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グレースさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 230
性別 女性
自己紹介 点数については☆10点:私にとっての神レベル ☆9点:天使ガブリエル級?(笑)もう少しで神レベルでも神じゃないみたいな ☆8点:いい映画だ~!見てよかったよ!人間レベルで最高級 ☆7点:良かった。オススメできる。 ☆6点:ん、あ?まぁまぁ良かったよ。 ☆5点:好みがあるからねぇ・・総力オススメとは言えないかなぁ。いい部分もあるよ。 ☆4点:なんか・・良さが理解できなかった。 ☆3点:がっかりしたんだが・・。 ☆2点:唖然としたんだわ・・。 ☆1点:将来のためにも、あってはないらいことがおこりました。許せん・・・。
 って感じでつけてます。

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1.  私は貝になりたい(2008)
史学専攻だったので「世紀の遺書」も「壁厚き部屋」も、もちろん「巣鴨プリズン13号鉄扉」も読んでいます。原作とも言われる加藤氏の本も読みました(ちなみに加藤氏は処刑されていません)。フランキー堺さんのTV版・映画版も所ジョージさんのTVドラマも見ました。この映画は良くできていると思います。 プリズンの中の様子・建物の配置、木曜日に響くお経と聖書・・引かれていく時の号の様子・賛美歌の響き・・考証も素晴らしいです。現存する資料をよく勉強されていて、驚きました。あらゆる意味で戦犯の方がたを描いた映画の中では傑作と思います。中居さん、素晴らしかった。タレント・コメディアンの方を代々、豊松役で配役している「貝」ですが、作品で描かれているとおり、ほとんどのBC級戦犯の方は、職業軍人ではなく「徴兵された・一市民」であり、身近な方ばかりなのです。豊松の配役に関しては、この路線を守っていただき、個人的には感謝しています。フランキーさん・所さん版に家族の歴史を加えた点も素晴らしかった。 【クロエさんへ】フランキー堺さん版の「貝になりたい」はツタヤでレンタルされています。この映画の公開にあわせてリリースされたようです。また横浜市の「映像ライブラリー」ではフランキー版、フランキーさんが戦犯家族を訪ねて話を聞くドキュメンタリー版、所ジョージさん版などが無料で視聴できます。
[DVD(邦画)] 10点(2009-06-03 01:21:00)
2.  七人の侍
何をいまさら・・ではありますが・・面白いですね。面白いんだからしょうがないや・・。他の方と違うコメ書くとすると・・木村功が情けなくてカワイイ・・(って!撮影時30代で子どもが2人もいたなんてっ・・奥様が映画を観て「ウチの夫って結婚詐詐欺師みたい・・」と思ったらしいが、超同感です!奥様!)。あの恋愛エピは日本の恋愛映画の歴史にも残るリアルなせつなさだと思う。映画全体がすごすぎて見過ごされがちだけど、あの初恋描写はすばらしいわ。
[DVD(邦画)] 10点(2008-06-08 17:17:21)
3.  二十四の瞳(1954) 《ネタバレ》 
何度この映画を観たか自分でも判らないんですが、休日にふと時間ができると観てしまいます。  出てくる人で強い人は誰もいない、校長先生も男先生も時勢の中で学校や生活を必死に守っている優しい正直な中年男性にすぎない。  完全な「負け組映画」と言えるかもしれない。  大石先生はいつも愚痴って泣いて子どもたちの運命を変えることはできない。 「一緒に泣いてあげる」ことしかできない。  子どもたちが運命に流され消えていく(売られていく・カフェに身を落とす・奉公に出される)、あるいは自分のチカラで歩いていく(師範学校に進む・軍人になる・産婆になる)のを見守ることしかできない。  小学校の卒業式の後、自宅に訪ねて来た竹一に中学の制帽を愛おしく大切にかぶせ、予定外に奉公に出ることになった磯吉に、同じように鳥打帽を愛おしく大切にかぶせ、旅立ちの仕度をした二人を見つめる大石先生。 