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コメント数 1219
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年齢 59歳
自己紹介 短くって、切れ味のいいレビューには「良」投票してしまいます。

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1.  ソウルの春 《ネタバレ》 
①参謀総長拉致の場面で友軍に向けて銃器を使ったこと、②騙し討ちを賭けたにも関わらず、大統領から決裁が得られなかったことで、チャン将軍側には大義もなく、負けるに決まってるじゃんと思って見てたものです。それなのにこんな長尺な映画、第2空挺旅団が行ったり来たりしているところでは、早くこんな映画終われ、と思って見ていたものです。面白くないドタバタコメディみたいだとも。しかし。これこそ大どんでん返しではないですか。なんだこれと思って見ていた事柄が、全部恐ろしくなる。最後のカラオケパーティみたいなシーンで気持ち悪くなりました。光州事件の前日譚だったのですね。韓国の皆さんは重要な史実として了解した上で見てたのだと思いますが、日本のワタシは唖然とする終幕でした。再度、「タクシー運転手 約束は海を超えて」「1987、ある戦いの真実」が見たくなりました。
[DVD(字幕)] 8点(2025-01-26 15:40:54)《新規》
2.  関心領域 《ネタバレ》 
忘れることのできなくなるトラウマ映画。直接的なバイオレンスシーンは挿入せず、遠くの運動会みたいな音で想像をかきたてる。そして、最後に博物館の実物を見せる。ああ、ヘスとその家族の暮らしぶりは、大量のカバンや靴を前にしても、もはや心が動ずることがなくなった、博物館の掃除夫たちのそれと同じなのだ。■年代や場所、登場人物について説明する字幕、ナレーションは一切なく、それで普遍性を確保している。このことに時代やロケーションは関係ないんだ、と。■作中、開かれている会議は、いわゆる「ヴァンゼー会議」であり、これ以降アウシュビッツにおいて「最終的解決」に向けて、ホロコーストはさら加速し、よりむごたらしくなっていく。つまり、この映画は、もっと悲惨なことになっていく場所へヘスが戻っていくところで終わる。この理解でいいのだろうか?(自信がない)■どんなに悲惨なありようも我が身に関係なければ、どれほどにも受け止められるか。それらを一つ一つ、キチンと受け止めていて生活が成り立つのか。■はあーーーーーーーーーーーーーーーーっ(深いため息)。
[DVD(字幕)] 9点(2025-01-18 18:06:50)《更新》
3.  ツイスターズ 《ネタバレ》 
おお、割と好き。冒頭、頭は良さそうだが無謀な若者の行いを見た際には、そこで重篤な事象が起こることが予想され、(もうこの、主人公然とした人物が真っ先に竜巻の餌食になればいいのに)などと、ゆがんだ視線で見ていました。しかし、徐々に明かされる、彼女の天才性や母親から明かされる竜巻への情熱が理解できるにしたがい、冒頭の事件の意味が変わっていき、物語になじめるようになりました。迷惑系YouTuberかと思いきやキャラ変、ちょいちょいある小ネタ、なんとなくラブコメっぽいところも好きです。で、なにより、ふんだんに盛り込まれている竜巻描写ですよね。惜しみなく、十分披露されています。ワタシ、いちいち顔をゆがめながら、引き込まれていました。これは、おすすめ。
[DVD(吹替)] 8点(2025-01-13 13:25:47)
4.  掟(2024) 《ネタバレ》 
石丸伸二氏のことを描いた映画であることを標榜しているにもかかわらず、違う人物の名前で制作されている。ドキュメンタリーではないし、再現VTRでもない。現実と併走した「フィクション」なんです、と。その上で、ブラックユーモア溢れる映画エンタメとか言って、いくらで言いつくろえるように作ってある。■つまらないというのではなく、ひきょうな映画なんだよ。奥山和由氏を見損ないました。
[インターネット(邦画)] 1点(2025-01-06 05:05:48)
5.  侍タイムスリッパー 《ネタバレ》 
