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1.  座頭市(2003)
北野監督にしては遊び心と娯楽性が良い方に出た作品だと思う。「座頭市」にリアリティーを求めること自体ナンセンスなことなので、殺陣シーンの派手な演出もありかな。時代劇にタップを持ちこんだアイデアは絶賛するほどではないが、ノリと勢いで見せてきてるのでラストを飾るには悪くない。
[DVD(邦画)] 6点(2010-09-27 00:06:47)
2.  リリイ・シュシュのすべて
岩井俊二監督の作品は私にとってツボにはまるか全く受け付けないかの両極端です。この作品は残念ながら何を言いたかったのか全く分らず、不快感しか残らない。作品の価値より、市原隼人と蒼井優というダイヤの原石を発掘したことが重要な作品なのでは。
[DVD(邦画)] 2点(2010-09-26 11:14:02)
3.  ザ・マジックアワー
作風は嫌いではないが、ストーリーは強引過ぎでしょう。佐藤浩市がいい演技してたし、映画の撮影ネタを見れたのは良かったんだけど。
[DVD(邦画)] 5点(2010-09-23 22:14:17)
4.  ファインディング・ニモ
ピクサーの中でも最も子供に安心して勧められる作品。とはいっても大人も十分楽しめるクオリティーの高さはさすがと言うしかない。恐怖の歯医者の姪が登場するシーンで流れたBGMが個人的には一番ウケた。
[DVD(吹替)] 6点(2010-09-23 02:13:25)
5.  キル・ビル Vol.1(日本版)
日本人を使ってナンちゅう作品を作ってくれるんですか?みんな銃刀法違反で逮捕しなさい!飛行機の搭乗者の持ち物チェックしなさい!日本はなめられてる?「刀は3人も斬るとボロボロになって切れなくなります」と北大路くんがどこかで申しておりました。千葉真一の使いかた間違ってますよ。ごたくを並べると頭斬られそうなんでこのへんにしときます。でも、ちょっと間違うと中毒になりそうな危険なしろもの。
[DVD(字幕)] 1点(2010-09-22 02:15:34)
6.  ぼくは怖くない
内容はそれほど衝撃的でもないが、子供の視線で描かれていることで衝撃度が倍増で、親たちが犯している犯罪がやるせなく哀しい。ミステリアスで独特の雰囲気の犯罪ドラマ。
[DVD(字幕)] 7点(2010-09-21 02:12:05)
7.  ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン!
サスペンスアクションものとドタバタコメディーをミックスすると、その混ざり具合が絶妙でハマる場合と微妙にずれててシラけてしまう場合と紙一重になりがちで、感じ方はかなり個人差があると思う。個人的にこの作品はシラけてしまった方で、同じイギリス映画の「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」にハマってしまったのとは対照的である。
[DVD(字幕)] 5点(2010-09-18 16:43:55)
8.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦
笑いあり涙あり感動ありではあるが、タイムスリップもの&クレしん作品としては少し物足りなさを感じる。
[DVD(邦画)] 6点(2010-09-15 23:31:58)
9.  Mr.インクレディブル
予告編にBGMで「女王陛下の007」が流れていただけで、「これは見なくては」と直感した。正義のヒーローが以外と肩身の狭い思いをしているところがユニーク。アニメーションで見せるアクションなんて・・・と思っていたが、なかなかのスピード感と躍動感でした。ラストは飛躍し過ぎている感はあるものの、単純に楽しめる作品。
[DVD(字幕)] 7点(2010-09-14 21:57:54)
10.  冷静と情熱のあいだ
恋愛ものが特に好きなわけではないのに、この作品が好きな私は変わり者なの?キャスティング、カメラワーク、ロケ、音楽、竹之内豊の語りとどれも結構気に入ってます。 好き嫌いが分かれるのは判るが、酷評が多いのはなぜだろう・・・
[DVD(邦画)] 7点(2010-09-07 01:48:04)
11.  ボウリング・フォー・コロンバイン
