1. マイ・ハート、マイ・ラブ(1999)
《ネタバレ》 とても印象的で又見たいと思う作品です。夜中にテレビでやってるのをなにげなく見たのですがミステリアスなアンジョリーナ・ジョリーにぐいぐいひっぱられて最後まで見てしまった覚えがあります。それから題名を調べて再度ビデオを借りて見ました。彼女の恋が本当にピュアですごく好きだった。ショーンコネリー好きなのですがこの役については微妙。でもこうやってちょっとずつ謎がとけていく話ってかなり好きみたいです。最後みんな家族でしたっていうのはかなりびっくり。え、よくある話? [地上波(字幕)] 7点(2005-08-11 00:55:35) |
2. プリティ・リーグ
古きよき時代の女達はスカートを着せられ化粧をさせられグラウンドでお茶を入れたり編み物をやったりさせられながらも野球をあきらめなかった。男のバカな理想や願望にも付き合ってやる。showとしての野球を要求されればファウルボールをとった奴にキスもするしスカートで滑り込みもやってやる。それだけ女性が活躍できる場所が少ない時代だったからかもしれない。でもこんな逆風にも負けず最善を尽くせる人がどれだけいるだろうか。戦う相手はそれだけではない。男性同様バスで広大なアメリカ中を旅して回り、厳しいスケジュールや怪我とも戦い、そして家族とも離れ、何より戦争で戦う夫の帰りを待っている。でも女だからってみんなか弱い女の子とは程遠く、運動神経抜群の全米から選抜されたアスリートである。強いってカッコいい!!だからスポーツって素敵だ。そして歳をとって思い出せる輝ける日々を今自分が過ごせているのだろうか。。。これからこれから!それにしてもトム・ハンクスうますぎ!!どう見てもうらぶれた足を故障しお払い箱になった野球選手にしか見えない!! 7点(2004-04-05 23:25:29) |
3. ポネット
《ネタバレ》 まず、あんなに強情でものわかりの悪い子が生まれたら大変だなーと思ってしまった。 でもこれはポネットの視点、子供の視点から描かれている映画だから。彼女自身は助けてと手をのばしているのに周りの人たちは誰も真剣に向き合うことはなかった。大人は一つのことに裂く時間は限られているから。そして子供にとって子供の世界はかなり残酷で、むき出しの欲望で簡単に人を傷つけてしまう。 こう考えると子供って大変だなって思う。だから子供にはやはりやさしくしてあげないといけないんだろうなぁ。 でもさようならを言えなかったママを許してあげられてよかった。パパも、もうちょっと彼女を大切にしてあげればよかったけど彼女や妻を愛するあまり死んだ妻を憎んでしまって自分自身もその悲劇に向き合う勇気がなかったのだろう。 そういう心の機微を丁寧に描いているのがよかった。 6点(2004-03-24 15:47:37)(良:1票) |
4. ディアボロス/悪魔の扉
うーん、虚栄ってそんなに罪なこと?もちろんあの状態の妻を放って置いたのはどうかと思うけど。悪魔の考えることはようわからん。でもアル・パチーノかっこえー。シャーリーズ・セロンは大好きだけど泣きの演技は他の映画と全部同じ。。あたりまえ? そしてキアヌ・リーブス。この人どっこがカッコいいの?いつまでたってもわかんない。偏見? 4点(2004-03-19 14:10:31) |
5. 評決のとき