めちゃくちゃ好きだ。なんて愛らしい映画なんだろう。「ちょんまげぷりん」みたいで、「蒲田行進曲」みたいで、でもやっぱり「カメラを止めるな!」みたいで。■なんで「カメ止め」を彷彿とさせるかと言えば、彼の作が盛り上がってたころに、ちまたで言われていた「映画愛」を感じるところですよね。時代劇が好きで好きでしょうがないのだろう、と。これだけ殺陣シーンを固唾を飲んで視聴したことはなかったぞ。■主人公の高坂が、わりにすんなりこの状況に順応していくところも良かったし(性格が良くて頭が良い)、風見の中打ち上げでのあいさつ。トップランナーとして業界全体を盛り上げようとする気概に、おもわず映画館でワタシも拍手したくなりました。「すべる落ちるネタ」って、令和にやっても面白いんだな(しかし、演じる人が微妙にやりにくそうなのがうまい。メタっぽい感じ、え、コレやるのって言ってるような)。■きっとこの世にはタイムスリップしてきたお侍さんがもっとたくさんいて、一生懸命世の中支えてくれているんですよ。そうだといいな。
[映画館(邦画)] 10点(2024-11-28 16:43:41)
6.  ダム・マネー ウォール街を狙え! 《ネタバレ》 
※是非とも、証券用語の「空売り」を押さえた上での視聴をおすすめします。  「アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル」の監督の作であり、公式サイトの雰囲気、主人公のいでたち、邦題の「ウォール街を狙え!」のダサさなどから、コメディだと思ってましたが、いたってマジメなドラマじゃないですか。ワタシ、今「変更作品要望」でジャンルから「コメディ」を外す申請をしています。この思い込みが鑑賞する上で邪魔だったと思いしたので。■で、面白かったです。ちまたの小口投資家たちが、資産家グループに一杯食わすお話であり、また小口投資家たちの群像劇みたいな面もあり、まあ面白くないハズがない。■ただ後半、小口投資家たちから「ローリング・キティ」が神格化されていくプロセスが怖いような気もしました。なんかこう、思考停止に陥っていくような。
[DVD(字幕)] 7点(2024-11-25 20:34:28)
7.  ルックバック 《ネタバレ》 
見終わった今、率直にいうと気持ちをもてあそばれてしまった感じです。好きなシーンはたくさんある。京本(天才)に認められたことが分かった藤野(秀才)がスキップしながら帰るシーン。お互いの能力を信じ合える13歳の二人。町に出て、賞金で豪遊(5000円)するシーンとか、ほんとにうらやましいなあと思いました。しかし。■進む道が分かれた二人は、必ずまたどこかで出会うのだと想像していましたが、こんな別れですか。前半がすばらしかったから、”あのとき出会わなければ良かった二人”なんて妄想は、ワタシにはあり得ないんだけどなあ。■なにかもっと深い覚悟がありそうな作品ですが、ワタシにはこの点です。【追記】「京本死んだの、アレ、ワタシのせいじゃん」。なんという傲慢な。京本の主体性を踏みにじる言葉。ここをどう理解したらいいのかわからないのです。藤野には、京本に対しては畏れのようなものを持っていて欲しいのだ。
[インターネット(邦画)] 5点(2024-11-24 20:26:36)(良:1票)
8.  首(2023) 《ネタバレ》 
本作の信長は、人は惹きつけられずにいられないような部分があってしかるべきだったのだと思うが、なんせ狂人一辺倒。■たけし演じる秀吉が一番のワルになるのだろうが、相変わらず覇気のない演技。監督だけやってればよかったのに。■いやしかし。たけしに現場を仕切る力は残ってるのだろうか。本作の現場も、たけしを支える黒田官兵衛や秀長がいてからこそであったような気がする。■好きなシーンは、大竹まことと木村祐一の差し違えのシーン。
[DVD(邦画)] 4点(2024-10-24 17:24:26)
9.  オッペンハイマー 《ネタバレ》 
視聴開始30分後には、これはたまらんと「ネタバレなしの解説サイト」を勉強してから(本当にそうしてよかった)、視聴の継続におよんだモノです。さらに、終幕後には再度、「ネタバレありのサイト」を閲覧し、復習し直しておおよそわかったような気になっているモノでもあります。■常人には理解し難い物理法則が世界にはあることを認識した上で生きる天才たちのありようというか、なんかこう、アカデミックな感じのするところとか好きでしたし、「アマデウス」みたいでもあったよねなんて、今は思っています。■いつか、もう一度見直してみると、いろんなことに気づきそうとも思いますが、一体どんな機会に本作を見直すのだろうと思うと、途方に暮れてしまいます。■ちょっと疲れたなあ。
