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てっつんさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 32

評価順12
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1.  七人の侍
引き込まれる、釘付けになる、その程度ではすまされない程のおもしろさでした。現代の、割と難解な映画を観ている人間には信じ難い程の“リアル”な描写、配役、設定。数百年前のすさまじい現実を映画に感じました。明快なストーリーの奥に込められた深い様々なメッセージはまさに無知な自分には衝撃の連続でした。ヨロヨロの婆さんがクワを持って捉えられた野武士に近づく描写。あれは一生忘れられないと思います。現在の映画ではこのような史実の裏にある現実を、ストレートにそして何よりリアルに表現するには時代が豊かになりすぎているのかもしれません。もう誰も越えることのできない傑作であると感じました。
10点(2003-05-15 23:20:05)
2.  幼なじみ
二人の無垢な愛をはぐくんだマルセイユの町にとても憧れた。内容とは直接関係無いんだけど見終わって、旅に出たい自分を変えたい人生を変えたいそんな気持ちになる映画でした。作品は当人たちの父親の気持ちが印象的で家族の映画であると感じた。みずみずしい愛にこころが透き通っていった。
9点(2003-04-17 13:20:42)
3.  ロッキー2
小学生の時、完全にせりふと動きを暗記するほど繰り返し見ました。それ以来見ていませんがシリーズの中では最も良い作品だという印象があります。「勝って!」から始まる練習とその音楽に幼い心が武者震えたのを覚えています。真にハングリーなロッキーは本当にかっこよかった。批判も多いようだがロッキーはアメリカが誇るべき英雄だと思う。
9点(2003-04-17 04:40:27)
4.  東京物語
あの老夫婦に20世紀のベストカップル賞をあげたいです。広島弁も良いです。笠さんまだめちゃくちゃ若かったらしいですねあのころ。とても心に浸みる作品でした。熱海の堤防で一休みするシーンをはじめ印象的なシーンが随所にちりばめられていてどれも主張していないし、無駄なシーンもないこんな映画に出会えて良かったと思いました。
9点(2003-04-17 03:28:33)
5.  海辺の家
劇場から出た後、老若男女いろんな人の涙を見た。感動的な光景だった。映画というもののすばらしさを感じた。
9点(2002-12-04 12:52:43)
6.  アモーレス・ペロス
カーチェイスや闘犬、監禁などのリアルな描写のインパクトが強烈でした。いい。いろいろ考え出すとたくさん意味が拾えそうな映画。あのじいさんはあれからどうなるのだろう。私はもう一度観ないと考えても物語やシーンの意味が拾えそうもない。色んな話が同時に進行して完結しているように見えるけどどれ一つとして完結しておらず、何となくフラストレーションの溜まる映画。やっぱりもう一度観ないと自分の心に深く入ってこないのか。。
8点(2003-06-01 03:06:58)
7.  パッチ・アダムス
パッチはいつどのように勉強してあんな成績だったのかなぁ。彼の行動を偽善という人もいるが、きっと並外れた努力がその裏にある。それがわかる人はこの映画に素直に感動できるのではと。強い信念を持った人間が何かを達成していく一つの例だけど、その根拠に決して偽善ではない普遍的なものを感じて、とても共感できるいい話だと私は思った。パッチは人のためにあんなことをしていたのではない。最初の精神病棟で人の助けになることに目覚めたように、自分のためにやったんだってことをこの作品はしっかり描いている。それが一番評価できる部分です。日本映画には無い何かストレートでさわやかな感動でした。
8点(2003-05-30 11:49:03)
8.  知らなすぎた男
おバカ・スパイムービーズと題されてクリスマスイブにあのオースティンと二本立てになってました。最高にバカなシチュエーションで観たためか、思っていたよりとても笑える良い映画でした。マトリョーシカの投げ合いはハラハラ痛いなんとも言えない楽しさでした。またみたいです。
8点(2003-05-19 20:27:46)
9.  ヴァージン・スーサイズ
芝生がきれいで、ああいう映画観るとアメリカに住みたいと感じる。でもこれはアメリカのつくられたイメージなのでしょうか。美少女も。それはさておき作品はソフィアのセンスが十分に活きている。白っぽいふわふわした映像が音楽と相まって心地よい印象を醸している。決して悲劇ではないフラットでニュートラルな物語も新鮮。
8点(2003-04-17 13:00:54)
