴィスのデビュー映画であり、唯一準主役を張った作品。といっても家族、女思いのナイスなキャラ、彼の曲がてんこ盛り、ラストで兄を助けて死んでくシーン等、どうみてもエルヴィスとそのファンの為の映画です。
6点(2004-01-14 22:33:21)
15.  白鳥
3人目のルイ・ジュールダンが出てきてはじめて成立するお話だが、彼の本能的な演技に三角関係のキーマンとして存在感を感じ、助演がいかに大切か認識した。カラーでみるグレースケリーはホント美しい、この映画が最後というのがホント残念。
8点(2004-01-14 03:48:22)
16.  ベン・ハー(1959)
59年製作と後で知ってこんな壮大、且綺麗な映像に驚いた。今の世ならジュダは要領の悪い所謂かっこわるい生き方だが、ユダヤの信念を貫く姿は逆に新鮮で素敵だった。最後いきなり病が癒えたのは驚いたけど、こういう映画はやっぱハッピーエンドでなきゃ気分悪い。長さを感じなかった。
9点(2004-01-02 17:48:42)
17.  エデンの東(1955)
ベンチでキャルとアブラがしゃべってる笑顔が印象的なシーン。あの彼の自然な笑顔はエデンでしか見られない。 
8点(2003-12-29 19:51:42)
18.  理由なき反抗
この年代の視点で見れば理由の有る反抗なんですよね。ジェームス・ディーンがいろんな意味、一番綺麗に写ってる映画だと思います。
7点(2003-12-10 20:29:15)
19.  ローマの休日
目に入るとこはもちろん、雰囲気もなんともいえず美しい映画。ありがとう、ホントすいませんでした。
10点(2003-12-09 20:18:01)
20.  帰らざる河
マリリン・モンローが幸薄な表情で好演。水しぶきの中、必死に筏を操る3人の姿等、リアルな演技だったので、より当時の合成丸出しのチープな画が笑いを誘う。ストーリーと関係なく笑えるポイント多数、ある意味傑作。
6点(2003-11-07 16:29:06)
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