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1.  ヒストリー・オブ・バイオレンス 《ネタバレ》 
この作品をどうとらえるかは、受け手に委ねられています。なぜジョーイはトムとして生まれ変わろうとしたのか、暴力に目覚めた息子の今後の学校生活は?信頼を失った家族の再生は可能なのか。劇中生じる疑問の答えを監督は用意していません。ただ、この多くを語らない手法は、私たちの想像力を刺激し、むしろ多くの「答え」を感じ取らせてくれるように思います。ラスト、団欒の場に戻ったトム=ジョーイの姿に、救いと希望を感じつつ、同時に破滅も予感させる居心地の悪さ。見た目のグロテスクさはずいぶんと抑えられていますが、クローネンバーグ映画の尾を引くイヤラシサは健在です。また、わずかな目の動き、微妙な表情の変化で複雑なトムの人間性を表現するヴィゴの執拗なまでのアップは、ファンには眼福。繰り返し見るたびに新たな「答え」を発見する非常に懐の広い映画です。
[映画館(字幕)] 10点(2006-04-20 14:23:10)
2.  ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
言いたいこと、つっこみたいことはたくさんたくさんあるのですが、それでもこの壮大なトリロジーを観終わった最初の感想は「ありがとう」です。3部作公開に踏み切ったNLシネマ、こんなに美しい世界を生み出してくれたスタッフ、こんなに心揺さぶられる物語を描き出してくれたキャスト、こんなに素晴らしい作品を世に送ってくれたPJ、この作品に関わったすべての人々に百万回の「ありがとう」を届けたいです。開始10分ほどで、すでに号泣モードに入っていた私は、泣いちゃダメ!泣いたら画面が見えない!と己を叱咤して最後まで見ました。残念だったのは映画館、エンドロールが終わるまで次の客は入れないでほしかった。主題歌聞きながらゆっくり余韻に浸りたかったのに。……王様ファンとしてはあれもない、これもない状態。願わくばオタク向けに、1時間とは言わず5時間、10時間、100時間、追加映像をDVDで出してくれないだろうか。3時間24分は短すぎました。
10点(2004-02-08 16:57:06)
3.  ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔
9時間映画の中3時間という感覚で観ているので、それぞれ別個に評価するのは、若干の抵抗を感じるのですが、とりあえず最終章を待つまでもなく、私の中では最高の作品です。映像・音声のつなぎや、SEE回しとなった執政親子のシーンなど、細かい不満はありますが、それを補って余りある満足感。仕上がりもさることながら、スタッフ、キャストの作品に対する溢れかえらんばかりの愛情がにじみ出ていて、観ていてとても幸せになれます。
10点(2004-02-03 14:35:39)
4.  ロード・オブ・ザ・リング
改めてSEEを劇場で観て、本当に素晴らしい作品だと再認識。初見時は、地球上にこんなに美しい世界があるのかと驚かされ、次はどうなるのか心臓バクバクさせながら見てました。登場人物それぞれが強さ弱さをあわせもち、困難に立ち向かう姿、自己犠牲の精神に心うたれます。
10点(2004-01-16 14:59:29)(笑:1票)
5.  イースタン・プロミス
昔の任侠映画の世界に似たロシアンマフィアの哀しさに酔いました。よく練られた脚本、生理にかなう尺(最近長い映画は体力的にツライのです)、役者も全員適役、いかようにも解釈できる余韻を残すラストにクローネンバーグの余裕を感じます。
[映画館(字幕)] 9点(2008-08-16 22:54:52)
6.  ダークナイト(2008)
ヒースの早逝が本当に悔やまれる素晴らしいジョーカーでした。映画自体の出来も文句なし。男優陣は完璧なのに、女優さんの描き方がなおざりでレイチェルがちっとも魅力的に見えなかったので減点1。(前作のレイチェルよりはずっと良かったですけど・・・)
[映画館(字幕)] 9点(2008-08-16 22:12:41)
7.  ブロークバック・マウンテン 《ネタバレ》 