10.  バグダッド・カフェ
ある街の日常を描いた非日常映画。すごい不思議な感覚になります。音楽と映像が完全に自分を現実から解き放てくれます。初夏の夕方に窓を開けた部屋で見たいです。
8点(2003-04-17 12:49:25)
11.  エイリアン2
小学生のころ洋画劇場を録画し何度も見ました。ショッキングな映像の連続。光と闇、平穏とパニック、意外と知的なエイリアンの不気味さに強烈な印象が。この映画は母の強さのような主題があるんだと思うけど、純粋にアクションホラーとしての面白さが完成されすぎていてそれだけでも楽しめる。劇場で見てみたい。ラストのビショップでちょうどうどん食べてた家族がかなり不快感を露にしてました。
8点(2003-04-17 11:33:03)
12.  クリクリのいた夏
心の温まる映画。人生の価値観が揺らぐのを感じました。いろいろな人生に自分を重ねて楽しむことができる映画のよさを実感した。実はだれもが憧れる生活。沼地の人々の暖かく豊かな生活が自分にも見せつけられたような、それでいてその生活を体験したような、そんな気持ちになる映画でした。
8点(2003-04-17 04:22:12)
13.  ダウン・バイ・ロー
軽快で明快で愉快な傑作だと思います。モノクロの映像にベニーニの不条理ハイな演技がとてもマッチしていました。アイスクリーム…はしばらく伝染りました。短くて充実した良い映画に会えたと思います。
8点(2003-04-17 04:09:47)
14.  活きる
序盤の大袈裟な演技にちょっと引いたが時間がたつにつれ逆に引き込まれることになった。ストーリー展開の早さや、余韻の少なさをいつも中国映画に感じる。この映画も同じだった。しかし、主演の男優の魅力でその展開に様々なスパイスが加わり決して引き込まれた心が離れることはなかった。文革を最もポジティブに描いたチャン・イーモウ作品ではないだろうか。とても良い映画だった。
8点(2003-04-17 03:48:40)
15.  田園に死す
青森のいや東北の貧しさの中での強烈な母と子の関係を始めとしたタブー。見ていて辛かった。でも見たい。まさに見せ物小屋。それだけじゃないのかもしれないけれど、強烈な印象。思春期に見ていたら人生が変わってしまうかも。
8点(2003-04-17 03:05:32)
16.  浮草
その時代の旅芸人の生活を知り、私にとって新鮮な映画でした。私の初めての小津作品です。
8点(2003-04-17 02:58:34)
17.  フォーエバー・フィーバー
この映画、ちゃんと元ネタ観てからの方が面白かったかも。観てなくても偽トラボルタがかなりいい味出してることはわかりました。妹弟も個性的で、兄貴はブルース・リー。前半は乗れませんでしたがだんだんとその乗りに慣れてきたころハッピーエンドで終わりました。しかし弟はその後どうなったんでしょうか…医者の免許取ってからすればよかったのにと。
7点(2003-05-30 12:05:40)
18.  生きる
戦後7年目に、すでにこのような平和が訪れていた日本。その内側にある一国民の人生を相当の皮肉を込めて描ききっている。しかしその皮肉の意図が強すぎるのか、登場人物の振る舞いやせりふがかなりデフォルメされ、明らかに素直にうなずけない、リアルさからは程遠いものとなっていると思う。主人公の息子夫婦にしても同僚にしても、主人公の奇行に何かを察することを作者の意図で抑えられている感がある。当時の人間がそんなに鈍感であったとは思えない。「七人の侍」では十分に人間のリアルを描ききっていたと思えただけに、リアルな当時の日本を誇張した人間ドラマでうまく表現したと捉えればいいのだろうか。世界の黒沢がやったことなので綿密な計算の上でのことと。。しかし人間ドラマのリアリティーとして評価するなら小津作品のほうが格段にいいな、と感じます。時代を超えて共感できる人間の普遍があると思います。「七人の侍」があまりに凄まじい出来だったためか、私には少し物足りなさが感じられた映画でした。
7点(2003-05-30 10:56:05)
19.  ナイト・オン・ザ・プラネット
最初のウィノナの話があんなかわいいタクシーの運チャンという設定に惹かれなかったけれど、二話目のNYからテンポが良くなり一気に話に引き込まれました。ベニーニの演技もいつも通り最高でダウン・バイ・ローで見せたキレた演技してました。一話目以外では二話目が好きです。
7点(2003-05-03 23:33:03)
20.  バタフライ・キス
映画のフライヤーがとても好きで、映像もきれいで内容もいい作品だと思います。女同士って切ないね。
7点(2003-04-17 12:42:58)
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