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プロフィール
コメント数 293
性別
自己紹介 【好きなジャンル】
ミュージカル/恋愛/戦争/コメディ/SF/社会派・人間ドラマ
【苦手なジャンル】
格闘技/動物/トムハンクス/アレン関係

最高の映像作品だと思うのは実は映画ではなく、NHKドキュメント「映像の世紀」。

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1.  サイダーハウス・ルール 《ネタバレ》 
遠い昔,生きる「ルール」とは,きっと単純に「子孫を残すこと」だったろう。だがいつのころからか「愛」や「生」や「義務」や「仕事」や「宗教」といった事柄がまとわりつき,我々の「ルール」はずっと複雑になってしまった...。生活のために堕胎するという皮肉。子供を産めない恋人のもとに戻るという皮肉。そして近親相姦のタブーのために,新たな命を殺すという皮肉...。愛とは何か,生とは何かを確かめつつ生きなければならなくなった時代では,誰もが皆,もがき苦しみ,涙し,どうしようもない業を背負って生きなければならない。だがその一方で,それでも我々は希望をもって笑って生き,次の世代へと命を紡ぎ,新たな生活を築きあげていくこともまた真実なのだ。「宿命を受け入れつつも,あきらめずに精一杯生きる」...それが今を生きる我々の「ルール」=神の「福音」なのではあるまいか。そして,ホーマーはサイダーハウスでそれを知ったからこそ,自分の生まれた場所へと「もらわれて」いく道を選んだのではあるまいか。この映画のホーマーは,私達と同じ一人の人間であると同時に,そんなルール=福音を孤児やサイダー作りの職人達にもたらす神の暗喩としても描かれる。メイン州の美しい四季折々の風景の変化と共に,彼らの生活が穏やかに,だが確実に変化していく様を描く演出が素晴らしい。観ている途中はさほどでもないが,見終わったあとからどんどん新たなイメージが湧いてくる...これはそんな映画である。
[DVD(字幕)] 8点(2006-03-11 00:01:48)(良:1票)
2.  戦火の勇気
エドワード・ズウィックらしく実に真面目に作ってあると思うが、大した印象もなく観終わってしまう。要するにメグ・ライアンの「勇気」とやらがショボイというか小粒なのが敗因で、ああいうのはむしろ士官としては当然の行為ではなかろうか?それを「勇気」とかいわれてもねえ...。だから「嘘シーン」のほうが印象に残っちゃうし、ひいてはメグ・ライアンの「ミス・キャスト感」を強調してしまったんじゃないだろうか。なんかこう...軍法会議云々よりも、部下を必死こいて助けたんだが、自らは奮闘空しく死ぬ点をもっと強調してもよかったと思うが。
5点(2004-03-23 00:43:23)
3.  メリーに首ったけ 《ネタバレ》 
もし旧ソ連が存在していたなら、確実に「資本主義の退廃」を象徴する映画のひとつとなっていただろうに...実に惜しい。話題になってる障害者ネタ&犬ネタは私は気にならなかったな。このあたり身もフタもない言い方をすれば、「なんとかガンプ」にせよ普通の動物モノにせよ、そのほとんどは彼らをステレオタイプな"見世物"にしてるってことには変わりないし、観客はそれを"消費"してるってことも間違いない。そういう意味ではこの映画を特別視することもないと私は思う。"差別的"なステレオタイプなんて「寅さん」とか「ドラえもん」にだって出てくるんだから("馬鹿にしてないからいい"って?。でも「ドジだが愛すべきヤツ」というという感情の裏には、例えどんなに否定しようと「こいつよりはマトモ」「こいつは馬鹿だが自分にとって脅威ではない」という嫉妬の裏返しともいえる優越感がある)。むしろ問題なのは、ステレオタイプに描くというある意味確信的な行為よりも、ステレオタイプなのにステレオタイプだと思わせない&思っていない映画(と我々の意識)の悪質さ、じゃないだろうか。その点では馬鹿映画より、偏差値高そうな映画のほうがタチ悪いといえると思う。
4点(2004-02-26 21:34:14)
4.  奇跡の海
「生々しい肉体」という表現があるが,いってみればこれは「生々しい精神」の映画だと思う。「性と聖と凄と生」そして「愛と哀」が,モラルを跳び越え,目の前にナマで差し出される。ここで,不快だ,この変態監督が,と簡単に言ってしまってもいいし,実のところ私も全く同感なのだけれど,しかしいったん身を引いて,何故そんなものに惹きつけられるのだろうと自問自答してみれば,その答えを見つけるのは容易なことではないことに気が付く。ひょっとしたら私は無意識に今の世界を憎んでいて,今の価値観が出来上がる前の世界で躍動していた何ものかを望んでいるのかも知れない。そして,ラース・フォン・トリアーの映画につきまとう,何か見てはいけないものを見たようなあの嫌な感じというのは,無意識の自分をさらすことへの恐怖から,自分の意識が発した警告なのかも知れないとも思う。(しかし,こんな余計なことまで考えさせるなんてホントに嫌な奴である。というか,要するにヤツも私も同類ってことか...ガックリ。)
9点(2004-02-18 17:57:09)(良:3票)
5.  クラッシュ(1996)
「いろんな人に警告したい映画」以外の何物でもない。事故ったついでに頭もクラッシュしてしまった人達。一体オマエら何考えとるんじゃ?
