1. 容疑者Xの献身
《ネタバレ》 ラストがしっくりこない。確かにストーリーは捻っていて良かったが結局、どうなったのか・・・。石神だけが捕まったのか?娘も共犯なのにストーリーと絡んでいないところが不自然。堤真一の演技は評価出来ます。もっと頭脳バトルを繰り広げた方が盛り上がったのかと思います。続編も鑑賞したいと思います。 [地上波(邦画)] 7点(2014-06-18 16:33:42) |
2. アナと雪の女王
《ネタバレ》 主題歌のインパクトが凄く、大ヒットに繋がりましたね。個人的には松たか子版が好きです。ストーリーはディズニーなのでハッピ-エンドは解りきったことですが、映像美と音楽だけでも十分元を取れました。なにより2世芸能人の神田沙也加には先入観があり、大根ぶりを発揮するんだろうなと考えていましたが、意外と好演しており評価できます。ピエール瀧はどうなんでしょ・・・。面白い起用とは思いますが、キャラが合わないと言いますか、他に適役がいたのでは?洋画は字幕と決めている私ですが、ディズニーは吹き替えでも楽しめます。 [映画館(吹替)] 7点(2014-06-18 16:29:19) |
3. 鑑定士と顔のない依頼人
《ネタバレ》 気難しい老人を演じたジェフリー・ラッシュの演技が素晴らしい。非常に地味で2時間オーバーの作品ながら集中力を切らさず鑑賞出来ました。途中まで何が言いたいのか解らない作品だなと感じながらも、ネタバレ直前で本質に気付きました。純粋な恋愛ものかなと勘違いしていたので、意外といえば意外です。ただ、女性を忘れられず廃人に朽ち果てる主人公。廃人になる過程をもう少し丁寧に描いて欲しかったところ。ヒロインが姿を見せる過程も少し雑でしたね。人を騙してきた人間が最後に騙される話なので、自業自得。同情はできないですな。割に合わない資産を支払ったとはいえ、死ぬまでに生身の女を抱けたということは幸せなのでは・・・。 [映画館(字幕)] 7点(2014-03-23 22:38:33) |
4. グリーン・ホーネット
《ネタバレ》 エドワード・ファーロングを拝めるだけでも見る価値アリ。彼のやつれ顔は本物の売人です。というより、他に見所はありません。007を意識したかのような秘密兵器も中途半端ですし、何しろ主演2人にまったく感情移入できません。あんな大人がいるとしたら情けないですね。車を乗っけたままエレベーターってあがるんでしょうか?無理な気がします。 空気の読めない金持ちヒーローなら「アイアンマン」の方が良いです。 [地上波(邦画)] 5点(2014-02-07 15:43:35) |
5. プレデターズ(2010)
《ネタバレ》 予想通りの駄作。この作品に「やくざ」は必要ないでしょう。プレデターとの一騎打ちのシーンに興醒め。やくざと侍は別物というのを監督は理解していないんでしょうね。俳優さんは日本人とのハーフのようで、中国人や韓国人を起用していないだけマシかな。前半はサバイバルゲームの始まりという感じで面白味もあったが、中盤以降はさっぱり。フィッシュバーンが出てきたあたりから、急に面白味をなくしていました。そもそもプレデターと解り合えるという設定自体が駄目脚本。 [地上波(吹替)] 5点(2014-02-06 16:18:40) |
6. ポーとミーのチャチャ
《ネタバレ》 鑑賞後に双子じゃなかったことに気付き、一番驚きました。一人二役だったんですね。一卵性双生児の場合は、似すぎていて姉妹の葛藤があるのは解かる気がします。そもそも兄弟で年齢が違えども、成績や容姿、その他ステータスを比較されると劣る方は非常に憂鬱です。容姿がそっくりで、他人から個々を認識されないのは非常にストレスなんでしょうね。ミーの彼氏にはまったく感情移入できず、ミー自身もなぜ好意を抱いているのか理解できない。ポーの方は相手がマフィア一家なので、そっちの方が問題なのでは・・・。作品自体は特筆したものを感じませんが、主演のホアン・ペイジアさんは綺麗でした。機会があればどうぞ。 [地上波(字幕)] 5点(2014-02-06 15:45:25) |
7. のぼうの城
《ネタバレ》 年齢は違いますけど、それを抜きにすれば志村けんで代用できるでしょう。田楽踊りのシーンだけは本業だけあって見事です。ただ、成田長親のおちょうしものという設定にも度があるでしょう。それに自らの判断で、無血開城を水と血の海にした訳ですから善人ではないですよね。榮倉奈々、成宮寛貴、山口智充、上地雄輔とキャストがコメディに寄りすぎていて、緊迫感がまったくない。特に榮倉奈々は完全にミスキャスト。クライマックスも甲斐姫をあっさり手放したり、和やかに開城しているあたりが、どうも心地よくない。後味があまりよろしくないので、娯楽映画という意味でも微妙な位置付け。 [地上波(邦画)] 5点(2014-02-06 11:50:25)(良:1票) |
8. ニュースの天才
