1. アウトレイジ(2010)
《ネタバレ》 BROTHERより断然面白かった。序盤、組織の関連がよく分からず先行き不安だったのですが、結果的にそんな心配はまったく無用。北村総一朗が一番エラい人なんだ位の認識だけでも最後まで楽しく見れます。難解にせずテンポ良く、見せ場もたくさん用意されていますから。残酷なシーンも多々ありますが、その中にも北野武ならではの笑いがあるのが救いかと。あのラーメンを客に出したらいかん(笑) [映画館(邦画)] 8点(2010-06-14 17:04:12) |
2. マレーナ
エロとリンチのギャップが私には大きすぎました。 [DVD(字幕)] 4点(2010-06-02 07:43:58) |
3. ファニーゲーム U.S.A.
わざわざリメイクするほどのものでもないと思うし、なんで作ったのか意味が分からない。調べる気にもならない。もしまたリメイクしたら、その時は三度目の正直という事で、調べてみよう。 [DVD(字幕)] 1点(2010-05-12 21:37:02) |
4. ダーティハリー
刑事物の王道ですね。子供の頃からTV放映される度に見てました。今回初めて字幕で見たのですが、日本語吹き替え版の方が断然面白いです。この頃のクリント・イーストウッドは山田康雄さんのイメージが張り付いちゃってますし。合わせて淀川長治、荻昌弘、水野晴郎、高島忠夫さんの解説も今この映画を見ると懐かしく思い出します。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-05-05 23:07:36) |
5. ぐるりのこと。
《ネタバレ》 最初の長回しのシーン。ごくありふれた一組の夫婦の他愛もない会話。ここでくすっと笑えるかどうかが肝なのかもしれません。笑えないと以降ただひたすら長いだけの映画になってしまうかも。この後も映画は当時の代表的な事件の裁判シーンを織り交ぜつつ、淡々と夫婦のお話が続きます。そこに理想の夫婦像とか華やかなロマンスみたいなものは出てきません。そもそもいわゆる美男美女なんてこの映画に誰一人と登場しません。出てくるのは実社会と同じで、つらい現実ばかり。夫のこと、仕事のこと、親兄弟のこと。子供を亡くし、うつになるまで打ちひしがれて、それでも夫の支えを得て立ち直っていく妻。こんな地味なお話の映画です。深い洞察力や絶対の自信がないと作れないと思います。最初の他愛のない長回しに始まり、中盤の最大の見せ場と、そこに至るまでの過程、そしてそれ以降の展開、笑えたり納得できる所が多々あったので高得点を付けました。流行の俳優さんやらCGやらをふんだんに使う映画もいいですが、時代に流される事なく淡々と人間のドラマを描いたこの映画も、とてもいいと思うのです。 [DVD(邦画)] 9点(2010-04-16 01:38:54) |
6. レスラー
《ネタバレ》 ダメダメな男の生き様を見せつけてくれます。がらがらのサイン会と、子供とTVゲームをするシーンが個人的に好き。拍子抜けするラストだったのですが、プロレスのリングの上でしか存在意義を見出せない男にふさわしい終わり方だったのだなと納得できます。消える間際のロウソクの様に見えました。 [DVD(字幕)] 8点(2010-04-10 23:17:35) |
7. いけちゃんとぼく
《ネタバレ》 最後のお墓のシーンがとてもきれい。段々と感情をあふれさせていくいけちゃん(蒼井優)も感動的なんですけど、、、ラストに至るまでが退屈しっぱなしで。子供の喧嘩シーンがやたら多いし、お母さんの存在は薄いし、いけちゃんはただくっついてるだけだし。空手や野球も面白みがなく何を拠り所にすればいいのかと。核心に触れずに最後にドカンと持ってくるのはわかるのですが、途中しんどいです。西原さんの世界の完全映画化って難しいんでしょうね。 *「ぼくんち」もそうですが、このサイトのキャストの欄で西原理恵子(女優)となってます。確かに出てますけど、女優ではないと思う(笑) [DVD(邦画)] 3点(2010-03-24 12:09:56) |
8. ハート・ロッカー
《ネタバレ》 最初と最後の爆弾処理シーンは見応えあります。でも、それだけ。 キャストや撮影にお金をかけた大作というわけではなく、かといって低予算で知恵で勝負するにも、詰めが甘く中だるみ感が拭えない。 中途半端な佳作。万人受けしません。戦争ものが大好きな方以外には少し厳しい映画だと思います。 [映画館(字幕)] 5点(2010-03-07 09:43:11)(良:1票) |
