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プライドだらけさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 58
性別 男性
年齢 33歳
自己紹介 SF、ホラー、ヒューマンドラマ系を中心に、たまに更新します。

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1.  戦場のピアニスト 《ネタバレ》 
この映画は、シュピルマンが一度はナチスドイツによって奪われたピアニストというアイデンティティを取り戻す物語であると思う。終盤にシュピルマンがドイツ人将校の前でピアノを演奏するシーンでは、まるで魂が吹き返したように激しく動く彼の手に涙が止まらなかった。映画の中とはいえ、これほど心に訴える演奏はかつて聴いたことがなかった。劇中ではあまり多くを語らないシュピルマンだったが、最期のコンサートホールでのピアノの演奏は、鑑賞者を納得させてしまうような力強さと悲しさを感じさせた。
[DVD(字幕)] 10点(2008-02-16 16:41:06)
2.  ユナイテッド93 《ネタバレ》 
リアルな描写や緊迫感のある演出に圧倒されつつも、ドキュメンタリーとはいえやはり推測の域を出てはいないのだろうとどこか醒めた気持ちで見ていました。しかし、乗客が勇敢にもコックピットの入り口まで迫り操縦席を奪回しようとしていた様子が録音記録に残っていると知ったのは、その後でした。あと数分でも時間があれば彼らは助かっていたのかもしれないと思うと、無念としか言いようがありません。このテロ事件の際には1機目2機目とよく耳にしましたが、テロリストも含め一人一人に命があったことを忘れてはならないと思います。
[DVD(字幕)] 9点(2008-11-22 23:22:00)
3.  ドーン・オブ・ザ・デッド
ゾンビは走ってはいけない、というのは全くもってただの既成概念であって、ゾンビに新たな可能性をもたらしてくれたこの映画の功績は大きい。いわばゾンビ映画ファンにとっての踏み絵ともいうべきものになるだろう。走るゾンビの恐怖というのは、ただ視覚的なものにあるのではない。生きるか死ぬかという瀬戸際において、ゆっくりと迫りくる敵よりも、ものすごいスピードで追いかけてくる敵の方が脅威的であるのは明らかである。つまり走るゾンビというのは生物の本能的な恐怖をよりかきたてる存在であり、その恐怖を否定することは誰もできない。だからこの映画はおもしろいのである。
[ビデオ(字幕)] 9点(2007-11-18 14:51:35)
4.  ●REC/レック(2007) 《ネタバレ》 
いやー好きです、こういう映画。手持ちカメラからの視点、感染者の襲撃、伝染の恐怖、閉ざされた逃げ場のない空間、休みなく次々と繰り広げられる惨劇・・・。それでいて、約80分という短さで中だるみのない怒涛のごとき展開。次から次へと観客を恐怖に導くお化け屋敷的な映画でありながら、スピーディーでテンポの良いジェットコースターのような映画でもある。細かい事は置いておいてとにかく観客を怖がらせることに徹している作り手の意気込みと姿勢も好印象。そんなことだから、こっちも思考回路をちょっと緩めてひたすらビビる側に徹するという楽しさが味わえる。もはやあの手この手の作品が量産されるゾンビ映画だけれども、こんなこともできるのかと新たな可能性を見せつけられた作品だった(正確にはゾンビではないが同じ系統と言える)。気だるい夏の夜を盛り上げるにはもってこいの映画でしょう。全然関係ないけど、消防署の密着取材をしてたら予想外の惨事に見舞われて・・・って、あの9・11に遭遇したフランス人カメラマンの兄弟と一緒だよなあ・・・。
[DVD(字幕)] 8点(2011-06-19 03:27:02)
5.  サマーウォーズ
「一番いけないのは、独りでいることと、お腹をすかせていること」というおばあちゃんの言葉が心に響きました。高度に発達したネット世界と、日本の昔ながらの家族・人間関係との共存の可能性を感じさせる映画でした。電脳世界のイメージもよくありがちな堅苦しさがなく、ふわふわとしたかわいらしい感じが視覚的に斬新。細田監督の次の作品にも期待したいです。
[地上波(邦画)] 8点(2010-08-07 16:14:16)
6.  シッコ
アメリカの医療制度の欠陥を切に訴える、大胆かつ愛情こもったムーアの映画である。日本人にも是非一度見て欲しい。
[DVD(吹替)] 8点(2008-04-27 00:52:56)
7.  ボーン・アルティメイタム
最初から最後までマット・デイモン演じるボーンの頭脳プレイと体を張ったアクションを堪能できる。カーチェイスも迫力満点であり、アクション映画としては申し分ない出来である。シリーズ最終作でここまでやってくれれば文句なしといったところだ。
[映画館(字幕)] 8点(2007-11-15 20:17:54)
8.  マッハ!!!!!!!!