舞台が中西部でありアメリカの男らしさの象徴であるカウボーイ同志の性欲を絡めた恋愛であるからこそ、傑作足りえるのだと思う。これが美容師や画家、あるいはNYやLAのごく普通のサラリーマンだったりすると現代ではさほどタブー視されないだろうし、なおかつ性欲を伴わなければ少し濃いめの「友情」という言葉でくくってしまえたかもしれない。二人を隔てる障壁が高ければ高いほど、昇華されない二人の思いがせつなく胸に迫ってくる。また、極端に寡黙なイニスをはじめ、少ない台詞で二人がおかれる状況も、感情も表現しきった脚本・演出。アン・リーらしさ全開の俯瞰して見せる透徹な視線、そして息をのむほど美しい大自然。俳優たちの演技。パーツパーツも素晴らしい。生きてゆくうえでのままならなさがリアリティをもって描かれているので、男でもなくカウボーイでもなくアメリカ人でもない私が見ても共感できる作品になったのではないだろうか。ゲイというだけで生理的嫌悪を感じる人には勧めないが、切ない恋愛映画を観たい方はぜひ観て下さい。
[映画館(字幕)] 9点(2006-04-04 14:37:22)
8.  バットマン ビギンズ
私のようにオヤジ好きーがDNAに組み込まれた方は必見。まずクワイ師匠なリーアムさまにトキメキ、なぜか善良そうなゲリオさんに顔がほころび、お茶目でチャーミングなマイケル・ケイン執事に舞い上がり、モーガン・フリーマンにルトガー・ハウアーときたら、もう踊るしかないでしょう。なんなの、この(一部にとって)絢爛豪華な共演者陣は。画面暗いし、話も明るくないのに、なんだかずっと顔がニヤケっぱなし。アメコミ映画の皮を被ってリアルを追求するなんて・・・と危惧してたのは、すべて杞憂でございました。ありがとうノーラン大明神!アクションがなんだかさっぱり見えなかったわ、とか文句言ったりしません。せっせと内職してるクリス坊ちゃまにすっかり心臓打ちぬかれてしまいました。この面子でぜひぜひ第2弾をプリーズ!(あれだけ引っ張っといて続編がないとは言わせません。)でも謙さん(だけを)目当てで見に行こうと思ってらっしゃる方にはお勧めしません、出番は恐ろしく少ないですよ。
[映画館(字幕)] 9点(2005-06-20 23:36:30)
9.  オーシャン・オブ・ファイヤー
主演のヴィゴの人柄がにじみでる、おしつけがましさのない端正な映画でした。単純明快なストーリー、あとは行間を自由に読め、と言わんばかりの寡黙さが好ましい。派手なアクションムービーを期待する向きには物足りないかもしれませんが、砂漠の静謐と疾駆する馬を愛する方は必見です。
9点(2004-04-18 17:44:03)
10.  アルゴ 《ネタバレ》 
画面から終始緊張感がにじんでいるのにラストが分かっているからか、肩がこらない映画でした。<褒めているつもり。この映画のおかげで、アメリカとイランとの歴史背景も勉強できました。(そりゃ、イラン人はアメリカが嫌いだろうよ)役者としてはショッパイなぁと思っていたベン・アフレックの監督としての才能はなかなか!出演者は地味ですが、アメリカのテレビドラマをよく見る私にはなじみの人がたくさん(笑)でも、この地味さ加減がリアルな雰囲気を醸してててナイスでした。ラストの飛行機を追いかけるシーンがなければ9点でした。
[DVD(字幕)] 8点(2013-04-02 22:01:47)(良:1票)
11.  レ・ミゼラブル(2012) 《ネタバレ》 
舞台版を本場含めて数十回鑑賞している25年来のレミゼファンとして、歌唱力で合格だったのはフォンティーヌ、エポニーヌ、マリウスぐらいでしょうか。ただ、映画として見た場合は、このキャスティングで良かったんじゃなかったかなぁ。どんなに歌がうまくても、ビジュアルがちょっと残念だと舞台ではOKでも、映像ではつらかっただろうと思われ。ジャベールの歌はかなり残念な感じでしたが、演技力でカバー(笑)連れて行った小3の甥っ子が、印象に残ったシーンが学生たちの革命シーンとジャベールの自殺のシーンを挙げてました。せっかく助かったのに死んじゃった理由を自分なりに考えているのを見ると教育上も良い映画のようです。
[映画館(字幕)] 8点(2013-01-30 23:21:14)(良:1票)
12.  ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 《ネタバレ》 
