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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  君がいた夏
今さらながら初見。タイトルはすごくいい感じ。ノスタルジック感満載の青春映画かなと期待したのですが、少々期待はずれでした。皆様ご推奨のジョディ・フォスターが、私にはやたら元気ではすっぱなアメリカン姉ちゃんにしか見えない。もっと主人公の印象に残るような、濃厚なドラマがあってもよかったんじゃないかと。デビッド・フォスターのいかにもな音楽で盛り上げてはいましたが、どうにも薄味な気が。まあ青春時代の思い出なんてこんなもの、と言ってしまえばそれまでですが。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2025-01-30 02:04:37)《新規》
2.  魚影の群れ
個人的に「舐めたらいかんぜよ」か深窓の令嬢かというイメージの夏目雅子が、まったく埒外のド田舎の市井の娘を見事に演じていたように思います。wikiによれば超多忙なスケジュールで、なおかつ体調が優れない中での撮影だったそうですが、そういう様子を微塵も感じません。さすがプロというか、生粋の女優さんだったんですね。 で、無骨で単純な物語もいい感じ。緒形拳は土着の漁師にしか見えないし、佐藤浩市もこんな時代があったんだなあと思わせてくれます。ただ、十朱幸代のシーンだけは冗長でやや退屈。佐藤浩市が現場復帰するまでの幕間つなぎ、といったところでしょうか。 しかし古い映画の宿命ですが、もう出演者の大半が鬼籍に入っているわけで、一抹の寂しさが残ります。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2024-12-01 21:15:05)
3.  植村直己物語
西田敏行は、よくぞこんな過酷な役を引き受けたものです。どこでどうやって撮影したかは知りませんが、とにかく寒そうで辛そうで。 近年はいろいろな病気を併発されていたそうですが、この撮影が遠因ではないことを願うばかりです。 それはともかく、「物語」としてよくまとまっていたと思います。淡々と進行しますが、ある種のドキュメンタリーのような感覚で見ることができました。植村直己の人となりもわかったし、倍賞千恵子との関係もリアルでいい感じ。 しかし過酷な冒険をせずにはいられない人生というのは、選ばれた人に与えられた特権なのでしょう。私はただ、そういう人の「物語」を傍観して自らの卑小さを実感するばかりです。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2024-11-22 01:55:22)
4.  天城越え(1983)
連行される場面とラストに映し出されるイメージショットのような田中裕子が、とてつもなく美しく見えます。ここが唯一最大の見せ場かなと。 しかし全体としては、見ていて辛くなるばかり。誰一人として悪意はないのに、誰一人として浮かばれません。そういう物語を作った松本清張が見事なのでしょうが、ジメジメした雰囲気とも相まって、見終わった後もどんよりした気分にさせられます。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2024-11-11 02:33:35)
5.  ラウンド・ミッドナイト
デクスター・ゴードンの役者ぶりに驚き。何の違和感もありません。当代一流のミュージシャンによる演奏も聴き応えがあります。肝心の「ラウンド・ミッドナイト」については、中盤に冒頭部分の練習風景がサラッと流される場面がありましたが、それだけでもゾゾッと来ました。 お話としてはひたすら地味で、音楽で救われた男がその音楽を生み出した男を献身的に救う物語、といったところでしょうか。まあ音楽さえよければすべてよし、とうことで。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2024-11-06 20:33:09)
6.  バード(1988)
チャーリー・パーカーの演奏を少しマジメに聞いてみたいと思わせてくれるのに十分な作品ではありました。しかし終始酒と麻薬に溺れている印象で、ストーリーとしてはいつ死んでもおかしくないというか、平坦な感じ。そもそもなぜ斬新な奏法や楽曲を生み出すことができたのか、音楽家としての一面も見たかった気がします。 それにしても、草創期のジャズと麻薬は常にワンセットの印象があります。麻薬によってより優れた演奏が可能になるのだとすれば、人間の能力の神秘を感じずにはいられません。あるいは早々に麻薬を断ち切っていれば、もっと長生きして、もっと優れた作品を残せた可能性もありますが。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2024-10-05 20:22:02)
7.  ローカル・ヒーロー/夢に生きた男
なんかこう、すごく緩い感じ。コメディ風のストーリーとして緩いのはいいのですが、描写そのもののネジが緩んでいるというか、何を言いたいのかよくわからないシーンがしばしば。 ト書きによれば「外から来た買収者に対して地元民は反対どころか大賛成」とのことでしたが、これを事前に知っていなければ、地元民の言動からは理解できなかったかもしれません。それらしいセリフはありましたが、なぜ彼らはそれほど地元を捨てたいのか、カネが欲しいのか、よくわからず。 それから「老人1人が反対」とのことでしたが、その老人の存在も実に中途半端。チマチマ喋ってはいましたが、説得力を感じません。あるいは常にバイクで疾走する人とか、上空を飛ぶ戦闘機とか、意味ありげながら特にストーリーには絡まず。全体として、演出にもう少しメリハリのようなものがあってもよかったんじゃないかと思います。 で結局、「ローカル・ヒーロー」って誰のこと? たしかに景色は見事でしたけどね。
