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トントさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2145
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 60歳

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1.  新学期 操行ゼロ 《ネタバレ》 
操行ゼロとは、日曜日の外出禁止を意味するらしい。  つまり、寄宿生の子どもたちにそんな罰を課す厳しい大人たちに、 反旗をひるがえす子どもたちの話。 小津安二郎の「生まれてはみたけれど」と同じころのフランス映画。 生き生きとした子どもたちをフィルムに残した功績は大きい。  この監督、「アタラント号」が有名だが、未見。 何かの機会があれば、観てみたい。 youtubeのフランス映画ベスト10という動画 https://www.youtube.com/watch?v=eBhaJt2QUyQ&list=LL&index=394 に、選外ではあるが、紹介されてる映画なのだから・・
[ビデオ(字幕)] 6点(2025-04-17 22:26:36)★《新規》★
2.  赤ちゃん教育 《ネタバレ》 
スクリューボールコメディって、これか!? とにかくウルサイ!  事態がどんどんひどくなって、それどこじゃないだろ!!って 観てる側は思ってて、ラスト、登場人物が一か所に集まって、終わり?って・・(笑)  三谷幸喜さんの目指してる映画ですよね。 デジャブ感、ありました。 本家本元を確認したという感じです。  やっぱりコメディって、ラブストーリーを根元に置いておかないと、 収拾つかないですよね。 「毒薬と老嬢」は、こういうの狙ってたんでしょうか?あれは、ラブストーリーが根本にないから、 バラバラになりましたけどね。 本作は、ヘップバーンのキュートさで、騒がしいのも良しとします。
[DVD(字幕)] 7点(2025-04-04 23:23:10)
3.  大いなる幻影(1937) 《ネタバレ》 
捕虜収容所からの脱出劇。 しかし、第一次大戦のときの話ということもあり、 また映画黎明期のルノアールの作品でもあるためか、 おおらか。敵も味方も尊重しあってるというか・・  ラストのギャバンの人妻への一言。 「戦争が終わったら、ここに戻ってくる」 罪を犯したわけじゃないからね、戦争が終わったら自由なわけだ。 いいね♪
[DVD(字幕)] 7点(2025-03-23 20:35:44)
4.  私の兄さん 《ネタバレ》 
昔の映画は、漫画などで設定などが使い回しされてるから、新鮮味はないが、 何度観ても、それなりに面白い。 物語の面白さを作り手が楽しく追い求めてるからだろう。 最後まで観て、どこかで観たラストだなと思ったら、 やはり前に観てた(笑)  若い頃の田中絹代が弾けるように演技してる。 田中絹代は、大人になって、暗い役ばかり演じることになるが、 この頃の素直な笑い顔を観てると、安心する。  彼女は、戦前と戦後で、最も表情の変わった女優なのかもしれない。
[ビデオ(邦画)] 7点(2025-02-25 21:48:42)
5.  エノケンの法界坊 《ネタバレ》 
小っちゃな体とどうにも憎めない愛嬌で、 画面狭しと動き回るコミカルなアクション、そしてミュージカルっぽい歌で聞かせる会話など どうにも楽しいエノケン一座の喜劇である。  それを松竹の斎藤寅次郎とタッグを組んで、本作に挑んでいる。 望まれぬ結婚から女性を救い出そうとする法界坊だが、肝心の彼がこの女性に惚れてしまうとこが面白い。 最後は、黒幕にやられて、幽霊になって、本当に好きな人と結婚させるという痛快な話。  エノケンは、白黒ゆえに目鼻立ちのはっきりした顔が受けたのだろう。 現代のお笑いタレント、岡村隆史を思い出した。小さい体、機敏な運動神経、大づくりの顔立ち。 彼を白黒映画で、エノケンばりの喜劇を撮ったら、案外面白いかも・・
[ビデオ(邦画)] 7点(2025-02-13 20:19:08)
6.  出来ごころ 《ネタバレ》 
