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1.  海と毒薬
戦国武将が人を殺しまくって成し遂げた革命は、それが異常であっても織田信長や徳川家康のことを大量殺人者だから嫌いだという人はあまりいないと思いますが、戦国武将たちも見方をかえれば、人の命の重さが分かっていないだとか、生命に関する感覚が麻痺していると言えるのです。しかし彼らが成し遂げた偉業のほうが大きいので「罪」はほとんど問題にされません。そういう事実を最初に問題提起したのは「罪と罰」のラスコーリニコフでしょうか。人類の利益のためになるならば人殺しも賞賛されるという犯罪哲学、1人殺せば殺人者、大勢殺せば悪魔か英雄になる。罪は公共の利益を生むならば帳消しにされるのか?善悪は時代の流れとともに変化するのか?「海と毒薬」は私たちがいつもは感じない「罪」を意識させて疑問を持たせてくれます。原作は「罪を感じずに生きている人間」と「罪を背負って生きている人間」を対比させて描いていたので分かりやすかった。 戦争中だから人は良心が麻痺して異常だったという見方が一般なのかもしれませんが、人はどんなときも罪を背負って生きているというメッセージもあるのではないでしょうか。この世に「罪」のない人間など誰1人いなく、罪に気がつかない人間と、罪を自覚している人間の2種類しかいないのだと思います。
[DVD(邦画)] 7点(2006-05-13 23:13:00)
2.  未来世紀ブラジル
「分かりにくい映画」がしばしば名作だと言われる理由は想像力を養うことが映画の本来の目的だからです。しかしこの映画は「未来世紀」という邦題1つとってみても舞台を未来だと断言してしまっている点が観客から自由な想像力を奪っている。「奇抜」であるということも直接観客の想像力の刺激につながっているとは言えない。しかも奇抜で独創的な映像だと偉い評論家たちからいくら言われようが本当の映画ファンならばこの映像が学芸会レベルであることは一目で分かるし、あの翼の生えた主人公が夢のなかを飛び回る様子も、欽ちゃんの仮装大賞を観たものならば似たようなものを何度も見かけているはずです。つまりその程度の映像なのです。もっともらしくこれを評すれば「実存主義的な映画である」と言う事もできるし、裸の王様のような映画だと言う事もできる。 圧倒的なイマジネーションと褒められた作品ですが「ガダカ」の未来に対するイマジネーションと比較すると明らかに希薄だ。 未来を予言しているなんていう評価に至ってはそんな予想はその当時の近所の中学生やおばちゃんにでもできると言いたい。原題は「ブラジル」。 余計な言葉をいれず、こちらのほうがよっぽど観客の想像力を刺激できたはず。これを名作と銘打った映画界の意向のほうが興味深い。
[DVD(字幕)] 1点(2006-03-29 20:30:09)(良:1票)
3.  バグダッド・カフェ
この映画は、あの太ったおばさんを主人公に据えた時点で、外見の偏見に挑戦したものだったのではないでしょうか。 基本的にセピア色は好きですが、舞台が砂漠だということで、その色を自然に表現することができまていました。 しかしあの夕日の色彩には驚きました。 中国の巨匠チャン・イーモウも脱帽して裸足で逃げ出すほどに鮮やかな赤色です。 バグダットカフェだからこその色彩であり、これが色のある映画だと言われる所以ではないでしょうか。 その砂漠に帰る所がない者たちが集まってくる。監督は、これでもかと思えるくらいに、しけた連中を登場させて、最後には彼らを魅力的な人物へと変えていきます。黒人女はイライラ、太った女はノソノソ。そういう外見からくる偏見は、感情移入していくうちに気にならなくなっていきます。これをETの法則といいます。 美的感覚に優れ、想像力を養うにはもってこいの映画だとは思いますが、基本的には退屈な映画だと思って欲しいです。 考えることが好きな人、名作映画が好きな人にはお勧めします。 娯楽性はありませんが文学的な映画です。
[DVD(字幕)] 5点(2006-01-01 10:12:38)
4.  神経衰弱ぎりぎりの女たち
つまりこの映画はスペイン版「男はつらいよ」です。いや、男ではなく女だから「女はつらいよ」でいいでしょう。 女って大変だな、女って頑張っているな、女って寂しいな、ということがしみじみと伝わってきました。 義理と人情味溢れる秀逸な作品。アルモドバル作品なので、お洒落です。 私は男ですが、日常の生活に疲れを感じている女性が観ていただけたら、ちょっと気持ちが和むかもしれません。大笑いのコメディではありませんが、クスリと笑えるところに癒されます。 
[DVD(字幕)] 8点(2005-06-11 21:46:36)
5.  カラーパープル(1985)
暗い映画と思って、観るのを敬遠している人もいるかもしれませんが、じつはとても軽い映画なので、素直に見ることができます。黒人差別や近親相姦を扱った映画でも、スピルバーグにかかれば、ここまでさわやかになってしまうものなのかと唖然とさせられます。 映画に重みというものを感じませんが、それはある意味では、観やすいと言えるのかもしれません。 黒人差別や女性差別、家族の葛藤、貧富の差別などあらゆる社会的な問題を、正月に売られるおめでたい福袋のようにまとめられる才能は、さすがに商業的センス抜群のスピルバーグ監督ではないでしょうか。 真面目なテーマを扱った映画なのに娯楽性もあり、最後はしっかり感動できるようになっています。ウピーを知っている人が、この映画の彼女をみると、大人しすぎて気味が悪く思うかもしれませんが、あとはなんの違和感もなく観られる映画です。