《ネタバレ》 「これぞ人間!!」という作品を見せられましたね。こういう人間はたくさん居るでしょうが、疑われてからの悪あがきが半端ではない。とにかく自分の事しか考えていない餓鬼で、怪しまれた部分だけ認めて、なんとか生き残ろうとする下りが憎い。あれでは逆効果でしかない。自分を信用してくれている同僚に申し訳ないという感情は生まれてこないんですかね。結局、最後まで反省点が見られず、自虐ネタで生き残っているあたりは、ゴキブリ並みの生命力ですな。私も正統派の人間ではないので、ついつい調子に乗ってしまうことは理解できます。でも、あそこまで堕ちたくはないです。本人も協力的なようですし、実話なんだから犯行に至る過程や同僚からの信頼を得てる理由などを作品に練りこんだ方が面白くなったかも知れないです。テンポ自体は良いので、映画としては良作。 [地上波(邦画)] 7点(2014-02-04 21:54:53) |
9. 吸血鬼ハンターD
《ネタバレ》 映画版と間違えてOVA版を借りてしまいました。レンタルDVDでは、日本語のみの収録のようです。古さを感じる作品ではありますが、独特の世界観とヴィジュアルはなかなかです。ただ、ストーリーは乏しく、キャラも魅力があるとは言えない。時代を考えるとヒロインのヌードシーンが非常に綺麗ですし、左手のヴィジュアルは結構、ハマる。切られたときは「アダムスファミリー」を思いだしましたね。序盤のヒロインが依頼時に放つ「報酬は私を好きにして・・・」的な台詞は一度で良いから女性に言わせてみたいものです。伯爵との対決はあっさりしており、作品全体的に戦闘シーンに迫力はない。ラストのエンディングも少々長く感じ、BGMと合わせてTVゲームのエンディングのようでチープな印象を持ちました。海外では評価されている作品のようで、機会があれば一度くらい鑑賞しても良いんではないでし ょうか? [DVD(邦画)] 5点(2014-02-04 15:51:18) |
10. 鍵泥棒のメソッド
健康で、努力家・・・残念ながら私にはどちらも当てはまりません。開始早々の広末涼子の掴みはバッチリ。広末涼子さんは終始、世間知らずのお嬢様役を見事に演じきっています。香川照之も演技力はさすがのもので、ハマり役です。堺雅人は今回あまりパッとせず、他の方でも代役できたかなという印象。コメディタッチというか、ほのぼのした作品で、ヤクザが絡む映画にしては非常に見やすい。ラストのハッピーエンドは決まりきったシナリオですが、鑑賞後後味が良い。お勧めです。 [地上波(邦画)] 9点(2014-02-03 13:46:35) |
11. 太陽の下の18才
《ネタバレ》 1962年の映画ですが、今観ても陽気で楽しい作品です。ちょっぴり小悪魔な女性を演じたカトリーヌ・スパークは本当に綺麗で、色あせることのない美貌。男性陣は終始、女の尻を追いかけるステレオタイプなイタリア人ばかりです。音楽に合わせて映し出すイスキア島の風景は綺麗で、旅行に行きたくなりますね。おまぬけ兄弟のコントは結構、好きです。内容は空っぽですが、彼女を眺めるだけでも損はしないと思いますよ。 [地上波(字幕)] 7点(2014-02-02 02:40:04) |
12. 永遠の0
《ネタバレ》 ジャニーズという殻を破られている岡田准一の演技力と丁寧に作られた映像は楽しめます。ただ、現実世界とリンクしている為、緊迫感が削がれますし、若干間延びしています。三浦春馬には感情移入できませんし、最終的には異常者みたいになっていて雰囲気ぶち壊し。零戦や特攻隊の描写はピカイチ。当時の軍人たるものが伝わりました。命の恩人の妻を寝取ってしまうのは仕方ないとして、初対面から下心ありきという設定もどうかと。劇場ではところどころ泣いている方がいましたね。ラストの岡田の目力は凄まじかったです。 [映画館(邦画)] 5点(2014-01-31 19:52:38) |
13. ONE PIECE エピソードオブルフィ 〜ハンドアイランドの冒険〜<TVM>
《ネタバレ》 2回鑑賞しています。エピソードシリーズですが、今回は主人公のルフィ。今更ですが、シャンクスとの出会い等が描かれています。過去のストーリーの総集編というより、ハンドアイランドという舞台での新たなシナリオがメインです。ビリッチ准将との戦いですが、能力者ではなく機械兵器を扱う技術者です。といえどもクズみたいな存在で、悪役としての魅力は皆無。悪人でもしっかりと鍛錬を積んだ人ならば良いのですが、ビリッチ本体はただの中年オヤジ。兵器の使い方もちょっと無理があるというか、バランスとスピード感は違和感を感じます。それでもワンピースというブランド力は大きいし、子供やファンは十分に楽しめるでしょう。 [地上波(邦画)] 5点(2014-01-31 17:44:59) |
14. TRICK トリック 新作スペシャル2<TVM>
