1. ブレインデッド
90年代スプラッターを代表する作品です。というかこれがでてしまい他の作家は黙るしかない傑作です。それまでの様々な作品を総括するような内容で、ありとあらゆるタブー(良識人にはね・・ククク。)を大激笑な見事なテンポで描ききっています。これほど笑える映画はめったにありません。ラスト30分はあきれるほど素晴らしいですね。 10点(2003-12-26 22:22:32) |
2. ハウリングVI/突然変異体
ハウリングシリーズのなかでももっともフリークであることの哀しみを描いた傑作。 おかしな趣向はまるでなく、ただただ”こんな風に生まれちまった哀しみ”がとつとつと美しい自然描写と共に語られていく。 ホラー映画とは思えない。 ふつうに生きているとはなんなのか?と問いかけられる深みのある作品です。 [ビデオ(字幕)] 9点(2010-10-11 21:47:59) |
3. フランケンフッカー
日本版DVDを待ち望んでいた傑作。 ツボにはまるというのは明らかに個人的なモノなのだけれども、この作品は最初から最後までスパッとハマってくる。 無駄な描写はなにもなく、すごいねフランクは。と。 この作品で本物のすごさがわかった気がした。 [DVD(字幕)] 9点(2010-10-05 20:03:00) |
4. アダムス・ファミリー(1991)
もの凄く面白くて驚いた作品。さほど期待せず、しかも間違って吹き替えを借りてしまったのが逆に良かったのかもしれない。血まみれ学芸会やマムーシカなど何度も観たい爆笑シーンのつるべうちでブラックコメディのNO1。 9点(2003-12-20 21:20:19) |
5. リコシェ
この作品までのマルケイは独特の映像センスが爆発していて、特にリコシェは集大成といってもいい程見事な出来に仕上がっている。その後の凋落ぶりを誰が予想できただろうか?。 9点(2003-12-20 20:53:02) |
6. クラッシュ(1996)
死=エロス=生という図式を明解に映像化した作品ですね。 願わくばこういう作品こそが文部省推薦で中学や高校の映画教室で上映されてもらいたい。そうですか、だめですか。 9点(2003-12-18 23:29:14) |
7. ブレア・ウィッチ・プロジェクト
結局このての作品に何を期待しているのかで評価が真っ二つに分かれるのは仕方のないことであるが、見事なもんであるというのが私見である。 これだけ金をかけないで、中身もまるでなく、それこそ誰でも撮れそうなのに、昨今のCGやら何やらばかりのどうしようもない作品と違い、わけのわからない恐怖が確かに存在する。 それはなんだろうといえば、手持ちキャメラと編集なんだけど、まぁ昔で言えば川口探検隊とか、食人族の見せ方のうまさと同じものがあるわけだ。 これをつまらないとか、くだらないとかいう連中はしゃれがわからない自身がつまらない奴だと自覚すべし。 8点(2004-08-13 23:00:58)(笑:1票) |
8. ハイランダー3/超戦士大決戦
いや、面白いと思うよ。少なくとも2よりはよほどまともな気がする。まぁ一番気になるのはデボラ・カラ・アンガーの腰使いだけれども。というか、それ以外は憶えていない。はずだ。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-12-12 23:31:22) |
9. ジェイコブス・ラダー(1990)
劇場に行ったら1りだけ。当時はそんな感じで寂しいかぎりだった。 その後のロビンスの活躍で観直されることが多い本作であるが、いい作品です。 ラインの見事なまでの空間、光源演出とか、エリザベスがまたいいんだよね。 ネタもまた腹のあたりにぐっとくるわけで、アメリカの現状況などにもリンクしてくるような気がする。救いはあるのか。ないよね。 7点(2004-08-13 23:23:50) |
10. ナイト・オン・ザ・プラネット
どうしてもヘルシンキがういている。久々に観直してみてもその気持ちは変わらなかった。終わらせるためのエピソード。パリが5話目であったらどうだったろうか?。 7点(2003-12-24 20:11:02) |