!!!!!!!!
[地上波(字幕)] 8点(2007-09-16 21:24:37)(笑:2票) (良:2票)
9.  見知らぬ女からの手紙
あくまで悲観的で消極的な女と、子供を孕ませた相手でさえ忘れる、軽すぎる男。感情移入も共感も覚えない、どうしようもない男女、しょうもない物語だけど、なかなかどうして見ごたえがある。何かを暗示するかのようにさりげなく画面に映るバラや、皮肉のきいた女の言い回しなど、絶妙な演出が垣間見られる。監督含め、脚本、制作まで主演女優の徐静蕾がこなしているのを考えると、なかなか完成度の高い、おもしろい作品なんじゃないかな。
[DVD(字幕)] 7点(2012-02-12 20:43:47)
10.  トスカーナの休日 《ネタバレ》 
人生迷ったら、思い切って一歩踏み出してみろってことだろうか。にしてもイタリアってのんびりしていて楽しそうだ。こんな自然に恵まれたでかい家でなくともいいから、悠々自適に生きてみたいもんですね。
[地上波(字幕)] 7点(2012-01-12 14:22:36)
11.  輪廻(2005) 《ネタバレ》 
個人的には、邦画ホラーでは久々のあたり。設定やストーリーも面白いし、何より見せ方がうまい。現在の荒れ果てたホテル、撮影用に作られたホテル、そして事件当時のホテル、これら3つの世界が時空を超え混じり合いながら、圧倒的な恐怖、逃げることのできない閉塞感と不条理をもって主人公へ襲いかかる。また8ミリフィルムの再生映像は事の真相へと近づく主人公の視点と重なることによってさらなる臨場感と緊張感を生み出し、その相乗効果が見ていて心地好い。そして際立っているのが優香の迫真の演技。特にラストカットの発狂シーンでは恐怖を通り越して惚れ惚れしてしまった。それでいてどんな演技をしてもかわいさを隠しきれていないのがグッド。惜しいのは、より怖さを盛り上げようとしてか死者や人形が追いかけ始めるところ。主人公の本当の前世が明かされて驚愕、さあこれからどうなるのかというところであんなものを見せられても興ざめだ。最後の上映会などくどいような説明的場面も省いて、現実世界から逃れられない輪廻のレールの上へと引きずり込まれる主人公の絶望的な運命をただひたすら描ければ良かった。それでついて来られない観客なら、いっそ切り捨てた方がもっと潔い作品になったと思う。
[DVD(邦画)] 7点(2011-09-20 03:32:50)
12.  パラノーマル・アクティビティ
久々に恐怖した映画でした。ってあれ、あんまり評判よくないんですね。それなのにチビってしまった僕って一体・・・。ドキュメンタリー風の演出、定点カメラ、閉鎖感、そして決して目に見えない恐怖。さんざん使いまわされた要素なのかもしれませんが、その手のホラー映画をあまり見たことがない自分としては非常に楽しめる作品でした。
[DVD(字幕)] 7点(2011-06-15 01:52:38)
13.  おくりびと
おもしろかったのですが、いろいろ詰め込みすぎたなあというのが大きな印象です。この映画は納棺師という職業ゆえに主人公が周囲から軽蔑され、そしてまた信頼を取り戻してゆくという話が主軸で、それに沿って様々なドラマが展開されます。しかし後半は主人公の身近な人が立て続けに死に、たいへん強引な形でその名誉回復は行われます。本筋は心得ているので、なるほどそうきたかうむうむという感じで一応楽しめるのですが、物語の展開の不自然さや都合のよさを観客に感じさせてる点で脚本に大きな問題があると思います。事務係の女性のとってつけたようなエピソードもかえって邪魔にしか思えません。ところでこの映画、私には納棺師という仕事の実情を描くというよりも、大切な人と別れる際の日本人の精神文化を納棺師を介して表現しているのだと思えます。何より火葬場のおっちゃんの言葉がそれを集約していると言えるでしょう。もちろん美化や理想化も含まれていることもふまえて見なければなりませんが、根底に通じる部分があるのでしょう。だからこそアカデミー賞外国語部門で評価されたのだろうし、くどい演出やくどい音楽おかしな台詞回しの中にも心にグッとくるものを感じたのだろうと思います。
[DVD(邦画)] 7点(2010-03-27 00:17:22)
