1. ヘルレイザー4
以前、レンタルが開始された当初に真っ先に借りて、なんてつまらない代物だと思ったものです。が、今になって観直すと完結編としてよくまとまっていて、面白く観ることができました。 しかしながら重要な部分をカットしすぎで、唐突に話が展開し、分かりにくいのが不親切。特に現代編のなげやりな感じは酷く、宇宙編で帳尻をあわせればいいだろう、爆発させればカタルシス!!ってなもので、センスのない輩にガタガタに編集されたイェーガーに同情を禁じえませんね。 全体的に雑然としていますけれども、シリーズの頭から観ているファンには満足できる水準の作品ではないでしょうか。 [インターネット(字幕)] 5点(2017-06-17 16:53:49) |
2. プロテウス(1995)
ヘルレイザー等で素晴らしい特殊メイクを披露したボブ・キーンの監督作ということで、当時えらく観たかったのを思い出します。 ありていに言えばリバイアサン(89)のぱくりというか同じ展開で、キャラ設定が違うだけの代物。 ただえらく編集が特殊で、事がおこる前を何故かカットしてしまい、結果のみを見せる部分がいくつもあり、この違和感はハウリングIV以来久々に味わいました。 見所はダグ・ブラッドレイが素顔ででていることと、迫力あるクリーチャーが大きく見えていい感じ、な2点でしょうか。 [インターネット(字幕)] 4点(2017-06-17 16:35:04) |
3. エイリアン4
《ネタバレ》 いやぁつまらないですね。最後までリプリーの立ち位置が曖昧なままで、一体何を描きたかったのかがまるでわかりません。ラストの地球キレイもいいですが、そこまでの過程が盛り上がらないため何の感慨もありません。ただひとつ、スティーヴ・ワンがデザインしたような子供エイリアンの死に様がかわいそう過ぎる。それだけ。人間側には一切感情移入は出来ません。それこそジュネの狙いかも知れませんがね。 [インターネット(字幕)] 3点(2014-02-10 19:24:52) |
4. ハウリングVI/突然変異体
ハウリングシリーズのなかでももっともフリークであることの哀しみを描いた傑作。 おかしな趣向はまるでなく、ただただ”こんな風に生まれちまった哀しみ”がとつとつと美しい自然描写と共に語られていく。 ホラー映画とは思えない。 ふつうに生きているとはなんなのか?と問いかけられる深みのある作品です。 [ビデオ(字幕)] 9点(2010-10-11 21:47:59) |
5. フランケンフッカー
日本版DVDを待ち望んでいた傑作。 ツボにはまるというのは明らかに個人的なモノなのだけれども、この作品は最初から最後までスパッとハマってくる。 無駄な描写はなにもなく、すごいねフランクは。と。 この作品で本物のすごさがわかった気がした。 [DVD(字幕)] 9点(2010-10-05 20:03:00) |
6. バスケット・ケース3
流石に。ヘネンロッター好きでもこの作品はいかんぜよというでしょう。 ラスト付近のベリアル+パワードスーツにはクスっとくるかなぁ。 観客をばかにシテルよね。 やる気のない駄作です。 [ビデオ(字幕)] 1点(2010-10-05 19:35:51) |
7. ハイランダー2/甦る戦士
この作品くらいからマルケイは自身の映像センスを捨てて、FXに頼るようになった。アイアンサイドだけが救い。ダメになるマルケイを観たいのならこれだ。 [ビデオ(字幕)] 2点(2005-12-12 23:37:54) |
8. ハイランダー3/超戦士大決戦
いや、面白いと思うよ。少なくとも2よりはよほどまともな気がする。まぁ一番気になるのはデボラ・カラ・アンガーの腰使いだけれども。というか、それ以外は憶えていない。はずだ。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-12-12 23:31:22) |
9. 悪魔のいけにえ4/レジェンド・オブ・レザーフェイス
監督がキム・ヘンケルということでかなり期待して観たのですが、結局フーパー演出の猿真似でどうしようもない。 これならまだジェフ・バーのほうがましじゃねえのかと思ったりしました。 3点(2004-09-18 22:22:14) |