9. アパートの鍵貸します
《ネタバレ》 もう50年も前の映画なんですね。だけど内容は今もまったく見劣りしません。むしろ今見たほうが、この映画全体を包む温かさというか品の良さみたいなものが改めて分かります。よくある不倫話なのですが、ギスギスしていない。次々と出てくる洒落た台詞も出演陣が上手かつ魅力的なので、自然でまるで嫌味にならない。小道具の使い方も上手いので、次の展開にわくわくできる。演出・脚本・キャスト、あらゆる面でセンスいいなあと思えます。見事です。最後の展開が急で、少しペース乱れる感がありましたが、それでも10点です。 あと個人的に。まだ白黒が主流の時代だったのでしょうけど頑張ってカラーで撮ってほしかったなあ。エビとかパスタとか溢れるシャンパンとか。食べ物が白黒だと味気なくて・・・ってそんな事言っても仕方ないですね。本質は変わらないですし。すいません。 [CS・衛星(字幕)] 10点(2010-02-26 19:24:43) |
10. コマンドー
カッチカチやぞ!ゾックゾクするやろ!お笑い芸人のネタみたいな映画(笑) [地上波(吹替)] 7点(2010-02-09 16:03:11) |
11. フラガール
蒼井優さんがとてもいいですね。映画はフラダンスのシーンやベタな演出もりだくさんで、特に女優陣は皆大変だったと思います。中でも彼女が一番輝いていました。喜怒哀楽と存在感に溢れてて。華奢な身体がとても大きく見えました。 [DVD(邦画)] 7点(2010-02-03 20:37:43) |
12. アバター(2009)
この映画で描かれる惑星パンドラの世界観が、日本のTVゲームに似ているのが気になって仕方がなかったのです。見せ方が「FF」やら「聖剣伝説」ぽくて、鳥は「モンスターハンター」大佐は「メタルギアソリッド」などなど今までやったゲームを色々と思い出してばっかりで。3Dも奥行きのある箇所ばっかりに目がいっちゃって、本筋にもいまひとつ集中できず。で、その本筋も宮崎映画そのままで、今まで見た宮崎映画をこれまた色々と思い出してばっかりで。ばっかりばかりでがっかり。なんちゃって。 [映画館(字幕)] 5点(2010-01-14 23:22:43) |
13. ヒッチャー(1985)
《ネタバレ》 トーマス・ハウエルとルトガー・ハウアーの男同士の対決が見応え充分。ぞくぞくする面白さがあります。ただいっそのこと女性は登場させない方がよかったのでは。女はいらないんだよ!といわんばかりの残虐な結末は、後味の悪さしか残りません。 [ビデオ(字幕)] 8点(2010-01-12 16:57:04) |
14. ザ・コミットメンツ
一組のソウル・バンドの結成から解散までをプロデューサー視点で淡々と見せてくれます。感動させます!みたいな押し付けがましさがまったくないのがとてもいいです。大作に疲れた時にぜひ。 [レーザーディスク(字幕)] 8点(2010-01-08 23:14:37) |
15. マイケル・ジャクソン/THIS IS IT
《ネタバレ》 スリラーの頃からマイケル・ジャクソンを知ってはいた。だけど特別ファンでもなく、人柄やゴシップ、子供や地球を救おうといったメッセージにも個人的に興味なし。話題となった「ウィー・アー・ザ・ワールド」学生当時見ても何も思わなかった。思い出されるのは廊下で皆でムーンウォークのマネしたり、体育館のマットの上でゼログラヴィティごっこをしてふざけてた。そんなんだった私が評判に後押しされて鑑賞。驚いた。圧倒されました。この映画の唄、ダンスとマイケルを筆頭とするスタッフ全員の意気込みに。皆コンサートを成功させるという思いに満ちている。ドキュメンタリーということもあり、その思いがひしひしと伝わってくる。だけどその思いはかなわぬものとなる事を既に知っているのです、見ている側は。この映画に登場する全員が、成功を信じて疑わなかったはず。そう思いながら見てしまうと、見続けるのがどんどんつらくなってくるのよね。皆一流すぎて。素晴らしすぎて。終盤の「ビリー・ジーン」なんてもう感極まって言葉に出来ません。マイケル信者だけじゃない、万人をも十二分に惹きつける力を持つ。スーパースターとは、こういう人の事を言うんだなと改めて思った。 [映画館(字幕)] 9点(2010-01-06 00:10:09) |
