1. 幻の湖
ファントムではなくイーグルだ。イーグルはすでに実戦配備についている!!!・・・わざわざDVDを購入して鑑賞しました。噂通り凄い映画ですねえ。約3時間のシーンのうち、本編は実質的に30分くらいでしょうか?残りの全てが「蛇足」以外の何者でもありません。また、部分部分はしっかり撮られている事がその蛇足ぶりを強調しており、やな感じです。そして極めつけは、衝撃のラスト!はっきり言って、ユージュアルサスペクツやらスティングやらセブンやらシックスセンスやら、これら超有名作の全てのラストが束になってかかってもかないません。鑑賞しながら、茶を吹いてしまったじゃないですか。ああ、宇宙開発万歳!! 0点(2004-02-15 18:54:54)(笑:3票) (良:1票) |
2. ペット・セメタリー(1989)
前半の抜群な不気味さと、後半の俗っぽい展開・・・同じキング原作の「IT」とイメージがかぶりますね。もちろん、「IT」ほど極端ではないですが。それなりに面白いものの、個人的には、竜頭蛇尾的作品だと思ってます。 5点(2004-01-11 09:08:41) |
3. となりのトトロ
淡々とした絵本のような映画。毒にも薬にもならないような印象です。同時上映のあの作品が強烈だっただけに・・・。 5点(2004-01-11 09:04:28) |
4. 風の谷のナウシカ
テーマは悪くないですが、やはり、自分にはイマイチ馴染まない作品ですね。 やや舌足らずな主題歌は、好きです。 4点(2004-01-11 09:01:11) |
5. ニュー・シネマ・パラダイス
凄く評価が高いので期待していたのですが、自分には退屈過ぎて全然ダメでした。何せ、最初の2回は寝てしまって3回目でようやく最後まで見れた・・・。完成度が高い事だけはわかるのですが、自分にとってはそれだけの映画です。本当は1点くらいを付けたい気分ですが、作り込み具合を評価して3点ですね。映画ファン失格かな? 3点(2004-01-07 18:10:45) |
6. スタンド・バイ・ミー
例えば、小中学時代の「仲良しグループ」の連中が、高校入学以降は音信不通になったりだとか・・・みなさんもそのような経験ないですか? 考えられる理由の1つ。多感で急成長過程にあって移ろいやすい少年時代、友人に対する意味とか価値観とかも変化してくるから。 それって、大人になって回想すると何となく切ない。ある意味、年老いた両親が痴呆になって、息子である自分の顔も忘れてしまうような切なさにも似た性質の切なさ。そして、この映画から受ける切なさって、そんな種類だと思うのですが。 7点(2003-12-22 02:26:56) |
7. 魔女の宅急便(1989)
ソツなく、普通に楽しめる。 でも、ちょっとパンチが弱い。 ユーミンの歌が合ってますね。 6点(2003-12-19 20:15:37) |
8. エレファント・マン
エゴ、きれい事、傲慢、偽善・・・どんな人間(もちろん自分も含む)も多かれ少なかれ持つそんな、モノについて考えさせられました。 感動作と言うか、人間のある側面を皮肉たっぷりに映し出したカガミのような作品に思えました。巧く言えないけど。 7点(2003-12-19 01:57:47) |
9. 地上<ここ>より大霊界/砂の小舟
ビデオをセットする・・・何か泥船のようなものが海岸に・・・あの「カチカチ山」を思い出したのは自分だけではあるまい。 それはそうと、なかなかにシュールで製作意図不明な作品です。お世辞にも美人とは言えない少女のセミヌードもふんだんに楽しめます(笑)。カルト映画として、もっと注目を集めてるかと思ったら、こんなにレビュー数が少ないとは・・・(03年12月中旬現在)。 2点(2003-12-19 01:20:27) |
10. 蒲田行進曲