バス停まで歩く3人、背景には満開の櫻と菜の花。  数年後、満開の櫻の下、菜の花を教え子の墓標に捧げる大石先生。  その間に大石先生も母と夫を亡くし、愛娘を亡くしている。  そのたびに「あぁ、いやね・・」と泣く、何かの運動をすることも抗議におしかけることもない。  遺された者を守り、逝った人を思って泣くだけだ。  振り返って、私たちの世代は愚痴らず、泣かず目標に向かって努力することを美徳として、突き進んできた世代だ。  「見守る」・「泣く」という受動的な生き方を否定して成長してきた。  きっと「就職する磯吉」と「進学する竹一」に優劣を一瞬でつける。  同級生との「社会的地位」を逆転する方策を練り、磯吉を叱咤するだろう。  しかし、強いようでいて、見守る者として、大石先生のような「その子をそのまま受け入れる・信じる」強さを失っているのではないかと思う。  木下監督の映画は「弱者」の映画だ。  「二十四の瞳」も「喜びも悲しみも幾年月」「日本の悲劇」も人が人を見守り、育っていき、旅立つのを、メソメソと愚痴り、泣きしながら受け入れていく映画だ。  どんな社会になっても、木下作品が色あせることがないのはこの「弱い者・残された者」の持つ本質的な、「旅立たせる者」のもつ「痛み」と「強さ」なのではないだろうか。  観る度に、自分を「旅立たせてくれた人」を思い、泣き、いつか自分が「誰かを旅立たせる日」を思い、泣くのだと思う。  
[DVD(邦画)] 10点(2008-02-17 16:32:18)(良:3票)
4.  河童のクゥと夏休み 《ネタバレ》 
クゥちゃんが妙にカワイイので、珍しくアニメを劇場鑑賞。「アメリカのCGアニメと違って顔が雑だわ~」ぐらいの気持ちで観始めたのですが・・。笑ったり泣いたりでしたが、後半はクゥが何か言うと泣き、クゥが泣くと泣き・・とボロボロでしたわ・私。何で自分がこんなにボロボロと泣いてしまうのか、映画を観ながらも不思議だったのですが、帰りにクルマを運転していて気づいた・・。クゥがおびえるクルマもTVや雑誌もネットも「私のモノ」なんですよ。「私」がクゥの生きる場所を奪っている「何か」の一部なんです。醜い行動を繰り返すマスコミもネットも支えている愚民がいてこそ、凶暴化する・・。そうやって生きる場所を失った人や存在がいることをどこかで意識しているんだけど、それをこの映画で突きつけられて涙が止まらなかった・・。   ごめんね、くう。
[映画館(邦画)] 10点(2007-08-09 20:09:12)(良:1票)
5.  さくら隊散る 《ネタバレ》 
「無法松の一生」に出演していた園井恵子さんに興味があって、かるーい気持ちで観たんですが、、、正直、、夜、、眠れなくなってしました。 本当に怖かったよ・・。 原爆症の恐ろしさをここまで伝えている映画はないよ・・。 人間がジワジワと破壊されていく、現実だから本当に恐ろしいです。 園井さんら亡くなった女優さんたちの美しさと原爆症で悶死していくこととの対比が、本当に恐ろしい。 
[DVD(邦画)] 10点(2007-08-02 22:05:48)
6.  出口のない海
まずは「松竹らしい一本」ですね。  東宝系の派手な戦争映画と違って、人間的であり日常的であり、時代考証・訓練考証も緻密でした。 上野樹里ちゃんはちょっと現代的過ぎるかな~とも思いましたが女性の大学進学率2%以下の時代の女子大生は、これぐらいハッキリとした人もいたかもしれないですね。 樹里ちゃんがいなかったらかなり暗い映画になっていたと思います。 彼女のたくましさが救いです。 実際の回天搭乗員の方々は東大・京大・慶應・九大・中大と学徒の中でも選りすぐりの人材として選抜されており、攻撃作戦の戦果より「軍神としての資格」も問われる選抜であったようです。一般の学徒兵とは違った使命感と不思議な冷静さは、彼らの残した遺書・日記等をお読みいただけるとお解りいただけるかと思います。 この映画の後は「人間魚雷・回天」も・・是非!
