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たーふじさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 36

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1.  風と共に去りぬ
私にとっては文句なしのNo.1作品。映画の醍醐味ここにありという感じ。スカーレットには大いに笑わされ、共感させられました。ただ傲慢なだけに映るかもしれませんが、はつらつと力強く自分の道を切り開いていく姿に魅せられた女性は多いはず。そしてレット・バトラー。子供心にレット・バトラーを素敵なんて思うのはちょっとふしだらな傾向ありかしら?なんて嬉し恥ずかしくなってみたりもしました。女性は表向き眉をひそめながら、その実盗み見したくなるようなそんな男性なんですよね。このドラマティックなストーリーとキャラクター。永遠の名作です。
10点(2003-03-14 17:06:21)
2.  キリング・フィールド
目をそむけずにもっとたくさんの人に観てもらいたい作品です。ここに描かれた狂気の世界はほんの数十年前の現実の世界です。ポル・ポトによる大虐殺をかなり忠実に映画化しているのではないでしょうか。当時、国民の4分の1にあたる人々が殺され、人間ではなく名前も無いひとつの個体として生きることを強いられたカンボジアの人々の現実がよく伝わりました。カンボジアで処刑場などを見て、本田勝一の「検証カンボジア大虐殺」を読んで、最後にこの作品を見たら人間という生物の底知れない恐ろしさに背筋が凍りました。クメール・ルージュの中でも「これは違う」と思い始めた人を仲間内で殺していく。恐ろしいと思いました。証言によるとクメール・ルージュは死体を畑の肥料にしていたというのですから、まだまだこの映画でも描ききれてないところがあるかもしれません。それにしてもアメリカという国は・・・。あの国の言う正義という名の内政干渉がどれだけ多くの国々を苦しめる結果になったかわかっていない。主人公がそのアメリカ人であるというところが皮肉です。悪でもあり、正義でもあるということでしょうか。
10点(2002-11-08 18:06:04)(良:1票)
3.  カストラート
素晴らしい。こんなに面白いのに知名度が低いのが残念。芸術のためなら人はこんなこともできてしまうのね。あの時代だからこそここまで芸術にのめりこめるんだとは思いますが。できるだけ多くの人に観てもらいたいですね。
9点(2003-04-30 16:22:09)
4.  ゴッドファーザー PART Ⅱ
コルレオーネ一家の偉大なる叙事詩。個人的には妹思いなんだけど周囲の心配の種である「荒くれ者のソニー」が蜂の巣にされてしまうところが衝撃的でした。全シリーズ続けて観たら、2、3日起き上がれなそう。
9点(2002-11-08 17:50:35)
5.  ミラーズ・クロッシング
私の中ではかなりの最高傑作です。昔学生時代に友人の男性から薦められ、彼が「これが男のダンディズム」だと言われて当時は「これが?」と疑問符でしたが、何度も観ているうちにガブリエル・バーンが渋くて素敵と思えるようになりました。とにかく彼は最初から最後まで殴られっぱなしでやりかえさないんだけど、それでもかっこいいんです。セリフもおもしろいし、みじめなジョン・タトゥーロもいい。笑えるような悲しいような悲哀があってコーエン兄弟の真骨頂作品だと思います。
9点(2002-11-08 16:50:41)
6.  ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔
「母の日」に大人のミュージカル「シカゴ」を母と観ようと時間も調べず映画館行ったら、これしかやってなかった。ファンタジーっぽいのは苦手で前作はビデオで借りてきて途中で寝で見てなかったので、3時間が憂鬱だったが、始まってみるとこりゃまた実は結構面白かった。スメアゴルっていうの?すごくかわいい♪スメアゴルだけ3時間見てみたいくらい。中世のような時代設定的に画面が暗く重く少々疲れたが、その世界観は素晴らしく、前作をビデオで観ようとした自分を反省。「大人のミュージカル」は観れなかったが「大人のファンタジー」は楽しめた感じ。
8点(2003-05-12 16:49:32)
7.  ニュー・シネマ・パラダイス
全編泣かせようという腹がみえみえで、そんな罠にはまるか!と思いながら、毎回冒頭の音楽聴いただけで泣いてしまうという、大変歯がゆい映画です。やっぱぐっとくるものがあるからだろうなぁ。ノスタルジックにこんなにも泣かされてしまうのは、自分が年をとったからかもしれない。
8点(2003-04-23 16:47:17)
8.  グラディエーター
ローマ帝国とか苦手なので長らく観るのをためらっていましたが、こ難しいことはわからなくても充分楽しめますね。それにしてもラッセル・クロウってなんて素敵なんでしょう。
8点(2003-03-14 16:47:39)
9.  アビス(1989)
大好きな作品です。深海の神秘が好奇心をそそる。SFXとかそういう観点で観ると確かにエイリアンはちゃっちいし、宇宙船とか「なんじゃこりゃ??」って感じなんですが、エド・ハリスの禿げてるんだけどかっこいいところと、この映画の発想の面白さ、そして人間の愚かさを映す鏡のような異星人に点数あげたい。映画をベースにした小説もすごくおもしろかった。
8点(2002-11-08 18:57:18)
10.  愛を乞うひと
辛く重いけど、心に残る日本映画の数少ない秀作。虐待する母、虐待される娘の双方に、愛に飢え、愛を渇望する姿が見えて胸が痛い。行き場の無い生き地獄、でも虐待された娘が母になり、でも娘や家族を愛していける姿に一筋の希望が見えました。原田美枝子、凄いの一言です。
8点(2002-11-08 18:27:41)
11.  恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ
粋な大人の映画です。ミシェル・ファイファーが成功して終わるという展開じゃないところがいい。いつも肩の力を抜いているような大人の男ジェフ・ブリッジスhが、時折激しく音楽に情熱を傾けるシーンが素敵。音楽も良くて何度でも観たい映画。
8点(2002-11-08 17:41:56)
12.  恋する惑星
このアジア独特の浮遊感がたまらない。中身が無いと言えば無いのだが、この映画を観て香港に行き、長い長いエレベーターを駆け上がったことを思い出す。まだイケテナカッタ金城武、キュートなフェイ・ウォン、トニー・レオンの白いブリーフ姿。忘れられません!音楽もすごくいい!
