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Fatmanさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 46
性別 男性
自己紹介 僕は映画と同じくらい音楽が好きで、今も昔もダムド・フリークです。特に、1stアルバム「♪ダムド・ダムド・ダムド」と3rdアルバム「♪マシンガン・エチケット」は傑作で、例え僕が死んでも墓場まで持っていきたいようなアルバムである。知らない方はベスト盤でも初めに聴いてみてはいかがでしょうか?今聴いても古っぽさをまるで感じさせない20年は先を行っているまさにベスト・オブ・ザ・ベストだと思います。

-Fatmanの由来-
サザン・デス・カルトの幻の1stアルバムA面の1曲目から

-衝撃を受けた曲-
①ニュー・ローズ/ダムド(カッコいい曲とはこんな曲なんだろう)
②スペース・オデッティ/デイヴィッド・ボウイ(初めて泣けてしまった)
③アザラシ/スターリン(ギターの入りがあまりにも破壊的)

-原曲を凌駕するカバー曲-
①ホワイト・ラビット(ジェファーソン・エアプレイン)/ダムド
②サード・アンクル(B・イーノ)/バウハウス

-好きなことば-
ドラムの音がデカイ(デイヴ・ヴァニアン)

-最近笑ったネタ-
旧5,000円札の人がマギー司郎さんにソックリ

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1.  戦場にかける橋
リアルタイム世代じゃないけど、素晴らしい作品で反戦よりも強いヒューマニズム宣言を感じます。振り返ってみると、 どうしても、クワイ河マーチのリズムが先行してしまい、当時「♪サル・ゴリラ・チンパンジー」というギャグが流行っていたのを 思い出します。 ちなみにこれをドランクドラゴン塚地さん風に言うと 「♪さる・ごりら・いっぱんじ~ん(一般人)」となります。 
8点(2005-01-05 11:38:00)
2.  ロード・トゥ・パーディション
映画『 Returner/リターナー 』に引き続き、ギター侍波多陽区さん流に三人まとめて斬らせていただくと、①「ワシはジョン・ルーニーと申します。 昔の映画じゃ、いつも主役です。 過去の栄光すごいでしょ。 」って言うじゃない・・・。でも、アンタ、死体みたい(失礼)ですから! 残念! ②「オレはマグワイアと申します。 コーヒーが大好きです。 男はいつもブラックしか飲まないぜ。 」って言うじゃない・・・。でも、アンタ、コーヒーに砂糖いれすぎですから! 残念! ③「私、マイク・サリヴァンと申します。 冷徹な殺し屋です。いつも命を削ってます。 」って言うじゃない・・・。でも、アンタが削んなきゃいけないのは、顔にたっぷりついてるお肉のほうですから! 残念! ロード・トゥ・パーテイション。 斬り!! 拙者、首のない殺し屋は許せませんから。 切腹!! 
