Menu
 > レビュワー
 > まさやん さんの口コミ一覧
まさやんさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 35

評価順12
投稿日付順12
変更日付順12
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  同胞
ストーリー自体はひどく地味なのに、どうしてここまで感動させられるのだろう。僕はこの作品ほど、ひとつの映画作品を作り上げる喜びを感じさせてくれるものを観たことがない。スタッフも役者も全身でぶつかってこの作品を作り上げたことが実によく伝わる。こんな奇跡みたいな映画を作り上げた山田洋次に心から賛辞を送りたい。
10点(2001-11-28 11:29:40)
2.  学校
山田洋次ワールド、というよりは彼は一つの理想、いやむしろ本来のあるべき姿を提示してくれているのだと思います。この作品では理想の”先生”と理想の”生徒”が出てきます。山田監督は、”学校”というものは、誠意を持って教えようとする”先生”がいて、心から学びたいと思う”生徒”がいれば成り立つものだ、と言っています。逆にどちらかが欠けると”学校”は成立しません。この作品の黒井先生とその生徒たちはまさにその”先生”と”生徒”であります。勉強しようと思って夜間の中学校に入学した生徒たち、そしてそんな彼らに精一杯の気持ちで答えようとする黒ちゃん。今の学校から失われつつある、教師と生徒の密接な信頼関係をまざまざと見せつけてくれました。この作品は、すべての日本人に見失いつつある学校の本来の姿を見詰め直そう、なぜ学ぶのかを再考しよう、という呼びかけを、皮肉にも社会では低レベルとレッテルを貼られている夜間中学の観点から、発してくれています。僕の中のベストワンです。
10点(2001-07-10 15:15:19)(良:2票)
3.  七人の侍
ここまでうまくできたシナリオに出会えることはそう滅多にない。もう6回ぐらい見ているけど、そのたびに新しい発見があり、決して飽きることがない。特に菊千代が涙ながらに百姓の醜さと哀れさを訴えるシーンは、侍と百姓の団結をより強固なものにするという点で、作品の最も重要なポイントであり、日本映画に残る名シーンといえるだろう。
10点(2001-07-06 12:41:47)
4.  火垂るの墓(1988)
戦争で一番悲しい思いをしなければならないのは誰か?それを痛々しいまでに描き上げている。混沌とした、暗い戦争の世を無謀ながらもたくましく生きた二人を、真暗な闇を小さいながら力強い光を発して飛ぶ蛍になぞらえた文学的作品。そして短い命・・・この作品は最高の戦争映画だと僕は思っています。幼い子供たちがなぜ、あそこまで苦しまなければならなかったのか?そして誰がこんな愚かな戦争を引き起こしたのか?映画を見た後の悲しみはきっと怒りへと行き着くはずです。こんな映画があってくれてよかった、ほんとにそう思います。
10点(2001-05-15 21:27:56)
5.  天空の城ラピュタ
15回観た。今日も観よう。
10点(2001-05-15 21:10:05)
6.  遥かなる山の呼び声
この作品は映画を愛するすべての人に見てもらいたい。僕が最も好きな作品です。人を愛することを許されない、警察から逃亡中の男。夫に死なれ、つらい牧場経営を一人で切り盛りしてきた女。そして、父の後姿を知らない女の息子。とある豪雨の晩、一晩の寝泊りを求めに男が牧場の家の戸をたたく。やがて男はその牧場で働くことになるが、女も息子もすぐには警戒を解くことはできない。しかし、高倉健ふんする男の誠実で無口で力強い男の魅力に、いつしか二人は心を開くようになる。しかしその幸福もいつまでもは続かず・・・男が自分の素性を女に打ち明ける晩、「いかないで」と言う、女を男は抱いてやることが出来なかった。そして家を出て行く。これが彼の誠実さであり、悲しいくらいなまでのやさしさなのだ。自分は罪を犯したものであり、こんな美しい家族に害をもたらすわけにはいかない。言葉には出さない高倉健の演技が痛々しいまでに、僕らの心に訴える。そして後に残された母子は男が刑務所を出るまで待ちつづける。男の誠実さに、誠実さで答えたのだ。それを知り涙が止まらぬ男。彼は愛してしまっていたのだ。あの女を。そしてその息子を。自分を抑えつづけた、屈強で心やさしい男の流す熱き涙である。北海道の限りない自然とそこで生まれる美しい人間ドラマ。映画とはこういった人間の原点に立ち返らせてくれるきっかけとなるものではないか、そう思いました。