14.  プラダを着た悪魔
主人公がかわいくてスタイルも良いので、ファッションを知らない人でも着飾られた衣装を見て、まるで自分がオシャレになったかのように楽しめる。
[DVD(字幕)] 7点(2008-09-16 13:36:38)
15.  時をかける少女(2006) 《ネタバレ》 
嫌いじゃないです、こういう映画。学生時代に自分が経験し得なかった青春のドラマ(まあ現実にはほとんどないけど)がスクリーンの中で次々と展開されていく様を見るのは快感でもあり、胸の奥のどこかを満たされる思いですね。まあ、要するに現実逃避ですが。ただ、作品の全体的な完成度は言うほど高くないかと思います。作画、背景、音楽は素晴らしいですが、キャラクター設定、不可解な演出、タイムリープの細かい設定などには疑問が残ります。特に致命的だと思うのは、主人公の真琴の声の演技がひどいことですかね。真琴が最後のタイムリープを使用したあと、千昭のいるグラウンドに向かってひたすら突っ走るシーン――どう聞いてもあえぎ声です。
[DVD(邦画)] 7点(2008-07-20 23:13:48)
16.  ファイナル・デスティネーション 《ネタバレ》 
主人公たちが運命を変えようと必死に頑張っているところに2作目よりも好感がもてた。しかし、水が有り得ないように勝手に動いたのは良くなかった。あくまでこのシリーズの醍醐味は超常現象などではなく日常的な自然現象の繋がりの裏に潜んでいるのである。この決定的かつ根本的な制作側の認識の違いが2との評価に差をつけてしまっているようにも思える。
[ビデオ(吹替)] 7点(2008-01-02 23:03:07)
17.  チョコレート(2001) 《ネタバレ》 
自分の生きる空間から家族を追い出した主人公と、相次いで家族を失った女性。だけど、この映画は彼らに対して感傷的でも同情的でもない。本能に従うままに求め合う2人の関係を淡々と描いているのかな、と。ところで、ハル・ベリーはどんな状況でも隠し切れないセクシーさが溢れ出てますなあ。
[地上波(吹替)] 6点(2010-12-11 03:44:02)
18.  ポセイドン(2006)
オリジナルは未見ですが、一人ずつ脱落していくサバイバルというふうに映画の型はだいたい決まっているので、重要な点は、観客の感情移入を誘う登場人物のキャラクター像をうまくつくることと、盛り上がりのある脱出劇を見せることの2点です。が、後者はいいとしても、冒頭の登場人物の描写が少ないので前者の方はあまり成功していないように見えました。まあ良くも悪くもお約束どおりの優等生的な映画なので、あまり深くつっこんだり考えたりしないことがこの映画の楽しみ方だと思います。
[地上波(吹替)] 6点(2010-07-31 22:56:01)
19.  崖の上のポニョ 《ネタバレ》 
ポニョがかわいい!それはそれとして、これまでになかったようなほのぼのとしたタッチですが、海の動き、魚の動き、そして海辺にはしっかりフナムシを登場させるなど(まるで王蟲だ!)自然に対する観察眼や好奇心といった宮崎駿の初期作品からのテイストは全く失われていることはなく、単なる子供向け映画で終わらせていないところがあります。彼の映画の根本にはこういった視点が保たれ続けているからこそ、何かしら僕ら鑑賞者の心をつかみ、また次の作品も観たい気持ちにさせるのではないかと思います。
[映画館(邦画)] 6点(2009-01-03 17:11:54)
20.  ハウルの動く城
音楽はもちろん映像やキャラクターの描き方なども良いのに対して、映画全体として何が言いたいのかがよくわからなかった。あの白髪のおっちゃんはどうしてか、前作では懐古的な雰囲気の映画をつくりだして子供のみならず大人の層からも絶大な支持を得たかと思いきや、今度はハウルとかいう超イケメン美青年を登場させ女性の心を一気に鷲掴みにしてしまったのだ。という流れは僕が勝手につくったものだが、とにかく原作という存在もあったせいなのか、いまいち彼らしさが影を潜めていたような気がした。
[映画館(邦画)] 6点(2008-11-22 23:06:06)
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