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はいぷさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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自己紹介 10年ほど海外生活していたので、洋画は字幕版を見ます。

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1.  ダークナイト(2008)
身体的特殊能力を持つスカッと爽やかなノー天気ヒーロー物とは一線を置く、 自ら望んでアンチヒーローを目指す富豪の苦悩を描いた作品。 孤高の存在であるはずのヒーローが実社会の中で苦悩する姿は、 往々にしてその特殊能力ゆえの悩みであり、 一般人からは理解しがたい陳腐な悩みのようにも見え、 ヒーローの苦悩を中心テーマにした作品は惨憺たる結果を招く事が多い気がする。 しかし今作品はヒーローが何故に悪と戦い、悪は何故に世界征服を企むのか?という 地雷ともいうべきヒーロー作品の原点であるテーマに果敢に挑み、 表裏一体ともいえる正義と悪の狭間の迷路を見事に描いた作品だといえる。 しかも世間がヒーローだと思い込んでいるバットマンを、 本来の姿であるアンチヒーローとして蘇らせてくれた。 今作品のすべての関係者に最大限の賛辞を贈りたい。
[映画館(字幕)] 10点(2008-09-05 10:29:26)(良:1票)
2.  パラノーマル・アクティビティ
「予備知識なく見る事をお勧めします」←この一言に尽きると思います。ハリウッドでリメイクを、との話もあったようですが、キャストの演技がすばらしいのでリメイクする意味がない事は見終わった後に理解できます。私は10年ほどアメリカで暮らしていましたが、隣に住んでいそうなほどのごく普通のカップルなので妙にリアリティがあり、リアクションや台詞が非常に自然で、見ていてグイグイ引き込まれました。ほかの観客はカップルが多かったようですが、上映終了後になかなか席を立てなかった方が多かったです。それから注意点なのですが、静寂のシーンが多かったのでポップコーンが食べにくくて私はラージサイズを食べ切れませんでした。それとストーリー中にウイジャーボード(日本ではコックリさんで使う道具とほぼ同じもの)が出てきますが、アメリカではおもちゃ屋さんで普通に売っていることを追記しておきます。
[映画館(字幕)] 8点(2010-02-01 04:13:47)
3.  96時間
誘拐された娘の救出に向かう健気な父親の姿を描いた単純明快なストーリーです。 ちょうど「宇宙家族カールビンソン」の「おとうさん」がこんな感じです。 ストーリー自体はアメリカの高校生の間で語られている都市伝説がベースです。 日本人留学生の間でも同様の内容の都市伝説がまことしやかに伝聞されています。 この主人公の外見は、まあ~とにかく冴えない親父ですが、 その印象とは裏腹なワンマンアーミーっぷりのギャップで非常にかっこいい! 肝心のアクションシーンは軽快でそっけないほどでしたが、 テンポ良く進むストーリーを邪魔していなかったのが好印象でした。 ご都合主義丸出しのストーリー展開ではありますが、そんな事は問題ではありません。 どこかで見たようなストーリー展開であったり、絵作りであったりなのですが、 それが何の映画からインスパイアした物なのかを考える時間を与えず急展開でストーリーが進みますし、 面白い映画のプロットの寄せ集めをうまく再構築しているので率直に面白いです。 久々に「アクション映画は面白いなぁ」と感じた作品でしたし、とても上映時間が短いと感じました。 私は10年ほど北米で生活していましたが、夜中に派手な格好でウロウロ出歩いていたり、 現地で知らない男性にパーティーに誘われてとんでもない事になっている女性の方を度々見かけましたので、 日本で報道されていないだけで、結構な被害者数なんですよ。 (こういう犯罪に巻き込まれて邦人が亡くなっても日本で報道される事が稀ですよ) 海外旅行に出かける女性の方にお勧めです、マジで。 ちなみにですが、私は日本の某航空会社の元国際線乗務員の方から 同社の客室乗務員の○○ちゃんが現地で買い物に出か・・・と言う話を直接聞いた事があります。
[映画館(字幕)] 8点(2009-09-18 13:32:16)(良:2票)
4.  アマルフィ 女神の報酬
