1. スマイル 聖夜の奇跡
《ネタバレ》 とてもベタな演出を、子どもたちが大真面目に演じているのがとてもよいです。チームの子供たちが個性的でおもしろかった。私的には、相手チームの監督。この人、いいわ。 [DVD(邦画)] 7点(2010-02-09 21:30:43) |
2. 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程
《ネタバレ》 1970年代に学生生活をおくったものは、やっぱり見ておかなければいけないのかと思いで、借りてみた。最初に出てきたかわいい女の子に紹介のテロップが出て重信房子とでてきたのには、かなりびっくりした。学生時代いつも行く銭湯で手配写真を見ていたカリスマ戦士は、すでに歴史になったらしい。遠山と重信は、どこから人生が変わってしまったのだろう。あさま山荘に立てこもった赤軍兵士の管理人の奥さんへの革命戦士としての毅然とした態度と、アジトでの仲間へのリンチはどこがちがうのだろう。人間の恐ろしさを感じてしまった。最期に森が手記を残しての自殺。なぜかほっとする。ただし、この監督がなぜこの作品を取ったのか、思想的背景についてはよくわからないし、わかりたくもない。 [DVD(邦画)] 5点(2010-01-26 14:20:04) |
3. 三本木農業高校、馬術部 ~盲目の馬と少女の実話~
《ネタバレ》 青春スポーツ学園物で動物がでてきて実話物ときて、佐々部清監督とくれば感動間違いなしのはずですが、レビューの少ないこと。題名が地味でかなり損している感じがします。主役の女の子がさわやかで、ナチュラルな演技に好感が持てました。これが、綾瀬はるかや上野樹里を使うと現実離れしてしまいますよね。柳葉敏郎の監督役もよかったです。笑えたのは、主人公と男子部員のけんかシーン。印象に残ったのは、この二人の雪の駅で汽車を待つシーン。青森の四季の風景も新鮮でした。佐々部監督作品には、根底に人間のやさしさがあると思います。これからも、よい作品を作ってもらいたいです。 [DVD(邦画)] 9点(2009-12-14 17:10:37)(良:1票) |
4. 映画 クロサギ
《ネタバレ》 こんな簡単なトリックで詐欺には、中学生でもかからない。山P人気に頼りすぎて、周りを個性派俳優で固めたらという安易な映画。今見たのに、ほとんど覚えてない。 [DVD(邦画)] 2点(2009-12-02 19:59:47) |
5. 252 生存者あり
《ネタバレ》 確かにご都合主義ですが、映画なんかこんなものです。閉じ込められた4人の家族に対する思いにどれだけ共感できるかでしょう。結構、よくできていたと思いますよ。最後、兄弟がでてくるとこなんか拍手したくなりました。 [映画館(邦画)] 6点(2009-11-23 17:53:43) |
6. 風が強く吹いている
《ネタバレ》 実は、地元でロケがあったようで、エキストラの募集をしていたのを覚えている。というわけで、見に行ったのですが、まったく確認できませんでした。ということは、けっこう後半の駅伝シーンは見ごたえがありました。林君は「バツテリー」の時も感じましたが、身体能力が高いようでスポーツものにはうってつけのようです。最後、シード権を取った後の後日談がもう少し色をつけてもよかったような気がします。 [映画館(邦画)] 8点(2009-11-23 17:46:27) |
7. ワルキューレ
《ネタバレ》 実話もの、大好きです。失敗するのが、わかっていても結構ドキドキしました。ナチス政権に対するドイツ国防軍のクーデター。最後の裁判シーンや処刑シーンは実写が残っているそうでなるべく忠実に再現したようで、とても印象深かったです。それと、やはりゲッペルスの服毒シーン。 [レーザーディスク(字幕)] 8点(2009-09-21 21:13:04) |
8. あかね空
