1. キャメロット・ガーデンの少女
本当に心に残ります。持つ者と持たざる者の対比のデフォルメが好き。少女は理解ある保護者を持たないし、若者やその家族はそもそも何も持ってない。彼らは自分の力の及ばない力によってどんどん追い込まれていく。逃げ場はおとぎの世界だけ・・・って感じで見たけど、見る人によってテーマは変わるかも。でも少女と若者の恋物語っていうのはありえないです。二人は友人。 9点(2003-04-23 17:17:35) |
2. ジム・キャリーINハイ・ストラング
勢いあります。 8点(2003-03-22 19:32:31) |
3. 追憶(1973)
良くも悪くもバーブラさんの顔が個性的過ぎて、そこだけロマンティックコメディに見えました。ってことは良くないってことか。でもいい映画ですよね。どうして『追憶』っていう邦題なんだろう?と思いながら見ていて、最後に「あーそうなんだ」とため息をつく感じがとてもすき。 8点(2003-03-19 17:29:09) |
4. 北北西に進路を取れ
もちろん不変のテーマを扱っているわけではないので最初は古臭さが気になりますが、出来がいいのでだんだんのめり込むことができます。そしてシャワーを浴びるフリをするときに吹く口笛がSinging In The Rain。うん、素敵。でもやっぱり古いんだよなあ。英語がわかっても多くのシーンで笑うべきなのか真剣に捉えるべきなのか迷っちゃうんです。これって古さですよね? センスですか? 7点(2003-02-14 11:45:35) |
5. セレブリティ
男が一人の女から別の女へホイホイ移動していく描き方が嫌い。いつものアレンの映画なら、そうしなければいけない切実な心の様子が見えるのに。残念無念です。加えてモノクロを生かすような美しいシーンもないと思います。それでもですよ、やっぱりセリフで埋め尽くすやり方は期待通りのものです。あとディカプリオ様がチョイ役でゴミみたいな扱われ方してますね。びっくりです。 7点(2003-02-14 11:43:07) |
6. カイロの紫のバラ
アレンの映画としてはちょっと物足りなさを感じますが、それでもそのへんの(例えば最後に誰かが強引に死んで、さあ悲しみなさいって感じの)映画に比べたらよっぽど素敵なせつなさです。そしてなによりおもしろいです。切実だけどおもしろい。 9点(2003-02-14 11:40:08) |
7. 恋におぼれて
メグ・ライアンの映画では、「めぐり逢えたら」とともに、とても好きな一本です。きちんとロマンティック・コメディしてます。メグ・ライアンは相変わらず可愛いし。他人の白いワンピースを着て「どう思う?」って聞くところが本当に可愛い。でもタイトルがひどいですよね。原題からしてショボいんですけど。 8点(2003-02-14 11:38:22) |
8. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
北朝鮮の誰かはこれを見ても笑わないんだろうな。シンプルな構成に詰め込んだ上質のブラックユーモア。本当に詰め込んでます。最後まで全然飽きない。常にこちらに笑う準備をさせている感じ。でも日本のそれと違って誰も突っ込まないから、ポイントが気づかれずに流れちゃうこともあるんでしょうね。戦争に関していえば「MASH」ていう違うタイプの皮肉をこめた映画もありまよ。ところでこの邦題、いじくり方がちょっと素敵ですよね 10点(2003-02-14 11:34:31) |
9. ビッグ・ダディ
サンドラーの映画は彼のキャラクターでもっているようなものだから、彼のことを好きになれなければ低い評価になるんだろうな…。ベン・ステイラーとともに日本じゃひどい言われようです。本国では人気のコメディアンであり優れた映画人なんですよ。キュートだし、おもしろいし、適度に毒もあるし。それに映画界の長者番付にも、(おもに製作者側で)顔を見せてたし…あとはこの点数でフォロー。 8点(2003-02-14 11:31:18) |
10. ハイ・フィデリティ
僕がその時代の音楽ファンじゃないということもありますが、原作が凡庸すぎて読みきれず、でも先が知りたいというわけでビデオを借りました。映画の方も普通でした。深みも高みもなく見たまんまです。でも気楽に見るぶんには問題ナシです。疲れて体力ないけれど、なんとなく映画でも見たいかなあ、ってときの一本。 6点(2003-02-14 11:27:36) |
11. 雨に唄えば
デビーが最高にかわいい。ダンスも最高。好き。幸せ。こんなに正直に楽しませてくれる映画を見たのは初めてです……50年前の作品か。でもなんであんな無理やりな展開が成り立つんだろう。昔の役者さんって今の役者さんと求められているのが全然違うんだなあ、って思いました。 10点(2003-02-04 02:41:56) |
12. エドtv
いつも適当に借りてきて見るのですが、ダーマじゃん! ファンなのでうれしくなりました。内容の方は、どうだったかな。トゥルーマンと無理やり比べれば、あんまりなんてことない内容です。でもすごく楽しい映画です。とても好き。楽な感じで見てください。 8点(2003-02-04 02:28:00) |
13. ヴァージン・ハンド
これって本当にアレンの映画なの? って思いながら見ていました。ひどいです。つまらかったです。エンドロールで脚本が彼じゃないことを知り、納得の一安心。なんていうか、彼の口調とセリフの質がぜんぜん合ってないんですよね。アレンはその辺を葛藤しながら演じていたんじゃないかなあ、って勝手に想像しちゃいました。 4点(2003-02-04 02:12:41)(良:1票) |
14. いまを生きる
映画も見る側の置かれている状況で印象が変わりますよね。当時高校受験を控えていた身だったので、映画の中盤あたりからあまりにも苦しくて泣いてしまった記憶があります。最近もう一度見たわけですが、なんか少し離れたところからロビンや少年たちを眺めるようになった自分がちょっと嫌い。でも思い出も含めてこの手の映画の中では最高に好きです。作りもとても丁寧。条件付きでおすすめです。 10点(2003-02-04 01:59:35) |
15. 誘惑のアフロディーテ
ほとんど内容はない(と思う)けど、僕は好き。言葉遊びの映画かな。ギルダースリープとか、単に人の名前なのに笑っちゃいました。アレンっておもしろいなあ。娼婦の不自然な演技も、時間を追うごとになれちゃうから不思議。演出もうまいんだろうね。 7点(2003-01-16 16:20:07) |
16. ウォーターボーイ
オーストラリアに住んでいる時、たまたま彼の映画がテレビで放映され、一発でファンになりました。自分にとって最も笑い転げた映画のひとつ。度を超えたばかばかしさなんだけど、妙に納得しちゃいます。また、彼の映画のヒロインはいつもクセのある顔で好き。 8点(2003-01-16 16:11:56) |
17. この森で、天使はバスを降りた
同年代の男性なら、たぶんみんなパーシーに恋しちゃうとおもう。大きい目、ハスキーな声、癖のある喋り方、影、過去。彼女とギリアド大自然の美しさをずっと見ていたい!って思ったら・・・・・。うわーん(涙)。たぶんもう一回借りて見ると思うけど、最後の場面は見たくないぞ。2点減点。プンプン。 8点(2003-01-16 16:02:45) |
18. アニー・ホール
自分が生まれた年の映画を見ていったら、「あ」行でいきなり大当たり。こんなに粋な映画が77年時点であったなんて。かなり笑いました。ストーリーってほどのストーリーはないけれど、よくあれだけの皮肉とジョークと意味のない話を喋りつづけられるなあーって感心。 10点(2003-01-16 15:51:57) |