3点(2004-12-14 18:46:55)
3.  かくも長き不在
映画『かくも長き不在』に関しては生まれて来る前の作品ですが、 修行不足の方々に対して少しでもお役に立てればと思います。 便宜上、この物語は序章プラス4つの重要な場面で構成されているものとし、 主演の二人(テレーズと浮浪者の男)の位置関係を中心に説明すると判りやすいんじゃないでしょうか。 まず序章。オープニングでは小説を読んでいる時に誰もが思い浮かべるイメージを印象的な映像として映し出す。 それはあたかも絵画や写真を観ているようで、これから始まる物語に否が応でも期待してしまうし、決してその期待を裏切らない。 ①彼女はカフェの女主人として働き、接客姿勢は少々ぶっきらぼうで男勝りな印象を受けるし、また、 恋人がいることから、戻ってこない夫を待つだけの女ではない自立した女性を表現しているようである が、どことなく陰のある暗い表情を浮かべているような気がする。 そんな折りに、ナント、長い間戻ってこない夫にソックリな浮浪者の男が目の前に現れる。 彼女の記憶の片隅にある、忘れようにも忘れられないどうしても引っかかっていることを解決してくれそうな出来事だ。ここから忘れかけていた時間を取り戻そうと 彼女は変化していきます。 ここでの二人の位置関係は手が届きそうで届かない距離にある。 そこで彼を店に連れて来ようと試みるが、男勝りな性格は鳴りをひそめ、 第三者を介して行い自分は店の裏に隠れているといった姿はあたかも思春期の 恋する女性のようである。 ②一緒に食事するシーン。「チーズ好きでしょ?」過去の記憶が走馬灯のように駆け廻る。 もう彼は手を伸ばせば届く距離にいる。 夫に違いない。でも、様々な感情が入り乱れる。 ③一緒にダンスするシーン。 とうとう彼に手が届いてしまった。ふと彼の後頭部に手をやると大きな傷がある。 これは彼が記憶を失ったんじゃなくて、ナチスによってロボトミー手術を施されたと僕は勝手に解釈します。 この時、彼にもたれかかり哀しい表情を浮かべる彼女にはどうしても心が打たれてしまう。 彼女にとって、もはや夫でも夫じゃなくてもどちらでも構わないんでしょう。いや、話の流れ上、夫であって欲しいと思います。 ④ラストでホールドアップする男。 戦争シーンなんてなんにも無いにも関わらず、戦争の悲惨さはひしひしと伝わってくる。 反戦映画・恋愛映画・ドラマとして胸を張ってオススメします。 
9点(2004-12-09 14:06:39)(良:1票)
4.  ゴジラ対ヘドラ
ゴジラ対○○○と言った映画に特別の思い入れはあまりないので、真面目に見るよりもネタ探しだと思って 肩の力を抜いて見るほうがいいんじゃないかと個人的には思います。 そうすると、空へ逃げたヘドラを追いかけて行く際、変なポーズを決め敵に向かってケツを向け飛んでいくゴジラの姿は、 ヒーローにはあるまじき行為でとてもヒーローとは思えません。製作者側もそれに気付いたのか、以後の作品でこのような飛行シーンは登場せず、 思わぬお宝映像となってしまったようなので、未見の方にはかなりオススメだ! 
1点(2004-12-02 11:23:40)
5.  RETURNER リターナー
映画『 初体験リッジモント・ハイ 』に引き続き、ギター侍波多陽区さん流に斬らせていただくと、「オレは金城武と申します。 巷ではオレのことイケメン俳優と呼んでます。五ヶ国語話します。 2004年はLOVERSでオスカーを狙います。 2004年はヨン様にかわって、オレを金様と呼んでくれ。 」って言うじゃない・・・。でも、アンタ、何喋ってんのか、よくわかりませんから! 残念! 加速装置使っても宇宙人に歯が立たないのは何故? 斬り!! 拙者、縛られてたオジサンどうなったか心配ですから。 切腹!! 
5点(2004-09-07 10:43:59)
6.  リバティ・バランスを射った男 《ネタバレ》 
『リバティ・バランスを射った男』それは、ジョン・ウェインである・・・。などと安直なコメントで終了しようと思ったが、 やめます。僕にとって本当は西部劇ってあまり好きじゃないんですけど、本作は違いました。 通常の勧善懲悪ものであれば、 リバティ・バランス対トムの決闘になって、それをトムが勝利してメデタシ・メデタシでエンディングなんでしょうが、 本作はリバティ・バランス対ランスの決闘といったところがポイントなんでしょう。 そんな絶妙な回想シーンのなか、ドラマ性・サスペンス性が秀逸で、 傑作の雰囲気はあまり感じられませんでしたが、個人的にはかなりのスマッシュ・ヒットでした。 結局、本作の主題はズバリ、‘ペンは剣に勝る’でしょう。 最後に、ランスのへッピリ腰ののキャラクターですが、憎めなくて好きだったし、ほとんど気になりませんでしたよ。 
8点(2004-08-31 11:47:05)
7.  初体験/リッジモント・ハイ
映画『北斗の拳-実写版-』に引き続き、ギター侍波多陽区さん流に斬らせていただくと、「オレはオスカー俳優ショーン・ペン。 演技派俳優ショーン・ペン。オレの演技うまいでしょ。どんな役でもこなします。 」って言うじゃない・・・。でも、アンタ、ジャケット写真の顔、ローラ・ダーンにソックリですから! 残念!初体験リッジモント・ハイ。 斬り!! 拙者、鼻血だしてしまいましたから。切腹!! 
