1. ガス燈(1944)
《ネタバレ》 オチが分かってしまっても面白い。演出も役者の演技も素晴らしい。最初は美男子だったシャルル・ボワイエがストーリーが進むにつれ悪人顔に。眉毛の動きが魔法使いみたいでした(笑) [地上波(字幕)] 7点(2008-02-16 14:30:06) |
2. 日本以外全部沈没
設定も面白く、キャストはそこそこ豪華なのにこのチープ感は一体何処から来るのだろう? ブラックユーモアも所々面白いところもあったが全編にわたってスベリっぱなし。期待して観たのでガッカリだった。 [DVD(邦画)] 4点(2007-09-14 22:55:49) |
3. キリング・フィールド
《ネタバレ》 説明を極力排したドキュメンタリー調の作風。カンボジア語の字幕が付いていないのも(付きのバージョンもあるのかな)、何がなんだかわからないうちに現場に放り込まれたような臨場感を盛り上げるのに一役買っているように思う。後半の脱出劇は、ハリウッドアクション劇に慣れすぎている眼でみるとあっさりと感じるが、エンターテイメントを追求しすぎなかったことに好感がもてる。カンボジアの悲劇は、決して過去のものではない。現在も世界の各地で起きている現実でもある。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2007-09-14 22:48:42) |
4. レミーのおいしいレストラン
《ネタバレ》 ネズミ君達の活躍に涙腺崩壊。パリの夜景、夕刻の街角、セーヌ川、石畳・・・背景のキレイなことといったら! [映画館(吹替)] 8点(2007-09-02 07:28:34) |
5. わるいやつら
《ネタバレ》 「わるいやつら」というタイトルから容易にストーリーが想像できてしまいます。 [DVD(邦画)] 5点(2007-09-02 07:06:46) |
6. シカゴ(2002)
ミュージカルシーンと現実の切替えが実に見事!ミュージカル部分も楽しくてワクワクするし、映画館で見てれば多分もっと感動したんだろうな、と思う。 [地上波(字幕)] 7点(2007-02-27 11:03:55) |
7. ハチミツとクローバー
《ネタバレ》 ストーリーに起伏がなく、見終わって「ああ、面白かった」という爽快感もなく、地味な作品ではあると思います。でも「全員片思い」の切ないシチュエーション・エピソードにシンクロすることができればかなり楽しめると思います。辛い恋でも片思いでも諦めない、青春万歳、恋っていいな、って素直に思えました。 [DVD(邦画)] 7点(2007-02-24 10:23:16) |
8. 大人の見る絵本 生れてはみたけれど
《ネタバレ》 タイトルから予想するちょっと悲惨な展開とは大違い。チャプリンを彷彿させるコメディの傑作でした。正義感強く賢そうなお兄ちゃんと、ちょっとトボけて可愛らしい弟のコンビが織りなす日常でのちょっとした出来事(彼らにとってみればちょっとではないのかもしれませんが)を温かく丁寧に描く前半だけでもかなり面白いのですが、尊敬する父親が実はあまり偉くなく友達の父親である上司にゴマ擦りするのにショックを受けるくだりは見事なストーリーの転回、そして最終的に子供は父親の気持ちを理解したうえでもやっぱりわが道をいくオチが好きでたまりません。日本にもこんな素晴らしい才能をもった映画人が居たということに驚き、誇りに思います。 [地上波(邦画)] 9点(2007-02-24 09:51:33) |
9. 北の零年
脚本や演出次第ではもう少し面白くなりそうなのに残念。話の展開が唐突すぎて余韻がなく、演出過剰が鼻につくうえに私の感性とはあまり合わないみたいです。映画館で見たときは、その違和感のせいで最後まで映画に入り込めませんでした。ところが、最近テレビで再鑑賞したところ意外に良かった。二回目でアクを感じなくなったのか、それとも、テレビという日常的な空間で鑑賞するにはコレ位のくどさが丁度良いのか。 [映画館(邦画)] 5点(2006-12-25 13:54:14) |
10. シャーロットのおくりもの(2006)
《ネタバレ》 クライマックスは勿論、なにげない会話や農場の風景を見ているだけで心が温かくなってじーんときてしまいました。日常には奇跡が溢れてるっていうテーマは子供向けというよりむしろ大人向けかな。ネズミを今の自分に重ね合わせてみてしまったりして。地味だけど良い作品にめぐり合えたと思います。 [映画館(字幕)] 7点(2006-12-25 13:29:19) |