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きりひとさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 67
性別 男性
自己紹介 映画大好き人間(当たり前?)。今までは洋画一辺倒だったのが、2003年末に「早春」で小津作品に嵌ってからは日本映画にも関心が出て来た。
もっぱら、パソコン録画→DVD焼き→28インチワイドテレビ+ミニ5.1chという方式で楽しんでいる。
前はサスペンス、アクション、西部劇がメインだったが、今は普通のドラマ(シリアス、ロマンス)の方を良く見る。
また、最近のCG主体の落ち着きのない新作はほとんど見ず(見るのはクリント・イーストウッドくらい)、逆に、古いはずのモノクロの名画が結構面白く新鮮で、宝の山を掘り当てた気がしている。「マルタの鷹」のハンフリー・ボガート、「脱出」のローレン・バコールなど最高ですよ。

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1.  “アイデンティティー”
「十七歳のカルテ」の監督、「隣のヒットマン」のアマンダ・ピートが出ているというので見た。ホラー、サイコ系は苦手であるが、これはそんなでもなく、少し怖いが最後までちゃんと見れた。とにかく、タイトルバック後のファースト・シーンからテンポの速い見事な展開でサスペンスフル、ミステリアスに、次の展開、謎解きを楽しみながら、・・・?のラストへ向かって・・・?である。ともかく、これ以上の前知識、先入観、期待感など一切なしに見るのが肝要の、久し振りのサスペンス快作である。
8点(2004-09-20 16:57:03)
2.  オールド・ルーキー
次々と大リーグ記録を塗りかえるイチローのニュースに、何となく野球映画を見たくなって見た。淡々とした脚本と演出、大根のクエイド(妻役の女優は好演)で、映画としての出来は平凡であるが、夢のある内容で最後まで見せてしまう。1999年に高校教師から35歳で速球左腕として大リーグ入り、2年後に引退した史上最年長ルーキー、ジミー・モリス自伝の映画化である。
7点(2004-09-03 09:20:18)
3.  ハリウッド的殺人事件
サスペンスにコメディを持ち込むのは余程でないと成功しない。本筋がぼやけるし、緊迫感が薄れテンポが間延びするからである。この作品は刑事ものであるが、やはり見事に失敗している。ハリソン君が出ていなければ誰も見ないという人がいたが、まさにその通りである。彼の出た映画は大体は面白いのに、ブラピと共演した「デビル」以来ともいえる失望作である。
5点(2004-08-09 06:58:36)
4.  ミスティック・リバー
イーストウッド待望の新作、個性派三人の競演、アカデミー賞作品ということで、期待を持って見た。が、脚本が間延びした感じでもう一つテンポがないのと、何よりもテーマが暗くて重い。それなりに見応えはあるのであるが、少し退屈、少し後味が良くない。が、ラストシーンの、三家族三様の姿が結構ショッキングで、あとからジワジワと来る感じに何とも言えない雰囲気があり、一度は見て置くべき作品であるのかも知れない。この監督は「ブラッドワーク」のような罪のないエンターテインメントを撮る一方で、「真夜中のサバナ」といい、こういう人間の暗部を探るのが好きなのだなあと思った。それにしても、この映画を見ると、今のブッシュが「中東に民主主義を!」と叫ぶのが何とも空々しく、アメリカナイズされた今の日本がリストラやら少年犯罪やら、どんな殺伐とした社会となっているかを痛感せずには要られない。
6点(2004-07-16 06:00:55)
5.  エリン・ブロコビッチ
NHKBS。以前、ビデオで見て大体は覚えていたが、やっぱり面白かった。これも実話であるが、そんなことはどうでも良いくらいドラマチックでファンタスティック。ファッションも言葉も超下品であるが、ひた向きさ、純粋さでは誰にも負けない主人公が、シングルマザーとして子育てに苦労しながらも、お上品な奴らに目に物見せて道を拓いて行く過程はとても痛快で、見る人にも大いなる力と勇気を与えるのである。また、彼女を助ける二人の男も、生身を感じさせる人間らしい描き方で、とても良い。公害問題を扱いながら、在り来たりの正義感を振りかざさない、シリアスもユーモアも超越した作品である。
8点(2004-07-02 06:46:47)(良:1票)
6.  永遠のアフリカ
名作「愛と哀しみの果て」とよく似た実話。NHKBSで見た。ベイシンガーが頑張っているし、アフリカの景色も美しいのであるが、イギリス出身の監督のせいか、淡々としてロマンやムードに欠け、ハートに訴えるものがない。実話イコール感動という訳ではないのである。それにしても、ヒッチコックの「北北西に進路を取れ」で謎の金髪美女を演じたセイントが母親役で出ていたが、クレジットがなければ気が付かないくらい年を寄せていた。この前見た「キルトに綴る愛」のジーン・シモンズ(可愛かったけれど)といい、当たり前のことであるが、月日の経過というものは・・・だなあと思った。
5点(2004-07-02 06:45:05)
7.  ワンダー・ボーイズ