《ネタバレ》 あのインパクト抜群のテーマ曲が、今も脳裏に生々しい。 素直に楽しめる。映画はこうでなくちゃいけない!って感じの作品。娯楽性のみならず完成度も十分で、驚かされました。 ちょっとだけ引っかかったのは、中盤のヤスさんの言動。何か無理矢理暴走させてるように見えて、イマイチ感情移入できなかった。 でも、それ以外は文句はないです。ちょっとだけ賛否が別れそうなあのラストも、自分的には面白かった。本来、楽屋落ちは好きでないけど、この映画の場合はマッチしていたと思う。 8点(2003-12-19 01:03:07) |
11. 火垂るの墓(1988)
超反則映画。 何が「反則」かって・・・そりゃ、もう・・・。 妹の最期のシーン。あの蛍の光の演出ときたら・・・この映画は、膨大な映画鑑賞歴の中で、唯一、涙を堪えきれなかった映画です。 7点(2003-12-17 18:26:22) |
12. シャイニング(1980)
《ネタバレ》 空間を使った心理的恐怖の演出。シンプルが故に迫力あるカット。効果的に挿入される例の双子や血の濁流・・・この映画には「やられた」感じです。 ただ、細かい事ですが、ラストのニコルソンのどアップ(死に顔?)だけは、蛇足に感じました。 8点(2003-12-17 18:17:21) |
13. うる星やつら4 ラム・ザ・フォーエバー
物語の方向性としては嫌いではないけど・・・。 ただ、監督を初めとしたメインスタッフが、「むいてないこと」にチャレンジして(つまり、背伸びをした)、自滅した感が否めない。 作品としてにぎこちなく感じた。 3点(2003-12-17 08:57:04) |
14. うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー
うる星にあってうる星にあらず。 原作の雰囲気とは全く違うが、原作とは別物として楽しめた。 6点(2003-12-17 01:33:27) |
15. 震える舌
《ネタバレ》 破傷風の怖さと、闘病する幼女の圧倒的演技に”卒倒”しました。また、壮絶な看病を通して、親子とは言えキレイ事だけでは割り切れない、人間のエゴと愛情の葛藤を、生々しく効果的に描いていました。 あのラストは賛否が別れそうだけど、隠れた邦画の名作だと思う。 7点(2003-12-17 01:16:33)(良:1票) |
16. レインマン
おさえた演出と、緻密で悪ノリのない脚本・・・この映画って、安心してシミジミと鑑賞できるような完成度を持っていると思う。もちろん、ホフマンの演技も非常にお見事。もっと評価されても良い作品に思えます。 8点(2003-12-17 01:06:11) |
17. アマデウス
平凡と非凡・・・この作品が描いているテーマが大好きです。 効果的に挿入された交響曲第1番も、場面と共に耳に残ってます。 ただ、娯楽としてはちょっと退屈な面もあるかもしれません。何度か見て、しみじみと噛み締めたい作品。 7点(2003-12-16 18:23:36) |
18. 天空の城ラピュタ
10代の頃、この映画を見たときは「何て、面白い作品だ!」と思ったのですが、大人になってから見ると、ちょっとクライマックスの展開が安っぽく感じました。あと、あの呪文も何だかヤな感じ。それでも、佳境に向かう過程のワクワク感は色あせません。 ちなみに、個人的にはカリオストロの方が好き。 7点(2003-12-16 18:18:06) |
19. バック・トゥ・ザ・フューチャー
懐かしいですが、素直に楽しめる作品ですね。 そして、子供でも大人でも楽しめます。出来が良い「長編ドラえもん」と言うイメージです。 たた、物語の後半は期待しすぎてしまって、期待以上の仕掛けが用意されてなかった事が、ちょっとマイナス。 それに関連して、タイムパラドックスなどについての考察をもっと凝って欲しかったかも。でもそうすると、マニアックで判りにくい作品になってしまいかな・・・。 あと、写真の姿が消えていく演出。あれは、いかにも子供っぽい漫画のような演出に思えました。わかりやすいからヨシですが。 ところでいつも思うのは、SF作品は風化するのが早いと言う事。 この作品も例外でなく、 今となっては映像やギミッグがちょっと古臭い。仕方ないこととは言え。 7点(2003-12-16 18:15:04) |