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さかQさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 559

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1.  火山高
主人公の見せ場を後半まで引っ張りすぎて中だるみが出来、疲れさせられました。また主人公の視点ではなく、第三者的な人間(例えば茶道部部長の彼とか)にしっかりと物語を引っ張って行かせないとただの格闘大会になってしまい、ストーリーにもイマイチ魅力がない。登場人物達の中途半端な髪型にも疑問。
5点(2003-06-23 19:28:50)
2.  ボイス
憑かれた少女の雄叫び式櫃・召蠅防櫃ぐルCMの一部が差し替えられたそうですが、彼女の演技にはどうも大げさな印象が否めない。確かに、父親に大胆なディープキスをかましたり、階段から投身したり、絵本を見て「アホくせえ!」とつぶやいたり、熱演であることは伝わるのですが…。ま、恐怖が大げさになると笑いへ転じてしまうという事ですね。主役のお姉さんは木村佳乃と松たかこを足して割ったような美人さんですがほんのり浅黒さが体調悪そうだったし、親友の若マダムは鷲尾いさ子似で後半まで存在感が無い。公開前『本年度最も恐ろしい映画』と題して覆面試写をしていた事もあり、とんでもなく期待しすぎて肩透かしを食らいました。でもあの携帯海に捨てちゃあイカンでしょう。荒ごみはちゃんとしかるべきところに捨ててね。
6点(2003-06-23 19:21:17)
3.  クローサー(2002)
<ネタばれあり~!>う~ん、もう主演の3女優達にホロ酔い気分にさせられウットリ。とにかく魅力的過ぎて悩殺されますね。スー・チーはあの唇から発する濃厚なフェロモンを撒き散らしながらもハイキックにスピーディーなアクションでまずはカウンターが1発目。カレン・モクは知的かつ過酷なアクションで大女優の貫禄すら見せたと思えばパンツ一丁姿も忘れておらずボディーに2発目。そしてアイドルらしい容姿と情感溢れる演技で観客を釘付けにしておきながら日本刀をブンブン振り回すという凶暴さも併せ持ちラストで3発目をくらいました。そうです、これほど相性のいい3人の魅力に世の男性陣が衝撃を食らわないはずがないです。物語が進むにつれ主役級であったはずのスー・チーが死亡し(これには驚いた)、敵対するカレン・モクとヴィッキー・チャオが手を組み黒幕を戦うと言う展開は意外でビックリしました。しかも黒幕(あっけなく死にます)の片腕で登場するのが日本代表倉田の兄貴!ほとんど超人的な強さレベルで立ちはだかります。彼を相手に主演3女優でファイトして欲しかったのですが二人でもその殺気立った真剣さは観ているこっちがヒヤヒヤします。オープニングでカーペンターズの「クロース トゥ ユー」をバックにさっそうと華麗なアクションするスー・チーの独壇場はめちゃくちゃかっこいいです。オープニングでここまでやっておいて、いかにも弱そうな外人ハッカーが出たり、分かりやすいCGが出ちゃったり、カレン&ヴィッキーの信頼関係が中途半端だったり、中盤以降からググッとテンションが下がったのが残念。後首を切られたはずのヴィッキーのキズが、きれいさっぱり無かったのは一体
8点(2003-05-09 17:30:08)(良:1票)
4.  ゴスフォード・パーク
凄い、これはホント凄いです。密室劇でありながら登場人物の多さに多少混乱しますが、スピーディーな展開+キャラクタそれぞれが至るところで細かい演技をしている為とにかく目が離せない。私的にはジェレミー・ノーザム(ピアノの弾き語りにウットリ)やエミリー・ワトソン(実は意外と長身なこの人)、ヘレン・ハント(いつの間にかいた)等渋々キャストが出てるだけで嬉しいのに登場人物の人物描写が濃厚でワクワクさせられました。しかも上流階級層とその下の使用人達の安住の場である下級層という一つの屋敷での密室劇でありながら二つの舞台が設けられ今までに無い面白さがあります。緻密なカメラワークや細かい人物描写でストーリーをグイグイ引っ張っていきながらも、アルトマンらしく俳優の演技に任せたような即行演技的な所も随所に観られます。この辺はもう巨匠の余裕ですよね。富豪の殺人事件を大きな背景にしながら、実は事件の犯人や目的、展開はいたってシンプル。事件自体はどうでも良くて、その前後で多種多様の動きを見せる人々達の心理劇が本来のテーマですね。豪華な衣装や家具、使用人達が見せる作法や雰囲気もかなり凝っていてホント全てがスゴイです。何気なしにボ~ッと観てると完全においてけぼりを食らいます。これぞマジックです。
