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すかさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 11

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1.  たそがれ清兵衛
ここでの評判もよかったので、満を持して借りてみた。しかしこれは何だ。ふつうこういう「リアリズム」って、そういう人の弱さ、情けなさを徹底して描きながらも、そこに何か心を打つ、光るものがじんわりと伝わってくるようにとるものではないだろうか。そうでなく、ただかっこわるいことは本当にかっこわるくて、それ以上何もない、というところがむしろ革新的な本当のリアリズムといえないでもないかもしれない。しかしそれなら、大甘のタナボタ的なラストはいらないだろう。いったい監督は何がしたかったのかよくわからなかった。「いろんな人に警告したい映画。ある意味貴重」というわけで2点。
2点(2003-06-18 00:05:26)(良:4票)
2.  カーリー・スー
俳優の演技が硬くて、ジョン・ヒューズとしてははずれの一作では。
3点(2003-05-10 00:14:36)
3.  インソムニア
そうですか、オリジナル面白いんですか、そのうち見てみます。それ見てないとどこからどこまでがノーランの手腕なんだかわかりませんが、最後の"Don't lose your way"にはしびれました。最近「マックスウェーバーの犯罪」という、高名な社会学者がいかに資料をでっちあげていたかを暴く本を読んだ直後だったこともあってか、素直に最後のメッセージとして受け取れました。自分を尊敬する若い刑事の期待を裏切っていることにずっと葛藤を感じているという伏線の演技がリアルだったからこそでしょう。ノーランらしい、赤い血の場面などの挿入はそれほど効果をあげてなかったように思います。ロビンとヒラリーの配役は今ひとつでしたね。演技は悪くないんですが、もっと普通に見える男女にやってほしかった。でも全体的にはよい映画だったと思います。
8点(2003-05-04 02:05:03)
4.  DRIVE
確かに画面はしょぼいかもしれないし、ご都合主義的な部分も随所にみられる。でも極端で普通にはありえない性格のはずの主人公(堤真一)にこれだけ感情移入させられる力はすごいと思う。彼だけでなく、全ての登場人物の行動が不自然にみえないだけの演技力が感じられた。ドライブという題は、疾走感などを意味しているのではなく、純粋に車を安全運転で「ドライブ」する話だと思えば、最後のほのぼのとしたエンディングも納得がいく。ひとつひとつは一貫性のないエピソードが積み重ねられながら、それにつれて登場人物がひとりひとりいなくなっていくのだが、そのなかでも主人公が一貫しているため、映画として十分まとまりが感じられ、おちるべきところにおちているように思う。誰にでも薦められる映画とは思わないが、俳優の演技を楽しみたい人にはぜひ見て欲しい。
8点(2003-04-23 00:46:45)
5.  ピンポン
いいたいことは山ほどあるが、ひとつだけ言うなら、あのラストはやめてほしい。スマイルの人生って一体なんだったんだろう。彼は何を待っていたのかさっぱりわからない。あの試合でスマイルはどうして「負けることができた」のか。ペコは怪我をしていたはずだが、その怪我人のペコに実力で少なくとも伯仲していたスマイルが負けるなら、彼は今回もやっぱり手を抜いていたのだろうか。ラストのヒーロー気取りのペコはどうやってあそこまで成長しえたのか、さっぱりわからない。もうひとつ言うなら窪塚の演技は気色悪かった。夏木マリのすかした演技も浮いている。竹中直人は凡庸。とはいえ、スマイルとアクマには見所あり。ドラゴンも悪くなかった。(卓球は下手そうだったけど)。というわけで2点くらいならあげられるか。
2点(2003-04-23 00:36:45)
6.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲
ストーリーの展開はすきなく構成されているとはとてもいえないにしても、随所に泣かせる演出があった。ギャグのさえは今ひとつかもしれないが、鉄塔の上でのアクションなどは正直子供の頃見た007以上に胸が鳴った。単純な絵でもここまで表現できるのだということが驚きだった。内容的にはいつもどおりオトナの自虐的なユーモアなのだが、こどもから見て当たり前のオトナ像というものを宙吊りにし、自分たちのレベルから内面に踏み込ませるような工夫が見られた。カンのいいこどもにはオトナの世界を垣間見ませる十分なきっかけになるだろう。
7点(2003-03-09 02:21:32)
7.  閉じる日
岩井俊二を意識したような逆光を多用した映像もはじめから最後までそればっかりじゃあきるだけ。脚本は安っぽく、セリフはどこかで聞いたことがあるようなものばかりで、例によって妻は30分で展開を読んでしまっていた。俳優の演技は最低でリアリティーはまるでなし。
2点(2003-03-09 02:18:03)
8.  死刑執行人もまた死す
はじめてみたときは白黒映像がこんなにも美しいことに驚きました。陰影の強調が見事です。表現は極めてクールでありながら、緊迫感に満ちています。ただ今日見返して見るとキャラクターはあまりにティピカルに過ぎ、反ナチプロパガンダ的な部分が多少気になります。良くも悪くも手塚漫画の実写版を見るようです。
9点(2003-03-01 01:52:21)
9.  ライブ・フレッシュ
僕も冒頭のシーンはまるごとカットしてもOKだと思う。雰囲気的には「アタメ」に近いものを感じた。アルモドバル版「チャタレー夫人」あるいは「ジェーン・エア」?
7点(2003-03-01 01:27:43)
10.  キリング・ミー・ソフトリー
ラストは読めますねー。妻が「火サス」だって言ってたけど、ほんと王道のストーリー。きなこさん同様、音楽はどうかしてほしかったけど、ポルノだと思ってみれば、超デキいいです。それなら8点くらいあげられるかもしれない。ふつうの映画としてみれば4点くらいか。
6点(2003-02-16 00:15:06)
11.  フォロウィング
「メメント」で興味を持ち見た映画ですが、オチなどのつけかた以上に、主人公を導く男の精神構造に興味をひかれました。
8点(2003-02-04 16:32:01)
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