[インターネット(字幕)] 3点(2024-07-31 02:39:16)
8.  華の乱
要するに与謝野晶子の半生記ということで。いかにも深作監督らしい騒々しいシーンもときどきありましたが、全体的には地味。有島武郎との逢瀬もなんだか中途半端で、あまり燃え上がっているようには見えません。結局、波多野秋子に全部持っていかれるわけで。むしろ与謝野鉄幹の出奔や帰還のほうがよほど真に迫っていました。 それはひとえに、吉永小百合の演技の幅の狭さにあるように思います。この方が汚れ役や背徳な役を演じても、どうにも嘘くさいのです。途中で成田三樹夫の「女はすべて人形だ」みたいなセリフがありましたが、吉永小百合こそ日本映画界の人形だったんじゃないかなと。 それはともかく、最終盤の松田優作と成田三樹夫が絡むシーンは、ストーリーとは関係なく感慨深いものがあります。つくづく、いいコンビだったなあと在りし日を思い出しました。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2024-06-03 01:33:08)
9.  追いつめられて(1987) 《ネタバレ》 
よくある内輪揉めのサスペンスものかと思っていたら、意外に面白い。中盤以降の次から次へのハラハラは、けっこう見ものです。それで最後に壮大なオチ。おそらく主人公を懸命に応援していたであろう全米の観客は見事に裏切られるわけで。いったいどんな反応だったのか、ちょっと見てみたかった気がします。 それにしても、序盤の艦船上での水兵救出劇は何だったのか。これも計画の一部だったとしたら、ちょっと出来過ぎですね。
[インターネット(字幕)] 7点(2024-05-20 02:51:36)
10.  新・喜びも悲しみも幾歳月 《ネタバレ》 
見事に善良で没個性な市民しか出てこないし、見事に何も起こりません。いろいろめでたい場面はあって「喜び」は表現されましたが、「悲しみ」はほぼ皆無。これ以上ないほど順風満帆な一家の半生記でした。せいぜい「転勤族はつらいよ」という感じでしょうか。見る側はどこに注目すればよかったのか、謎です。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2024-05-15 00:09:47)
11.  天国の駅 HEAVEN STATION
吉永小百合と三浦友和の汚れ役が珍しい。とはいえけっしてハマっているわけではなく、ものすごく無理してる感が漂ってきます。どう考えても、吉永小百合に死刑囚役は似合いません。またけっこう〝濡れ場〟が多いわけですが、いかにも「演技してます」という感じ。当然ながら肌の露出も最小限。終盤のほうで「私は人形みたい」「愛が欲しかった」みたいなセリフがありましたが、結局この女優さん自体、幸か不幸かその容姿のため、世間のイメージは清廉で人畜無害な人形として定着している気がします。それを脱却すべく、無理したくなる気持ちもわからなくはありませんが。 ただお話としてはけっこう面白い。津川雅彦と西田敏行のコンビは、家康・秀忠の前哨のように輝いています。丹波哲郎はやはり刑事役がよく似合います。田舎の温泉街の閉鎖的でジメッとした雰囲気も、いかにも日本的。やはり主役2人を適役の役者が演じていたら、もっと没入できたんじゃないかと思うといささか残念です。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2024-05-02 04:44:00)
12.  夢千代日記
何より驚いたのは、この舞台設定が昭和60年(1985年)だったこと。終盤の加藤武のセリフで初めて気づきました。「ピカ」の後遺症の話が出てくるので、昭和30~40年代の話とばかり思っていました。それに温泉街は暗くて古くて貧しそうだし、とんでもなく男尊女卑の世界だし。実際に封切りも1985年なので、これが当時のリアルな姿なのでしょう。高度成長後とはいえ、バブル直前の日本はまだ経済的にも精神的にも貧しい国だったんですね。こんな姿には戻りたくないものです。 それはともかく、吉永小百合の病気話が中心かと思っていたら、いろいろ盛り込まれていてけっこう楽しめました。樹木希林とか、名取裕子とか、さすがにいい味出してます。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2024-04-14 02:19:08)
13.  226
日本中の名の知れた役者を総動員したような豪華な顔ぶれ。しかしその大半はチョイ役のため、ほとんど印象に残らず。いったい何のためにここまで集めたのでしょう? バブル真っ盛りでカネが余っていたのかな。 で、お話としては事件の表面をなぞったドキュメンタリーのような感じ。なかなか迫真というか、当時の雰囲気はなんとなく伝わってきましたが、青年将校たちが何を目指していたのかまでは描かれません。 ただ面白かったのは中盤、将校の加藤雅也に向かって兵士(三遊亭小遊三)が「ここで死ぬわけには行かない。昭和維新を中止して帰らせてくれ」、もう1人の兵士(?)が「維新が成し遂げられたとして、自分にどういう関係があるのか」と訴える場面。青年将校たちのおそらく高邁であろう思想や行動原理は、その直属の部下にさえ伝わっていなかったわけで。押し黙ったまま、苦虫を噛み潰したような加藤雅也の表情が印象的です。ドラッカー先生が激怒しそうな悪い組織の典型例でした。 全編にわたって教科書的で無思想性にこだわったような作品ですが、この部分だけ、妙に親近感を覚えました。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2024-02-29 03:50:11)