10点(2003-05-09 17:01:31)(良:1票)
5.  12人の優しい日本人
ちょっと、これめちゃ面白いじゃないの!シニカルな笑いたっぷりで可笑しかったです。日本にはない陪審員制度があると課程してその陪審員たちがある殺人事件の評決を討議します。始まってすぐに全員一致で「無罪」と決まったもののある一人の陪審員が「有罪」と言った事から審議はどんどん混乱していく。ほとんどが会議室での12人+数人での限られた密室劇だけに内容が凝縮された密度の来い演技合戦。三谷節らしい巧妙なセリフの言い回しや二転三転するおかしいながらもスリリングな展開から目が話せません。これがR・アルトマンとかだと色んな視点から凝ったカメラワークで構成するんですが、この監督はいかにも舞台を見ているかのような錯覚を作ってくれます。地味ですがね。いや~、いい映画観ました。
9点(2003-05-09 15:59:28)
6.  ハリー・ポッターと秘密の部屋
前作はイマイチ客観的に観てしまったので乗り切れなかったのですが、盛りだくさんの内容が良かったのか私的には今作品の方が好感でした。前作は少しいい子ちゃん的内容が鼻についたのですが、今作品ではダークな雰囲気&それぞれのキャラクタ描写に深みが出て良かったですね。ただ難点を言うと、ハリー・ポッター本人が物語上あまり印象が無く、ダニエル君の余りの成長速度の速さに生理的な不快感を伴いました。(ま、仕方が無いんですけどね)またラストの黒幕が全く持ってインパクトに欠ける所が尻すぼみでしたね。せめて彼をもう少し知名度の高い俳優を起用するべきではなかったかと思いました。ケネス・ブラナーを無駄に使って欲しくなかったなぁ・・・・。それにしてもあの魔法学校って「闇の魔術に対抗する防御術」の教師っていつになったら安定するんでしょうかね?
7点(2003-05-09 15:45:54)
7.  デアデビル
かなり鍛えてはいるものの、実際の人間と変わらない生身のヒーローというところは良く伝わっていると思います。原作コミックは未見ですが、何でもこの作品の一番の魅力はサブキャラの「エレクトラ」だそうで・・・。ってことで「エレクトラ」のジェニファー・ガーナーにも期待して見せてもらいました。ウンウン、私の好きなヒラリー・スワンク系で骨格ばった輪郭の出っ歯女優で、華麗なアクションに分かりやすい演技(?)が中々良かったですね。ただ決して悪くはないんですが、寄せ集めの様なキャスト達がインパクトに欠けるような気がしました。全米では注目度大のコリン・ファレル、日本ではその知名度はまだまだ浅いですが、作品毎に違う演技を見せてくれる実力は十分伺えました。エンドロールでちょっとしたオマケもあるんでお見逃し無く。ちなみに「エレクトラ」はスピンオフ企画が決定したそうで今作で死んだと思ったら、生き返って活躍するちゅう丹波哲郎の「大霊界」のような強引さですね。
5点(2003-05-09 15:35:28)
8.  アレックス
<ネタばれあり~!>これは、トンデモ無くブルーにさせられます。人を食ったようなエンドロールの逆回しから始まり、数分で強烈なパンチを食らいます。そして殆ど生理的嫌悪感を感じさせる真っ赤なトンネルでの衝撃レイプシーン。「フランスの宝石」とも言われる女優モニカ・ベルッチがただうめき苦しみ、殴打され痙攣するそのシーン。「な~んだ大した事無いじゃん・・・」とは思ってみたものの物語りが進む(逆行する)につれ脳裏に焼きついたシーンや伏線が離れず、主人公が幸せをかみ締める度に「あぁ、この時こんなに幸せなのに・・・」と痛切に感じます。物語りは衝撃の夜→その日の朝へとただ逆行していくのですが、婚約者と元彼とアレックスの三人がセックスの話題についてバカ騒ぎしたり、婚約した二人の間には誰も介入できない愛情の喜びがあったり、お腹に芽生えた子供の息吹を感じ幸せをかみ締めたり・・・と象徴的なシーンが全て一夜によって破壊される惨さ、もろさ等に圧倒されました。前半で原型を留めないほど消火器で殴打されたヌリア(犯人)が実はまったく別の人でそのそばでほくそえんでいた本人こそがヌリアだと判明したときはもう余りの衝撃で脱力しました。そりゃ、ないよ~!ついでに顔面殴打された人の実際の安否が気遣われるくらいエグいです。「カルネ」や「カノン」でギャスパー・ノエ監督常連の俳優がオープニング(エンディング?)で堕天使の如く登場するシーンはさすがと思いました。私も絶対二度と観ないであろう作品ですが、この作品自体は高評価という変わった作品になりました。見る人はホント覚悟。
7点(2003-05-09 15:23:27)
9.  赤い橋の下のぬるい水
時折「出ちゃう~!!」ってセリフにはさすがに大音量では聞けませんが、官能的な要素よりもドタバタコメディ的な要素の方が大きくて妙ないやらしさが無かったです。役所広司がこれでもかと言わんばかりヌードを披露するのに対し清水美砂の脱ぎっぷりの悪さには閉口しますが、キャラクタ的には彼女のアバズレっぽいイメージにぴったりだったので良しとしましょう。又、殆どセリフの無い倍賞美津子の存在感も中々でした。そもそもこの”水”は清水美砂の体内から放出または流出されるにも関らず、どこかクリアなイメージがあって、それが作品全体をカラッとしたのもにさせているのではないでしょうか?クローネンバーグとかなら糸ひいてたり、変な色が着色されてたりと絶対120%グロで演出するような題材ですよ。それを今村監督は「ぱっぱら~」って能天気なBGMと共に間歇泉の如き”水”を放出させてくれます。
7点(2003-04-23 16:00:18)
10.  ハンガー(1983)
麗しのドヌーヴが吸血鬼!う~ん、実に美しい。ケバケバしいメイクながらも気品漂う強烈な存在感で圧倒されました。「ハンガー」とは血そのものに対する”飢え”というよりは、生涯を共にする伴侶に対する”飢え”ではないかと思います。デヴィト・ボウイやスーザン・サランドンはドヌーヴの魅力に翻弄され吸血鬼の仲間になるものの、定期的に血を吸わずしては老化が急激に進み生きられない不完全な肉体。デヴィット・ボウイは急激な老化により、スーザン・サランドンは血のために恋人まで殺してしまった罪悪感から自殺を遂げ死んでしまう。特筆すべきは吸血鬼の女王であるドヌーヴ。彼女は血を求めるのは当然ですが、それ以上に永遠を誓える伴侶を求めるというというところ。これまで何人もの人間を虜にしては、その呪われた血の為結果的に殺してしまうという悲劇を繰り返す。デヴィットからスーザンへの乗り換えはまるで新しいおもちゃを見つけた子供のようで、彼女が何に飢えているのかが良くわかりました。これまでの展開をラストでどうでもいいようにひっくりかえしちゃったのが残念です。
6点(2003-04-20 20:32:35)
11.  エスパイ
「エスパイ」...そう、この言葉の雰囲気にもっとサイケでおしゃれなイメージを持ってしまったのですが、悪すぎるテンポも含めて内容はお粗末くん。日本版「X-MEN」ともいえるこの作品、加山雄三司令を始めとし、意外とフツーな熱血漢藤岡弘、透視能力を持ちながら実はおっぱいぽろりんが最強の能力だったりする由美かおる嬢、結局最後までその能力は未知数だった草刈正雄らが所属する通称エスパイ達が世界転覆をもくろむ逆エスパイと対立します。特筆すべきはやっぱり由美かおるのおっぱいぽろりんじゃなかろうか?逆エスパイの首領である若山富三郎は変わった髪型で悪漢らしい風貌をしていながらも、当然ながらどこか乗り切れていない感じ。やっぱり富さんはあの切れの良い太刀さばきがない事には物足りません。物足りないと言えば由美かおる以外はほんとキャラクタを生かしきれていないのが物足りないですね。あ~勿体無い。
3点(2003-04-20 19:44:18)
12.  キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
フランクが何度かFBIに目をつけられながらもギリで逃亡するいくつかのシーンには爽快感がありました。オープニングのレトロなアニメはおしゃれだし、様々な職種に乗り換えその場を切り抜ける主人公はドキドキハラハラというよりは面白おかしく展開していきます。ただ主演二人の微妙な信頼関係はもう少し誇張しても良かったのではないかと思いました。数年に渡る年齢の流れをさらりと演じてみせるデカプにはお見事って所でしょうか?それにしてもあの結婚は結局破談になっちゃったんでしょうかね?
