1. 悪名(1961)
《ネタバレ》 中盤までは割と退屈な展開だったが、終盤一気にこの話の面白さがわかった。女親分は必ず帰ってこいと言ったが、これはもちろんそのまま逃げろという意味だろう。しかしバカが付く正直さを持って戻ってくる。うん。間違ってない。彼は正しい。だけど悪い。最高にたちが悪い。そして題の悪名。この線がつながった時スカっとし、にやりとした。時間つぶし程度になんとなく見始めたが、最後まで見て本当に良かった。これから見る人は途中で飽きずに最後まで見てもらいたい。 [インターネット(字幕)] 7点(2011-01-02 22:44:24) |
2. 死霊の盆踊り
ひ、ひでぶーっ! [DVD(字幕)] 0点(2009-05-27 19:09:10)(笑:3票) |
3. 私は二歳
赤ちゃんが主役という事で、さぁ泣くぞ!と意気込んで見始めましたが、笑いと泣かせどっちつかずの印象を受けました。全体の構成は子を持つ家庭の多くが経験するであろうエピソードを繋げただけなので、話に落ち着きがなくダイジェストを見ている感覚。ですがこれが本当の姿なのかなと思ったりもします。歩いたり言葉を覚えたり、その成長に感動もすれば、泣きやまなかったり振り回されたり病気したり。この映画の様に落ち着く暇もないのがきっと子育てでしょうから。そういう意味では子育てを一通り経験した人が見ると感慨深いものがあるのではないでしょうか。自分はまだ子供がいないので、まず子供が出来て成長し、ある程度落ち着いたら再度この映画を手に取ろうと思います。 [DVD(邦画)] 7点(2009-03-01 16:29:02) |
4. マーニー
セクシーなリッチマンが立場の弱い女をかき集めてハーレムを作る話、と、中盤あたりまで思ってました。とにかくショーンコネリーがうさんくさい。優しさや愛での行動というより、金持ちの道楽と言った方がしっくりくる。前半は拾われたマーニーがとても可哀そうで、屈辱的な気分にもなった。しかしそんな自分の気持ちはきっと大先生にはお見通しで、これは狙いなのかもしれませんね。なんにせよ前半、後半、別の物語として見た様な気がします。どちらかというと前半の方が好み。そんな自分はきっとMなんだろう。 [地上波(吹替)] 5点(2009-01-11 13:08:20) |
5. 個人教授
こういう女って同じ事やるんだよなあ。可哀そうにこんな女に引っかかって・・・。と思って見ていたけど男って何故かこういう女に惹かれてしまうもの。「くそ・・・女なんて・・・女なんてーっ!よーし。こうなりゃ金だ!大金稼いではべらせてやる!」という方向にいかなかった坊ちゃんは褒めてあげて良い。 [インターネット(字幕)] 4点(2009-01-10 11:59:52) |
6. 鳥(1963)
単純にパニックものとして、そしてひ弱な個でも集団になれば強くなる、そう、国民の数が半端なく多いあの国が今後脅威になるのでは・・・みたいな深読みと、色々な角度から楽しめる佳作。個人的にはヴェロニカ・カートライトに注目。『エイリアン』では 怪物相手に頑張った彼女。鳥なんぞ敵じゃなくマシンガンで全滅に追い込みそうだが、本作は15年も前という事もありとってもキュート。この映画の彼女が15年後、エイリアン達を相手に1歩も引かない戦いを繰り広げる事を誰が予想しただろう。女優は恐ろしい生き物だ。 [地上波(吹替)] 7点(2009-01-01 18:03:04)(良:1票) |
7. 花くらべ狸道中
ちょんまげに歌と言えば“マツケンサンバ”ぐらいしか思い浮かばない自分ですが、勝新出てるし、ギャオで無料という事で何となく見てみました。感想はこんなもんかなーと。歌による盛り上がりを期待していたけど、それがあまりないのが残念。話もそれほど面白くなく途中からはいつグダグダに突入してもおかしくない状態で、ヒヤヒヤしながら見ていました。最後まで見れたのはすべて勝新のキャラクターのおかげと言っていいと思う。カツシンサンバでもあればなぁ。 [インターネット(字幕)] 4点(2008-12-10 21:30:27) |
8. 野のユリ
《ネタバレ》 ジャンルで考えるとよくある話ですね。「天使にラブソングを」を思い浮かべました。 この映画の良いところは素朴で静かなところだと思います。作業の手伝いをする際、職人気質のスミスを気遣う行動を見せたダイナーの親父だったり、またスミスは尼さんリーダーを気遣い感謝の言葉や報酬を求めずに立ち去ったり。そこには言葉というものが存在しません。こういう目立たない事こそ本当の思いやりだったりするのかもしれませんね。 [DVD(字幕)] 8点(2008-11-08 10:55:43)(良:1票) |
9. 破戒(1962)
《ネタバレ》 最後の方に岸田今日子が言ってた事が真理かなーと思う。夫をなくしてもなおああいう事が言えるってのが、人間の大きさであり、目先の事に拘らずずっと前を見れる女性のスゴさだろうと思う。頭の中に逆差別という言葉がちらつき、感動とまではいかなかったが、見ごたえがある映画だと思う。今ではお化け要員だったりする岸田今日子だが、 なかなかのものでした。 [インターネット(字幕)] 6点(2008-11-06 20:42:23) |
10. 俺たちに明日はない
《ネタバレ》 ホラーなら真っ先に殺される林家パー子状態のブランチが良かった。 [インターネット(字幕)] 6点(2008-11-02 13:12:52) |
11. 妖星ゴラス
ケチをつけたくない程の真面目な作りと、職人魂を見せてもらった。 [DVD(邦画)] 7点(2008-10-20 19:48:38) |
12. 地球最後の男
間違っていたとしても、結局大勢の側にいた方が楽なわけで。そういった意味で民主主義って何だろう?・・・って永久にループしちゃいそうですが。突っ込みどころはあるものの、しっかりメッセージを込めた内容は悪くない。 [DVD(字幕)] 6点(2008-08-26 17:24:12) |
13. わんぱく戦争
裸足に短パン。パチンコや缶けり。ファミコン発売まではずっと外にいたし、それが当たり前だった。あの時の純粋な気持ちはもう取り戻せないけれど、こういう映画をたまには観て、清々しい気分になるのも悪くない。北島じゃないけど、「チョー気持ちいい」時間だった。また観たい。 [DVD(字幕)] 9点(2008-08-24 11:42:26)(良:1票) |
14. 奇跡の人(1962)
どうやって終わらすのか考えながら観ましたが、同じ系統のそれと同じ。映画なので、たとえ時間が長くなったとしても、サリヴァン先生の過去や、彼女とあの家族との交流も、もっと見たかった。特に「奇跡の人」であるはずの先生の過去は、おぼろげに描いていたので非常に残念です。題名が「奇跡の人」ならば、映画の良さを使いきれていない。もしかしたら舞台見ろって事なのかな?点数は映画として。 [DVD(字幕)] 5点(2008-08-03 18:42:47) |
15. サウンド・オブ・ミュージック
歌声は素晴らしかったとは思うんですが、やはり長過ぎですか。マリアにもっともっと魅力がないと、何回も観たいとは思わない。さらに言えばマリアと子供達どっちかに重きを置いた方が良かったかもしれない。歌だけでなく物語もある程度作り、それによって歌のシーンが引き立っていた事は良かった。 [DVD(字幕)] 5点(2008-08-03 18:14:18) |