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1.  エンジェル ウォーズ 《ネタバレ》 
戦う可愛い女の子が好きならそれだけで楽しめる作品。 本当にそれだけの作品…と言いたいところだけれど、実は見終わった後、自分はいったい誰なのか考えさせられた、世に言う"中二病"を引き起こす作品。  この映画は最後に「誰の視点か」を教えてくれるが、じゃあそれを見ている自分は誰なのか、そして見ていた"全て"は"何の比喩"なのかを考え、もう一度見てしまいたくなる。 記憶の再構成とか、胡蝶の夢とか、そんな本当の中二病作品。 戦う女の子が好きな中二病って、ほら、アレでしょ。  中学生のときに見なくて良かった…本当に。
[映画館(字幕)] 8点(2011-09-25 08:01:04)
2.  1408号室 《ネタバレ》 
あまり期待せずに観に行ったのが良かったのか、ずいぶんと楽しませていただきました。 何といってもジョン・キューザックの演技が素晴らしい。ジョン・キューザックが恐怖を感じている所で私は恐怖し、悲しんでいる所で悲しみ、怒りを覚えるところで私は怒りました。 私の個人的な思いですが、映画は結局のところどれだけその世界に入り込めるか、登場人物に感情移入できるか、という客観から主観への切り替えが重要だと思っています。この映画は「あるべき場所に物がある部屋」のように、きっちりと映像と音が配置されており、導入部分から何にも邪魔されず神経をむき出しにされているようでした。 乱暴な言い方をすると、導入催眠のような感じです。気がつくと泥濘の中に取り込まれているような。 そして「世の中には解らないことがいっぱいある。」と言わんばかりの、無理やりな謎解きしないあたりがとても好感が持てます。 「実は100年前に殺された男性の呪いです!」「実は井戸に投げ込まれた女性の怨念です。」等、興ざめするような話は全くありません。解らないものは解らないからこそ怖いんです。 映画の構成、作り方と、全く違うのですが、私は「ブレアウィッチプロジェクト」に似ていると感じてしまいました。ええ、何もかも全く違うのに、です。 この映画は映画館、もしくは電気を消して部屋の中で一人で見ることをお勧めします。 
[映画館(字幕)] 7点(2008-12-19 14:46:38)
3.  LUCY ルーシー
リュックベッソンとは以前から旨い酒が飲めると思っていましたが、今回のルーシーはこれまで以上によろしい。 「戦う強い女の子大好き」 「でも女の子でいてほしい」 「葛藤とか抱えていてほしい」 「銃撃戦好き」 「自分は中二病かもしれない」 全部当てはまったらベソラーです。あ、今作った単語です。 
[DVD(字幕)] 6点(2015-03-29 02:34:01)
4.  ピラニア 3D
まあ、金髪美女のオッパイというものは良いですね。 巨乳、というか整いすぎているオッパイばかりで、ちょっと小ぶりが好きな私にとってもてあまし気味でしたが。 浮かれた若者達のビーチでオッパイがいっぱい。これは誰でも食いつきが良いでしょう。 あ、いえ、お尻好きな人たちにも十分お勧め出来ますよ。 ただ、若いピチピチしたオッパイばっかりで…あ、お尻もですが…ちょっと食傷気味になりますけど。 もう、最初からオッパイ出す気満々の演出も各所に見られ、オッパイ度も高まってきたところにやはりオッパイ……え?映画の内容ですか?よくわからないです。すみません。 
[試写会(字幕)] 4点(2011-09-25 08:06:04)(笑:1票)
5.  着信アリ 《ネタバレ》 
私は電気屋なんです。いえ、電化製品を売っている方では無く、電気製品を作っている方の。もちろん携帯電話の中身なども作っています。 それを踏まえてお読みください。  電子回路という、人類の英知の結晶である仕組みを介して伝染できる呪い。それも、破壊しても、電源がなくても、携帯を買い換えても、番号を変えても追跡してくる呪い。 「すごいぞ!本当にこんな事があったら、文明はさらに進化するぞ!ブラボー!」 と叫びだしたい思いを抑えながら見ていたので怖くありませんでした。すいません。 「むしろ私に伝染して!お願い!」 なんて思っていました。もう、そんな着信があったら携帯電話をばらして、センサを各種用意して待ち構えるのに。 その後の同僚との話題は、専ら、着信アリのシステムをどのように構築するか、でした。略して「着アリシステム」。販売未定。
[映画館(字幕)] 4点(2008-12-19 15:02:30)(笑:4票) (良:1票)
6.  ミラーズ(2008) 《ネタバレ》 
ジャック・バウアー最新作!次は鏡の中のテロリストを追え!  「懐中電灯をもって銃を構えるキーファー・サザーランド」が出てきたらもうジャックにしか見えなくて、一人で闘っていました。自分と。 ストーリーもなんというか微妙です。そこかしこに伏線のようなものが張られているのだけれど、全然関係ない。 「にやりと意味ありげに笑う同僚」がその後…別に何もない。「意味ありげに見つめる精神科医」が実は…やっぱり何もない。 「この箱の中には何もありません。では、ハンカチを被せて、1,2,3…はい、やっぱり何もありませーん。」って、監督!敵は観客じゃ無いっすよ! この監督の作品である「ハイテンション」は突っ込みが多いけれどもそれなりに楽しめたのでちょっと期待して観に行ったんですけども。 「ハイテンション」とは違って、全体的に「観客を驚かせる」ことだけに労力を割いているという印象で、後味の悪さだけは「ハイテンション」と一緒でした。 驚きたい!キーファー・サザーランドが好き!後味が悪いのがたまらない!な人はそれなりに楽しいと思います。 あと、奥さん役のポーラ・パットンが良い乳してたので+1点です。 
[試写会(字幕)] 4点(2008-12-19 01:02:55)
7.  クロユリ団地 《ネタバレ》 
B級ホラーマニアとしては「今すぐ見に行かなくちゃ」、という思いで見に行きました。前売り券まで買って。周りの反対を押し切って。 ええ、もう、前半までは楽しく見させていただきました。 伏線も十分に張ってるし、前田敦子は意外に演技上手いし、映像の不気味さも出てるし、ちょっと強引な展開もあるし、前田敦子は意外とアップが厳しいし。 特に前半の伏線回収は見事でした。あれ?面白い?何で?とか思ってしまいました。 そして後半。 彼女は真実を知りながらも"みのる君"に負けてしまい、家族と共に暮らす妄想の世界へ戻る事を選択してしまう。そして、彼女は誰もいない食卓で幸せな笑顔を浮かべるのだった。弟だけがみのる君に入れ替わって…。 そうか、あの老人も、結局幸せな妄想の中で死んでいったのか…。 狂気の妄想の中、時間が止まってしまった彼女は、そんな人々は幸せなのか!?という現代社会に対する啓示を受け、私は帰途につくのでした。 あ、嘘です。 後半のネタバレも全部。 みのる君めっちゃつえー。 
[映画館(邦画)] 3点(2013-05-20 00:53:38)(良:1票)
8.  ワン・ミス・コール 《ネタバレ》 
見てしまった…。 そして着信アリを見て思った事をまた思ってしまった…。 (詳しくは着信アリで) 自分のミスを棚に上げて-1点。
[映画館(字幕)] 3点(2009-01-28 16:56:57)
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