7点(2003-04-20 17:01:52)
13.  妻への恋文
どこかつかみ所の無い夫が不満だった妻へ匿名の恋文が数回届きます。物語はこの匿名の差出人の容疑者を数人登場させ、いかにも観客にも謎解きをさせようとみせ、妻も翻弄されていくんです。しかしタイトルはまんま「妻への恋文」です。どう考えても夫が犯人でしょ?物語は当然のごとく、新婚の時のようなときめき戻そうとした夫が犯人でした。一体何がしたかったのか?そしてここで終わっておけば良いものをまだまだ話は続く。マンネリ化した夫婦関係に気づき、二人はわざと寝室を分けたり、セクシーな衣装を着けたり、お互いが別の人を誘惑したりします。これが中途半端に長い!一体何がしたかったのか?この作品の意図が全くもって不明。観ているこっちが疲れました。
4点(2003-04-15 03:45:33)
14.  ロシュフォールの恋人たち
カトリーヌ・ドヌーヴ&フランソワーズ・ドルレアック姉妹夢の競演大作!と言いたいところですが、全編ちょっとズレ気味のテンションで展開されるミュージカルでした。妹が待ち合わせで遅刻する!とか言ってる割には姉が歌いだすと妹もつられてズンタカ踊すという至ってプラス思考な人達。そして主演二人の歌唱力は微妙ですが、そもそもジュブジュブいうフランス語の流れにはどうも愛称が悪い楽曲の数々が難易度高すぎるんですよね。って事でこの数々の楽曲を歌いこなす姉妹は実はスゴイのかも…オープニングは確か車のCMで使われていた為馴染み深いですね。お互い理想の恋人像でありながらすれ違い続けていた妹と戦争帰還兵がラストでやっと出会えるというオチは良かったです。
5点(2003-04-15 03:29:03)(良:1票)
15.  ジェイソンX 13日の金曜日
ジェイソン本人監修パロディ?って感じでしょうか。冒頭でB級ホラーな雰囲気を醸し出したのも束の間、どんどんとんでもない方向へ話が展開していき以降はコメディ路線まっしぐら。そして最後にはジェイソンが流れ☆になっちゃう(笑う)。ジェイソンの性格がよく反映され、殺されても生き返る設定は基本路線として、「ドラッグ(マリファナだったかな?)大好き~!」と言ってるおバカを文字通り袋叩きにしたり、最強チューンナップされたアンドロイドVSジェイソンという夢の競演があったり、結構内容は盛りだくさん。しかし飽きないと言うわけではなく内容がどうも薄っぺらいものを詰め込まれても、ランチバイキングじゃないんだから、満腹感はあっても気持ちの充実感は全く無い。そして余りにもふざけた内容で失笑、失笑の嵐。笑ったとしてもその後の「何だか、騙されてる?」感は否めない。10作品目という記念的作品をここまでコケにした思いっきりは評価大でしょう。でも4点。
4点(2003-04-15 03:08:05)
16.  IT/イット〈TVM〉
スティーブン・キングらしい、幼少期の忌まわしい出来事→中年期でその脅威にさらされるという構図でつくりあげられた作品。ここまで長くする必要があるのだろうか?ま、そのお陰である程度の感情移入はできました。仲間の一人であるヴィヴァリーという名前の響きは好きです。(全然関係ないけどね…)
5点(2003-04-15 02:51:29)
17.  トリコロール/白の愛
