1. 殺したいほどアイ・ラブ・ユー
あんなヘアスタイルのあほキアヌ、今じゃ絶対見れない。 7点(2003-07-07 10:25:30)(良:1票) |
2. マトリックス リローデッド
まあ3部作の2部目としては良いのでは。カンフーはさすがにしつこかったけど。ここからネタバレ>まとろっくすさん最初私もネオ=バグと思ってましたが、今回の話だと、今まで現実と信じていた世界(モーフィアンとかがいる世界のほう)もまた、プログラム化されている、んで、バグはむしろザイオンのほうなんではないかと思いましたが。はっきりとは次を見て見ないとなんともいえませんが。まあ前回の公衆電話と同様、今回は鍵がまさに鍵だったといういきなりのアナログ加減に笑ってしまったわけですが。 8点(2003-06-08 23:57:36) |
3. 初恋のきた道
ま、なんつーかチャン・ツィイーを可愛いと思えるか否か、問題はそれだけっつー感じの映画。超ベタ(というよりベタを通り越していないか?)な内容、久石譲を思わせる音楽。自分はチャン・ツィイーを可愛いと思ってしまった時点で敗北ですが(笑)一つ一つのシーンを飽きるほどじっくり撮るカメラワークは嫌いではない。 5点(2003-05-03 23:12:46) |
4. Dolls ドールズ(2002)
北野作品っていつも物語内容は陳腐なんだけど、これはまたその極みです。なのに、満点をつける俺・・・。いや、延々続く様式美の世界と、最後の唐突な宙吊り感がたまらない。これはもう、北野映画中毒者にとっては「すげえ」の一言。菅野の能面から一気に崩れる顔もまた、「すげえ」。 10点(2003-04-25 14:53:50) |
5. 野獣死すべし(1980/日本)
究極のナルシスト松田優作ここにあり。やっぱり電車の演技は引き込まれてしまうよなあ。ストーリーとか演出とか、なんてことはないんだけどね。この映画は優作をはじめとする役者の魅力、これにつきます。 8点(2003-04-03 01:50:08) |
6. 紅の豚
観れば観るほど味が出る、するめのような映画。宮崎作品にはいちゃもん付けたがる私ですが、これは素直に良い作品。男は黙って・・・という高倉健ばりの豚の背中と指たてポーズにしびれます。歌もいいね。まあ早い話、宮崎監督は基本的には単純な頭の人だと思うので(失礼ですが、最近の二作品のテーマらしきものを考えるにつけそう思う)、こういう娯楽作品をどんどんと作ってほしい。自然とか、環境とか、マイノリティとか、性とか、そういうのはオブラートにくるんでいるこういう映画こそ(そのような問題はないとは言わない)、宮崎作品の真骨頂だと思いますが。 8点(2003-04-03 01:45:11) |
7. グラン・ブルー/グレート・ブルー完全版
映像は綺麗だ。最初映画館で見たときは圧倒された。でもビデオで再見すると・・・。うーん、ベッソン、ロマンチストだなあ。素潜りもいいなあ。でも・・・海に帰ることで、美しく終わることなんて出来るの? 6点(2003-04-03 01:38:37) |
8. もののけ姫
蝦夷や野生といったマイノリティを賛美するのはこの監督のお約束として・・・。善悪二元論にしたくないのは分かる。だが、結局何の結論も出さないことが、この映画の(ひいては宮崎監督の)限界だと思います。前述のマイノリティの住み分けなどあり得ない現代において、あの最後はないんでないの? あとそもそも、マイノリティ住み分けは、実は結局は差別的であるという事実に気付いてほしい。これは確かに映画であり、フィクションだが、宮崎監督の問題意識はどんどん退行している気がします。アニメーションをこれだけ議論の場におけるということはすごいことだとは思いますが。 6点(2003-04-03 01:32:41) |
9. フェイス/オフ
