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きいろのくじらさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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1.  アメリカン・ビューティー 《ネタバレ》 
タイトルは作中に出てくるバラの品種の名前であり、そして文字通り“アメリカの美点”という両方の意味を備えている。物質的豊かさが顕著になった現代において精神面における不足という新たな問題が生じ、その諸問題に隷属してる主人公がその束縛から解き放たれていく様を見事に描いた秀作である。 追い求めていたものが実は純粋な美しい存在であり、美が実在すると実感するあのシーンは見事な演出だ。 自分の本能のままにありのままに表現していくことの難しさを、現代人の悩める精神的構造をここまで顕著に描いた作品はそうはないだろう。性欲の無限の可能性も感じ取ることができ非常に堪能できた。  アカデミー賞についてはアカデミー賞というものが単に作品の良し悪しで決められてるものではないということ、実に閉鎖的な投票制を用いている事、ユダヤ系の方が多くの投票権を有している事、以上を考えれば、不自然なほど白人を用いアメリカの夢の終焉、否、白人のアメリカの夢の終焉を描いた反白人主義に近い構造をとった本作は納得の受賞、、なのかもしれない。
[DVD(字幕)] 8点(2007-11-03 23:29:09)(良:1票)
2.  ブレイブハート 《ネタバレ》 
戦闘シーンは正に圧巻。戦闘の中に潜り込んだカメラから伝えられる臨場感は迫力満点でこれだけでも非常に楽しめる一作。中世を扱った作品でここまで迫力がある作品はそうはないだろう。またあそこまで戦闘をリアルに残酷に描ききったという点においても非常に評価に値する作品。CGでは伝わらない熱や息遣いを感じる事が出来た。  ストーリーに関しても個人的復讐というよりは仲間の悲しみを一身に背負った先導者という悲しい男を主人公にし最後まで飽きさせることなく彼を描ききり、やや綺麗すぎるラストという感も受けなくは無いが感動と勇気を与えられた。  確かスコットランドではなくアイルランドで撮影されたと記憶しているが非常に美しい風景をもう少し活かし、主人公の悲しみをもっとうまく体現させていたらより面白かったかとは思うが、監督と主役をこなしているだけにここまでやれれば上出来といったところだろう。 誤謬は多々あるもののこの辺の歴史はなかなか知られていないようなので良い勉強にもなるかもしれない。
[DVD(字幕)] 7点(2007-11-01 01:22:56)
3.  プリティ・リーグ 《ネタバレ》 
リーグの存続の為、過剰なパフォーマンスを要求された際に彼女らは見事にその要求に答えてみせた。それは決して、仕方なく嫌々というものではなく、プロとして女性として、そういう誇り高き精神の元から発せられたものである。こちらの同情的視線をよそに彼女らはむしろ楽しんでいるかの如くパフォーマンスをやってのけている。その精神のタフさに感銘する、と同時に女性の力強さを感じずにはいられない。女性、あるいは妻、そして野球、どちらに対しても全力投球であり、ノンフィクションということもあって深い感動を覚えた。 それにしてもあのおばあちゃんたちが特殊メイクではないというのは驚きだ。ほんとによく似てる。声は確か吹き替えたとか言ってたような気がするが、どうだろうか。 ということで邦題こそ残念なものになってはいるが、ペニー・マーシャルの力の入った演出、女優陣の相当な野球の練習量、この作品の成功はそこに尽きる。野球作品の中では非常に楽しめた一作だ。
[DVD(字幕)] 8点(2007-10-29 23:35:04)
4.  フォレスト・ガンプ/一期一会 《ネタバレ》 
現代のおとぎ話とはよく言ったもので良い話、良い人のオンパレード。こういう純粋な作品は批判したくなるのが世の常であり、ほんとにあの子はフォレストの子かと勘繰ったり、ダン中尉の奥さんがアジア人はやりすぎだろと難癖をつけたくなるが、監督がロバート・ゼメキスということもあり爽やかな余韻の方が強く残り、純粋に楽しめるのが本音のところ。 愛に溢れた純粋なフォレストが風に吹かれる羽のように、自然に、そして正直に生きる姿が何とも心揺さぶられ、全力で物事に取り組み、実直に人と向き合う大切さを教わった。ジェニーとフォレストが抱く愛の対比の描き方、押し付けがましくない押さえたエンディング、シルヴェストリの美しい旋律、あざとくないCGの技術もまた鑑賞後の感動に良い味付けをした。役者ではハンクスの演技も印象深いが、ゲイリー・シニーズの存在は強烈に印象に残った。アカデミー賞に関してはCGによる近代史の盛り込み方や、ベトナム戦争を否定的に描かなかった事、アメリカ人の精神と合致した事と捉えれば良いのだろうか。
[DVD(字幕)] 7点(2007-10-28 19:15:55)
5.  羊たちの沈黙 《ネタバレ》 
立ち振る舞い、緩急の付け方などホプキンスの存在が圧巻。厳重な体制にもかかわらず少しでも近づくと危ないのではないかと思わせる、あの緊張感漂う閉鎖的空間のやりとりは見応えがあり、ホプキンスと言えば個人的にはこの作品。また、彼をヒーローの如く仕上げたドラマ性も面白い。難を言えば皮剥ぎ事件の描かれ方が薄いということか。クライマックスのシーンもレクター博士のシーンよりも緊張感が弱かったのは残念。人質の叫びと羊のリンクなど随所に良い演出はあるものの杜撰な演出もちらほら、でもこの手の作品としてはよく出来てたかなと。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-02-25 03:57:02)
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