1. ローラーガールズ・ダイアリー
内容が紋切り型なのにかなり粗い。その粗い内容を強引に引っ張っていくほどの勢いも作品に感じられなかった。また、本作の見どころであるはずのローラーゲームの描写が迫力に欠け、拍子抜けした。 [DVD(字幕)] 4点(2011-02-23 21:09:11)(良:1票) |
2. キック・アス
冗談めかして油断させておいて、魅せるところはしっかり魅せる、まさに劇中のヒットガールみたいな映画。期待しすぎない方が楽しめると思う。様々な映画が引用として登場するのも面白いし、観客を意識した主人公の独白も良かった。 [映画館(字幕)] 9点(2011-02-23 19:09:57) |
3. さびしんぼう
《ネタバレ》 男は女性に母の面影を求めると言ったものだが、まさにまんまそれ。初恋と親離れ、大人になる過程をそのまんま映像化した傑作。 [映画館(邦画)] 9点(2011-01-05 03:02:14) |
4. パニック・ルーム
ワンカットでの疑似長回しなど、映像演出がやたら鼻につく。内容の薄さを演出でカバーしようとしたがひたすら滑っているという印象が残った。 [DVD(字幕)] 4点(2011-01-05 02:33:41) |
5. エレクション
《ネタバレ》 マフィア・ヤクザ・組織モノは必然的に登場人物が多くなり物語の中心が分散しがちになるが、本作は登場人物のわかりやすすぎるくらい明確なキャラクター設定、またストーリー展開もあいまって非常に楽しめた。二段オチにも感服。 [映画館(字幕)] 8点(2011-01-05 01:44:19) |
6. アリス・イン・ワンダーランド
3D映画をこの映画で初めて体験したが、想像以上に面白みがない。画面がかなりうす暗く見え、思ったよりも画面に奥行きがなかった。また、この作品の肝であるキャラクターに魅力を感じなかったため、作品自体にも魅力を感じなかった。 [映画館(字幕)] 4点(2011-01-05 01:22:18) |
7. インファナル・アフェア
ハリウッドでリメイクされるだけはあるなと思えたが、途中途中に入るとってつけたような恋愛描写がいらない。また、ところどころテレビドラマを思わせる安っぽい演出があり、そこも残念。エンディングロールでの訳のわからない歌にも閉口。 [DVD(字幕)] 5点(2011-01-05 01:08:38) |
8. パーマネント・バケーション
《ネタバレ》 遅れたニューアメリカンシネマといった感じ。どこかに出口がありそうで、どこにも出口がない。疲れ果てたアメリカ(ニューヨーク)、最後去る時だけがどこか美しく見えた。 [DVD(字幕)] 7点(2011-01-03 16:08:33) |
9. 天国と地獄
序盤の密室劇がやはり見所。無駄が一切ないシークエンスだと思う。 [DVD(邦画)] 9点(2011-01-03 15:05:11) |
10. サボタージュ(1936)
トリュフォーも、下の方も指摘しているが、恋愛関係のシーンはどうにも必要のない気がした。 [DVD(字幕)] 5点(2011-01-03 14:54:34) |
11. ブルース・ブラザース2000
前作と比べると、どうにも劣ってみえる本作。いろいろと無理をして、空回りしている感が否めなかった。 [DVD(字幕)] 3点(2010-12-31 22:21:55) |
12. スキャナーズ
低予算の割に、話を大きくしすぎていたように感じた。 [ビデオ(字幕)] 5点(2010-12-31 18:34:21) |
13. スター・トレック(2009)
やっぱり、最近のハリウッド映画はすごいなと再認識させられた一作。 [映画館(字幕)] 8点(2010-12-24 02:52:53) |
14. サマーウォーズ
画作りは凄いが、内容はあまりに希薄すぎないか。人とのつながりがテーマであることはわかるが、ストーリー上、それが結局、非常に限定化された中でしか描かれていないのが残念。また、ネット上の設定があまりに乱暴すぎる。 [映画館(邦画)] 5点(2010-12-24 02:37:52) |
15. オープニング・ナイト
《ネタバレ》 カサヴェテスの作品は初めて見たが、どこか距離感のあるような撮り方が独特で、まずそこに惹きつけられた。自分の老いを認められず、自分を見失っていく様子(あの少女は若さの象徴であるように思う)からラストまで、自分は彼女に感情移入することはできなかったが、彼女の周りの人たちに感情移入することは容易であり、なかなか楽しめた。それゆえ、ラストの舞台のシーンはそれこそこちらも舞台を作りあげた一員のような感動があった。 [ビデオ(字幕)] 7点(2010-12-24 00:48:48) |
16. インランド・エンパイア
ついにここまできたかという感じさえある作品。わけがわからなくても映像で魅せてくれるのなら見れるが、変わり映えのない映像が中盤続く上に、なにせ長い。わざわざDVDも買ったが体力がある時で、気分がのっている時でないと、見る気がとても起きない。あれだけめちゃくちゃやったのに終盤にベタベタな演出を持ってきたりするリンチの感性は本当に訳がわからない。 [DVD(字幕)] 3点(2010-12-24 00:26:35) |
17. アラモ(1960)
《ネタバレ》 いくら何でも長すぎやしないか。デビークロケットの恋愛事情などは正直、あんなに細かく描く必要があったのかと思ってしまう。だが、ここで多くの方が書かれているように戦闘シーンの迫力はすごい。今の時代、CGでかたずけてしまうようなシーンを大勢のエキストラが全力で演じている。 [DVD(字幕)] 4点(2010-12-24 00:09:59) |
18. イレイザーヘッド
リンチ先導の元、ただただ振り回される90分。もう一回見たいとは思わないし、友達にも薦めたいとは思わないし、その体験を共有しようとも思わない。本当に、なんだこれは・・・と見た後に必ず言えてしまうような怪作。 [DVD(字幕)] 5点(2010-12-24 00:01:35) |
19. ブルーベルベット
《ネタバレ》 デヴィッドリンチのときたま行き過ぎる表現が絶妙なカタチで納まっていて、エンターテイメントとして楽しめる作品。この妖艶でいて、暴力的な過激な世界観はリンチにしか描けないと思う。 [DVD(字幕)] 8点(2010-12-23 23:52:29) |
20. ウイークエンド(1967)
《ネタバレ》 ゴダールの作品ながら映像だけでも楽しい珍しい作品。序盤のエロい話をしているところを長回しで撮るところでまたか・・・となりかけたけれど、その後の駐車場でのシーンが笑えて、そこからはわりかしすんなりと見れた。 [DVD(字幕)] 6点(2010-12-23 23:39:54) |