14.  ブルース・ブラザース
ノリノリの音楽を楽しめれば、それで十分かなと。クルマによる追いかけっこはやたら派手でしたが、どれほどクラッシュしても危機感はゼロ。要するに「トムとジェリー」を見ているような感覚です。 ちょっと面白かったのは、ネオナチの登場シーンに流れる「ワルキューレの騎行」。「地獄の黙示録」とは似ても似つかぬ使われ方に、やっぱり平和はいいなと再認識させてもらいました。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2024-02-09 23:47:20)
15.  道頓堀川
今さらながらたぶん初見。大学生の時代にあんな妖艶で年上な彼女がいたら、さぞかし人生ハッピーでしょうねぇ。感想はそれぐらい。いろいろ取って付けたような展開で、散漫というか薄っぺらいというか。原作は読んでいませんが、昔読んだ宮本輝の別の小説から察するに、こういう物語ではないだろうという気はします。 しかし1980年代の大阪の夜の猥雑な雰囲気はなんとなく味わえたので、よしとしましょう。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2023-11-21 23:40:13)
16.  旅立ちの時
身もフタもないことを言いますと、ラストシーンがファーストシーンでも良かったのではないかと。それだとせいぜい2~3分のショートフィルムにしかなりませんが。 反体制だか反戦だか知りませんが、無垢の他人を巻き添えにして殺しておきながら子供連れで逃げ回るという、夫婦のどこまでもエゴな姿勢が気に入らない。子供の将来を犠牲にして自分の保身を図るというのは、ある種の虐待だと思います。どう言い繕っても、また一見美しそうな涙を流しても正当化できないんじゃないかなぁ。健気なリバー・フェニックスとその彼女が気の毒で気の毒で。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2023-09-18 03:07:21)
17.  ネバーセイ・ネバーアゲイン
番外編だそうですが、それなりに楽しめました。やたら大仰なストーリー展開、どんな状況でも万能な007など、そろそろ見飽きた感もありますが、「水戸黄門」的にそういう定番を安心しつつ楽しむのが、このシリーズの醍醐味なのでしょう。 見せ場はやはり、ローワン・アトキンソンかなと。この出演が後の傑作「ジョニー・イングリッシュ」の起点になったのかなと思うと(実際はどうか知りませんが)、感慨深いものがあります。というわけで、そろそろ「ジョニー・イングリッシュ」の新作を見たいなと気づかせてくれたという意味で、なかなかいい作品でした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-09-15 02:41:44)
18.  利休
大河ドラマなどを見て、当時の史実とか人間関係とかがある程度わかっている人向け。まあ輸出されることはないと思いますが、仮にこのあたりを知らない外国人が見たら、何のことやらさっぱりわからないでしょう。それぐらい、主人公2人以外のキャラについてはバッサリ切り捨てた感じ。 それはそれとして、いかにも無理やり派手な衣装を着させられている感じの北林谷栄(大政所)が印象的。それと、さすがに終盤の主人公2人のやりとりには静かな迫力があります。ここはよかった。しかし、ここにたどり着くまでが長い長い。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2023-08-28 01:20:14)
19.  日曜日が待ち遠しい!
大昔に流行した赤川次郎的な世界を、モノクロのフランス映画に置き換えた感じ、などと言ったらこの監督のファンの方に叱られるのかな。けっこう人が殺されているのに、唐突にコメディ的な要素が挿入される妙。軽い感じでそれなりに楽しめました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-07-29 03:37:50)
20.  故郷への長い道/スター・トレック4
全編にわたって平和な空気が流れています。結局誰も死なないし、明確な敵がいるわけでもないし。 そしてもう一つ、シリーズの他の作品を見たときも思ったのですが、相変わらずメンバー構成が絶妙です。リーダーは米国白人、無二の友人に医者と常に的確なアドバイスをくれる神のような存在がいて、従順な部下はドイツ人と日本人とソ連人と黒人女性。これっていずれもかつての米国の敵、もしくは今の敵です。そういう仲間が集まり、けっして秩序が乱れることもなく、一見民主的に団結しているわけで。要するに米国白人が考える理想的な世界平和を具現化しているのでしょう。永遠の敵であるクリンゴンとも戦うばかりではなく、話し合う場も持っているところが面白い。ちなみに、クリンゴン人はかつてなら中東系、今なら中国人の象徴でしょうか。 世界平和を求めている以上、お話はけっして過激にはなりません。「エンタープライズ号」すら登場せず、敵艦を乗っ取ってのうのうと旅しているわけで。科学技術を超越するという意味では過激ですが、まあほのぼのした気分にはなれます。
[インターネット(字幕)] 6点(2023-07-20 02:19:28)
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