8点(2002-11-08 17:37:06)
13.  シャイニング(1980)
ニコルソンのための映画って感じです。だって彼はプライベートで笑ってても怖いし・・・。雪に閉ざされた館で起こる狂気がどこか芸術的に描かれていて、さすがはキューブリック。完璧。
8点(2002-11-08 17:16:26)
14.  パリ、テキサス
心に残る作品。長く淡々とした展開も苦になりませんでした。男女の愛、親子の愛、兄弟の愛、色々な愛の形があって、思いは伝わらなかったり、報われなかったりするけど、でもそこには人間の優しさがある。敢えて装飾を排除したような風景が渋い。
8点(2002-11-08 14:18:37)
15.  ゴッドファーザー PART Ⅲ
ゴッドファーザー完結編なのであまり文句はつけたくないですが、やっぱりちょっとねぇ・・・。ヘリでドン皆殺しやバチカンとの繋がりなど、ちょっとやり過ぎの感が・・・。っていうかアンディ・ガルシアがソフィア・コッポラと一目合った瞬間に恋に落ちるか??疑問。説得力が感じられないですね。前作まで目を見張るようなハンサムだったアル・パチーノの老醜は、ファミリーを守ろうと必死になればなる程、一番側にいて欲しいファミリーが遠ざかっていくという悲しい現実からか。「昔、父なら施しは手から手へ行ったが、今は・・・」という台詞が印象的。そういう意味で言えば、現代のマフィアの形をよく表現しているのかもしれませんね。
7点(2003-04-28 16:28:47)
16.  欲望の翼
レスリーの悲しい死をきっかけに久しぶりに見かえしました。この映画のレスリーは特に好き。この繊細さと倦怠感は彼にしかだせないんじゃないかな。全体のジメジメした雰囲気も日本とは違う熱帯のアジアならでは。ねっとりした背景が映画をより印象深いものにしています。それにしても惜しい俳優を亡くしました。悲しいですね。
7点(2003-04-14 16:59:30)
17.  グロリア(1980)
ジーナ・ローランズの演技がいいですねえ。あの位の年齢で海千山千だと、ギャングもたじろぐ貫禄と一種さめた感覚があって、でもひょんなことから子供を面倒見るはめになって、それがかなりのお荷物なのに捨てきれない。全編に漂う街の哀愁と中年女の疲れた表情にハードボイルドを感じてしまう・・・。シャロン・ストーンのは観てませんが、あの哀愁をシャロンが出せるのか疑問。
7点(2003-03-14 16:55:09)
18.  シン・レッド・ライン
人間同士の殺し合い。人間の愚かさと残酷さと、美しい自然との対比が印象的な映画でした。確かに日本人の描写は変なんだけど、「いったいどこから俳優集めたの?」っていう程、痩せこけた日本兵には鬼気迫るものがありました。
7点(2002-11-08 17:27:39)
19.  シェルタリング・スカイ
雰囲気を味わうには最高ですね。旅好きの私にはたまらない作品です。砂漠の中を一体何を求めてどこへ行こうとしているのかこのカップルは。坂本龍一の音楽に、砂漠、メディナ(旧市街)の怪しい風景、マルコビッチの悲しい目・・・。ワインでも飲みながら1人ひっそり観たい映画です。
7点(2002-11-08 17:13:05)
20.  薔薇の名前
原作の緻密さ奥深さは無かったけど、中世の雰囲気がかなり再現できていてそれだけで楽しめます。派手さは無いんだけど渋い作品。色々経験してきましたっ!という感じのショーン・コネリーとウブなクリスチャン・スレーターのとりあわせがいい。
7点(2002-11-08 16:43:50)
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