ちょっと内容が分かりづらいのか、いまいち話に乗り切れない。妻に手ひどく振られ、行き場を無くした主人公が故郷で錦を飾るんですが、死んだフリかまして元妻の気を引こうとするみたいな内容?白の愛が一体何故どうゆう白なのか?がしっかりと生かされていないのか、はたまた私の読解力が欠乏しているのか、とにかくこの物語の”白”が分かりませんでした。今にも消えそうな結婚式のシーン、ラストで監獄(精神病院?)にいる妻がボディーランゲージ(手話?)で夫に託すメッセージ(私の・心は・あなたの・もの←たぶんそんな感じ)は印象的で良かったんじゃないでしょうか?法廷で一瞬写る「青の愛」のジュリエット・ビノシュには気づきましたが、「赤の愛」のイレーヌ・ジャコブは見つけられませんでした。(出てたのかな?)
4点(2003-04-14 06:39:07)
18.  ウエスト・サイド物語(1961)
えっ?こんな人が?!と思うくらいそのキャラクタにそぐわない切れのいいダンスにはビックリでした。ただ登場人物すべてがいまいち共感できないルックスだったので客観的に見てしまった。ジョージ・チャキリスは顔の色が悪すぎでギラギラしてるし、ナタリー・ウッドはキュートじゃないし、イマイチなぁ…。物語終盤で決闘の夜の気持ちをそれぞれの立場で唄う「トゥナイト」はまさに胸躍る盛り上げ方でワクワクさせられ、名作といわれる所以がここにあるのでしょう。
6点(2003-04-14 03:43:53)(良:1票)
19.  銀河鉄道999
僕は「さよなら銀河鉄道999」の方が好きですね。今作品メーテルにしろ、哲郎にしろキャラクタが出来上がっていないのか妙な違和感を感じました。物語随所に盛りこまれた各エピソードはおいしいとこ取りで、冥王星のシャドー、トチローの死等尺は短いですが中々良かったと思いますね。ガラスのクレアちゃん、登場開始から死相出まくってたので非業の死は驚きませんでしたが、しがみ付いて自爆し亡骸が宇宙に浮遊するというシーンにはカタルシスいっぱいでした。「さよなら銀河鉄道~」でも書きましたがやっぱりラストの城達也のナレーションはテンション高すぎて興ざめになるので要らないよ~。「さらばメーテル、さらば銀河鉄道スリ~ナイン~っ!!」ってやつ。後クレアのテーマとギター弾き語りのお姉さんのテーマは良かったですがそれ以外はちょっとねぇ~。あ、ゴダイゴは別として。
7点(2003-04-12 21:14:48)
20.  ひとりぼっちの青春
ダンス大会という事でもっと華やかなのかと思いきや、その想像を根底から覆されました。情熱や恋などの奇麗事は全くと言って良いほど存在せず、髪を振り乱しボロボロになりながら何のために参加し、果てには何の為に生きているのかすら分からなくなるようなてつもない圧迫感が漂う。ただひたすらに踊り続けたり、ステージを走りまわされたりするだけなのにその中の登場人物達は全員様々な障害に遭いながら必死で生きようとしている。その痛々しい程の生き様に胸を締め付けられます。パートナーを無くした女性、名前を売り込む為に画策する女優、金の為に妊娠した妻を連れ参加する農夫等がふるいにかけられ脱落していく。しかし最後に残ったものはそれ以上に残酷な結末でした。感動という涙ではなくやり切れない悔しさが残ります。
8点(2003-04-09 05:42:44)
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