4点(2004-08-31 11:42:52)(笑:2票)
8.  北斗の拳(1995)
映画『北斗の拳-実写版-』を、ギター侍波多陽区さん流に斬らせていただくと、「オレはケン・ケン・ケン・ケン・ ケンシロウ。北斗百烈拳の使い手だ。一瞬で秒殺だ。オレの繰り出すバンチ。すごいだろ。 目にもとまらぬ速さだろ。」って言うじゃない・・・。でも、アンタの繰り出す北斗百烈拳、16発しかでてませんから! 残念!お前が既に死んでいる。 斬り!! 波多陽区さん。このネタ、エンタで使ってもらえませんか。切腹!! 
0点(2004-08-20 11:18:40)(笑:4票) (良:1票)
9.  ひまわり(1970)
映画『ひまわり』に関してはリアルタイム世代じゃないけど、「ひまわり・ひまわり・ひまわり」とみなさんがあまりにも連呼している ので、「ひまわり」とは何か?自分なりに考察した結果、ズバリ「ひまわり=S・ローレン」を表しているのではないかと思えました。 太陽に向かって、力強くまっすぐに伸びていくひまわりの姿は彼女のイメージにピッタリであり、決して顔がデカイと言う 意味ではない。 映画に登場するキャラの濃いジョバンナ・やさ男のアントニオ・ロシア人女性に共感できたりできなかったりするのは仕方の無いことだし、観る側の自由である。 むしろ、その方が映画らしくて興味深いことだと思う。ただし、本作の主体はS・ローレンなので、映画『アメリカの夜』のレヴューでも書いたが、 共感できないジョバンナに対して、‘なぜ、彼女はこのような行動をとったのか?’を先に考え、受け入れようとすることから始めると、 少し強欲・傲慢に見えたとしても、戦争という名の狂気の世界を力強く生き抜いた一人の女性として、 御世辞にも綺麗とは言えないかも知れないが、パニック状態で動揺する彼女の姿が可愛く見えてきて、意外と素直に受け入れることができるんですよ。 そのように、一人の人間として人を(映画を)好きになることができれば、今まで共感できずに敬遠していた映画が別の映画に見えてくるかもしれませんよ。 だって、映画の主人公は多少欠点があった方が面白くて愛着が湧くし、だいいち完璧な人物じゃつまらないでしょ。 もし、ロシア人女性を主体とし映画を一本作るとすれば、彼女のイメージには「すずらん」がピッタリなので、映画『すずらん』 が出来上がりそうな勢いであるが、ヒットするかどうかは微妙である。また、はなことばは割愛するので各人で調べて下さい。 最後に、スクリーンいっぱいにでてくるひまわりであるが、これを現実の世界に置き換えて自分の目で見ても、余計なものまで見えてしまったり、 臭いにおいがしたり、周りがうるさかったりと実際には映画の世界のようにうまくは行きません。 ひまわりしか目に写らない素晴らしい映像マジックだと思う。 以上の通り、ジョバンナに共感できなかったと本作に低い点数を付ける人達が少しでも減ってくれることを期待します。 
8点(2004-03-27 17:23:54)(笑:2票) (良:2票)
10.  映画に愛をこめて/アメリカの夜
映画『アメリカの夜』に関してはリアルタイムで観賞した世代じゃないので、偉そうなことは言えないけど、昔、友達がジェフ・ベックの 「♪ブロー・バイ・ブロー」がギター弾きの教本であると言っていたが、本作はまさしく映画における教本だと 言えるんじゃないでしょうか。 現に僕は、本作を観てから今までの表面的な視点でしか評価できなかった映画を、もっと、より深く自分の中の価値観が一皮向けた(成長した) 視点で評価できるようになった気がした。 それで、本作以降、本当の意味で映画にのめり込むようになったと思う。 