神童(ワンダー・ボーイ)をめぐる、疲れた男たちの再生物語。LAコンフィデンシャルの監督と神童を演じるサイダーハウス・ルールのマグワイアに期待し、評判も良かったので観たが、全然期待はずれ。二日掛けて何とか最後まで見たが、退屈極まりなく、取って付けたようなハッピーエンドに何の説得力も感動もない。大体、小説家の世界を描いているのに、文学的雰囲気が丸でない。そして、若い二人はともかく、疲れ果てた男女三人に何の魅力も感じられない。シニカル・コメディというコンセプトが上滑りして、全く洗練されていないのである。やっぱり、マイケル・ダグラス主演の映画にろくな物はないなと、改めて思ったことである。
2点(2004-06-27 19:44:29)
8.  アイリス(米英合作映画)
アルツハイマー病で逝った著名女流作家との生活を綴った夫の手記の映画化。若き日の奔放な姿と病に蝕まれて行く老後の過程が交錯して描かれ、バックに流れるヴァイオリンの調べが美しい。老若四人の好演による、良質の文学作品を読むような、佳作タイプの作品である。余談であるが、海のシーンが何か良かった。田舎に行って、また海を見たくなった。
6点(2004-06-23 06:50:12)
9.  フォーン・ブース
結構評判のサスペンスだったので、期待を持って見た。退屈せずに最後まで見れたので、及第点ではあるが、映像も筋も登場人物もあまり美しくない、はっきり言ってB級感覚満点の映画であった。
6点(2004-05-06 09:53:50)
10.  ライフ・オブ・デビッド・ゲイル
異色のサスペンスとしては面白いが、死刑廃止論の社会派映画としては全然ナンセンスである。死刑廃止論で常に根本的に欠けているのは、被害者の人権に対する視点である。死刑囚の冤罪救済を言うなら、注射などよりもっと理不尽な方法で、予告もなく裁判もなく、冤罪というより罪もなく死刑を執行される被害者の人権は誰が償うのか。責任を負うのは加害者であり、それが死刑という”眼には眼を”の罰であるのは当然であると思う。
7点(2004-05-06 09:46:12)(良:1票)
11.  小説家を見つけたら
同監督の"グッドウィル・ハンティング"との類似を言っている人が多いが、それはあまり気にならなかった。ただ、完成度は前作に比べて-3点の7点という気はする。それでも、それなりに見応えはあったし、アンナ・パキンは美しく成長しているし、ショーン・コネリーはまだまだ元気だし、主役のロブ・ブラウンは今後、ブレイクしそうな雰囲気を持っているしで、見て損はしない映画であると思う。(パロディでもないんだから、ラストのマット・デーモンの登場は、シリアスな雰囲気を少し壊したような気がする。人それぞれとは思いますが。)
7点(2004-04-03 20:01:04)
12.  隣のヒットマン
"いとこのビニー"の監督さんだというので期待して観たら、やっぱり面白かった。マシュー・ペリーは初めて見たが、トム・ハンクスとジャック・レモンを足して2で割ったような顔で、純情な?歯医者を好演しているし、女優も三人三様の魅力が良かった。マフィアの殺し屋の話であるから、人はドンドン死んで行くのであるが、そこはコメディ、みんな笑って死んで行くようで、ラストは生き残った人たちのハッピーエンド、実に後味の良い楽しい映画だった。
8点(2004-04-03 09:02:21)
13.  サウンド・オブ・サイレンス(2001)
サスペンスとしては力作、佳作の部類に入るであろうが、最近良質のドラマを見つけているせいか、キャスト、謎の深み、音楽や映像の美しさなど、何か洗練されてなくて物足りないのである。
5点(2004-03-26 18:04:37)
14.  ヤング・ブラッド
何度も映画化されているデュマの三銃士であるが、見る価値があるのは、相変わらず美しいドヌーブの容姿のみ、アクロバットのような新趣向の剣戟もそれで迫力が増したかと言えば?が付くばかり、ストーリーも原作をだらだらと追っているだけで新鮮味がなく、焦点もボケている。剣戟が超凄いとか、娘役が超美しいとか、物語がスリル万点とか、何か目玉が欲しいのである。最近、名画ばかり見ているせいか、こういう中身のない娯楽作品はただ興ざめするばかりである。
4点(2004-03-11 10:28:43)
15.  スペース・カウボーイ
「遠い空の向こうに」が高校生なら、これは中年の夢、最高です。ラストのT.L.ジョーンズの姿は東洋・西洋の別を超えた、正に宇宙の涅槃像ではないですか。
10点(2004-03-08 13:12:41)
16.  どら平太
黒澤明ら「四騎の会」の第1回作品として共同執筆された山本周五郎原作の痛快新時代劇というが、使い古された新鮮味のない人物像、事件設定は、何もかもが類型的で漫画チックで、深みも重みもない。過去の黒澤-三船の「椿三十郎」、喜八-仲代の「斬る」のような、見終わった後の痛快・爽快感が全くないのである。浅野ゆう子がミスキャスト云々以前の問題であり、役所広司の孤軍奮闘が虚しく見えかねないのが限りなく惜しい。
5点(2004-02-25 10:53:49)
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