10. ジャングル・フィーバー
黒と白の恋愛物語。あえてきつい(はず)のテーマを選びながら、飄々と描いていくスパイク・リーは流石というのかなんというのか。かなり前に観た作品なので細かなデティールは忘れているのだが、ラストシーンがどうにも理解できなかったのだけは思い出せる。スティービーのサントラもいいね。 6点(2004-08-16 22:29:00) |
11. ジェイコブス・ラダー(1990)
劇場に行ったら1りだけ。当時はそんな感じで寂しいかぎりだった。 その後のロビンスの活躍で観直されることが多い本作であるが、いい作品です。 ラインの見事なまでの空間、光源演出とか、エリザベスがまたいいんだよね。 ネタもまた腹のあたりにぐっとくるわけで、アメリカの現状況などにもリンクしてくるような気がする。救いはあるのか。ないよね。 7点(2004-08-13 23:23:50) |
12. ブレア・ウィッチ・プロジェクト
結局このての作品に何を期待しているのかで評価が真っ二つに分かれるのは仕方のないことであるが、見事なもんであるというのが私見である。 これだけ金をかけないで、中身もまるでなく、それこそ誰でも撮れそうなのに、昨今のCGやら何やらばかりのどうしようもない作品と違い、わけのわからない恐怖が確かに存在する。 それはなんだろうといえば、手持ちキャメラと編集なんだけど、まぁ昔で言えば川口探検隊とか、食人族の見せ方のうまさと同じものがあるわけだ。 これをつまらないとか、くだらないとかいう連中はしゃれがわからない自身がつまらない奴だと自覚すべし。 8点(2004-08-13 23:00:58)(笑:1票) |
13. マングラー
非常にまともな恐怖映画でしょう。 しかしフーパーにはそんなこと期待していないのです。 良くも悪くもない、面白くもない作品。残念。 5点(2004-04-09 01:59:39) |
14. キスト
なにもかも映像美ですましてしまおうという悪い見本のような作品。このてのテーマを扱うのならもっと汚い部分やドロドロした意識を描かなくては意味が無い。 2点(2004-01-27 17:43:29) |
15. セブン
ラストシーンにハリウッド的良心を感じる。それとも限界だろうか。展開のさせかたは見事なので、もう一歩踏み込んだ描写ができれば傑作となりえたのではないだろうか。 6点(2004-01-15 19:54:21) |
16. ディープ・ブルー(1999)
前半では知能進化鮫らしい攻撃をみせるが、どんどん馬鹿になっていくような気がするのはどうだろうか?。設定を上手くいかせないのはハーリン作品の特徴かもしれない。でもなんとなく好きなんだよなあ。 4点(2004-01-15 19:07:09) |
17. シザーハンズ
ジョニーもウィノナもどうでもいい。この作品はプライスのエドワードを見る時の表情が素晴らしい。 6点(2003-12-31 00:55:34) |
18. ネクロマンティック【特別版】
ネクロフィリアを直接的に描いた病的な作品としてはある程度評価したい。ジョー・ダマトの描いたものよりも踏み込んでいて好感が持てる。死をテーマにして独自のスケッチをし続けるブットゲライト。ラストで笑ってしまうのが惜しいか?。2はもっと笑えるんだけどね。 6点(2003-12-26 22:30:30) |
19. ブレインデッド
90年代スプラッターを代表する作品です。というかこれがでてしまい他の作家は黙るしかない傑作です。それまでの様々な作品を総括するような内容で、ありとあらゆるタブー(良識人にはね・・ククク。)を大激笑な見事なテンポで描ききっています。これほど笑える映画はめったにありません。ラスト30分はあきれるほど素晴らしいですね。 10点(2003-12-26 22:22:32) |
20. ナイト・オン・ザ・プラネット
どうしてもヘルシンキがういている。久々に観直してみてもその気持ちは変わらなかった。終わらせるためのエピソード。パリが5話目であったらどうだったろうか?。 7点(2003-12-24 20:11:02) |