学習したのは、①実像と虚像の世界(見えているものと実際の違い)、②カメラアングル(見せるものと見せないもの)、③映画人の苦労、 ④出演者の一人に共感できるかできないかじゃなくて受け入れることから始め、その人を好きになることの方が大切であること。⑤などなど と、書いているときりが無いほどいっぱいある。 そのように、本作はトリュフォー監督の映画にかける愛情・情熱が120%詰まった間違いなく映画史に残る傑作だと思う。 大好きなシーンは、注文した文献の小包を開けると、恐らく監督の敬愛しているであろう ベルイマン、ロッセリーニ、ゴダール、ヒッチコック、ハワード・ホークス等といった巨匠達の名前がパラパラと出てくるところ。 また、フェランの夢の中の白黒映像で少年が『市民ケーン』の写真を杖で盗むところ。 そして、好きなセリフはアルフォンスの「女は魔物か?」が、自分に置き換えてみても、生涯忘れられない名セリフとなった。 以上の通り、映画ファンを語るなら『ニュー・シネマ・パラダイス』を観る前に、ぜひとも観ていただきたい珠玉の一本だし、面白いか面白くないかを抜きにしても 観て損はないと思いますよ。もしかしたら、新しい発見があるかも?ただし、くだらないコメントはやめて下さいね。 ちなみに、監督役は似てるんじゃなくて、トリュフォー監督本人でしょ。 
9点(2004-03-27 16:56:36)(良:1票)
11.  私立探偵・濱マイク/罠
一作目・二作目とほぼ同じ感想ですが、オープニングのスケキヨへのオマージュ・シーンから今回こそは期待 できるか?と思ったがやっぱりダメダメでした。 二作目で母親登場、三作目で一人二役(しかも、もう一人いる)となんだかネタに行き詰まった印象が拭えない気がした。 シリーズ三部作の千秋楽を飾る作品としては、あまりにもお粗末な仕上がりに感じました。 うーん、しょっぺぇ~。どうせだったら、今回は趣向を変えて情報屋星野「♪それ行け星野」でコメディ路線を突っ走れば良かったんじゃないでしょうか・・・。 
1点(2004-03-27 16:54:43)
12.  私立探偵・濱マイク/遙かな時代の階段を
一作目とほぼ同じ感想ですね。大体、ストーリーが陳腐すぎですよ。川の利権・川の掟・白い男と 言われても、それがどうしたって感じてすね。さらに、謎のベールに包まれていたはずのマイクの母親リリーさんが 二作目にして早くも登場(父親も白い男として登場)するが、話を盛り上げるまでは至らなかったようである。 そして、最後はとってつけたようなロシアン・ルーレットになるが、キャラ的にマイクは人殺しできないだろうと思っていたら、 突然第三者があらわれて刺殺されてしまう白い男。なんだ、これで終わりかと思ったら、もうひとつ展開があってマイクと妹のまるで低級テレビドラマのような つまらないギャグで終了するといった何ともしまらないエンディングでありました。うーん、 しょっぺぇ~。どうせだったら、今回も白黒で通せば良かったんじゃないでしょうか。 それにしても、プンプン匂いますよ。 
1点(2004-03-24 19:14:18)
13.  私立探偵・濱マイク/我が人生最悪の時
ハッキリ言ってつまんなかった。これが巷で言うところの‘濱マイク・ワールド’かと思うと残念でならないし、 なんだか退屈ワールド全開でした。 個人的に‘濱マイク・ワールド’とはTVシリーズ第9話「ミスター・ニッポン」の方が、よっぽどそれらしくて面白いと思う。 白黒である意味も感じないし、ストーリーもつまらないし、なにしろナンちゃんのヘタな演技はひどすぎると思う。 これでは相方のウッちゃんも思っているに違いない「しょっぺぇ~」と。 それにしても、下の方から商業の匂いがしてくるような気がするが気のせいでしょうか? 