《ネタバレ》 トリックの中でも安定した仕上がりです。矛盾点はまいどのことですが、本作は許容範囲内です。祈祷師を殺害するあたりのトリックは半ば強引というか運しだい。個人的にヒロイン3姉妹の中でも許嫁の逢沢りなが一番、可愛いと思うのに嫌がらなくても・・・。母親達は、いかにもという女優陣なので、もう少し捻りをきかした起用の方が面白くなったかなと。母親が自分の息子に殺されるラストはトリックらしく切ないです。 [地上波(邦画)] 7点(2014-01-31 12:51:08) |
15. ヒドゥン(1987)
《ネタバレ》 評価されすぎな気もしますが、当時は斬新だったんでしょうね。カセットテープの使用など時代を感じます。オープニングから「グランド・セフト・オート」をプレイしているかのような映像が流れます。ボコボコ凹むフェラーリ、パトカーの道封鎖、一般人を平気でひき殺すあたりが特にね。作品自体は非常に地味で、敵エイリアンも1体のみです。不死身というのを除けば、知能もそれほど高くなく、特筆した点がありません。ようするにインパクトに欠けるんですよね。CG全盛期の今となっては過去の作品。 [DVD(字幕)] 5点(2014-01-25 16:10:41) |
16. キック・アス
《ネタバレ》 評判が良いので期待しての鑑賞。基本的にアメコミ作品やひ弱な主人公は苦手ですが、不快感をあまり感じることなく観終えることができました。主人公の苦悩を重々しく描かなかったことで、すっきりみれた感がありますね。ヒロインのクロエ・グレース・モレッツが可愛く、アクションもカッコイイので作品に華を添えることができてます。マーク・ストロングは悪役顔ですが、影が薄くインパクトに欠けます。むしろ息子役のクリストファー・ミンツ=プラッセの方が印象強い。ストーリーは勧善懲悪ものですが、殺し方が惨いのでおあいこ。「バッドマン」ほど重くなくて、コメディ感覚で子供でも観やすいですね。彼女とも別れなくて、後味も良い作品でした。前説の不要な続編が気になります。 [ブルーレイ(字幕)] 9点(2014-01-25 10:42:47) |
17. 切腹
《ネタバレ》 非常に密度の高い名作を鑑賞することができました。日本文化の「武士の心得」や「切腹」を海外に伝えるにもってこいの作品でもあります。仲代達矢の演技力もさることながら、シナリオも非常にしっかりしていて飽きさせません。終始、言葉巧みに観客を喜ばせる作品なのか思いきやクライマックスにはアクションも散りばめ、娯楽性も高い。21世紀になっても色あせることのない名作であります。 [DVD(邦画)] 7点(2014-01-22 04:53:40) |
18. 妖獣都市
《ネタバレ》 普通のアニメに飽きた方には良い刺激作です。妖獣というより淫獣で、エロティックでグロテスクな展開が待っています。性的描写というより、陰部の強調がリアルで、滝が濡れた大型陰部に吸い込まれていくシーンなんかは、今のアニメではまず不可でしょうね。下手するとトラウマになって、女性恐怖症になりかねない。少なくとも子供には見せれません。滝の年齢もそうですが、妖獣相手に強すぎでしょう。対等に戦えている感が少し違和感があるかな。時代を考えると良作です。 [DVD(邦画)] 7点(2014-01-21 01:29:08) |
19. ONE PIECE FILM Z
《ネタバレ》 ワンピースのファンや子供たちには受けが良さそう。ただ、思い入れがないと少々説教臭く感じる場面もあります。アクションやストーリーよりもナミがコナン化して可愛くなるのが、一番の見どころかも知れません。前作でも不快に感じましたが、メンバー全員に銃やら剣やらを握らすのはやめて欲しい。キャラの個性がなくなるし、武器が足を引っ張るように思えます。あとZの取り巻き2人のキャラに魅力がなさすぎるし、能力が適当すぎ。例の七武海は恐らくドフラミンゴなんでしょうね・・・きっと。 [地上波(邦画)] 5点(2014-01-20 11:19:12) |
20. アリス(1988)
《ネタバレ》 子供の頃に深夜に放送していて、鑑賞しました。その時のシュールな映像が頭から離れず大人になってからブルーレイにて鑑賞。映像が非常に綺麗になっています。子供の頃の記憶のままで、残酷で奇妙な世界が広がっていました。全てを理解するのは不可能ですが、アリスの世界観は残っています。この監督の作品は音が協調されていて耳から離れません。個人的には机の取っ手が外れる「スポンッ」にハマりましたね。前半の掴みは秀逸ですが、中盤の帽子屋あたりからは間延びしていて、飽きてきましたね。アリス役の少女は可愛く、魅力的。大人になった彼女の姿を観たいのですが、出演作はなさそうです・・・残念。ラストはタブーの夢オチですが、この作品の場合は問題なし。2015年に新作『昆虫(原題)』が控えていますので、今から楽しみにしています。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2014-01-19 16:47:46) |