[DVD(字幕)] 5点(2005-04-16 00:39:59)
6.  マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ 《ネタバレ》 
あの犬の鳴き声を真似るところは、しつこすぎる。 女性の裸を見るために屋根から落ちて血だらけになってもニヤニヤ笑っている姿はただのエロガキ。 子供とは可愛くて無垢な生き物であるだけではなくて未完成な生き物なんだね。 親だから子供を愛せないと非人間、と思うのはいつも身内ではない第3者の言い分やね。 それに人間が「愛する」ことができる時は、健康なときなんだと思う。頭痛で頭が割れそうなときに好きな人を思い浮かべたりしないだろう、お腹が減って死にそうなときも、好きな人の事を考えない。足を骨折してのた打ち回っているときに息子が側にやってきて愛してくれという態度を示してきても構っていられないはずだ。 なぜなら痛いから。 愛とは高尚なものだ、しかし肉体的な苦痛の前には、愛すること、悩むこと、考えることすらもできない。
8点(2004-05-04 14:33:05)(良:1票)
7.  仕立て屋の恋
仕立て屋の男が夜中に部屋の電気を消して女の部屋を盗み見しているところにカミナリが落ちる、そのカミナリの光をスポットライトのように浴びた男の姿は まさに変態だ。    もし、女が近寄ってこなかったら、仕立て屋の恋は「片思い」で終っていたと思う。  仕立て屋は、喜びよりも傷つきたくないという気持ちの方が強い。 恋愛に限らず人間関係においても同じ。 しかし最後に仕立て屋が「私はあなたを恨んでいない、喜びを与えてくれたから」と言った背景には、傷つけられても喜びを貰って良かったという気持ちが感じられる。  人を好きになれば楽しむも苦しみも倍になる。  最後の最後に人間嫌いの仕立て屋は人間の本質を理解したのではないだろうか。
10点(2004-01-07 13:55:01)
8.  アビス(1989) 《ネタバレ》 
主人公が死んだと思ったら宇宙人に助けられたとき、怒涛の感動が押し寄せてきて不覚にも涙が出てきた。 家でビデオで観たから誰にも見られなくて助かりました。
8点(2003-11-29 02:47:05)
9.  ガンジー
DVDには色んな特典がついていて、この映画をより楽しむことができる。特典にはイギリスのTV局が、ニュースで実物のガンジーを報道しているリアルな白黒の映像が見られる。それを見ると、一概にイギリスが悪であり、ガンジーが正義だという偏見はなくなる。   インドという国を、DVDの映像で見るだけでも価値がある。ガンジーの非暴力は、良識ある支配者であったイギリスだから成功したのであって、ドイツのヒットラーなどの独裁者が相手では難しかっただろう。  メイキングではガンジー役の俳優が減量したと言っているが、本物に比べたら、やはり太っている。 顔は確かに似ている。しかし、太って筋肉質のガンジーに見えてしまった。
10点(2003-10-25 23:16:49)(良:2票)
10.  大逆転(1983)
不景気が人の心に蔓延し、社会情勢が緊迫し、経済の重要性が年々高まっていく中、私は先物取引の知識を得るためにこの映画を見た。というのは冗談であり、エディーのギャグを期待してこの映画を見たのでした。
[映画館(字幕)] 3点(2003-10-25 21:52:32)
11.  ベティ・ブルー/愛と激情の日々
最初は性欲のみで、つながっていた明るくて軽いカップルが、あるとき、男が書いた小説をベティが読んで、素晴らしい!と認めたことから、男は「自分の存在」を承認してくれたベティを愛し始めた。本来、恋する行為とは、明るくて、軽くて、楽しいのだが、愛する行為とは、見返りを求めないものであり、相手の苦しみをそのまま自分に同化させ、時には愛する者の死によって自分自身も滅ぼされる危険と隣り合わせであることを感じた。 ─狂気の愛─。 人は愛すれば、楽しみも苦しみも10倍になる。
10点(2003-10-18 18:53:36)(良:1票)
12.  天空の城ラピュタ
きょうも、ハモリながら観ていました。「ママ落ちる~」「シャルルやもっと低く飛びな」「いぃ・・」 「40秒で支度しな!」「おもかじにげろー」 愛すべき海賊たちの名言はすべて熟知している。なによりもムスカのセリフは強烈だ。「ハッハッハ~どこに行こうというのだねぇぇ」「君のあほ面には心底うんざりさせられる。死ねぇぇ」「おほ!見ろ!人がゴミのようだぁ~」「目がぁぁ~目があぁぁぁ!」最近の宮崎アニメの声優陣ではありえない過剰演技だけど素晴らしい存在感を発揮している。ムスカの声がこの映画の大きな魅力の1つになっている。パズーのこの言葉も知らない人はいないでしょう。「行こうっおばさん!父さんの行った道だ! 父さんは帰ってきたよ!」さらにシータも萌えるセリフが多い。「海に捨てて~」「あら、おばさまも女よ」「国が滅びたのに、。王だけ生きてるなんて滑稽だわ。」 頭を壁にぶつけたい!記憶喪失になって、もう一度この映画を、はじめてみたい!