鏡に映る自分(でもそれは自分の顔ではない)を見て、鏡を壊す。敵に銃を向けたはずがそこにある自分の顔にお互い一瞬戸惑う。ここら辺はぞくぞくきますね。まあしかし、顔を変えた所でトラボルタとケイジの体型はいかんともし難い差があるとは思いますが(笑)。何にせよ、演出に少々くどさはあるものの、良く出来た映画です。 9点(2003-04-03 01:24:13) |
10. ファイト・クラブ
正に全てを破壊したいという欲望をかなえてくれる映画。エドワード・ノートンの役作りには脱帽します(アメリカン~)の役柄との変化に呆然。ただ、最後のオチはちと・・・。こういうの、なくてもいい気がするんだがなあ。これが自分的には-1点。 9点(2003-04-03 01:20:08) |
11. ショーシャンクの空に
正に賞賛の嵐が下の数々の書き込みに展開されていて、言うことがない(笑)。いや、これこそ映画。もう「良く出来ました」としか言いようがない。刑務所に貼られた女優ポスターの変遷も最高だね。 10点(2003-04-03 01:17:06) |
12. 恋する惑星
いやいや、正にウォン・カウァイ、正にクリストファー・ドイル。ストーリーは大したことはない。台詞とカメラワークと音楽と映像を楽しむ。正にミニシアター(ちと偏よった見方か?)。晴れてるのに暇な日曜日なんかに観るのは、かなりお勧め。 10点(2003-04-03 01:13:31) |
13. 溺れる魚
期待したのだが・・・。小物の使い方、台詞回し、カメラワークなどは結構つぼなんだが、何かそれだけ感が強い。良く出来たPVって言う気がする。 4点(2003-04-01 00:08:45) |
14. ヴァージン・スーサイズ
映画の言葉を借りれば、自分は13歳の女の子であったときはないので、この映画のよさは分かりません。自殺に対する考え方も、なんつーか、時代錯誤の感が強い。80年代で既に出尽くしたもんじゃないのか? 4点(2003-03-26 06:55:59) |
15. デモリションマン
いやね、テレビで観たら「うわ、トンデモ映画」みたいに笑えるかも知れん。しかし自分は、中学2年生という思春期に、これから純愛をはぐくもうとする(笑)彼女と、初めてのデートで観た作品だったのよ。まったく、何の会話の足しにもならない映画見せやがって。エンドクレジットの後の、しばし無言のみ強烈に覚えておりますよ。 2点(2003-03-26 06:51:48) |
16. ファザー・ファッカー
自分は、内田春菊は絶対に認めない派なのに、何故この映画を観てしまったのだろう。まあ、話の内容は前述した理由から全く受け付けませんが、主演の女の子(中村・・・だっけ?最近も活躍してるよね、そこそこ)の演技は、宜しかったという記憶はある。 5点(2003-03-26 06:47:04) |
17. 時計じかけのオレンジ
この映画がある限り、キューブリックを偉大なる監督と呼び続けなければならない。あの時代に、こんな映画を作れるのは、ちと異常。狂気=ワーグナーだったのを、=ベートーヴェンに変えたその着目は見事という他ない。 10点(2003-03-26 06:43:26)(良:1票) |
18. 20世紀ノスタルジア
ただのアイドル映画ではない。よく作られてるし、台詞回しもうまいと思う。ただ、なんつーか、インディーの臭いが抜けきれない。そういうのは嫌いではないが、あまりやりすぎるのはどうかと思う。 7点(2003-03-26 06:38:59) |
19. ワンダフルライフ
深刻に(或いは大げさに)なりがちなテーマを淡々と描写する、是枝さんらしい作品です。死と記憶という、是枝に一貫するテーマでもあり、優しい気分に浸りたいときはお勧め。 9点(2003-03-26 06:34:27) |
20. ユリシーズの瞳
この映画を理解するために、舞台となった国々の歴史を半年ほど(中途半端・・・)入門書レベルで勉強した記憶がある。「映画」とは正に20世紀の「歴史」そのものであることを再認識させられました。幻のフィルム探しは同時に、「歴史」という作られたものの根源をいかに見つけるか、ということでもあるのかな。 8点(2003-03-26 06:27:25) |