ドキュメンタリーだからどうしても作り手の主張が色濃い編集になってしまうかもしれないが、ちょっと偏り過ぎでマイナスイメージ。面白かったのはアニメーション部分。チャールトン・ヘストンに対しては嫌がらせにしか見えなく、嫌悪感を抱いてしまう。
[DVD(字幕)] 5点(2010-09-05 16:06:23)
12.  ソウ 《ネタバレ》 
グロい作品は好きではないが、この作品はグロさより面白さが断然上回っている。長時間死体を演じるのはあまりにも無理があるやろと、ついついツッコんでしまうが、衝撃的なラストではある。
[DVD(字幕)] 7点(2010-09-04 21:08:11)
13.  サマータイムマシン・ブルース
タイムマシンという凄いしろものを、大学のひとつのサークル内で全くくだらない使い方をしているところがバカバカしくて新鮮味がある。まあ感動はないが、ひまつぶしにはもってこいのB級作品。
[DVD(邦画)] 6点(2010-09-02 23:16:34)
14.  虹の女神 Rainbow Song 《ネタバレ》 
素直になれないあおいと鈍感な岸田君がリアルで良い。蒼井優の盲目の妹役なんてもう反則技みたいなもの。全体を包む空気感が非常にユーモラスで切なく心地良い。ラストの携帯が喪失感を非常にうまく表現している。「花とアリス」で蒼井優の母役を演じていた相田翔子が、歳をごまかしていたとはいえ岸田君の恋愛の対象にもなりえるところがある意味凄い。このシークエンスはかなり不評だが、個人的には相田翔子にもう少しましな役を与えて欲しいと思う。
[DVD(邦画)] 8点(2010-08-28 00:11:17)
15.  チアーズ!
ドラマとしては特筆するものはないが、チアリーディングの演技は見ごたえがあります。男子新体操などとともにもっとスポーツとしてメジャーな種目になってもよさそうに思う。投げ技の高さ豪快さは凄いものがある。男のシンクロなんぞ問題外。
[DVD(字幕)] 7点(2010-08-20 00:02:35)
16.  ガチ☆ボーイ
渾身のドロップキックは胸を熱くするが、コルバタに度肝抜かれた。シーラカンズの勝利のポーズとウルフルズ「暴れだす」の挿入が良かった。まあ、ツッコミどころはいろいろあるが、ラストは単純に熱くなれる作品。
[DVD(邦画)] 6点(2010-08-17 22:48:07)
17.  猟奇的な彼女
この彼女に全く魅力を感じないわけでもないが、こんな女人間としてダメでしょう。やはり女性は猟奇的でない方がいいよ、絶対に。
[DVD(字幕)] 5点(2010-08-16 20:01:12)
18.  パッション(2004)
キリスト教になじみの少ない一般的な日本人には、痛々しさだけが印象に残ってしまう。見る前にキリストのことを勉強しておいた方がよさそう。
[DVD(字幕)] 3点(2010-08-09 23:50:13)
19.  運命を分けたザイル 《ネタバレ》 
実際に起こった山岳遭難事故を再現フィルムに当事者の語りを織り交ぜて構成したドキュメンタリータッチの作品。当事者の語りを加えることにより、生還することは判ってしまうところで評価が分かれそうだが、再現の映像はテレビ番組のものとは比較にならないほど臨場感にあふれたもので、緊迫感はほとんど失われてはいないと思う。むしろ、この絶望の淵から如何にして生還出来たのかという疑問が心をわしづかみにして、片時も目をはなせない。一瞬にして命を落とす事故が多い中、時に人間は信じられないしぶとい生命力を発揮するものだと驚愕してしまう。身近な目標物を決めてそこまでの到達をいくつも積み重ねていきながら、果てしなく思える道のりを地道に進んでいくさまは、昔マラソンの君原選手が苦しくなった時「あの電信柱までがんばろう」の繰り返しでゴールまで辿り着く話を思い出させた。アンデスの美しく厳しい山岳風景も素晴らしい。
[DVD(字幕)] 8点(2010-08-09 00:37:06)
20.  シティ・オブ・ゴッド
オープニングからただならぬ緊迫感が張りつめる。ブラジルってこんなセンスのある映像作品を作れるんだと感心しました。ただ、内容が過激に危険過ぎて、ちょっと拒否反応ぎみ。隣の子が撃たれて怯える子供がリアル過ぎてとても演技とは思えなかった。
[DVD(字幕)] 6点(2010-08-08 13:20:46)
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