[DVD(字幕)] 6点(2024-10-08 17:13:47)
10.  マッドマックス:フュリオサ 《ネタバレ》 
十分期待していたもの(砂漠でのイカレタ乗り物と人間の戦い)が見れらたし、面白かったとは思うのだけれど、あの「怒りのデスロード」の前日譚だと思うと、少々物足りないような気もする。行って帰ってくる、という前作のシンプルさと比べて、なんだか物語が邪魔しているような気がするなあ。なんか屈託が滲み出ちゃってて。エンドロールで「デスロード」の名場面集が流れるのですが、そこで妙にニヤニヤしちゃうワタシなんですが、つまり本作には、そんなバカっぽいかっこよさがないんですよね。坊主になることを際立たせるためだったとは思いますが、長髪(80年代の頃のお姉さんみたい)のフュリオサが状況にそぐわなすぎて、カッコ悪かったのも減点だと思います。あれで、火の中かいくぐれないだろう。
[DVD(字幕)] 7点(2024-10-07 20:03:10)
11.  マミー(2024) 《ネタバレ》 
うーん。率直に言えば面白くないし、好きでもないのだけれど、なんだか異様な雰囲気はある。事件の真相に迫るというのがメインの筋ではあるのだけれど、それよりも有名死刑囚の「ファミリーもの」という側面が強すぎて。保険金詐欺の部分については、もう繕おうともしないわけだな、林健治氏は。家族からマミーと呼ばれ、教育熱心ではありつつも、そんなことの片棒かつでいたのだな、真須美氏は。また、若手監督のいっちょコレで当ててやる感が強すぎて。カメラの停止を要請されても、画角を変えて撮り続ける。取材先からNGを喰らい続ける姿は「青春もの」のようなのだが、林家の皆さんはなぜOKをだしたのか?自分たちの主張の場が欲しかったのだとは思うが、であれば健治氏の不用意な発言はなんなんだ。■眠れない夜に、時々思い出してしまいそうでイヤな気持ちになる。
[映画館(邦画)] 4点(2024-09-21 16:12:02)
12.  名もなき人々の戦争 《ネタバレ》 
一番印象に残るのは、沖縄戦でのエピソード。投降を促しにきた仲間を、日本兵が3人がかりで惨殺したのを見て、アメリカ兵がありとあらゆる銃弾を打ち込んできた、と。日本兵と戦うアメリカ軍の恐怖に思いを馳せました。▪️こいつらにだけは、もう二度と戦争をやらせてはならないという強い恐怖から生まれたのが、日本国憲法なのではないか。▪️もうはっきり言うが、こんなに自国民を大事にしない「システム」があの時勝たなくて本当によかったと思っています。
[インターネット(邦画)] 8点(2024-08-25 20:19:58)
13.  正義の行方 《ネタバレ》 
長い映画なのだけれど、がぜん物足りない。NHK福岡も事件発生時の報道現場での当事者であったはずなのに、当時の担当者が出てこない。悔恨があるなら、まず自らを省みるべきでは。そして何よりも、久間三千年氏の声が聞こえない。外に対しては、あまりメッセージを発しなかった人だったようですが、本作スタッフなら、久間氏の声を拾っていたでしょう(手紙でも、なんでも)。実際には、群像劇だったのだろうし、いろんな正義があったのだと思う。もっと混沌としていた良かったのではと思う。なんか、「福岡県警パート」長すぎない?もっといろんな人、出して。■「正義を相対化する作業が、ジャーナリズム」って本当だろうか?そんな傍観者的でいいの?もっと批判的であってほしいのだが。□八丁峠の森、時々挟まれる電車の風景などがキレイなのはサスガ。
[映画館(邦画)] 5点(2024-08-17 21:52:50)
14.  死体の人 《ネタバレ》 
やさしい映画だなあ。オラは好きです。主人公の奥野瑛太氏は、ワタシ、ノーマークでしたけど、「もっと見てみたい!」と切実に思いました。烏丸せつこさんも、久しぶりに見たなあ。もっと出てきてほしい。きたろう氏の父親役は、すごく滋味深いのでした。よかった。なお、臆することなく、3巻ぶんもあるのなら、もっとガッツリ「ニュー・シネマ・パラダイス」をやればよかったのにと思っています(広志ダイジェスト)。
[DVD(邦画)] 7点(2024-08-15 20:23:44)
15.  アイアム・ア・コメディアン 《ネタバレ》 