16. ゴースト/ニューヨークの幻
全編ベタな展開に見ているこちらが完全にノックアウト。あの人が私のそばにいてくれたら・・・という甘味な空想にストレートなこの映画。恋愛ものが苦手というハンディキャップを持つ自分は何の術もなくあっさりとリングに沈んだ。 [DVD(字幕)] 2点(2009-12-29 21:51:28) |
17. ベンジャミン・バトン/数奇な人生
《ネタバレ》 封切り当時に映画館で鑑賞。恋愛ものが苦手な私でも3時間近い長さをあまり感じることなく鑑賞できました。そして今はDVDになって何度でも見返すことが出来るのですが・・・ん~もう1回見ようとまでは思わないんだよなーDVDのパッケージ見ても、あ、もう映画館で見たから他の見ようってなっちゃいます。数奇な人生といっても時間軸が逆なだけ。男の容姿以外は淡々と普通の男女のストーリー。つまらないわけじゃないのですが、気合いの入ったこの大作、もっともっと面白くできたんじゃないのかなって欲張ってごめんなさい。 [映画館(字幕)] 6点(2009-12-26 08:47:52) |
18. メガフォース
マイ80年代メモリアル。当時は映画館やゲームセンターなんかに出入りしてはいけません、不良のたまり場です。などと学校の先生に言われてた時代。実際にスーパーのゲームコーナーとかにも先生が見廻りに来てたりしていたのよね。腕に黄色いワッペンみたいなの付けて。御苦労様です。さてそんな中、同じクラスのメカ好き数名で、内緒に打ち合わせて日曜朝に駅に自転車で集結。そこから電車で40分くらいかけて、必ず新作封切りロードショーを行う地域最大級の映画館に見に行った。電車代とかかかるけど、ここなら先生に見つかんねーよって。客席が確か1000くらいあってスクリーンも大きくて。こっそり行った事もあって、映画館に映画を見に行くことが何かとても特別な事に感じた。そんな事を思い出させてくれるこのメガフォース。もちろん10点付けたいのですが・・・バイクが飛ぶシーン、合成見え見えのちゃっちい特撮。あれをすげーって画面釘付けになって見た当時の自分に向けて1点を発射します。 [映画館(字幕)] 1点(2009-12-24 10:20:26) |
19. 2012(2009)
《ネタバレ》 CG本当にすごい!崩落していくビルや高架の道路、津波に飲み込まれていく豪華客船など、怖いを通り越して、もう美しいとまで思えてしまう。「していく」様子をきっちりと見せているのよね。ストーリーも極限の状況の中で、国民や家族の為に確固たる決断をするアメリカ合衆国大統領なんて見応え充分で、大いに盛り上がりました。この映画すごいなって思ったんですよ、ここまでは。だけど悲しいかな、以降の物語はどんどん怪しい展開に・・・。空中でエンジン停止した輸送飛行機、ハッチを開けて車で皆を脱出させて、雪山着陸もギリギリ成功と思いきやイケメン操縦士、ドリフの様な間合いで飛行機ごと奈落の底に。あらら。それでも皆で一致団結と思いきや俺ユーロパス持ってるから、じゃあな、みたいに親父あっさり裏切り。あららら。裏切られても現地中国人を味方に付けて舟に不法に侵入。仕返しとばかりに入れない親父に親指を突きつける。ざまーみろって感じなんでしょうね。不法侵入してるのに。10億ユーロ払っていないのに。そして、その侵入が原因で金具を歯車に引っ掛けてゲート閉まらなくなってエンジン掛かんなくなって津波迫ってきて、なぜかその津波に向けて鐘をゴーンゴーンって訳が分からない・・・。前半あんなに素晴らしかったCGも大統領の活躍も、この津波に流されちゃったという事にさせて下さい。後半はもうまとめきれません。 [映画館(吹替)] 5点(2009-12-22 01:38:30)(笑:1票) (良:1票) |
20. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦
《ネタバレ》 だめだー!見始めた時は所詮しんちゃんでしょ?なんて思ってたのに。「かあちゃん!」の台詞に全身鳥肌が立ってしまった。ナメてました。この戦国大合戦、勝ち負けでいうところの完全に私の負け戦であります。10点献上。 [DVD(邦画)] 10点(2009-12-19 23:13:43)(良:1票) |