一言で表現するなら「豪華版の火曜サスペンス劇場」 決して悪い意味ではなく、日本人好みの作りになっている事を率直に評価したい。 前半は名所・名跡・名物案内で、後半はジェットコースターのごとくに畳み掛けるストーリー展開。 2時間ドラマのお得意の手法ですが、キャストを豪華にして海外を舞台に作ったらどうなるのか? いいんじゃないでしょうか?というのが私の感想です。 世界各地で起こるテロと対峙する外交官(詳細・所属共に不明)という設定なら続編作り放題です。 毒にも薬にもならないようなストーリーですが、予想していたよりも練ってあり、 濃厚なラブシーンや残虐なシーンがあるわけでもないので、家族と一緒に見ても安心して見ていられます。 娯楽映画と呼ぶに十分のクオリティがあると思いますので、子供からお年寄りまで万人にお勧めいたします。 最後に。 ロケハンにかなりの時間を費やしたであろう事は、素人目に見てもわかります。 イタリア人の友人からイタリア南部地方の美しい自然の事を聞いた事がありましたが、 この映画を見てアマルフィの美しい町並みと青い海に魅了されました。 次回作でも、まだ日本であまり知られていない観光地を照会していただければと(笑)
[映画館(邦画)] 8点(2009-09-03 14:30:56)
5.  スター・トレック(2009)
若き日のスポックとカークは元よりおなじみのメンバーそしてエンタープライズ号、 そのすべてが輝いていた時代を描いた意欲的な作品です。 TV版のファンの方が思わずニヤリとする台詞回しやエピソードが随所に散りばめられていますが、 それはスタートレックをまったく知らない人が見ると「気が付かない程度の飾りつけ」であり、 違和感も無く非常に良くできた構成です。 SFというよりはヒューマンドラマの色合いが濃いですが、ストーリーの完成度も高く、キャスティングも良く、 これだけで終わらせるにはもったいないと思わせる映画としてのクオリティがあり、 見る者が続編への期待感を募らせる完成度です。 SFとしては突っ込みどころが満載ですが「そんな細かいことはいいじゃない」と、 古き良き時代のSFの王道を行く内容で、小難しいことは何もありませんので万人にお勧めできます。 できるならば迫力のある戦闘シーンを堪能する為に、両手にポップコーンとコーラを持って映画館で見てください!
[映画館(字幕)] 8点(2009-07-07 01:19:48)
6.  ベンジャミン・バトン/数奇な人生
老人の老いた肉体を持って生まれた男の人生をたどる物語です。陳腐なメイクや演出がストーリー展開を壊しているのではないか?という危惧があり、当初はこの点を気にして見るのを止めようかと思ったほどでしたが、それはまったく余計な心配でした。特殊メイクやCGの出来が良く、ブラピが違和感なく老人から青年へと若返ります。そしてその違和感のなさによって『若返りという無茶な設定を成立させる事』に成功しています。さて肝心の内容についてですが、ゆったりと流れる時間の中を若返って行く主演男優と老いて行く主演女優の人生に、いつしか自分自身の人生を重ね合わせてしまう方も多いのではないでしょうか?それは誰しもが老いて行く過程において経験する『在りし日の自分を顧みる事』にも似ており、心の奥底に眠っている遠い記憶に触れてしまったような少し切ない余韻が残ります。若さは罪ではありませんが、もし自分が人生経験の短い頃にこの映画を見ていたら平凡な伝記小説を読んだ程度の感想しか持たなかったかもしれません。この映画は、出会いと別れや喜びと悲しみを幾重にも重ねた『人生を振り返る余裕の出来た年齢の方』に是非お勧め致します。 それと追記として、作品の扱うテーマが繊細だという事と字数制限で仕方がなかったということを理解したうえであえてなのですが、もう少し字幕のニュアンスをがんばって欲しかったと思った事を付け加えさせて頂きます、おそらく観客に伝わっていない事が多いと思います。
[映画館(字幕)] 8点(2009-02-14 15:39:18)(良:1票)
7.  ウルヴァリン:X-MEN ZERO
一言で表現すると「残念」、もう少しがんばってほしかった。 まず最初の残念は、上映時間。 ストーリーは連続ドラマシリーズの2クール分ほどもの内容があり、上映時間109分では絶対的に時間が足りない! 次の残念は、字幕。 ウルヴァリンのバックグラウンドを描いたヒューマンドラマ的な作品なのですが、 ストーリー展開が速いので綿密な人間関係を描くほどの余裕がないためか 重要なやり取りにもかかわらず二言三言の会話で済ませているので人間関係がわかりづらい所があるけれど、 短い字幕では伝わらないようなニュアンスが多々見受けられたので 吹き替え版の方が良いのではないか?と思います。 すばらしかったのはヒュー・ジャックマンのはまり役っぷり! 圧倒的な存在感や人間離れした肉体は特筆するにあたいします。 肝心のストーリーは良い意味でも悪い意味でもアメコミらしく、いろいろな方向にブッ飛んで行きますが、 またそれも原作のテイストを継承しており、好感が持てます。 冒頭で残念と言いましたが、総合的な評価は悪くないです。 過去のシリーズをまったく見ていない方でも楽しめますし、 SF色が強すぎないので性別を問わず幅広い世代にお勧めです。 実際に映画館では40代以上と思われる女性が意外と多かった事に少し驚きました。