サイレントの小津は、冴え渡っているねぇ・・  親子と工場仲間と飲み屋のおかみ。そこに世話になる女性が一人。 これだけの界隈で、人情噺が爆裂する。 もう笑いあり、涙ありとは、この映画のこと。  この頃のサイレントの小津さんを知らないで、小津を語るなという話。 近年、小津さんのサイレント何本かをリメイクした短編集みたいな映画が 出ているが、冗談じゃない!小津さんは、本物を観なきゃいけないです!  余談)古谷三敏という漫画家による「ダメおやじ」という漫画があるが、 あれは、本編の坂本武が元ネタじゃないだろうか? そっくりなんだよね、顔が・・
[ビデオ(邦画)] 8点(2025-02-01 23:36:11)
7.  大人の見る絵本 生れてはみたけれど 《ネタバレ》 
サザエさんの波平は、この映画の斎藤達男だね。 すると、カツオは突貫小僧なのかな・・  とにかく小津さんのサイレント観てると、デジャブ感がある。 サザエさんで見た原風景がここにある。  「お前たちがお父さんより偉くなればいいじゃないか」の母親のセリフから、 「お父さん、お辞儀したほうがいいよ」と子どもの成長した姿まで 父親の哀愁が、コミカルに描かれる。  子どもが荒れる理由はわかる。 戦争に負けて、学生運動が起きたのも、案外、こういう子ども心なのかもしれないな、と思った。
[インターネット(邦画)] 7点(2024-11-27 02:16:05)
8.  東京の女 《ネタバレ》 
小津と言えば、出演俳優が、会話するシーンで、 こちらに向かって、各々がしゃべる演出を思い浮かべるが、 それは、この映画で完成されている。  いわく本作は「視線の一致しない切り返し」をはじめて体系的に 使った作品とみなされている。 それはハリウッドのエルンスト・ルビッチ(「結婚哲学など」)の演出から学んだようだ。  またサラリーマン家庭の映画を多く扱った松竹蒲田の作品でもある。 だから、非常にピュアな話である。 純情な男性の、もろい姿が描かれている。
[ビデオ(邦画)] 7点(2024-11-25 14:18:58)
9.  浮草物語 《ネタバレ》 
これはよくできた映画。 小津さんをして、「比較的よくいった作品」と言わしめた本作は、 カラーでもう一度、2回目の映画をつくっている。 それが「浮草」である。  巡業する旅芸人一座親方に、子どもがいた。 今の彼の愛人が、その倅を、仲間の女に誘惑しろという場面。 怖い女ごころですね。 でも、それだけの話じゃないんだな、これが。 そこが嬉しいところ。  名作!
[ビデオ(邦画)] 9点(2024-11-22 00:31:12)
10.  人生のお荷物 《ネタバレ》 
老いてからの子どもは可愛いが、将来を考えると、親として憂鬱だという話。  歳離れた娘3人、やっと片づけたと思ったら、孫みたいなやんちゃな男の子がいた。 父役が斎藤達雄。この人か・・名前はよく聞くが。 なんともいい演技する人だなぁ・・  なんだかんだで、子どもは可愛い。それで幕。 山田洋次の「キネマの天地」で、松竹蒲田の映画が大好きという場面があるが、 つまり、こんな映画なんだね。納得。
[インターネット(邦画)] 7点(2024-11-19 00:03:06)
11.  東京の合唱 《ネタバレ》 
小津安二郎版「自転車泥棒」ですなぁ・・ (ただし、こっちは自転車買ってもらえるんですけど・・) こっちはデシーカみたいな暗い話ではなく、貧しさを笑い飛ばす映画になってます。  しかし、サザエさんの原型じゃないかと思いました。 カツオにワカメにタラちゃんが出てきます。 しかし長谷川町子は、ずっと子供の楽しい時間を描きたかったんだろうなぁ・・ 本作みたいに、社長にたてついて、生活に困るような亭主にせず、 サラリーマンの典型のマスオさんを夫にしたんだろうなぁ・・ それはそれで楽しいのですが・・  でも、ラストの合唱のしみじみさは、小津さんの方じゃないと出ませんなぁ・・ しかし、そうすると、ワカメちゃんは高峰秀子になるなぁ・・
[インターネット(邦画)] 8点(2024-11-14 23:46:45)
12.  御誂治郎吉格子 《ネタバレ》 
江戸を騒がせた鼠小僧。 大阪に潜伏していたのだが、女との出会いから、 そのスキルを活かすことになるという話。  いいよね。 上方の女の情が、江戸の時代劇とは、ちょっと違う。 おきゃんではなく、しっとりとした情感ある女が出てくる。  大河内伝次郎も、最初は突っぱねるが、 クライマックスでの女の行動に、思いをはせるという話。 御用だ提灯が、江戸の時代劇とはまた違う風情。  いいです!伊藤大輔!
[インターネット(邦画)] 7点(2024-07-20 00:41:08)
13.  赤西蠣太 《ネタバレ》 
暗い内容の時代劇を軽妙に描くと、後に評価が高まるようだ。 伊丹万作監督の本作もそうだし、山中の「丹下百萬」もそう。  伊丹万作の有名な作品ではあるが、歴史背景を知っておくと、更に面白い。 小生、1度目も無骨な主人公の姿が心に残ったし、名作だと思った。 しかし、2度目は伊達騒動のことを調べてから見ると、原田甲斐と伊達藩との関係、 そしてクライマックスの3月27日甲斐と安芸の斬り合いから、 赤西がこのための幕府(?)からのスパイだったことが分かる。 これは、原田甲斐の政治的立場をさらに理解すると、広間での連判状の一幕の意味がもっと分かるかもしれない。 しかし、伊丹万作は、そこまでは要求しないだろう。  創られた当時は、講談や歌舞伎で、伊達騒動はみんな知ってる話だったことも有る。 今の人が観て、ちょっとついていけないのも無理はない。 が、巨匠伊丹万作のその他の時代劇「権三と助十」を観ても、 ちょっとやそっとではお目にかかれない時代劇の名手であることは確かで、 日本のお話家さんは、観ておかないといけないと思います。  今はネットで手に入るし・・
[ビデオ(邦画)] 7点(2024-07-14 05:50:48)
14.  フットライト・パレード 《ネタバレ》 
THE亜米利加!!!!  太平洋戦争の前に、もうここまで出来てる国を相手にしたら、 それは・・・(汗) 今の日本の芸能レベルでも、人材の多さからして、果たして可能なのか・・  圧巻!とは、この事! 皆さ~ん、「雨に唄えば」位の国とか思ってませんか~!? (それでも、かなり凄いんだけど・・) オリンピックの開会式のレベル! やっぱり大自然の中で培われた表現力は、日本は敵いませんって・・ やはり別の道考えないと・・ 大谷君の活躍で皆さん、勘違い起こしてませんか~  凄すぎ(涙)
[DVD(字幕)] 10点(2023-11-19 23:25:23)
15.  椿姫(1937) 《ネタバレ》 
グレタガルボが、とにかく美人。 映画が生まれて、すぐこんな女優が出てたことに驚き。  内容は、昭和の少女漫画のような話。 それを漫画のように鼻が高く、すっきりした美人が演じる。 何人の少女漫画家がこれに影響を受けたのだろう・・と思うくらい。
[DVD(字幕)] 7点(2023-03-09 07:44:04)
16.  トップ・ハット 《ネタバレ》 
なるほど。気づきの多い映画だった。  モンキーパンチのルパンⅢ世って、フレッドアステアがモデルだったんだね、とか。 ラ・ラ・ランドは、この映画の公園の主人公たちの踊りだったんだね、とか。 https://www.youtube.com/watch?v=rnkxQY8FUnk  ストーリーも軽妙で楽しい。 女性がアステアとその友を勘違いして、嫉妬して、他の人と結婚しようとする。 さぁどうなる? クスクス笑ってしまうコメディ。
[ビデオ(字幕)] 8点(2022-11-25 13:55:28)
17.  鴛鴦歌合戦 《ネタバレ》 
これは貴重な時代劇ミュージカル! 本作観ずして、日本の時代劇は語れない!  違和感なく観れました。 昔の人は凄いなぁ・・  ストーリーも手に汗握る恋愛もの。 最後まで、どうなるのか、ハラハラドキドキ♪  貧しさは負けるのかぁ~~ ラストの二転三転が何とも微笑ましく楽しい。 何度も観たい作品だが、本作をレンタルしてる店が閉店になっちゃうよ~~ 時代の移り変わりに、こんな素敵な作品がまた遠くに行ってしまうかと思うと、 悲しいや、チェッ!  ※youtubeで観られちゃうんですね・・ https://www.youtube.com/watch?v=32d3mCTh6Ao&list=LL&index=1&t=23s 時代は変わるのかなぁ・・(溜息)
[DVD(邦画)] 9点(2022-10-23 01:07:30)
18.  一人息子 《ネタバレ》 
小津トーキー第1作。  会話の内容が実にはっきりしていて、聞きやすく、味わい深い。 飯田蝶子の話す演技が実に際立っていい。 トーキー第1作にして、小津は自分の映画文法を確立したかのようである。  それにしても戦前の東京でもう都会に人が流れる様が描かれている。 それから80年間(途中戦争があるが)、東京に人が流れていったのだから、一極集中は当たり前だね。
[ビデオ(邦画)] 7点(2019-10-29 13:47:37)
19.  母と子(1938) 《ネタバレ》 
タイトルほど簡単な話ではなかった。 妾とその娘の話である。  妾を囲ってる男が完全にマヒしてて、 その女性が亡くなった時も仕事が忙しいからとか言う感じである。 妾の娘も強引に他につきあってる女性のいる社員とくっつけようとする男だった。  最後、その男の会社の業績発表の場で終わる。 戦前の映画だが、組織の非人間性が現れてきている。 妾の娘を若き田中絹代が活き活きと演じていたのが救いだった。
[ビデオ(邦画)] 7点(2019-10-22 12:13:50)
20.  淑女は何を忘れたか 《ネタバレ》 
ほんの2~3本前までサイレントを撮っていた頃の作品。 小津らしいコメディ映画である。 やはり小津の笑いのツボはサイレントで鍛えられたらしい。 是非、小津のサイレントも観なければ・・  この映画、面白いところは多いのだが、何といっても おじさんと親せきの娘さんの名コンビぶり。 二人がコート着て、娘さんはちょっと酔っていて、 この二人で動く動きが絶妙!
[ビデオ(邦画)] 7点(2019-10-20 10:46:02)
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