[DVD(邦画)] 10点(2007-08-02 21:54:06)
7.  キクとイサム
水木洋子の脚本にはずれはないんですが、本当に庶民のたくましさ・やさしさを書かせたら世界でも水木さん以上の脚本家はいないんじゃないかな? 貧しい時代の、過酷な運命の小さな家族ですが後味が悪くない。 登場人物が信頼できるから「この子なら大丈夫だろう」と、心のどこかで確信できるんだよね。 こういう映画をもっと日本人は観るべきだ。
[DVD(邦画)] 10点(2007-08-02 21:40:51)
8.  縞模様のパジャマの少年
今、観終わったところで、衝撃から抜けられないでいるのですが・・。子どもが大人の醜い社会を身近に見て、感じていく。誰もが少しは経験のあることがベースにあるのでブルーノに共感ができるんですよね。親の目を盗んで行ってはいけない場所に行ったことも、遊んではイケナイと言われる子とコッソリ遊んだこともある。子どもとしては日常的なことであり、成長の一場面であるのに・・。その場所が・・絶滅収容所であったという・・。自分の中の「子ども」と、社会の中で適応しながら生きている「分別ある大人」の自分が、自分の内面で親となり子となりして・・非常に葛藤して観ていました。2人が手を繋ぐシーンがいくつかあり、それぞれのシーンがとても印象的です。特に手を繋ぐシーンとしては最後になる映像・・ふたつのやわらかい丸い手がぎゅっと握り合う信頼と不安の語られる手が・・忘れられません。
[DVD(字幕)] 9点(2010-01-21 00:48:02)
9.  愛を読むひと 《ネタバレ》 
「レイフ・ファインズ」目当てで、観にいってしまいました。厳格な家族の中でも、学校でも、「いまいち」な立場のマイケル君がハッスル(笑)して、ドンドンと自信をつけていく様子は微笑ましいものがありました。前半はマイケル君の成長が可愛くて楽しい切ない映画・真ん中に法廷シーンでは、大学生になったマイケル青年の苦悩と後悔がリアルでとても良かった。後半はレイフ・ファインズに替わって、大人になったマイケル氏も渋くて良かった。しかしケイト・ウィンスレッドはすっかり演技派になりましたね。ブルーノ・ガンツ、レイフ・ファインズ、ケイト・ウィンスレッド・・と演技派の競演が見ごたえがありますが、若いマイケル君役の子が最も鮮烈かもしれない・・。
[映画館(字幕)] 9点(2009-06-23 18:34:55)(良:1票)
10.  父と暮せば 《ネタバレ》 
こちらで辛口のコメントが多かったので、あまり期待せずに見たのですが、とても感動しました。舞台的な映画ですが、原田さんの「一寸法師」劇には息を飲みました。ドキュメンタリーの「ヒロシマ・ナガサキ」や「夕凪の街・桜の国」と「生き残った者の苦悩」を表現する意味ではスタンスを同一にしています。この映画のじゃんけんのシーンがすごく好きです。もしかしたら、私も20歳の頃に父を失っているから共感できる部分があるのかもしれませんね。ハッピー・エンドで良かったです。 (広島の言葉に不慣れな私はDVDの「日本語字幕」を出して観ました。すごく解りやすいと思います。広島の言葉に馴染みのない方は是非、「日本語字幕」を活用されるといいと思います)
[DVD(邦画)] 9点(2009-06-19 01:00:36)
11.  タイタンズを忘れない
ええ話や!感動しました!最初はちょっとだるかったけど、引き込まれました。アメフトはよく分からなくても感動できました。
[DVD(吹替)] 9点(2009-05-25 00:22:00)
12.  トウキョウソナタ
すごい映画です。放心状態・・。本当にリアルですよね。転職の相談員さんが「マクドナルドでは40代・50代の女性も働いているけど、男性の40代・50代がいないのはなぜ?それは人間として無駄なものを抱えてしまって、そこから動けないからです。」と言っていたことを思い出した。でも最近は深夜に40代・50代がバイトしているのも見かけるよなぁ・・。現実、なんだと思う。この映画。最後のピアノの演奏に救われた。
[DVD(邦画)] 9点(2009-04-24 00:37:20)(良:1票)
13.  実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 《ネタバレ》 