10点(2001-05-15 20:36:37)(良:3票)
7.  スタンド・バイ・ミー
この映画を知らずしてアメリカの青春映画は語れない。アメリカ映画に珍しい映画が原作を上回った作品。青春の終わりと、少年たちのナイーブな心情と、オレゴンの美しい景色が織り成す芸術。傑作。。
10点(2001-05-15 20:00:13)
8.  魔界転生(1981)
こんな感動は久しぶりだ!!俳優がみな役にハマッていて、すごいパワーを感じる映画でした!これをリメイクするには、相当の覚悟がいりますね。
9点(2003-07-04 10:50:20)
9.  自転車泥棒
どうしょうもなく哀しいですね。ラストにもまったく救いようがない。人間の不幸を、目をそらすことなく、じっと見つめた作品。
9点(2001-07-10 14:34:22)
10.  台風クラブ
この映画の雰囲気が大好きです。”台風”という巨大な存在が自分たちを襲ってくるにつれ、社会の束縛から自分たちを開放し、乱痴気騒ぎを引き起こす中学生たち。そして、そのみんなの姿を眺めては思案にふけり、”生は死を前提にしているものだ”と、言い放ち窓から飛び降りる一人の男子生徒。青春時代の心の不安定さ、脆さを”台風の到来”という媒介を通して描ききった傑作である。
9点(2001-06-27 12:41:20)
11.  クレイマー、クレイマー
ダスティン・ホフマンに尽きる!彼の最高傑作だと思います。
9点(2001-06-18 21:56:20)
12.  街の灯(1931)
映画には言葉は要らない。言語が人と人との間に争いを生むのだというチャップリンの思想が生んだサイレント映画の傑作。ラストに二人で交わされるたった3言の会話が作品の全てを物語る。素晴らしいの一言に尽きます。
9点(2001-05-15 21:07:46)
13.  スモーク(1995)
ラストのトムウェィツの曲が今も耳に残る。
9点(2001-05-15 20:02:33)
14.  ザ・フライ
これを初めて見たのは小学校1年生のときで、父親に無理矢理見せられました。以後3年間ほど独りでトイレにいくのをひどく恐れるようになったと記憶してます。ただのホラー映画かと思ったけど最近見たらどうもそうではないことが分かりました。ジェフが自分がハエと融合しているということに気づいた後も、自分の子孫を残そうと計画を練る姿・・・不気味、というよりは心苦しいまでに哀しく映りました。
8点(2001-07-09 12:51:43)
15.  フォー・ルームス
タランティーノとロドリゲスのブラックユーモアがうまく出てる作品。ティムロスよかったなあ・・・
8点(2001-07-06 12:46:44)
16.  バック・トゥ・ザ・フューチャー
ここまでワクワクさせてくれる映画はそうないと思う。あの音楽といい。マイケルはこれがはまり役だと思います。
8点(2001-06-27 12:29:06)
17.  菊次郎の夏
この作品はたけしのコメディアンとしての才能も遺憾無く発揮された力作。あらゆるところに笑いがちりばめられており、実にリラックスして楽しめる。必要以上にテーマを重くしてきたこれまでの作品より、このようなスタイルのほうが好きだなぁ・・・
8点(2001-06-27 12:07:09)
18.  シン・レッド・ライン
ラストで主人公の流した涙・・・彼は人間を超えて何かを悟ったんだと思う。
8点(2001-06-18 22:02:27)
19.  シコふんじゃった。
こんなリラックスして見られる映画もそうないと思った。なんだかあの相撲部に入部したくなりました。
8点(2001-06-18 21:58:51)
20.  フレンチ・コネクション
いやあ、ジーン・ハックマンのタフさにほれた!
8点(2001-06-18 21:52:54)
012.86%
100.00%
200.00%
300.00%
412.86%
5411.43%
625.71%
7411.43%
81028.57%
9617.14%
10720.00%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS