1. HERO(2002)
《ネタバレ》 けっこう壮大な物語になる事を想像していたのだけど、基本的に大部分を回想シーンが占めているためか、出てくる人間がすごく多いにも関わらず、とても閉塞的な感じがして息が詰まりそうになった。アクションの部分も、あんまりふわふわ空を飛ばれると緊張感が台無しで、真面目にやればやるほど観ている側としては笑いを堪えるのに大変だった。でも、そういった空中浮遊を含めて、色々なシーンに映る大自然や色彩感覚など、中国ならではの感性が感じられて良かったと思う。幻想的でした。 6点(2004-03-20 15:31:50) |
2. パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
本当に可もなく不可もなく、普通に楽しめた。ちょっと冗長気味だったのが残念。骨になったり人になったりの切り替わりが面白かった。 5点(2004-02-29 12:30:32) |
3. たそがれ清兵衛
見終わったあと、しばらく語尾に「がんす」をつける癖が抜けなかった。宮沢りえの演技は本当に素晴らしかった。一つだけ残念なところがあるとすれば、それはエンディングの井上揚水の歌。あれは、ちょっとこの映画の雰囲気にそぐわないと思う。 9点(2004-02-25 22:12:00) |
4. マレーナ
男はかつて自分がこのくらいの年頃に抱いていた色濃い性欲と恋との混淆を、女は同性に対する激しい妬みを生々しく感じさせられて自己嫌悪に陥ってしまうのではないだろうか。見終わった後、切ないと言うよりも、何かこう、生臭い体臭のようなものが漂ってきそうな感じがした。もう二度と観たいとは思わないけど、これほど生々しくて、息苦しくなりそうなものをよく映像化しようと思ったなと考えると、やはり凄いと言う他ない。ジュゼッペ・トルナトーレは人生を語れる監督だと思う。 9点(2004-02-25 22:11:36) |
5. ハリー・ポッターと賢者の石
しっかりと丁寧に作られていて、頭に抱いていたイメージをまったく損なっていなかったのは凄いと思う。勿論、原作を完全に網羅できている訳ではないし、多少駆け足的なところもあるけれど、楽しんで観ることができた。寮別の点数争いが熱かった。 9点(2004-02-25 22:10:55) |
6. ダンサー・イン・ザ・ダーク
ビョークの持ち味がよく出ていたと思う。イライラするほどのセルマの不器用な優しさや、特にラストの不条理さに観終わった後、結構ヘコんでしまったので多分もう二度と観ることはないだろうけど、ここまで徹底して救いようがないと、逆に「スゴいなあ」と賞賛の念を禁じ得なかった。ミュージカルの部分も遊び心がある反面、物語の寂しさを引き立てるのに一役買っていたと思う。 9点(2004-02-25 22:10:29) |
7. マルホランド・ドライブ
何が何だかさっぱり分からないが、とにかく尋常ではないパワーだけはひしひしと感じられた。もう、壊れるんじゃないだろうかと思うくらいのナオミ・ワッツの熱演も良かった。たとえ訳が分からなくても、作り手のパワーを感じさせてくれる映画は大好きだ! 9点(2004-02-25 22:10:02) |
8. 山の郵便配達
まず圧倒的な自然の美しさに驚かされた。淡々としたストーリーながらも、どこかしら心惹かれるものがあった。ちょっとぎこちない親子のやりとりに共感を覚えることができたからなのかも知れない。 9点(2004-02-25 22:09:37) |
9. ターミネーター2/特別編
DVDを購入してから一体何度繰り返して観たことか。未だに飽きがこないというのは我ながら驚かされる。色褪せることのないSFという、一見矛盾した言葉を冠したい。 10点(2004-02-24 01:04:32) |
10. マクロスプラス MOVIE EDITION
やはりマクロスというだけあって、音楽は最高に良かった。ストーリーも、ヒロインがちょっとヒステリックすぎるかなという点以外は良かったと思う。特にガルドとゴーストとの戦闘シーンは凄すぎて泣きそうになった。 10点(2004-02-24 01:03:43) |
11. アダプテーション
ちょっとつかみどころがなかった。この映画自体が、この映画で語られているように苦悩や苦難の末にようやく出来上がったもののように思えたのだけど、ついさっき誰が脚本を書いたのか知って、ああ・・・・・そういう事?うまく説明はできないけど、そういう事ですか? 4点(2004-02-22 22:14:00) |
12. 最終絶叫計画
これを観て笑えっていうのは無理。ありえない。逆に、こんなのを借りてしまった自分が情けなくて泣きたくなった。コメディ映画なのに悲しい気持ちにさせてどうする。 0点(2004-02-16 14:48:24) |
13. シティーハンター(1993)
なんでダルシムが「タイガー」って言うんだ! 1点(2004-02-16 14:37:10) |
14. エイリアン3
命を賭けた鬼ごっこはそれなりに面白かったけど、何かが物足りなかった。 3点(2004-02-15 19:48:23) |
15. ディープ・ブルー(1999)
《ネタバレ》 頭が良くなったサメ、というのはイマイチ実感できなかったけども、誰が死んで誰が生き残るのか。絶対に予想がつかない展開にシビれた。そしてそう考えると、劇場で公開されていた当時、CMでサミュエルがパックリ食われるシーンを流していたのはちょっと許せない。 7点(2004-02-15 19:46:39) |
16. 無問題2
《ネタバレ》 期待せずに観たら意外と面白かった。香港映画というよりは、日本風な味付けもなかなか濃くてけっこう馴染みやすかったと思う。なぜか長嶋一茂が登場していたのも意味不明すぎて、笑いどころではないのだろうけど思わず笑ってしまった。 6点(2004-02-14 16:52:30) |
17. キル・ビル Vol.1(日本版)
意外と残酷描写が多くて、少し胸くそ悪くなったけども、基本的には面白かった。ビルを殺すという、分かりやすいストーリーを彩るアメコミに出てきそうな濃いキャラ達のカッコ良さは異常。特に、ルーシー・リューはなんて男前なんだ!おそらくパルプ・フィクションを越えることはないだろうけど、最終的な評価はVol,2を観てからにしようと思います。 8点(2004-02-14 16:46:22) |
18. ノイズ(1999)
見どころらしい見どころがどこにもなかった。どうしようもなかった。 1点(2004-02-14 14:54:39) |
19. レッド・ブロンクス
終始救いようのない展開に辟易した。それなのに、最後の最後でああいう弾け方をされると、一体どういう反応をしたらいいのか分からない・・・。 1点(2004-02-14 14:51:55) |
20. 救命士
暗い。暗い暗い暗い。とにかく暗い。観ている間は、頭に鈍痛が走りそうな悪夢の中をひたすら漂っているような感覚だった。気分が沈んでいる時に見ると結構死ねるかもしれない。 1点(2004-02-14 14:48:34) |