[映画館(字幕)] 7点(2009-10-02 05:43:00)(良:1票)
8.  トランスフォーマー/リベンジ
一言で言うと間違いなく娯楽超大作。前回に引き続きCGがすばらしいので、最初から最後まで繰り広げられる圧巻のドンパチシーンは是非映画館で見るべきです。ストーリーはあるようでほぼ無いと言えますが、タイトルだけを見るとスターウォーズを踏襲するつもりかな?とも思えます。内容は現在アメリカがおかれている現状が色濃く反映されており、共和党支持と戦意高揚を前面に押し出しています。しかし小難しいことはまったく無く、ポップコーンとコーラを持って肩の力を抜いて楽しむタイプの少しおバカでちょっぴりセクシーシーンのあるアメリカ映画ですので万人にお勧め致します。
[映画館(字幕)] 7点(2009-07-12 23:20:47)
9.  ランボー/最後の戦場
実際に見てから数ヶ月が経過しているが何度かレビューを書こうとしたものの実際どういう風に書いてよいものか迷っていたのが正直なところ。 それにしても戦闘描写がすさまじく圧巻の一言。過去のランボーシリーズでも今回のような戦闘描写が出来ていたのならまた違った評価がされていただろうと思う。しかし最初はゲッっと思いましたが、徐々に慣れていく自分がいました。 今作もリアルタイムの世界情勢を背景にしたストーリーは相変わらず単純明快ですが、テーマが過去の作品とは少し異質な感じがします。見ている者に判断をゆだねるようなシーンや何か含みを持たせたような映像が多くあり、戦闘描写にばかり注目されがちですが、少し視点を変えると色々な解釈ができるのではないかと思います。 で、ここからは少し余談ですが、ランボーの1作目の原題がFirst Bloodなので(このシリーズは原題のつけ方に規則性が無い、2作目Rambo: First Blood Part II、3作目Rambo III)今回の原題はRamboなので副題にLast Bloodなのかな?と思ってすこし調べたら副題は何もなし。なーんだと思いながら続けて英語サイトをチョコチョコ読んでいたらなんと5作目と6作目の構想があるらしい・・・やるやらないは別として、構想があることが凄い!
[映画館(字幕)] 7点(2008-10-02 12:57:35)
10.  ターミネーター4 《ネタバレ》 
内容は普通に楽しめますが、いかんせん過去の設定に引きずられていて正直続編としては苦しいです。「出来の良いB級」だったはずなのにいつの間にか「超A級」を期待されている悲壮感にも似た重圧が画面から漏れ伝わってきます。もう少し割り切って原点回帰でターミネーターを絶対的な破壊者として描いてほしいですね。  この映画を見た感想としてハリウッド映画らしからぬ違和感が残るのでどこに違和感があるのかを考えていたら、これはターミネーターの純粋な続編ではないかもしれないという仮説に至りました。 【主役】 全編通してのキーパーソンであるマーカス・ライトに関してのバックグラウンド描写が少ない事は明らかに不自然です。主役がマーカス・ライトだと考えても結構違和感がありません。役どころとしても主役のジョン・コナーを完全に食ってますし、クリスチャン・ベールが機嫌を損ねるので、マーカスのバックグラウンドに関するところは編集でばっさり切ってディレクターズカットで再編集するつもりなのでしょうか? 【脚本】 脚本段階でキーパーソンであるマーカスの描写をおろそかにしてはストーリーが成り立たない事やジョン・コナーよりも主役っぽい事を考えると、「そもそもこの脚本はT4の脚本として書かれてはいないのではないか?」とは考えられませんか?ハリウッドお得意のB級SFの脚本に、ターミネーターのバックグラウンドを乗せた急ごしらえの脚本ですと言われた方がしっくり来ます。 【特撮ヒーロー】 核戦争後の荒廃した近未来を舞台にしたストーリーは日本の漫画では王道ともいえます。漫画で似たようなストーリーが無かったかと考えて、真っ先に思いあたるのが「仮面ライダー」です。悪の組織に人体改造を施されたが脳改造直前に逃げ出し苦悩しながら悪の組織と戦う特撮ヒーロー物。そう考えると「キカイダー」の方が近いかもしれません。マーカスを主役にしてターミネーターのバックグラウンドを切り落として再編集すると、ハリウッド版の特撮ヒーロー物が完成しそうな気がします(笑)ターミネーターの大好きな日本市場の団塊Jrを意識した脚本と言えばハリウッド的かな?と思えますが、次回作でマーカス・ライトに引き続きジョン・コナーも改造人間になってたら仮面ライダーリスペクトって事で(笑)ハカイダー的なターミネーターが出てきたらキカイダーリスペクトって事で(笑)
