1. お熱いのがお好き
冒頭のカーチェイスもこの時代ながら迫力があるのに驚いた。 ジャック・レモンの演技が良い。 サスペンスとコメディの融合はお見事です。 [ビデオ(字幕)] 5点(2010-11-23 20:43:49) |
2. 東京物語
地味な話ではあるが、人間模様の描写が絶妙である。会話のキャッチボールのテンポも絶妙。もう十年もしたら、更に評価が上がる作品であることは間違いない。評価が結構分かれているのは、写された情景が記憶にある人とない人の違いであるような気がする。懐かしめる人には高評価を得ることが出来るように思える。 [DVD(邦画)] 7点(2010-10-06 23:38:08) |
3. 野いちご
冒頭のシュールなシーンが頭に焼きつく。二元論をうまく使ったストーリー構成、映像の美しさ。ロードムービーとすることでさらりと流れていく。観れば見るほどジワジワと味わいが増す映画である。 [DVD(字幕)] 8点(2010-04-19 22:51:00) |
4. 現金に体を張れ
複数の登場人物を追うことにより、同じシーンを数回観る事になる手法が効果的。全体的にスピード感があり一気に見せる。映像と音楽で魅せるキューブリックの違う一面を窺うことの出来る作品。 [DVD(字幕)] 6点(2010-03-06 20:00:58) |
5. アニーよ銃をとれ
(悪い意味ではなく)ノーテンキ全開のミュージカル。 終盤のベティ・ハットンとハワード・キールの掛け合いが良い。 [DVD(字幕)] 3点(2010-02-21 15:28:40) |
6. マーティ
時にこのような映画を観たくなる・・・現在のドラマのように美男美女ばっかり出てくるモノに比べると(この部分に限っては)リアリティがあって宜しい。 仄々します。 [DVD(字幕)] 5点(2010-02-14 22:43:50) |
7. 十二人の怒れる男(1957)
会話のやり取りでストーリが進むのだが、それだけでグイグイ引き込まれていく作りに脱帽。ヘンリー・フォンダ扮する陪審員以外の変心が速過ぎると思う場面もあるが、それは映画という時間枠内での調整と言うことで目を瞑れる。ほぼ1室だけのシーンでありながら映画が成り立ってしまう作りは凄い。 [DVD(字幕)] 7点(2010-01-11 22:53:08) |
8. 誓いの休暇(1959)
美しいカットは魅せられる部分があるが、戦争のリアリティに乏しすぎる気がしてならない。単なる恋愛映画として観るならば、まだ良いのかもしれない。仮に違う国、違う時代に作られたものならば違った評価になっているだろう。製作国、年代(時代背景)と映画の関連の重要性をを考えさせられた。 [ビデオ(字幕)] 3点(2009-12-31 00:40:34) |
9. シェーン
「遙かなる山の呼び声」の曲とシェーン!カムバック!のエンディングが印象的。 個人的に西部劇の撃合いはこれぐらいが丁度いい。様々な人間関係の描写はなかなか良い。 昼夜の描写がイマイチなのでそこが惜しい・・・。 [ビデオ(字幕)] 5点(2009-12-30 02:14:29) |
10. 雨月物語
長回しを多用した構成により、極上の舞台劇を見ているような印象を受けた。幻想的な画によりストーリーの妖々しさに磨きがかかっている。個人的には湖上で舟をこいでいるシーンが心に残っている。 [DVD(邦画)] 8点(2009-12-25 23:43:59) |
11. ナイアガラ
観光地で起こる事件、そこそこのキャスティング・・・ 現代の2時間サスペンスドラマの原点といえるような作品。 マリリン・モンローが主役でない点が個人的に好印象。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2009-12-20 17:25:50) |