1. ダイ・ハード
《ネタバレ》 ジョン・マクレーンがヒーローになってしまった今だからこそ、中年刑事に毛が生えた程度のスタンスだった1作目の設定が光っていると思います。アクション、スリル、友情、一粒で何度でもおいしい良作。 [映画館(字幕)] 8点(2007-06-04 00:39:15) |
2. 宇宙戦艦ヤマト 完結篇
《ネタバレ》 公開当時映画館で見ました。「完結編完璧版」というものを。映画の新作が出来るたび、前作で非業の死を遂げたキャラクターが何事もなかったかのように生き返っているのはもうギャグとして定着していた頃、それでも1作目「何もかも美しい」と穏やかに死んでいった沖田艦長だけは手をつけていなかったのにも関わらず最後の最後で掟破りの「誤診蘇生」。その上古代と雪のベッドシーンまでされたらもう何も言うことはありません。当時の同人誌即売会で西崎氏の踏み絵が流行っていたのも頷けます。 [映画館(邦画)] 3点(2007-01-04 00:47:39) |
3. さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅
《ネタバレ》 コレより後に作られた「999」を冠する作品群を思えば、許せる範囲の蛇足。個人的には「永遠の切ない別れ」をした鉄郎とメーテルを再会させてくれた事だけに点数をあげてもいいくらい。それほど当時の私は彼らの別れが悲しかった。その代わり、次は本当の別れが訪れてしまうわけですが…。音楽が素晴らしい。サントラを何度も聞きました。 [映画館(邦画)] 7点(2007-01-04 00:14:06) |
4. エルム街の悪夢(1984)
《ネタバレ》 昔夢の中にフレディが出てきまして、多分雑誌か何かでちらっと見て印象に残っていたからでしょうけれど、どうにも気になってビデオを見たら…夢の中で人を殺す殺人鬼だったとは。爪で器用にリンゴを剥くなど芸達者(?)なモンスターをロバート・イングランドが怪演。お陰でこの愛すべきモンスターはどんどん名物キャラ化し、全7作+ジェイソンとの対決まで作られてしまうわけですが、「睡眠という絶対に逃げられない恐怖に追い詰められる」というテーマに初めて目をつけたアイデアは秀逸。 [ビデオ(字幕)] 8点(2007-01-03 05:17:08) |
5. チャイルド・プレイ(1988)
《ネタバレ》 「人形が殺しに来る」この想像するだけで嫌なシチュエーションをホラー映画にしたのはアイデア勝ち。背中のフタを開けたら電池が入っていなかったシーン、精神病院の窓から下を見たら非常階段をチャッキーが(あの小さい体で)登っていたシーン、私なら多分気絶します。 [映画館(吹替)] 7点(2007-01-03 05:06:52) |
6. スタンド・バイ・ミー
《ネタバレ》 古き良きアメリカへの懐古と、好奇心溢れる少年達に起こった(彼らにとっては)大事件を書いたキングの原作をそのまま写したような映像はとても美しく、まるで彼らとともに冒険をしているような気分になる。幼い頃秘密基地を作って遊んだ経験のある人なら、この作品に散りばめられたノスタルジーにどっぷりと浸ることが出来るのでは。 [映画館(字幕)] 8点(2007-01-02 22:46:57) |
7. デッドゾーン
《ネタバレ》 カナダの寒々しい風景の中を、今にも消えそうなくらい儚い姿のウォーケンが歩く。その絵面に乗せられたストーリーが「望まない超能力を手に入れた男の孤独な戦い」なのだからこれはもうピッタリではないか、と。原作の(心情から背景からグロい部分まで)丁寧すぎるほどの描写が削られたのはちょっと寂しいですが、アレをすべて詰め込んだらとんでもない上映時間になるのでこれくらいでちょうどいいかもしれない。「もし若い頃のヒットラーに会ったら、あなたは彼を殺すか?」「ああ、殺すさ」このセリフがとても印象的だった。 [DVD(字幕)] 8点(2006-12-23 00:31:13) |
8. バック・トゥ・ザ・フューチャー
《ネタバレ》 SF好きの友人が「タイムパラドックスが云々」と言っていたけれど、そんな難しい理論はこの映画に必要ないでしょう。老若男女全てが無条件で楽しめるファミリー映画の最高峰では。 [映画館(邦画)] 10点(2006-12-19 21:56:43) |