1点(2004-03-20 15:52:43)
14.  追憶(1973)
映画『追憶』に関してはリアルタイム世代じゃないけど、B・ストライサンドって目が強く特徴的で神秘的な魅力があるので、彼女の目を見ていると魔法にかかったように奥へ奥へと引き込まれていくんですよね。そんな彼女の目に吸い込まれそうになりながらも、思いっきりハベルに感情移入し鑑賞しました。ケイトが駄目だと言う人が結構いますけど、僕はちょっと違いますね。彼女決して綺麗じゃないかもしれないけど、大好きなハベルに対して必死に自分の全てをさらけ出そうとする姿や仕種はケイト役にピッタリだと思う。それにケイトがあまり隙のない美人だと違うイメージの映画になってしまうので、本作が持つ‘追憶’と言う 感性や雰囲気を崩してしまうような気がする・・・。特にベッドシーンなどではS・ポラック監督が光の当て方やカメラワーク等を駆使して いかに女優を綺麗に見せようか苦慮する努力を垣間見ることができるので、注意して観て欲しいと思う。 自分から相手のことを一方的に好きになってしまうタイプの人や相手から一方的に好意を寄せられてだんだんと情が 移ってきてしまうやさしいタイプの人達は、主演の二人に共感できるんじゃないかな?そんな人達っていっぱいいますよね。ラストシーンで、久し振りに再会したハベルに「結婚したのか?」と聞かれ「結婚した。」と髪型を変え、妙に明るい態度 で振る舞ったのは、本当はシングルマザーなんだけど、昔の恋人が結婚したと言う事実をまのあたりにして、 精一杯強がって‘ウソ’をついたんじゃないかと思えてならない。絶対に訪ねて来ないことを確信していて 「訪ねて来て、奥さんといっしょに。」と。そこで、今まで歌詞の無かった曲に完璧なタイミングでヴォーカルがはいってくるんですよね。 うーん素晴らしい。このように最高の映画・最高のキャスト・最高の音楽がある限り一生映画ファンはやめられない!      
9点(2004-03-20 12:35:14)(良:3票)
15.  アニー・ホール
『アニー・ホール』を鑑賞し終わって、ブルックリン橋を見上げるシーンが美しく印象的だったが、僕なりに本作には4つのテーマがあるように感じられた。①最初のテーマは理想と現実の違いで、どうしようもなく好きで好きでたまらない理想的な人と付き合うと、初めのうちは夢のようで、ただただ楽しいばかりである。その後、いっしょに暮らし始めたり、深く付き合ったりすると理想のような人のイヤな面が目立ち始めてくる。それが蓄積してとうとう別れてしまう・・・。②別れてみて本当に好きだったことに気付くこと。「あー、恋しい。」と。付き合ってる時は以外と盲目だったりするようだ。③新しくできた恋人に別れた人を重ねてしまうこと。これは冒頭とラストにあるエビと格闘する2ショットでハッキリと人物・対応の違いが判断できると思う。④一度気持ちが離れていった人とよりを戻すのは非常に難しいこと。そんな私小説的な経験が、W・アレン特有のユーモアと感覚でストレートに映像化されている本作に、やるせなさや切なさと似たようなにがい経験を過去にして、素直に笑えない人もいっぱいいるはずなので、低い点数は付けられませんよね?