[映画館(字幕)] 6点(2009-07-14 00:26:19)
11.  ウォンテッド(2008)
鮮血飛び散る暴力的シーンばかりなのでR-15指定されてはいるものの、ストーリー的には単純明快なアクションサスペンス映画です。スローとCGが効果的に使用された映像がストーリーの世界観を構築する事に貢献しており、コミカルな場面も多く話の展開も早いので中だるみも無く飽きません。TVドラマシリーズの名場面とあらすじを掻い摘んで再編集して映画にしました的とでも言うとご理解いただけるかと。しかし残念だったのは、限られた映画の上映時間の中で見る者に神秘性のある世界観を印象付けるだけの時間が足りなかった事ですね。初見の方はこのあたりを注意深く見ると面白さが倍増すると思います。
[映画館(字幕)] 6点(2008-10-02 10:08:37)
12.  インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
これぞハリウッドが送り出すファミリー向け娯楽大作! ユニバーサルスタジオでのアトラクション化済み&予定を 踏まえたシーン多数のような気がしますがそれはご愛嬌。 前3作と同様の冒険活劇ですが、今作品からは前作までのオドロオドロしさが消え、 非常にライト感覚で家族で楽しめますが、 逆に言うと作品の世界観や奥行き感が狭くなってしまった気がします。 しかしながらアクションシーンやストーリー展開はテンポもよく、 多少荒唐無稽すぎるサブストーリー目を瞑れば、 平均点以上の評価は当然ですが、少しファミリー向けに偏りすぎたのが残念です。 見た後には心地よい清涼感と爽快感が残る作品です。
[映画館(字幕)] 6点(2008-09-05 10:58:22)
13.  宇宙(そら)へ。
一言で言い表すと「何か物足りない」。 制作したのがハリウッドではなく、イギリスのBBCが製作したからかもしれないが、 視点が非常に客観的で、観客に何かを訴えかける意気込みなどは皆無。 まるで万博のパビリオンで流れている解説映像を見ているかのような感覚に陥る。 ストーリーなどはなく、時系列に沿ってロケットの打ち上げ風景が流れそのプロジェクト内容が語られてゆく。 宇宙飛行士たちは西部開拓時代に開拓民として新天地を目指したカウボーイのごとく紹介されるが、 彼らへのインタビューはない。 技術的困難を乗り越える場面も照会はされるがそこに居た筈の当事者である技術者たちへのインタビューもない。 ただひたすら「誰が」「何をした」かだけが紹介されてゆく。 観客がそこのところをもう少しいりたいと興味を持ち始めると場面転換になり、 事象を掘り下げる事はなく、ことごとく肩透かしされる。 テレビ放映されないような貴重な映像を見られると言う事だけが頼みの綱だが、 その他はすべてにおいて薄っぺらいと感じた。 感情移入する間もなく次々と羅列される映像と、 ただ淡々とナレーターが説明口調で解説するだけのいわゆる記録映画ではあるが、 小学生がこれを見て疑問に思ったり興味を持った所を 自分でもう少し調べて夏休みの自由研究にするのであればそれも良いかもしれないと思いました。 しかし迫力のあるロケットの打ち上げ映像はただただ圧巻です! 大音量と大きなスクリーンで楽しめる、まさに映画館向きのコンテンツですので、 映画館では後ろの席ではなく出来るだけ前列席で鑑賞する事をお勧めします!  追記として。 日本公開にあたり、エンディング曲や日本語吹き替えを用意するのならば合わせて、 チャレンジャーの事故シーンで日系アメリカ人のオニヅカさんが亡くなった事も字幕でいいので入れてほしかった。 LAのリトルトーキョーにはスペースシャトルの形を模した大きな追悼の碑が建っています。
[映画館(吹替)] 5点(2009-09-03 13:51:53)
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