正直、「闘争モノ」って嫌だなぁ・・とは思ったんですが、各方向での高評価が気になり観てみました。自分はこの世代ではないので、あまり知識もない。自分の大学が拠点として法学部長室が乗っ取られていたんだぁ・・と知ったというレベルの知識。でもやはり「山」からは一気に引き寄せられていきました。永山の怖さや森の怖さも、能天気な私でも「永山度44%」や「森度62%」みたいなタイプの人間は職場や学校で見覚えもあるるわ。私も適当に「女を意識してるよねー強烈にさぁー」と同調してみたりもするな。責められている友人や同僚を後から慰めたり(つまりその場では助けてない)やっちゃうんですよ。思い当たるふしがありすぎる。。さらに、兄弟で山に入った加藤兄弟の、長兄が総括されてしまう、未成年の次男と高校1年生の3男の存在が衝撃でした。高校1年生があさま山荘にいたなんて知らなかった。監督には申し訳ないけど「生きて捕捉する」という警察の方針に感銘を受けた。この二人は生きて「山」を降りるべきだ。特に高1の子が開放されたところは本当に安堵した。 しかし、私にとって「あさま山荘」が「未知の黒歴史」であったように、今の高校生や中学生にとっては、すでに「オウム事件」が同じように「未知の黒歴史」になっている。 アドバルーン的に「正義」「思想」「宗教」を上げて青年たちが、互いに監視しあい・社会的に共同行動を起すという歴史を日本は規則的に繰り返してきているのかもしれない。 「226事件」「あさま山荘」「オウム」と。 私はオウムを同時代に傍観した。 では、今の10代アンダーは、どういう方向に向かうのだろう。 過去に起きたこのような事件を知ることの意味は大きいと思う。  しかし、こういう暴走的な事件が起こると、文明のなかでつちかってきた「思想」「政治」「宗教」(特定の・・ではなく全ての思想・全ての宗教)を除草でもするように全て否定するのも日本人の極端なところだと思う。 日本人は白黒ハッキリではなく、グレーで・・というが、   こういう事件があると一気に「宗教って胡散臭い」「思想とか怖い」「政治なんて面倒くさい」と全部を単純に否定してしまうことで、次の「こういう事件」を招く地盤をそのまま放置しているのではないか・正面から問わずに逃げ続けているのではないか・・と思う。
[DVD(邦画)] 9点(2009-03-06 00:40:01)
14.  女の園 《ネタバレ》 
必死で探して、ネットレンタルで予約して数ヶ月・・ようやく観ることができました。 噂にたがわぬ面白さでした。「実録・あさま山荘」もだけど「闘争モノ」ってヤバイかなと思うんだけど、そのテーマの中にある人間は変わらないというか、こういう状況だからこそ、激しく露出してくるんですね。 女性たちが皆さん、美しくて激しくて、激しいというよりもう・・「ギラギラ」と生命力があるのに対して 男性が大学の先生も、お姉さんのお婿さんも、田村さん演じる恋人も、ちょっと頼りなげで、ある意味、すごくリアルだなと思いました。
[DVD(邦画)] 9点(2009-03-06 00:16:55)(良:1票)
15.  やわらかい手 《ネタバレ》 
井戸端奥様だった主人公が大切に思う人(孫)のために、大きな壁を乗り越えることで、自分自身が自立して輝いていくのがいい。職歴なし・高齢って本当に女性にとっては絶望的で「どうせ、私はダメよ」って思っている人は多い。「女の子は25歳すぎると職歴ない限り採用しないよ」みたいな職場ばかりなのも現実。そこを愛する人のために自己を捨てることで乗り越えて、自信をつけていく様子に勇気をもらえる。子どもが難病になって心を閉ざしているお嫁さんが、彼女の最高の理解者になっていくのにも感動した。若夫婦の成長と母親としてのイレーナの幸せそうな表情も素晴らしい。いい映画です、女性に観て欲しいですね。
[DVD(字幕)] 9点(2008-09-07 09:39:01)
16.  ヒロシマナガサキ