《ネタバレ》 最近テレビで時代劇が少なくなった反面、映画でよく見るような気がします。中谷美紀がでていなければ、みてなかったんだろうけど、内野さんの二役。どうして、最後のエンドロールまで確信がもてないくらい堂に入っていました。中村梅雀は最近悪役のほうが目立ってきているんだけど、石橋蓮司はむしろこんな役をする俳優になったんだなあと思いました。昔は、個性の強い悪役だったのにね。 [DVD(邦画)] 6点(2009-03-30 17:04:17) |
9. オリヲン座からの招待状
《ネタバレ》 宮沢りえは、どんどんよくなっていくように思います。最期の老け役はいい俳優を使っているんだけど、そのままでよかったんじゃないかな。自分の想像力のなさを棚に上げて言うと、なんか、つながらなくなってしまった。 [レーザーディスク(邦画)] 5点(2009-02-23 22:20:08) |
10. デトロイト・メタル・シティ
《ネタバレ》 久々に笑わせてもらいました。出だしで学帽被った弟が牛と一緒に見送りのシーンでこれはいけるぞと予感がしました。まあ今時こんな田舎はどこにもないって。主人公が音楽にも恋にも一生懸命で不器用だから。好きな子のデートを遊園地までストーカーしたり、帰郷したら弟が散々ぐれてたり。圧巻は、もちろん最後のバンド対決だけど、女社長が部屋をめちゃくちゃにして、馬乗りになっているとこなんか、とってもエロチックでした。 [レーザーディスク(邦画)] 10点(2009-02-23 21:59:28) |
11. 僕の彼女はサイボーグ
《ネタバレ》 まあ、タイムマシン物の矛盾点は仕方のないこととしてもどうなんだろうか。私的についていけませんでした。脇役で、大好きな田口君が猟銃もって出てきたり、パッチギの銀閣の桐谷君が友達役ででてたのがよかったわ。 [レーザーディスク(邦画)] 6点(2009-02-16 15:54:30) |
12. ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発
《ネタバレ》 こういう作品に、評論を書くのはどうかと思いますが、雑に作らずにもっと作りこんだら伝説の傑作になりえたかも知れんわね。日本の二人の首相とサルコジさんと北の指導者にそれぞれ1点。 [レーザーディスク(邦画)] 4点(2009-02-02 17:00:03) |
13. 天然コケッコー
《ネタバレ》 「砂時計」で夏帆を見たので、借りてみました。この子は、山陰に合うのかなあ。まあ、物語は淡々としすぎていて、少し退屈でした。中学生になった弟が、制服を着るとこはなんかほほえましかったですね。あと、病気の女の子のお見舞いに行ったところも。いらん人間が都市にあふれ、田園は荒れていくのかと考えさせられた作品でした。それから、佐藤浩一はなんかこの作品にそぐわなかったんですけど。 [レーザーディスク(邦画)] 8点(2009-01-28 16:58:12) |
14. 砂時計(2008)
《ネタバレ》 若いときを演じる二人がよかったです。特に夏帆。美人じゃないけど、存在感出してました。いまどきの中学生ってあんなもんかと。大きくなってのヒロインを演じてる松下奈緒は、演じているのではなくて素人です。まあ、その素人っぽさが良いという人もいるだろうけど。なんだか、画面の真ん中で電信柱のように突っ立ている印象だけが残りました。174cmにヒールをはかれたら、相手役が困るだろうに。まあ、いきものがかりの歌は、よいですよ。 [レーザーディスク(邦画)] 5点(2009-01-28 16:49:01) |
15. 山桜
《ネタバレ》 作品的には、叙情的で最後まで飽きさせずに見ることができました。ただ、田中麗奈や壇ふみは時代劇向きの顔ではないような気がします。なんか私的にフィットしませんでしたさすがに元祖しょうゆ顔の東山君の髷姿は、りりしいですね。最後の終わり方ですが、これは賛否両論あるんだけど、もっとひっぱってくれてもよかったんじゃないかな。すこし消化不良です。あの永嶋瑛子と高橋長英の姑夫婦の憎らしいこと。私は、女教師以来の永嶋瑛子ファンです。 [レーザーディスク(邦画)] 7点(2009-01-20 16:19:54) |