この巻は、話は面白いけど、登場人物に不快感をおぼえて原作は読みながら苦痛でした。映画は、人物の造形や物語がマイルドになってやや薄味ですが、見て不愉快な気持ちにさせるようなエンタメ映画って私は嫌いなんで、上手にまとめてくれた監督に感謝!です。相変わらず豪華な共演陣で役者が達者だからキャラも魅力的。それでも、やっぱりシリウス@ゲイリー・オールドマンは死んじゃったよぉ~~。シリウスが出てくるたび涙で画面が曇るぅるぅるぅ。次回以降は平常心で見れると思いますが、今回は冷静になれませんでした。それにしても映画化、急がなきゃ子役くんたち、限界に来てるような気がします・・・
[映画館(字幕)] 8点(2007-07-26 16:33:53)(良:1票)
13.  パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト 《ネタバレ》 
中身は本当にスッカスカです。展開は穴だらけ、演出も間が悪い。ただ、私のようにキャラで映画を見る人間にとっては楽しい作品でした。外見は相当にグロいデイヴィ・ジョーンズも中身がビル・ナイだと思うと愛おしく、ステラン@パパで萌え死に、ノリントン元提督の小汚さにウハウハ、おまけにキャプテン・バルボッサのご尊顔も拝めて大満足。次号を待て!なラストも、「きゃー!次回はキャプテン・バルボッサが主役よねv」と過剰な期待を抱かせます(←危険)結局、2時間40分もかけてほとんど話すすんでないじゃん、というのは横においといて、こういう映画、行間を自分の想像力で補うと楽しいですよ。タコイカに嫌悪感を覚えない日本人としてはクラーケンも可愛く見えました。
[映画館(字幕)] 8点(2006-08-03 12:20:14)
14.  フーリガン(2005)
正直、タイトルでとっても損をした作品だと思います。このタイトルのせいで社会派暴力映画と勘違いした人たち多くないかしら。実態は、とってもベタな男の子たちの青春グラフィティ任侠編。日ごろは学校の先生してたり工場で働いてたり、地面に足つけて生きてる人たちが、フットボールという媒介を通して非日常の時間を共有する、そういう世界、連帯感って羨ましいなと思いました。(暴力が介在するのはもちろん忌むべきことですが)実際イングランドのサポーターたちが試合内容に応じてチャントを大合唱するのを聞くのが大好きなので、試合前のパブで気勢あげてるシーンとか大好き。ロンドンの下町の雰囲気もとってもよく出ていて、ロンドン好きー、オッサン好きーにはたまりません。そしてこの映画では、チャーリー・ハナム君が本当に格好よくって、可愛いのです。バッカだなぁ・・・と思いつつ、登場人物たちが愛しく感じられる、そんな作品です。
[映画館(字幕)] 8点(2006-07-19 14:17:51)
15.  プロデューサーズ(2005)
映画であることを忘れて何度も拍手しそうになってしまった。(というか映画と分かってても拍手したかった♪)大好きなフレッド・アステアやジーン・ケリーのMGM黄金時代ミュージカル映画を髣髴とさせる作品。ばかばかしい内容と、ゴージャスで正当派なダンスと音楽!この絶妙な配合がなんとも楽しい。フォッシー風の洗練された振付がとても私好みでした。役者も最高、エンドロールが終わるまで楽しませてくれる、全編遊び心に満ちた作品です。舞台好きなら、思わずニヤっとしちゃう台詞が随所に散りばめられてますよ。
[映画館(字幕)] 8点(2006-04-13 01:54:33)
16.  キング・コング(2005)
とかく監督が偏愛を注ぎ込んだ作品というのは自己満足が鼻につくものなのに、PJの場合は許せる。PJの目線がファンと同じ、「とにかく俺が見たいのは、こういう映画!」という気持ちが画面からあふれ出ていて、キングコングに格別の思い入れのない私ですら、同じ「映画ファン」として監督の気持ちに共感できる。もちろんその共感抜きにしても、ぜひ映画館で見るべき作品に仕上がってると思います。原住民のシーンはさすがに時代錯誤で不愉快だったので減点2。
[映画館(字幕)] 8点(2006-01-26 12:47:37)
17.  バッド・エデュケーション(2004)
「きれいは汚い、汚いはきれい。」なんとなく彼の作品を見ると、このマクベスの中の一節が頭をよぎります。ビジュアルにしたって内容にしたって、普通の感覚からしたら気持ち悪いんですよ。(画面の色彩は飛びぬけて美しいと思うのですが)耽美映画が好きな私でも相当引きます。でも、我々が「醜悪だ」と目をそむけてしまう対象を、監督は淡々と、ごく当たり前のように扱う。こんなに己の欲望に忠実に映画を撮る監督もいないんじゃないか、というほど監督の趣味が画面から匂いたっているのに、ちっとも押し付けがましいところや説教くさいところがない。だからアルモドバルって好きなんだよなぁ。あなたの倫理観ってどうよ!と思わないでもないんですが。回顧・現在・劇中映画、と虚実混濁して、しかも事実が基になっていると聞けば、「どこまで本当なんですか?」とぜひとも問いただしたいですね。
[DVD(字幕)] 8点(2005-12-13 16:58:45)
18.  シンデレラマン 《ネタバレ》 
ヒネクレ者の私としては、まさに小学校の道徳の時間(今どきはないのかしら…)で見せたいようなこの手の映画はNGなのですが、ラッシーとポール・ジアマッティがあまりにチャーミングだったのでこの点数。二人とも存在が自然なんですよね。演技してます臭がほとんどしない(だからラッシーが好きなのですが)この二人のおかげで、この映画は存在価値があります。ヒネてはいますが、ハッピーエンド好きぃーなので、ずっと「あしたのジョー」だけは勘弁してぇーーと心の中で叫びながら見てました。おとぎ話だなー、とは思うけど、いいじゃないですか、映画ぐらいファンタジーだって。正直、実話かどうかも私の中では感動の基準ではありません。(映画になった段階で、それはもうフィクションだと思ってるから)でも、こういう人が本当にいたんだったら人間も捨てたもんじゃないよね、と思わせてくれる、あったかい気持ちにさせてくれる、そんなところは好感度大。たぶん監督の「人間」にそそぐ目線が優しいんでしょうね。嫌な人も出てこないし。あと、根がチキンなので、ボクシングシーンは痛くて見てられない感じだったのですが、うまくラジオ中継をはさんでくれてたので耐えれました。
[映画館(字幕)] 8点(2005-09-29 14:43:15)
19.  Dear フランキー 《ネタバレ》 
ラストの手紙がこの作品のすべてを象徴してます。それまで、誰に感情移入してよいのか、ちょっと図りかねて観ていたんですが、このラストで、いっきにお母さんの立場で涙がぶわっと溢れました。「ごめんね」と「ありがとう」、この二つの気持ちで胸がいっぱいで・・・。母親が真実を話せないまま、いくら諸悪の根源とはいえ実の父親の死に目にも会わせないのは異論があるかもしれません。でも、母親と息子が(二人だけではなく、もちろん周囲の人々も含めて)互いに支えあい深く思いやってる、そんな情景がとても清々しいのです。嘘をつくなら墓場まで持ってゆけ、というのが私のポリシーではありますが、相手を深く思いやってつく嘘の許容範囲について、あらためて考えさせられました。登場人物に悪意のある人もいないし、思わず場所を確認するためにパンフレットを買ってしまうほど町並みや風景に趣がある、とても心洗われる作品だと思います。ジェリー(←私の当初の鑑賞目的)も朴訥で味わいのあるストレンジャー、男らしいうえに色っぽくて素敵でした。
[映画館(字幕)] 8点(2005-09-02 00:06:13)
20.  Uボート 最後の決断 《ネタバレ》 
点数は私の趣味です。ティル・シュバイガーとトーマス・クレッチマンの艦長副長コンビを観てるだけで至福の一時間半でした。ドイツってあんまり上下関係厳しくなかったんでしょうかね。英国海軍ならあんなに艦長にフランクにしゃべるようなこと許されんような気がしますが。それともこの二人が特別なのかしら。そもそもウィリアム・H・メイシーが艦長を助けに戻らんかったらこげなことにならんかったのにぃーー。などと思いながら観るほどにドイツ側に立って映画を見てしまいました。艦長副長以外は助けるなというお達しがある中で助けちゃってその後どうするつもりだったのヨナス艦長?みたいな突っ込みどころ満載、ちょっと甘甘すぎる展開ではありますが、後味悪くないので何回でも観れそう。あとメイシーの奥さんが別嬪すぎるのは違和感が・・・ま、あれだけ美人の奥さんなら生きて帰りたくもなるわな、という説得力はありますが。
[DVD(字幕)] 8点(2005-08-12 16:28:29)
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