前提として、ワタシ、村本さんの漫才(漫談も)は好きですし、そのありようも好きです。であっても、本作の感想は、ようするに「現役芸人のドキュメンタリーはヤボである」ということです。同じ系統の映画である「テレビで会えない芸人」の一口コメントでも同様のことを書きましたが、本作は、村本さんにとってプラスなのか? 本作が村本さんが引退されたのちに公開されるならいいんですよ。しかしいま、こんな舞台裏をみせられても。本作での村本さんは自己陶酔が強すぎて好きではありません。今度、ネタを観るときに、本作で得た情報はじゃまになりそうなんですよ。村本さんが好きなら、村本さんのネタだけ観ればいいんだと思った次第です。■あるいはそれでも、芸人さんが主体のドキュメンタリー映画を取るならば、オチがあってしかるべきではとも思います。本作であれば、実はお父さんは、亡くなってはいなかったとか(エンドロールで談笑してたり)。芸人なら、最後にツッコマれてなんぼでは。いやいや、一体全体どこまでがホントなのかわからん、みたいな。
[映画館(邦画)] 4点(2024-08-04 13:46:12)
16.  ヤジと民主主義 劇場拡大版 《ネタバレ》 
どうかと思うが、面白い。係争中の二人(山岸さん、桃井さん)はだんだん事態が面白くなってきてるんじゃないか。支援者や反対者が増えるにつれて、問題に注目が集まるようになって。あの現場での孤独(回りは傍観者的でヒイてた、笑ってたとも)を思えば。□裁判は、最高裁まで持ち込まれた。注目し続ける。お二人を応援しています。■しかし、ワタシが怖いのは、(おそらく動員だとは思うが)映画の冒頭、現場で「安倍総理を支持します」というプラカードもっている善男善女です。もう、教祖巡行ですよね。よくあそこで声を上げられたよと思うが、その場の恐怖に駆られた悲鳴のような声だったのではと思っています。
[インターネット(邦画)] 8点(2024-07-28 18:13:49)
17.  君たちはどう生きるか(2023) 《ネタバレ》 
どうせ、私たちの生きるのは、大叔父の作ったシンプルな原則で理解できるような世界ではなく、眞人が選んだのと同じ、猥雑で不幸なことばっかりのこの世界だ。どう生きようとも、そこで生きるしかないのだ。なんちゃって。
[DVD(邦画)] 7点(2024-07-26 21:09:24)
18.  バッド・デイ・ドライブ 《ネタバレ》 
うーん、なんか、しっくりこないなあ。リメイクとのことですが、オリジナルの主人公は自宅にサンドバッグがあったり、ギリギリでかわす運転の技があるような男ではなく、なんか謝ってばっかりの普通の男だったのではないでしょうか?◾️子供らもプレッシャープレートとやらに紐付けされており、電波と関係なく車から降りたら爆発するのではなかったのか。計画外の子供が乗車していることに対する犯人のハッタリだったのか。◾️なぜ犯人は最後に不要な直接対決に出たのか?正体が分かったとたん、なんか怖くなくなっちゃいましたよねえ。そうでもしないと、映画を終わらせようがなかったからとしか思えないなあ。
[インターネット(字幕)] 4点(2024-07-01 20:56:23)
19.  映画 ○月○日、区長になる女。 《ネタバレ》 
歩く(または走る)後ろ姿がカッコいい。アンドレ・ザ・ジャイアントを見るような図抜けた感じ。なにかを託してみたい気持ちになる岸本聡子氏。映画としては、岸本陣営からだけの描写であり、敵役の動きがなかったのが残念だよね、と思ったのですが、しかし。選挙戦を終え、そして当選の第一報を受けたときに岸本氏の表情を見て、ワタシ、涙がブワッと沸いて出ました。こんな複雑な表情になるのか、と。見に行ってよかった。【追記】「童夢」(@大友克洋)の女の子が、大人になったみたいでもあるな。
[映画館(邦画)] 8点(2024-06-14 14:39:53)
20.  アンブッシュ(2021) 《ネタバレ》 
「待ち伏せ」というタイトルであれば、引っ掛けようとする方と裏をかきたい方のジリジリした心理戦かと思いきや、ドカンドカンやってただけのような気がします。ゲリラ側がどのような戦果を狙っていたのか分からない。UAE側もなんかこう、簡単に地雷に引っかかりすぎるというか、戦略的でもよかったのでは。このやりようのなさが、リアルの戦場なのかもとも思いましたが(うそ)。最後は、製作国である、UAE軍のプロパガンダみたいでしたね。アメリカ映画でよく見るみたいな、映画製作に協力した交換条件というか。
[DVD(字幕)] 2点(2024-06-10 16:06:25)
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