[地上波(吹替)] 10点(2003-10-15 21:03:33)(良:1票)
13.  となりのトトロ
トトロは漫画だから可愛い。しかし現実にリアルなトトロが現れたら、絶対に逃げるだろう。
5点(2003-10-15 15:31:24)
14.  トップガン
CDを昔持っていた。音楽はとても覚えている。
3点(2003-10-15 15:29:19)
15.  魔女の宅急便(1989)
この映画の世界観が好き。ヨーロッパ風の幻想的な古い町並みを見ているだけで楽しい。 飛んでいるキキの視線から街を見下ろすアングルもOK!  音楽もラピュタに次いで良いのではないだろうか
9点(2003-10-15 15:04:44)
16.  ネバーエンディング・ストーリー
当時はすごいと思っていたファルコン。しかし大人になってみると、ファルコンは、あきらかに作り物であることが分かるのが悲しい
[映画館(字幕)] 5点(2003-10-15 15:00:08)
17.  ニュー・シネマ・パラダイス
ユーヒーさんが言っているように、主人公のトトが一瞬にして老ける瞬間は、頭をハンマーで叩き割られたような衝撃を受ける、 短い人生は時間の浪費によってさらに短くなる、 気づいたらもう自分の死ぬ番!  死ぬ前に何かを残したい、あのテープのように。
8点(2003-10-15 14:53:07)
18.  南極物語(1983)
人間の勝手な感傷で作り上げられた壮大な大失敗映画。 それともパールハーバー型自己陶酔映画と言うべきか。 大勢のイヌが人間の都合で死んだにもかかわらず、たった2匹の生き残ったイヌを見て、いったい誰が感動できるの?? この南極で起こった出来事は、「生き残ったイヌの事実」よりもむしろ「死んでいった多くのイヌの事実」にスポットを当てるほうが正しいと思う。 映画にするのだったら、せめてそれくらいやれつーの!しかし、しょせんイヌは生き物ではなくて、人間の法律では「物」扱いされている悲しい事実があります。 仮に悪意を持って人間がイヌを殺しても「器物破損」扱いになるだけ。 この映画をみて、人間の道具としての犬の姿を見た気がする。 けっしてこれを見て感動などできない。 激しく虚無的な気分に陥った。だからこそ、イヌの地位向上を強く望みます。 もし、イヌが口を聞けるとして、この映画を見たら、たぶん私と同じことを言うでしょう。 タロとジロも「ふざんけじゃねぇ!勝手に俺たちを英雄に祭り上げんなよ!」と言ってくれるでしょう。 さらに「おい、こら、南極はメチャクチャ寒みーんだぞ!お前ら暖房のきいた映画館でお菓子を食いながら涙なんて流すんじゃねーよ。」「おい、まて!感動して抱きつくなよ。俺たちは疲れてんだよ、ワカラネーのか?噛み付くぞ、こら!」と本当は言いたかったはずです。 マイナス点数がつけられなくて本当に残念。
0点(2003-10-15 14:41:25)(笑:2票) (良:2票)
19.  プラトーン
戦争映画というよりは反戦映画。さまざまな人間を見させてくれる教科書のような映画
9点(2003-10-15 05:01:35)
20.  フィールド・オブ・ドリームス
シューレスジョーか!それにしても大リーグ好きにはたまらない映画です、私のような。
9点(2003-10-15 04:40:38)
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