[映画館(字幕)] 2点(2004-02-17 18:40:20)
6.  インデペンデンス・デイ 《ネタバレ》 
エメリッヒの馬鹿火山大噴火。最初突っ込みどころをメモとりながら観てたのだが、余りの多さに放棄した。ウィル・スミスの宇宙人殴打やUFO操縦にも笑ったけれど、この映画のMVPはやっぱりあの大統領でしょう!無能な国防長官の胸倉をつかみながら「私の"唯一"の過ちはオマエを国防長官に指名したことだ!」って、アンタ前編で「もっと早く避難勧告を出すべきだった..」と自分の過ちを反省してるだろうよ(笑)2日前の自己反省をもう忘れたか。あと、話題になってるあの演説。「人類が協力しあって生き残る決意をした今日、それが人類の独立記念日だ!」..いやいや、そもそも人類は独立してるじゃん!(大爆笑)「独立記念日」ってのは「被支配から抜け出して自立した日」でしょ?。人類は宇宙人に支配されてたワケじゃないんだから、これは単なる地球防衛戦争で、戦いに勝っても全然「独立」にはならない(笑)私はこの演説を聞いたとき、大統領もウイルスに冒されたんじゃないかって心配になったぞ。人類の決起を促す大演説で、大統領の知性を疑われることになっては今後の作戦指導にも問題があろう。この演説を数百人(しかもアメリカ人)しか聞いてなくて良かったと、映画を観終わった今思う。
8点(2004-02-16 00:42:24)(笑:3票)
7.  ギャラクシー・クエスト 《ネタバレ》 
最初はやっつけ仕事だった彼らが、ラストでは誇りとプライドを持った"クルー"の顔になっていたのが一番感動した。オタクの少年が活躍するのも小気味いい。突然だが、インタビューなんかでごく普通の職についている米国人が「自分の仕事に誇りを持ってます」なんて言うのを聞いて、その素朴な気持ちよさが羨ましくなることがあるが、この映画にもやはりそういった類の「気持ちよさ」があると私は思う。自分に与えられた仕事を愛し、奢らず、真面目に、誇りを持って一所懸命やる、そしてそれが自分と他人を楽しませることになるのだ、というエンターテイメント魂がこの映画にはある。しかし、だからといって説教臭いメッセージを前面に押し出すような安易な方法では、ここでこれだけの高評価を得ることはできなかったろう。この映画は、もちろんスタッフやキャストの狙いにハマっても十分楽しめる。だが、私は彼らが意図しなかったであろうところでも、そういう精神が滲み出ているのを感じ、あの爽やかなラストシーンがより爽やかなものになったと思うのだ。これぞ愛すべき職人の映画。コメディというより、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」と同じカテゴリである。大画面で観たかった。
9点(2004-02-13 10:53:23)(良:2票)
8.  アメリカン・ビューティー
我々が(特にアメリカ人が)「普通」だと思っていることって何だろう?ということをあらためて考えさせられる。自分が普通だと思っているような習慣を,他人に話して驚かれた経験は誰にでもあるだろう。「普通」とは,かように奇妙でブラックなものなのだという逆説がここにある。確かにこの映画に描かれている事象はとてもアメリカ的な「ビューティー」なのだけれども,レスターの姿は「中流」を自称するすべての人間(オッサンだけ?)に通ずる普遍的なひとつの真実ではないかと私は思う。
[映画館(字幕)] 9点(2004-02-12 16:05:06)
9.  アポロ13
題材も監督も好みだし、特にあざといところもない。地味だが見せ所もあるので面白いと思った...とはならないのが我ながら不思議なところ。これだけのスタッフとカネがあるなら、地味なり派手なり人間ドラマなり、突き抜けた面白さみたいなものが欲しい。レビューを観るに、同じような感想を持った方も多いようだから、私の感想もそう的外れではなさそうだ。ロン・ハワードの持ち味とテーマが合わなかったのだろうか?ドキュメントを意識して抑えすぎたか?いや、私の偏見では主人公が「彼」だからだ。思えば「彼」は常に無難であった。敵を作らぬ作品選び。概ね脇役の方が印象に残るという巧みな演技。そして「超保守的」な顔と体格...。出る映画すべてを無難にする「彼」のパワーが、今回もフルに発揮されたと思いたい。
6点(2004-02-10 02:30:40)(笑:1票)
10.  シベリア超特急 《ネタバレ》 