11. ジャングル・フィーバー
黒と白の恋愛物語。あえてきつい(はず)のテーマを選びながら、飄々と描いていくスパイク・リーは流石というのかなんというのか。かなり前に観た作品なので細かなデティールは忘れているのだが、ラストシーンがどうにも理解できなかったのだけは思い出せる。スティービーのサントラもいいね。 6点(2004-08-16 22:29:00) |
12. セブン
ラストシーンにハリウッド的良心を感じる。それとも限界だろうか。展開のさせかたは見事なので、もう一歩踏み込んだ描写ができれば傑作となりえたのではないだろうか。 6点(2004-01-15 19:54:21) |
13. シザーハンズ
ジョニーもウィノナもどうでもいい。この作品はプライスのエドワードを見る時の表情が素晴らしい。 6点(2003-12-31 00:55:34) |
14. ネクロマンティック【特別版】
ネクロフィリアを直接的に描いた病的な作品としてはある程度評価したい。ジョー・ダマトの描いたものよりも踏み込んでいて好感が持てる。死をテーマにして独自のスケッチをし続けるブットゲライト。ラストで笑ってしまうのが惜しいか?。2はもっと笑えるんだけどね。 6点(2003-12-26 22:30:30) |
15. ヘルレイザー4
以前、レンタルが開始された当初に真っ先に借りて、なんてつまらない代物だと思ったものです。が、今になって観直すと完結編としてよくまとまっていて、面白く観ることができました。 しかしながら重要な部分をカットしすぎで、唐突に話が展開し、分かりにくいのが不親切。特に現代編のなげやりな感じは酷く、宇宙編で帳尻をあわせればいいだろう、爆発させればカタルシス!!ってなもので、センスのない輩にガタガタに編集されたイェーガーに同情を禁じえませんね。 全体的に雑然としていますけれども、シリーズの頭から観ているファンには満足できる水準の作品ではないでしょうか。 [インターネット(字幕)] 5点(2017-06-17 16:53:49) |
16. マングラー
非常にまともな恐怖映画でしょう。 しかしフーパーにはそんなこと期待していないのです。 良くも悪くもない、面白くもない作品。残念。 5点(2004-04-09 01:59:39) |
17. もののけ姫
相変わらず冒頭から観客を物語に引っ張り込む演出力は凄まじい。並みの作家ではとても出来る代物ではないのは確か。観客が理屈をこねたがるのはそれまでの宮崎作品とは違い説明をはぶきまくったところにあるのであろうが、それほど語るべき深さのある内容だとは残念ながら思えない。 5点(2003-12-21 00:33:30) |
18. 北斗の拳(1995)
ほめられた作品ではないがそれ程酷いともいえない。 トニー・ランデルは優れた映像を構築出来る監督だし、北斗の拳はランデル得意の”禁断の映像”にぴったりだと期待したが残念な結果となってしまった。 まあ原作のファンはけして観てはいけないのは確かだ。 5点(2003-12-18 20:36:40) |
19. プロテウス(1995)
ヘルレイザー等で素晴らしい特殊メイクを披露したボブ・キーンの監督作ということで、当時えらく観たかったのを思い出します。 ありていに言えばリバイアサン(89)のぱくりというか同じ展開で、キャラ設定が違うだけの代物。 ただえらく編集が特殊で、事がおこる前を何故かカットしてしまい、結果のみを見せる部分がいくつもあり、この違和感はハウリングIV以来久々に味わいました。 見所はダグ・ブラッドレイが素顔ででていることと、迫力あるクリーチャーが大きく見えていい感じ、な2点でしょうか。 [インターネット(字幕)] 4点(2017-06-17 16:35:04) |
20. ディープ・ブルー(1999)
前半では知能進化鮫らしい攻撃をみせるが、どんどん馬鹿になっていくような気がするのはどうだろうか?。設定を上手くいかせないのはハーリン作品の特徴かもしれない。でもなんとなく好きなんだよなあ。 4点(2004-01-15 19:07:09) |