9点(2004-03-03 12:07:40)
16.  ミラーズ・クロッシング
本作のオープニングあたりを観て、どこにでもいるような自己中心的で、長いものには巻かれ、自分の身が危うくなると平気で他人を売るような、頭が良くてどことなく弱々しく陰のある寂しげな裏切り者の主人公トムは、最後にミラーズクロッシングで撃たれて、仰向けになり森の景色が流れ帽子が飛んでいく・・・。というようなラストシーンを個人的には想像したのだが、実際にはトムの見た夢の中のワンシーンであり、彼は例え危機的状況に追い込まれたとしても、自分のことよりもヴァーナや他の人のことを考え最良の選択をしているような男臭くて、もっと奥深く苦悩する人物のようであった。何が正しいか正しくないかの判断は非常に難しいが、脚本がしっかりしているので、主人公に「共感できるか?」と尋ねられると「ウン」と答えられるかは疑問だが、最後に自分で選択し独りになっていく主人公に思いっきり感情移入しながら鑑賞できた。そのため、デイン達とバーニーの死体の確認に行くシーンはナマツバもので、‘ヤバイ’と思ったのは僕だけじゃないでしょう。また、脇を固める出演者のキャラクターも秀逸で、ボスのターミネーターばりの強さ、ヴァーナの男勝りの強さはややもするとトムよりも上のように感じる。個人的には「シャレた服着やがって」や「シャレた口ききやがって」みたいな捨てゼリフがコメディぽくて好きだし、度々ある玄関ドアでのトムと相手とのやりとり、銃撃シーンで流れる「♪ダニー・ボーイ」のメロディが印象深く、間違いなくギャング映画の傑作だと思う。 
9点(2004-03-01 12:29:44)
17.  マディソン郡の橋
知る人ぞ知る浜田建設の浜田社長が面白いと言っていたので鑑賞しました。僕の実生活では‘浮気・不倫は絶対に許さない!’と思いつつも、こと映画に関しては、これを否定していると始まらないので、本意ではないが肯定してしまいます。でも、恋愛映画って結構これが問題になっていることが多いので、注意が必要だと思います。さて、本作の話に戻ると、20年ぐらい経ってもう一度見返してみると随分印象が変わっているんじゃないかと思います。今見ても、特別気持ち悪いとも思わなかったし、感情移入できる人物もいなかった。ただ、M・ストリープが電話を切った後、嬉しくてガッツポーズをするワンショットにはひ いてしまった。 それにしても、この映画を見る人の年代・経験・人生観・性別等によって、こんなにもいろんな感じ方があると言うことに驚かされる。
5点(2004-02-22 18:09:32)
18.  プラトーン
破廉恥な発言だけど、戦争についてあまり感じない。もしくは、感じてもうまく語れない。どちらかと言うと、僕にとっては映画音楽のほうが興味がある。ちょっとマイナーだけど、ジェファーソン・エアプレインの「♪ホワイト・ラビット」って曲が挿入歌として使われている。余談ですが、この曲は僕の大・大・大好きなダムドがカバーしており、オリジナルのグレース・スリック(ファンのかたゴメンナサイ)のぬるいボーカルとは一味も二味も違ったかっこいいサウンドを聴かせてくれるマイ・フェイバリット・ソングのひとつである。
7点(2004-02-22 17:44:03)
19.  突入せよ!「あさま山荘」事件
僕はこの事件に対して別にリアルタイム世代じゃないけど、警視庁と長野県警の確執や内部の問題をコミカルに描こうとした題材は間違っていないと思うが、進むべき方向性が間違ってしまったんじゃないだろうか。この映画に登場する警察に、なにがなんでも‘人質を救出しよう。’、‘犯人を捕まえる。’といった姿勢や緊張感が全く感じられない。また、キャステスィングも良くないと思う。少なくとも、主役は彼じゃないほうが良かったと思う。こんな映画作っているようじゃ日本の映画の将来も暗い気がする。
2点(2004-02-22 17:19:09)
20.  プライベート・ライアン
別にメーカーの回し者でもないし、自慢する気もないが、最近、ビクター42型プラズマテレビとオンキョーAVアンプ+5.1chスピーカーを購入し改めて本作をDVDで鑑賞した。冒頭からいきなり、サブウーファがガンガンに鳴り響き、もの凄い迫力でした(ちなみに、恋愛映画ではサブウーファーはなりません)。ホームシアターはマジでオススメです。今後、迫力のある映画を鑑賞する際は、階下の方から「上の階に爆弾が落ちた」と苦情がこないようにアンプのボリュームには注意しなければならない。
6点(2004-02-14 17:50:41)
036.52%
1510.87%
2510.87%
324.35%
412.17%
5613.04%
648.70%
736.52%
8510.87%
9919.57%
1036.52%

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