1. ノイズ(1999)
すっごい怖がりで、サスペンスはほとんど見ない(もしくは見ても途中で止めてしまう)私であるが、本作は最後まで見ることができた。つまり、あまり怖くないのだ。その理由は…やはり過去に類型作品が多すぎて、いくらこのテの映画音痴な私でも話の展開が読めてしまうこと…。しかし、私のような怖がり人間にはある意味貴重な作品。とは言え、私が「最後まで見れた!」とか言って喜んでいるような作品は、真のホラー(及びサスペンス)好きにはお勧めできないのも確か。 5点(2004-02-29 23:42:30) |
2. ダンテズ・ピーク
パニック映画の定石を踏みすぎていて、結末が読めてしまうのは痛い限りであるが、「心臓が弱いのでパニックものは見られない、けど見たい」という人にはお勧めかと…。またはパニックもの初心者とか…。 5点(2004-02-29 05:04:24) |
3. 愛を乞うひと
近年の日本映画の佳作。暴力的なシーンに弱い私には辛かったが、見終わった後、無理やり映画館に引っ張っていってくれた友人に感謝した。原田美枝子の2役には、最後の最後までちぃぃぃっとも気がつかなかった(^_^;映画を見た後、慌てて原作を読んだが、珍しく「これは映画のほうが良く出来ていたかも…」と思ったことだった。原作では、母ちゃんが父ちゃんを愛していたという設定が希薄なのだが、それじゃあんまり母ちゃんが救われないと思うので。 8点(2004-02-25 21:54:40) |
4. ショーシャンクの空に
良作。見る価値あり。ただし、これは好みの問題かもしれないが、ラストシーンは不要だと思った。見る側の想像力に任せてくれるラストのほうが好きだなぁ。見終わった後の後味の良さは過去最高。落ち込んでいるときに見ると、救われた気分になること請け合い。ラストシーンが無かったとしても、この爽快感は損なわれなかっただろうことを考えると、やはりラストシーンは蛇足だと思うのだが…。 8点(2004-02-24 14:54:37) |
5. シックス・センス
「秘密がある」と言うからもっとダークなオチを想像していたのだが、良い意味で裏切られた。きれいにまとまったオチで良かった。と同時に自分の想像力の無さに失望した…。ただ、死人の描き方がグロいのがちょっと趣味悪い。怪我をして死んだら死後もあのままかよ?!どうせ化けて出るなら、自分が一番きれいなときの姿で幽霊になりたいなー。 6点(2004-02-23 22:04:49) |
6. ウェルカム・トゥ・サラエボ
実際にボスニアに行ってロケをしたそうで、爆撃され、穴だらけになったビルの映像は本物の迫力があった。一見の価値あり。しかし、ドキュメンタリー風というのがどうも…。ドキュメンタリー風にしたためか、各々のエピソードが細切れで、頭に入って来ないのだ。せっかくなら本物のドキュメンタリー映画にしたほうが良いような気がした。 6点(2004-02-23 21:31:11) |