【まず、投稿上、点数をつける必要がありますが、私が便宜上つけた「点」は無視いただきたいと思います。  点数をつける映画ではないからです。】  オカザキ監督が生存者の方々の「その日から始まる人生」を、冷静に静かに丁寧に描いています。  センセーショナルな音楽もなく、衝撃や政治的な意図もなく、「人」を「人生」をえがいていることで、何年も心に残る深い作品になっていると思います。  私も「夕凪の街、桜の国」を観て、「夕凪の街、桜の国」の原作を読んでからこの作品を観ました。  2作品を観ていただけると「その日から始まった人生」を少しでも理解できるかもしれないと思います。 「解ったつもり」・・には決してなれませんが・・。 
[DVD(字幕)] 9点(2008-04-06 00:34:47)
17.  悪いことしましョ!(2000)
エリザベス・ハーレーがかわいい~♪こんな悪魔ちゃんなら会いたいな♪楽しい映画なので明るい気分になりたいときには最適です。
[DVD(吹替)] 9点(2008-03-27 15:57:00)
18.  ウェイトレス おいしい人生のつくりかた 《ネタバレ》 
「ハリウッド映画」というより「アメリカ人情映画」と呼びたい作品。日本の黄金期・松竹女性映画といった趣の映画です。 「パイ作り」という「切り札」を持っていながら、自分の人生を歩みだせない主人公を、味のある人たちが包みこむ。 それぞれの登場人物がきちんと設定されていて、全ての人がキーパーソンであり、誰が欠けても、このパイ(映画)は作れないという個性を持っています。 みんなに嫌われている店長さんの「俺は与えるのもほどほど・もらうのもほどほどの男だ、女の判定を下してくれよ、俺は幸せだ。」という深いセリフも好き。 そしてみんながカッツリとかっこよく結果を出さずに(出せずに)そこそこに幸せを分かち合っているのも現実的です。 不幸・不幸というけれど、こんなに支えてくれる人たちがいる・パイ皮に包まれたパイのように包まれている。 見終わった後に、自分の周りの人に感謝したくなる映画です。 最後のシーンで主人公が娘(監督の実娘)と夕暮れに向かって歩いていく姿は、この映画の監督が完成後に亡くなられたこととも重なってしまい・・ 美しいシーンですが、人生を考えさせられる重みがありました。 この作品は監督の人生そのものであり、娘さんへの最大のメッセージですね。 本当によく出来た「名作人情コメディ」でセリフも楽しかったです。 でも、やっぱり最後、私、泣きました。
[DVD(吹替)] 9点(2008-03-16 01:25:52)(良:2票)
19.  フリーダム・ライターズ
重い内容に関わらず、芸術的な方向でまとめず、劇映画としてもきちんと取りまとめている点に好印象をもちました。自己満足で終わらず「伝える」という事の大切さを作り手が基本において製作したことが伝わってきました。日本の中高生でも視聴できるレベルの解り易さでこの映画は製作されています。これは人種が渦巻くアメリカだから・・と思いがちではあるけれど、今の日本では「バブル世代・氷河期世代」「既婚子ども有・未婚子どもなし」「私立出身・公立出身」「正社員・非正規雇用」と見えない壁が多く存在し、ネットなどの媒体を通じて「グループ化」「攻撃性の強化」が進んでいます。違う立場の人に対する「相互理解」。「環境によってあてがわれたアイデンティティ」からの「脱却」は日本においても同じように存在する問題です。 見てよかったと思える一本でした。 *ただ邦題をもうすこし考えて欲しかったですね。似たタイトルが多いと思うし「ライター」を「ライダー」と間違えたりする人が多そうだと思う。 日本の供給会社の「伝える努力」が不足していると思いますね。 *実際の203教室の生徒さんが 全員、大学進学を果たして、今は教員をされている方も多いという事実に本当に感服しました。
[DVD(吹替)] 9点(2008-02-10 10:57:02)(良:3票)
20.  恋人はゴースト 《ネタバレ》 
この映画、日本では劇場公開してないんでしょうか?あまり期待せずにのんびりと観だしたら、どんどんひき込まれてしまいました。本当のラブコメの名作って評判の高い豪華スター競演ってより、こういう脚本重視の作品なんだなーと実感しました。このジャンルは宝探しが楽しいですね。しかしサンフランシスコの夜景は宝石箱のように美しく、まさに天国のような庭園は最高にロマンチックでした。
[DVD(吹替)] 9点(2007-10-08 20:51:23)
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