16. クライマーズ・ハイ(2008)
《ネタバレ》 新聞制作の臨場感が最高でした。主役の堤真一はじめ新聞記者たちの個性がからみあって最後まで飽きずに見ることができました。再三「大久保・連赤」がでてきますが、あのいまわしい事件はどっちも舞台は群馬かとあらためて思い出しました。余談ですが、高校や大学時代、大久保という男子の同級生がいましたが、どちらも綽名が「すけべ」でした。それほど、僕らの世代は「大久保事件」は衝撃的でした。 [レーザーディスク(邦画)] 8点(2009-01-03 20:21:24) |
17. AVP2 エイリアンズVS. プレデター
《ネタバレ》 これはひどいわ。とにかく画面が暗すぎて、よくわからん。主人公の兄弟も魅力なし。プールサイドでガールフレンドが見せた青いパンティーだけがよしで2点。 [レーザーディスク(字幕)] 2点(2008-12-06 20:19:59) |
18. レッドクリフ Part I
《ネタバレ》 中学生の息子(ゲームで三国志をおぼえた世代)にせがまれて、見に行きました。私は小説を読んでから、映画を見ない主義です。なぜなら、自分の想像と映像がかけはなれていて、落胆させら得ることが多いからです。三国志は、高校生のときに読んだことがあるけど、それから20年たっているので関係ないかということで見ました。孫権、周愈、孔明が若いこと。実年齢を意識しているとのことですが、とても新鮮でした。揚子江流域の風景も雄大でとても迫力がありました。とくに、周愈の奥さん役の女優さんがきれいなのにはびっくりです。服装も、日本の着物に良く似ていて、呉服というだけのことはある。と変なところで感心させられました。 [映画館(吹替)] 10点(2008-11-07 13:05:21) |
19. 茶々 天涯の貴妃
《ネタバレ》 時代考証から人物の掘り下げまで出鱈目。女優陣はともかく、俳優陣はこれだけミスキャストを重ねるとマンガもよいとこです。特に織田信長役の松形弘樹。この人はどんな役をやっても、やくざの親分にしか見えません。「蒼き狼」の時もそうでしたが、いくら近衛十四郎の息子だからって、あの臭い演技で俳優を続けているのが不思議です。それから、家康役の中村しどうと本多正信役の松重さんの軽いこと。中村君、わざと敵役の演技を作ってますけど、あんたはそのまま素でやればいいのよ。それから、当時家康は70歳。そのこと、わかってやってます。それから真田幸村。あんなに若いとおかしいでしょう。秀頼と淀が家康と戦場で会見を開いたり、将軍の御台所が落城前夜に敵の城に乗り込んだり、とんだもナイシーンが続くもんだから、眠気もうせて最後まで見てしまいました。揚げ足を取り出したら、尽きないからこのくらいにしておくけどこの監督は何を考えてこの映画を作ったんだろう。主演が宝塚出身なんだから、ミュージカル仕立てにでもすればよかったのに、やくざ映画になってしまいましたね。久し振りに、書きガイのアル映画をみせてもらいました。0点にしなかったのは、織田信長の出番が短かったからです。 [レーザーディスク(邦画)] 2点(2008-10-19 15:10:50) |
20. 蒼き狼 地果て海尽きるまで
《ネタバレ》 長尺でしたが、最後まで飽きることなく見ることができました。部族間の争奪で暴行、略奪の加害者になったり、被害者になったり。自分の父だ誰であるかに苦しむ主人公。そして、息子。なかなか良くできた作品だと思うのですが、もっと息子とのからみを長く取っていたらと思います。現地でとった作品なので、風景が良いのは当たり前ですが、空の青さに感動します。俳優さんでは、ジャムチ役の人、なかなかよかったですよ。 [レーザーディスク(邦画)] 7点(2008-10-10 16:15:04) |