1. お熱いのがお好き
全編通して飽きずに楽しめました。とてもよくできた話だと思います。あと、モノクロだからこそ女装があまりケバケバしくならなくてかえって良かったような気がします。ビリー・ワイルダーの作品の中では、これが一番笑えると思います。 9点(2004-07-19 10:36:53) |
2. 生きる
特別なことなんて必要ない。退屈な日常でも、本人の気持ちしだいで輝かしい日々になるんだ。そう思わせてくれました。残念ながら、自分もまだ「生きて」ないですね。「たらい回し」のシーンが黒澤監督らしくテンポがよく小気味良かったです。 8点(2004-06-30 22:56:12) |
3. 十二人の怒れる男(1957)
まず、一時間半という時間がよい。緊張感を持って映画を観ていられる時間だ。そして、合間合間に挿入される息抜きの場面のタイミングも実によい。監督は観客の集中力に細心の注意を払ったに違いない。こうした監督の巧みなメリハリのつけ方と、フォンダの熱意のこもった演技で、僕自身もすっかりフォンダの論調にすっかりのめりこんでしまった。これから日本でも裁判員制度が始まるというが、その前に是非、みんなにこの映画を観て欲しいと思う。 9点(2004-06-30 19:09:39)(良:1票) |
4. ローマの休日
とにかくオードリーがかわいい。オードリーが好きな人は楽しめるだろうし、そうでない人にはあまり勧められないかも知れない。英語でも伝わってくる、オードリーの王女らしい優雅な口調が印象に残った。 7点(2004-06-30 18:47:39) |
5. 七人の侍
早回しにしてるんですかね?野武士撃退のために侍達が走るシーンにすごく迫力がありました。菊千代の冗談で百姓が笑うシーンがとても好きです。とても長い映画ですが、まさに笑いあり涙あり、迫力のある戦闘シーンあり、名セリフありと、全く飽きさせない映画でした。 10点(2004-06-27 02:21:17) |
6. 裏窓(1954)
《ネタバレ》 この物語はずっと主人公の裏窓から見た視点で撮られているため、向かいの建物にいる犯人もずっと小さく映っているんです。それがラスト近くで主人公の部屋に入って来た時、急に主人公と同じく大きく映しだされるものですから、すごくビックリしたんです。ずっと小さい像を映して、ここぞという時に大きく映して驚きを助長する。これもまたヒッチコックの映像マジックの一つなのでしょう。 9点(2004-06-02 17:46:46)(良:2票) |