《ネタバレ》 豪華出演陣の割りによくわからない展開。要は原作頼みということか。読んでないが原作に対する感想になるのかな。日本だったら必ず有罪。なーにが心神耗弱だ!?それに、と、いうことはだ、アメリカは法治国家ですらないということを全国民的に認めちゃっているということ。要するに黒人は虐げられており、黒人の少女に対する暴行及び殺人未遂ではせいぜい懲役10年程度で出てきちゃうし、公平な裁判すら受けられないからそれではあまりにも不公平だから無罪だと。それなら法改正しろよ。弁護士の手腕で有罪無罪が決まるというのは階級社会の維持に他ならない。 確かに日本でも監禁事件等の凶悪事件に対し超法規的措置をとったりしているが、子供に対する暴行や傷害や殺人は大人に対するものより1.5倍とか2倍とかの罪にすべきだと思う。それが子供を守るってことなんだと思うけど。でもそれでは人間の重さに優劣をつけてしまうから駄目なんだろうけど。いや故意犯にだけ適用させるとか。。。ぶつぶつぶつ。。。 もとい、映画にもどるが、サミュエルの役のしたたかさが印象的。開き直りっぷりが凄すぎる。それだけ社会的弱者としての自分を客観的に認識しているのがリアル。 そして最終弁論が素晴しかった。自分の中に無意識に存在する黒人への偏見をまざまざと味わうことになる。黒人の少女と白人の少女でなぜこんなにも感じる痛ましさが違うのか?あるいは黒人と白人というより自と他なのかもしれない。日本人と中国人、韓国人、北朝鮮人。この感情を自己欺瞞せずに説明することがなんと難しいことか。思わずひやりとさせられる。その1点だけはジョン・グリシャムを賞賛せずにはいられない。 こんなに長く感想が書けるのだから結構いい作品なのかな。ちょっと甘めに点数直します。 あとサザーランド親子似過ぎ。なんで二人とも出てるの?それにしてもキーファー頭悪い貧乏白人役はまりすぎ。 7点(2004-03-19 12:45:39) |
6. ヴァージン・スーサイズ
なかなか問題作らしくなんだかずしーんと来た。エンドクレジットで見た事ある名前発見!ヘイデン・クリステンセン(アナキン・スカイウォーカー)でした。どこに出てたんだ!?ダニー・デビートにも気づかず。やられたっ!!やっぱり脚本の妙ですかね。レコードの歌詞で連絡を取り合うところが素敵でした。 7点(2004-03-10 17:31:13) |
7. 宋家の三姉妹
《ネタバレ》 マギー・チャン若い!激動の中国の歴史をそれまでと全く違う視点でとらえた良い映画だと思う。イデオロギーが衰退した現代にはかえって新鮮かもしれない。でもやっぱりどこのどんな時代でも結局は一番金がものをいうっていう感じがしてちょっとがっかり。 7点(2004-03-10 17:24:22) |
8. イングリッシュ・ペイシェント
やはり映像と音楽の素晴らしさ、そして自然の美しさ。戦時中のごく個人的な恋の悲劇的結末を芸術作品に昇華させたのはこれらがあってこそ。そして作品中に出会ういくつもの国の国民をめぐり会わせたのは戦争であるという皮肉。ゆえに観客は人間の運命に思いをはせることができるのかもしれない。命は限りあるものだから、愛する人と生きたいものだ。満点! 10点(2004-03-10 16:51:42) |
9. アメリカン・ビューティー
アカデミー賞総なめの作品。ちょっと暗くなりそうで見ていなかったがやはり暗い気持ちになった。アメリカ人の好きな、「アメリカ人の苦悩」を描いた作品。 5点(2004-03-10 16:24:30) |
10. エビータ(1996)
以前劇団四季のミュージカルで観た。折角映画になったのに舞台の世界を超えることができていなかった。元々、ミュージカルとしても完成度が低く、歌としても有名なのは1曲しかないし、ひねりも発見も何もない。ミュージカルの映画化の難しさはきっとあの名作West Side Storyの偉大さと無関係ではないだろう。 4点(2004-03-10 16:16:17) |
11. 点子ちゃんとアントン
すごく可愛くて素敵な映画だった。アントンとママの影絵遊びやマオリ族メイクなんかが本当に愛情深くて素敵だった。そんなママになれたらいいなと素直に思える。みんながみんな良いひとばかりで出てくる料理全てが美味しそうで幸せだった。でもなんで「点子ちゃん」なんですか?知っている人教えて。。。 9点(2004-03-10 16:09:32) |