1. 劇場版 仮面ライダー剣 MISSING ACE
《ネタバレ》 少なくとも公開前は「テレビの最終回から4年後の世界」と謳っておいて、実際半年後に製作されたテレビの最終回とは全く矛盾しかない場当たり的な最低の構成。 中途半端に堤幸彦監督を意識した序盤のカット割りも、中盤以降の陳腐なミステリー仕立ても半端すぎて観るのも不快になってくる。 死亡した二人の持っていたカードが「4」と「J」なので、犯人は志村純一って……死んだ二人は互いの持っていたダイイングメッセージカードの内容をしらないはずだし。 物語の鍵を握るアルビノジョーカーとやらの存在も謎。 バトルファイトとやらの構図の中でなぜ存在していたのかが全く描かれていない。 また、各キャラも映画制作時のテレビ内でのキャラの延長上として描かれている為に、全くテレビのその後の成長が繁栄されていなく、(最終回との)内容の矛盾も併せて、その場しのぎ感が強すぎる。 ただ、新世紀ライダーのアクションはそれなりにスピーディで見ごたえがあったので2点。 それ以外は-1点。 [映画館(字幕)] 1点(2005-07-30 10:13:20) |
2. 劇場版ウルトラマンコスモス2 THE BLUE PLANET
旧作の初代ウルトラマンを製作したスタッフが関わった「ウルトラマンコスモス」劇場版1への、平成ウルトラシリーズからのアンサー作品。 とは言っても実力の違いは明らかで、テレビ版がいかに飯島監督のコスモスを消化継承できていなかったかが露呈してしまった結果となった。 相手は現場を離れて管理職背広組になって久しいロートルおじいちゃん監督だぞ?情けないことこの上ない。 前作の感動をぶち壊すような、何も考えてないあっけらかんとしたチビバルタンのカメオ出演もマイナス要因。版権の都合か大人の事情か解らないけど、チームアイズが駆けつけたシーンでワンダバが流れないのもマイナス要因。 ただ、前半で異星人の女の子が一人でシャンパンシャワーを真似ていたシーンは、心にしみる物があったのでそのシーンだけで2点。残りの2点はそれ以外の総合評価。 [DVD(字幕)] 4点(2005-07-16 00:48:27) |
3. モーニング娘。新春!LOVEストーリーズ<TVM>
これはアレだアレ。元になった映画と比較して納得した。これは、元映画が「ウルトラマン」とか「ウルトラセブン」だとすれば「ウルトラファイト」なのだ。 [地上波(字幕)] 0点(2005-07-15 18:14:33) |
4. バイオハザード(2001)
R-15(だっけ?)ではこれが限界でしょう。ゲームの映画化としては満点。ロメロへのオマージュだとしても及第点。ミラの「具」が見えただけでもめっけもの。 8点(2003-10-04 00:08:04) |
5. 千と千尋の神隠し
「社会に出よう、そこで働こう。その中での人との交わりはきっと貴方の宝になるよ。」そう言っているだろうこの映画や富野監督のガンダム等を観ていると、ちゃんとした大人のアニメ監督達は、自分らを支えるヲタクやファン層を見てちゃんと危機感を持っているのだなと思える。その真逆を垂れ流してヲタク層の支持を一気に受けたエヴァンゲリオンで浮かれたままの某監督とは対照的だなぁ……。 8点(2003-09-29 06:32:32) |
6. 呪怨 (2003)
レンタル屋でもらったカヤコ団扇は、嫁さんが会社に持っていって大受けでしたw 1点(2003-09-29 05:53:51) |
7. ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer
「踊る大捜査線」と、色んな意味で対極にある映画。あれが成功でこれが失敗という見方もなくはないけど、悪く言えばどっちもどっちw 「テレビドラマの続編を映画で」と企画した時に、誰をどうターゲットにするのかで言ってしまえば、実は正解(そんなもんがあるのかどうかはともかく)こっちかも。 7点(2003-09-28 19:24:32) |
8. A.I.
《ネタバレ》 えー……すでに皆さんに語り尽くされているようですので一言だけ。クライマックス、自分と同型のロボットが並んでいる事にショックを受けるシーンで、70年代のロボットアニメ「超電磁ロボ コン・バトラーV」のガルーダの悲劇を思い出した方いませんか?あ……いませんかそうですかw 3点(2003-09-28 15:11:32) |
9. 劇場版ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT
《ネタバレ》 平成ウルトラについていけず「俺も歳食って感覚が乖離したのかなぁ」と思ってたんだが、これは涙が出た。実相寺さんの功績は脇に置いといて(笑)実際最初のウルトラマンでレールを敷いて路線を作った飯島監督が撮った以上、オールドファンである自分にとっては感慨深い物がある。バルタンの出所を知っていてのあのラスト。子供バルタン達がすべてをあきらめ、そしてかすかな希望を持って去っていく姿こそが、平成ウルトラに足りなかったコアなんじゃないかって思う。確かに古参スタッフの同窓会かもしれないが、EDロールを観るには、それと同時に古参スタッフの平成スタッフへのエールであり贈り物であり……遺言みたいなもんだったんじゃないかって思う。青春期の終りだったのかもしれない。 10点(2003-09-28 15:08:31) |
10. ISOLA 多重人格少女
多重人格とか阪神大震災とか、いかにもそれらしいコンテンツが映画と言う空間の中でなんの必然性もなく、ただただ羅列し散らばってる姿に「平成の『幻の湖』」を観た思いだったw 原作ではちゃんと意味は繋がってるのかいな? 1点(2003-09-28 14:52:00) |