「シベ超」...それはレビュワーにとって悪魔的な響きを持つ言葉だ。告白すれば、私はずっと後ろめたい思いをしてきた。「シベ超」を観ていなかったからである。私は辛い思いをしてきた。「シベ超」を観ていなかったからである。しかし、今ここに私は高らかに宣言する。「シベ超」を観た、と。私もついに真のレビュワーの仲間入りを果たした。もはやレビュー板が「シベ超」そのものを語る場というより、"「シベ超」で何を語るのか"を競う場になっているのをみれば、この映画から何か人を狂わす電波のようなものが出ていることは明らかである。再び私は宣言する。確かに電波を浴びた、と。「洗礼」を受けた、といってもいい。密室内の交換殺人という驚愕のプロット、そしてそれすらも軽々と無きものにする2重のどんでん返し。何をどう「どんでん返し」たのかや、「窓の揺れ」など問題ではないとばかりに、水野の愛を客室にギッチリ詰めこんで「シベ超」は勝手に疾走する。例えば想像して欲しい。友人の部屋に遊びに行ったとき、「シベ超1~4」がビデオラックに鎮座していたとする。こういう時、あなたならどう思うだろうか?私ならこう思う。「信用できるヤツ...」、と。例えば想像して欲しい。いつかこの映画をまだ見ぬ息子と観ることが出来る日を。「パパ!昨日は"シベ超11"を観たから、今日は"12"だね!」...あなたは頬が緩まないだろうか?。私なら緩む。私にとって「シベ超」とは、つまりはそういう映画なのである。再び告白する。私はこれほど稚拙で、これほど作り手の愛に溢れた映画を知らない。だから採点は放棄させて欲しいのだ。
0点(2004-02-06 23:11:07)(笑:9票) (良:4票)
11.  エアフォース・ワン
あの活躍はありえなくても,もしかしたらあんな活躍ができるかも?と思わせる若いリーダーが選ばれることはありえる。活躍自体はファンタジーといってもいいが,例え建前であれ,そういう夢を支える土台・そういうファンタジーを受け入れる素地がアメリカにはあるから,こんな映画も作れたんだろう。そんなこと日本じゃ絶対無理だし,そもそもアメリカ映画に「人類皆兄弟」みたいなことを言われるほうが私にとっては気持ち悪い。それを考えれば「絵空事」と単純に笑い飛ばす気にはならん。
6点(2004-01-27 11:29:16)
12.  ギター弾きの恋
ショーン・ペンの「指演技」は良かったと思うし,ギターの音もいい。ただ,こういう「だめんずウォーカー」な女性心理はさっぱり理解できないのでこの点数。
5点(2004-01-25 15:16:08)
13.  Shall we ダンス?(1995)
ストーリーには好感が持てるんだが,セリフ棒読み,演技は不自然で,なんだか学生演劇みたいな映画。もったいない。
4点(2004-01-25 09:58:51)
14.  グリーンマイル
つまらん。主人公をキリストにでもなぞらえたつもりだろうか?私は「よい映画出たがり」トム・ハンクスが嫌いだが,この映画で「よい映画作りたがり」ダラボンも嫌いだということが良くわかった。私はどうも,自分のやっていることが良いこと・正しいことだと純粋に思い込んで疑わない,いわゆるPTAタイプが嫌いらしい。ところで,ダラボン3部作が皆揃って3時間というのはナニかの決まりだろうか?っていうか,3部でホントに完結するのか?
3点(2004-01-25 09:45:06)(笑:1票)
15.  マグノリア
長い...トムの熱演が霞むくらい長い....人生とはかくも長くて退屈なものなのか。あの独特のスノビズムも体が拒否。ひたすらひたすらひたすらカエルまでは長く感じ,ラストで急激に盛り上がったかと思えば,今度は意味がさっぱりわからん。あれが「衝撃のラスト」見たさに3時間もの退屈に耐えた者へのご褒美かよ....くそーー!騙された!。っていうかこれが映画か?それとも理解できない私の頭が悪いんだろうか???どっちにしても何か腹立つなー。
0点(2004-01-24 18:15:47)(笑:1票)
16.  踊る大捜査線 THE MOVIE
勝手に踊れ。
[映画館(字幕)] 4点(2004-01-21 18:26:57)
17.  フル・モンティ
汗臭くもあり爽やかでもある。特別面白いとかそういうわけではないけれど、いかにもイギリス映画って感じが良い。
6点(2004-01-20 23:45:45)
18.  コンタクト
テーマは割り合い良いんだけど,神様とかそういうのが出てくると急に白ける。ハリウッド映画では結構使われているような気がするが,個人的には夢オチなみに陳腐だと思うし,何より宗教的な独善を感じるのが嫌だ。単に話が広がって収集つかなくなったときの必殺技,みたいな匂いもプンプンするしなあ。ホントいい加減やめて欲しいと思う。
4点(2004-01-18 14:26:42)
19.  ドーベルマン(1997)
期待して観ただけに,品がない,テンポがない,わけわからない,のないないづくしにガッカリ....。
2点(2004-01-18 12:31:08)
20.  ナイト・オン・ザ・プラネット
ジャームッシュは嫌いじゃないが,この映画はテンポがあわなかった。オムニバスってのが良くなかったんだろうか?
4点(2004-01-17 18:16:55)
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